青森県でおすすめの観光名所を厳選
2024年08月23日(金)/青森県
青森県は、旧南部藩(八戸・盛岡方面)、旧津軽藩(青森・弘前方面)の文化が大きく異なる事でも知られています。南部の方言、津軽の方言は異なっており、文化や考え方も異なる面も。青森に来た時には、八戸・三沢方面の観光と、青森・弘前方面の文化、方言の違いなどに注目して観光すると楽しめるでしょう。
そんな青森にはたくさん観光名所がありますが、足繁く青森に通った筆者が、青森県でおすすめの観光名所を厳選してご紹介します。青森は素敵なところなので、ぜひ一度青森に足を運んでいただけたら嬉しいです。
Contents
- 1 🔳東北地方観光名所
- 2 🔳青森県観光の鍵は車
- 3 青森駅前の散歩
- 4 十二湖 青い池
- 5 千畳敷海岸
- 6 館鼻岸壁朝市
- 7 黄金崎不老ふ死温泉
- 8 仏ヶ浦<下北半島>
- 9 尻屋崎<下北半島>
- 10 大間崎<下北半島>
- 11 恐山<下北半島>
- 12 青森県立三沢航空科学館<下北半島>
- 13 下風呂温泉<下北半島>
- 14 猿のすむ海辺公園<下北半島>
- 15 歌舞伎の館<下北半島>
- 16 十和田湖国立公園
- 17 白神山地
- 18 青森県立美術館
- 19 酸ヶ湯温泉
- 20 蔦温泉
- 21 浅虫水族館
- 22 弘前城
- 23 ねぶたの家 ワ・ラッセ
- 24 三内丸山遺跡
- 25 奥入瀬渓流
- 26 蔦沼
- 27 深浦の奇岩
- 28 東北の観光名所はこちら
- 29 全国でおすすめの観光名所まとめ
🔳東北地方観光名所
🔳青森県観光の鍵は車
そんな岩手県の観光名所には、自家用車、もしくは盛岡駅前でレンタカーを借りると良いでしょう。理由としては下北半島に行くにしても、白神山地に行くにしても、絶景スポットに行くのであれば、アクセスがよくないからです。
青森駅前の散歩
十二湖 青い池
白世界自然遺産・白神山地に隣接する観光地。ブナ林に囲まれた33の湖沼群を通称「十二湖」と呼びます。その中でも一番有名なのが「青池」。まるで青いインクをたらしたような透き通ったコバルトブルーの湖面が見所です。湖沼の透明度が非常に高く美しいため、青森県でおすすめの人気観光スポットの一つ。
名前は12ですが、実際は33個の湖沼からなるのは意外でしたw
千畳敷海岸
JR千畳敷駅から徒歩で1分ですが、電車の間隔を考慮すると車で来ると良いでしょう。上記の12湖から距離的に近いので、一緒にいくことをお勧めします。
さて、この千畳敷海岸は何がよいかでいうと、凝灰質の泥岩がゴツゴツ隆起した絶景を見られます。
海水浴ではないですが、海を眺める観点でもリフレッシュできるでしょう。
館鼻岸壁朝市
八戸で開催される日本で見ても有名な朝市。3月から12月の毎週日曜の朝に、全長約800m、およそ300店が出店します。八戸で取れた新鮮魚介、野菜だけでなく、パンや、肉や、中華など、もうなんでもあり、一種のお祭り気分を味わえます。
黄金崎不老ふ死温泉
黄金崎不老ふ死温泉は海辺の露天風呂。海辺に位置しているからこそ日本海の絶景を見られます。効能としては塩化物泉のため温まり安く冷めにくい熱の湯、他にも、メタケイ酸と肌を滑らかにする炭酸水素イオンが多く含まれていることから、美肌効果も。女性の方は特に嬉しいですね。
仏ヶ浦<下北半島>
仏ヶ浦といえば、風雪厳しい津軽海峡の荒波が削り上げてできあがった奇岩の数々が2kmに渡って連なる下北半島の観光スポット。魅力はなんといっても自然の力で作られた奇岩群。白緑色の凝灰岩が約2kmにわたって連なる岩の数々。
長い年月をかけて風雨に洗われてきた自然美は、実際に目にするとそのスケールに圧倒されるでしょう。
奇岩が連なる姿は圧巻で、それぞれには「如来の首」「五百羅漢」「一ツ仏」「親子岩」「十三仏観音岩」「天竜岩」「蓮華岩」「地蔵堂」「極楽浜」など仏の名にちなんだ名前が付けられています。
↑近くで見て分かる、この巨大さは圧巻。
海から仏ヶ浦へアクセスするには、佐井港、または、牛滝港から出航している観光船に乗る方法があります。佐井港から出発している観光船は、佐井定期観光と仏ヶ浦海上観光の2つの会社によって運営されており、運行時間は運営会社によって違いますが、乗船料金はどちらも同じ。
大人(中学生以上)の乗船料金は往復2400円・片道1250円。子供(小学生)は往復1200円・片道630円。牛滝港発の観光船にはそれらの半額以下の料金で乗船が可能。詳細はそれぞれのHPでご確認ください。
もし、海からの経路を取らない場合、山道を下っていきます。崖の上の駐車場に車を停めてから30分くらい。降りるのは良いですが帰りの登りがきつい、という方が多いよう。
仏ヶ浦には地蔵菩薩が祀られており、地蔵堂のほか、海岸の数カ所に石の地蔵様が鎮座しています。如来の首、五百羅漢、一つ岩、観音岩、極楽浜など、仏にちなんだ名前がそれぞれつけられ、夏は穏やかに、冬は厳しくたたずんで、極楽浄土を思わせます。仏ヶ浦周辺の福浦地区や牛滝地区の漁師にとって、 この場所は大切な信仰の場所となっているようです。
尻屋崎<下北半島>
尻屋崎は津軽海峡と太平洋に面した本州最北東端に位置し、その突端には歴史的・文化的にも価値の高い、白亜の「尻屋埼灯台」が船舶の安全を見守っています。
そんな尻屋埼灯台は、明治9年から船舶の安全を見守りながら海を照らし続けていると言われているのでびっくりですね。
レンガ造りの灯台としては日本一の高さを誇り、イギリス人が起工した東北最古の洋式灯台としても知られています。
青森県天然記念物の「寒立馬」が見どころ!
また、灯台周辺の草地には青森県天然記念物の「寒立馬」が放牧されており、その愛らしい姿を眺められるでしょう。
もともと、昭和45年当時、青森県東通村尻屋小中学校の校長先生だった岩佐勉氏が、地元で放し飼いにされている馬たちの風雪に耐える姿を詠んだ歌「東雲に 勇みいななく 寒立馬 筑紫ヶ原の 嵐ものかな」から、尻屋の馬たちは「寒立馬(かんだちめ)」と呼ばれるように。
大間崎<下北半島>
出典:下北ナビ
大間崎では「ここ本州最北端の地」と刻まれた石碑やまぐろのモニュメントの前での記念撮影がおすすめ。晴れた日には、17.5km先にある北海道とその街並みが見えることも。
石川啄木の歌碑が近くにあり、「東海の小島の磯の白砂にわれ泣きぬれて蟹とたはむる」地元では大間崎の沖合いにある弁天島のことを詠んだものと言われています。
もちろん、大間はマグロが有名。美味しいマグロをぜひご賞味あれ!
恐山<下北半島>
「恐山」とは、宇曽利湖(うそりこ)を中心とした外輪山(釜臥山、大尽山、小尽山、北国山、屏風山、剣の山、地蔵山、鶏頭山)の総称。
比叡山、高野山とともに日本三大霊場に数えられる恐山は貞観4年(862年)に慈覚大師によって開山され、天台宗の修験道場として栄えました。
ところどころ硫黄泉が湧出し、亜硫酸ガスで岩肌が焼けて、この世の風景とは思えないような幻想的な地形に、ある者は地獄を想い、ある者は極楽を想う、その不思議な想いに浸ってしまうのです。
・三途の川と太鼓橋
三途川は霊場恐山の入り口、恐山菩提寺から500mほどの所にある宇曽利湖から唯一流れ出ている正津川のことで川には特徴的な太鼓橋が架かっています。罪人には針の山に見え、渡れないと言われています。
・地獄巡り
地蔵殿の左手から奥側には、真っ白い世界が広がっています。この日は空模様も悪く、より一層、無機質に感じます。階段を登り、小高いところに出るとこの世とは思えない独特な眺め。無間地獄、金堀り地獄など、境内に点在する136の地獄を巡ります。
・血の池地獄
普段は何の変哲もない池だが、時折、藻が発生し、写真のように赤く染まることがあるそう。賽の河原にある血の池地獄も、以前は血のごとく赤い湯が流れていたが、今ではすっかり毒気を抜かれ、透明な水を湛えるただの池。
・極楽浜・賽の河原
極楽浄土を髣髴とさせる宇曽利湖(うそりこ)は、噴火で形成されたカルデラ湖。 ここに棲息するウグイは、世界中で最も酸性度の強い湖に棲む魚類。
・冷水(ひやみず)
恐山街道の途中にある湧き水。 1杯飲めば10年、2杯飲めば20年、 3杯飲めば死ぬまで若返ると言われています。
・恐山温泉
恐山温泉は、青森県むつ市大字田名部字宇曽利山の恐山にある温泉。明治~昭和初期に存在した恐山鉱山の掘削時に噴出したもの。
男湯、女湯、男女入替制、混浴の4つの湯小屋があります。 タオルをお忘れなく!
青森県立三沢航空科学館<下北半島>
青森県立三沢航空科学館は飛行機をテーマに、大人も子供も楽しめる様々な体験メニューがある科学館。AVホールや展望デッキ、カフェ、ショップなども完備。家族連れでもカップルでも楽しめる充実の体験型科学アトラクションが面白いです。
広い館内には戦後初の国産輸送機「YS-11」実機や、太平洋無着陸横断の「ミス・ビードル号」復元機など、多数の航空機が展示されており、飛行機好きの人はもちろん、子供も大人も充分楽しめる場所。「科学実験工房」や「サイエンスショー」など、様々な科学実験を体験したり、ワークショップなども楽しめます。その他、小さな子供も退屈しないで遊べる「こどもスクエア(無料)」や、広々とした「大空広場」など充実の内容と言えるでしょう。
下風呂温泉<下北半島>
出典:青森県観光連盟
下風呂温泉は津軽海峡に面した旅情あふれる温泉地。井上靖の小説「海峡」で紹介されてから一躍有名になりましたが、歴史は古く、室町時代から刀傷や槍傷に効く温泉として旧南部藩や北海道、秋田からも湯治に訪れていたといいます。イカ漁が盛りの季節には海に漁火が並び、旅館の湯舟に浸りながらでも見られます。陸揚げされたイカは翌日の朝食に刺身にして出されます。
新鮮な魚介類はもちろん山菜、キノコなど山の幸にも恵まれて、思い出作りには事欠かない温泉と言えるでしょう。
猿のすむ海辺公園<下北半島>
猿のすむ海辺公園はその名の通り、野生の猿が生息しているので運が良ければ見られる場所。なんといっても世界最北端に住むニホンザルで有名。冬は極寒の地となる下北半島を拠点にしているサルです。
見た目はカワイイですが何と言っても野生の動物なので、エサらしき物を発見すると欲しがりますのでご注意くださいね。
歌舞伎の館<下北半島>
出典:aomori-ubi.jp
佐井村・福浦地区にある歌舞伎の館。ここでは明治時代から村人によって愛されて守られてきた漁民歌舞伎を鑑賞できるほか、歌舞伎舞台で使われてきた道具などが展示されていて福浦歌舞伎の歴史を知れます。
歌舞伎の上演は年に数回なので、カップルで行ってみたい方は是非一度問い合わせてみることをおすすめします。
十和田湖国立公園
十和田湖は、青森県と秋田県にまたがる湖で、約20万年前に始まった火山活動によって形成されたカルデラ湖。十和田八幡平国立公園内にあり、新緑の時期、紅葉の時期、そして冬の十和田湖、どの季節に来ても異なる魅力があり、幻想的。観光用の遊覧船が運航しているので、湖上デートもお勧め。
また、水面に写る周辺の景色は、息を飲む美しさ、空や山が映り込む鏡のように美しい湖には、ロマンチックムードが高まりそうですね。キレイな景色を二人だけで共有できるでしょう。
十和田科学博物館
湖畔には、「十和田科学博物館」も。レンタサイクルでのサイクリングデートも楽しいですね。湖岸遊歩道もあるため、散策にも最適。十和田湖では冬のイベントも開催されており、アトラクションを楽しむことや、開運スポットを巡るイベント、そしてものづくりが楽しめる体験型のイベントなども。路線バスや観光バスも運行しているので、雪道の運転に慣れていない人は、これらを利用すると良いでしょう。
夜には花火も打ち上げられるため、ロマンチックなデートになること間違い無し。
北岸の御鼻部展望台
北岸の御鼻部展望台(青森県十和田市奥瀬尻辺山国有林68林班)から見る十和田湖の眺めは絶景なので、デートを盛り上げてくれることでしょう。三大展望地の中で、最も高い位置にあり、標高1011メートルのその展望台からは、湖の形がくっきりと見えます。晴れたには、更に遠くの岩手山や八幡平のスカイラインが望めることも。大きな駐車場・トイレがあります。
十和田湖国立公園協会
青森県十和田市奥瀬十和田湖畔休屋486
白神山地
秋田県北西部と青森県南西部にまたがる白神山地。原生的なブナ林が大規模に広がっており、その広さは世界最大級。手つかずの自然と、その中で育まれている生態系は大変貴重なもの。1993年(平成5年)に世界遺産(自然遺産)に登録されました。人為の影響をほとんど受けていない世界最大級の原生的なブナ林が分布し、この中に国の天然記念物クマゲラやイヌワシなど、学術的にも貴重な動植物が生息。
ちなみに世界遺産に登録されるまでは「弘西山地(こうせいさんち)」とも呼ばれていたそう。
そんな希少価値高い白神山地のトレッキングを楽しむには、夏が一番!
神秘と静寂の中にあるブナの森を散策し、是非とも雄大な自然のパワーを感じてください。
登山には一般的な登山コースの他、初心者でも歩ける散策コースがありますので、それぞれの体力に合わせてお楽しみいただけます。
白神山地には登山用コースと散策コースが用意されていますが、今回は、初めての方でも楽しめる散策コースを紹介します。
1.暗門滝(あんもんのたき)
険しい岩壁に囲まれた第一の滝。3つの名瀑からなる景勝地で、多くの観光客が訪れる場所。遊歩道を歩き、下流から第三の滝、第二の滝、第一の滝という順路で3つの滝を巡ります。暗門滝のトレッキングコースは片道約3km、往復2時間半ほどの行程です。
2.ブナ林散策道
最低限整備された遊歩道を歩きながら、ブナ林を約1時間で気軽にまわれるコース。ブナの原生林が生い茂る山の中は空気が澄んでいて、遊歩道沿いには様々な山野草を見られます。山道は土ではなくブナの葉が何年も降り積もったもの。
3.津軽峠「マザーツリー」
津軽峠から歩いて5分の場所に、白神山地の母なる木「マザーツリー」と呼ばれるブナの巨木があります。マザーツリーは推定樹齢400年とも。
青森県立美術館
青森県立美術館は「行ってよかった日本の美術館&博物館ランキング」で上位にランクイン。三内丸山遺跡の近くにあります。青森県の観光スポットの中で美術館が好きな方に是非言って欲しい場所。驚くべきことに美術館内のフォントは全て統一されており美しい美術館。
白い犬のオブジェと、巨匠・シャガールの描いたバレエ「アレコ」の舞台背景画が3点は必見です。
酸ヶ湯温泉
約300年前に発見され、鹿が湯に浸り傷を癒していたことから当初「鹿湯」と呼ばれ、後に酸性の湯として酸ヶ湯温泉と名前が変わりました。
とにかく広い大浴場、その名もヒバ千人風呂が有名。
筋肉痛や関節痛、冷え性、疲労回復など、さまざまな体の不調に効果が期待できる「療養に適した温泉」と言われています。
基本的に混浴ですが、男女別の小浴場「玉の湯」も。入浴料金も600円と手頃なので、是非行ってみてはいかがでしょうか。
蔦温泉
青森県十和田市にある源泉湧き流しの蔦温泉。大正7年築の長い間多くの方々から愛され続けてきました。湯船の床下から温泉が湧いてきてのんびりできること間違いなし。
浅虫水族館
浅虫水族館は青森県内の豊富な水産資源や、世界の珍しい水生動物など約514種、1万1千点を飼育展示している浅虫市にある水族館。入場料も1000円ちょいとリーズナブル。イルカショー、ペンギン、アザラシなどにも出会えるでしょう。
弘前城
弘前城は江戸時代に建造された天守や櫓などが現存する全国でも数少ないお城の1つで、国の重要文化財に指定。全国的にも「さくらの名所」としても有名です。
4月下旬には、ソメイヨシノや八重桜など約2,600本の桜が園内を埋め尽くし、秋には、古城の緑に映えて、約1,000本の楓の紅葉そして、北奥羽随一と言われる豪華な菊人形を中心に、香り高い大輪、中輪、懸崖などの菊花が咲き誇ります。
2月上旬には、雪燈籠まつりを開催しており、みちのく五大雪まつりの最大行事としても注目されています。その内容として、スケールの大きさを誇る雪像群には、藩祖為信をはじめ、ゆかりの建造物を配しています。
ねぶたの家 ワ・ラッセ
ねぶたの家 ワ・ラッセは、「青森ねぶた」を展示・紹介している施設。
ねぶた祭りは、8月1週目に開催されて、全国的にも有名な祭りなのはみなさまもご存知ではないでしょうか。
青森といえばお祭りが有名ですね。もう少し踏み込んで説明します。
そもそも、夏の東北はかなり熱い!というのも、たくさんのお祭りが開催されるからです。特に、以下4つの「東北4大祭り」と呼んでいます。
・秋田「竿燈まつり」
・山形「花笠まつり」
・仙台「七夕まつり」
この時期は県内外、そして海外からも大勢の観光客が訪れ、どこも活気と熱気に満ちあふれます。それぞれのお祭りは全く違う要素をもっているので、時はあっという間に過ぎてしまうでしょう。大迫力の妙技、美しさ、華麗さ、独特のかけ声・・・どのお祭りも、皆さんを魅きつけること間違い無し。時期を合わせて、是非いらしてみてください。
上述したように、青森の有名なのはねぶたまつりでありますが、ねぶた祭りが特に有名です!
▼弘前ねぷたまつり /弘前市(8月1日~8月7日開催)
毎年8月1日~8月7日に開催されている弘前ねぷたまつりは、勇壮で幻想的な武者絵などが描かれた扇ねぷたや組ねぷたなどが運行。小型のねぷたから順に運行され、後半になるにつれて大型のねぷたが運行され、それぞれのねぷたの後ろには笛や太鼓の嘩子方の一団が続き、勇壮な囃子を観衆の心の中に残しつつ、中心市街地を練り歩きます。
最大9メートル超の大型ねぷたが、観客に見得を切りながら電線や看板をかわしていく姿、そして重量何トンもあるねぷたの歩みをとめることなく、汗にまみれて押し引き回していく「男たち」の姿も必見です。
▼青森ねぶた祭/青森市(8月2日~8月7日開催)
東北3大祭りの1つに数えられる日本を代表する火祭り。
「ラッセラー、ラッセラー」の威勢の良い掛け声とともに、豪華絢爛な武者人形の山車が街中を練り歩きます。毎年300万人以上の観光客が訪れ、国の重要無形民俗文化財にも指定。
▼八戸三社大祭(7月31日から8月4日)
「はちのへ さんしゃたいさい」と読みます。「八戸(はちのへ)」というのは地名です。ちなみに地名としては「四戸(しのへ)」以外、一戸から九戸まで存在し、一戸と二戸が岩手県、三戸から九戸までが青森県の領域です。
四戸がないのは、おそらくマンションなどの部屋番号に「4」は使わない理由と同じではないかと考えられます。苗字としての「四戸さん」はいらっしゃいますけどね
三内丸山遺跡
三内丸山遺跡は、最近になって発掘が本格化された日本最大級の縄文集落跡。今から約5500年前~4000年前の縄文時代の集落跡から発掘された品々であったり、復元された集落跡などを見られます。
奥入瀬渓流
奥入瀬渓流とは、青森県十和田市の十和田湖東岸の子ノ口(ねのくち)から北東に、焼山(十和田市法量(大字)焼山(字))までの約14kmにわたる深い自然林におおわれた奥入瀬川の渓流のこと。十和田八幡平国立公園に属します。国指定の特別名勝及び天然記念物として人気。
美しい渓流が有名で、銚子大滝など自然の滝も点在しており、秋の紅葉の季節には渋滞が発生するほど人気の場所ですね。
●子ノ口(ねのくち)
●奥入瀬渓流が人気な理由
とにかく自然が豊かなことが人気の理由なのではないでしょうか。
千変万化の水の流れが生む躍動感あふれる景観と、軽石や火山灰が高温の状態で堆積し、熱と自重によって生成された溶結凝灰岩からなる断崖、そして広大なブナ林からなる森林美が融合した結果美しい景色を作り出しています。
では、それぞれスポット毎に見所をご紹介していきます。14KMのトレッキングルートは以下の通り。
●奥入瀬渓流の見所
上から下山していく方もいれば、焼山から子ノ口へ登っていく方も。一般的なのは後者。そのため、今回も後者でスタートを焼山とします。基本的に散歩道に関しては標識を目印に行きますが、道路沿いにあり、川沿いを行くこともあり、道に迷う事はないでしょう。
道路の脇の遊歩道を歩きます。もちろん遊歩道の脇には、奥入瀬渓流が流れます。
川の流れが激しいところ、緩やかなところ、周りの木々(ほぼブナの木)に囲まれ優美な光景が一目でわかるでしょう。
三乱の流れ
豊かな水量にもかかわらず、流れはそれほどきつくありません。おだやかな流れのなかに、ほどよく配置された岩の上には、さまざまな植物が生えており、特に5月中旬に岩の上に咲き乱れるムラサキヤシオが見られるためこのときが一番美しいとされております。
石ヶ戸
石ヶ戸には、石ヶ戸の瀬や石ヶ戸の伝説が残る人気スポット。前者となる石ヶ戸の瀬は激しくもなく、遅くもない渓流なだけに人気。一方後者の石ヶ戸の伝説とは、大きな岩の一方がカツラの巨木によって支えられて岩小屋のように見える場所が鬼神のお松という美女の盗賊が住んでいた場所とされるもの。
阿修羅の流れ
茂った木々の間を激流が流れる様子が非常に美しいとされ、奥入渓流の中でも良く写真を取られたり、メディアにも紹介されたりするスポット。
千筋の滝
また、所々に休憩スポットがあり、蕎麦、うどん、ラーメン等を食べられます。写真は山芋と山菜が入った蕎麦であり、人気とのこと。寒い日には温かいものが食べたくなりますね。
雲井の滝
三段になって落下するこの雲井の滝は迫力満点。本流から随分奥まったところにあります。高さ20メートルから降り落ちる水。マイナスイオンをしっかり浴びてくださいね。
九段の滝
銚子大滝
中でも、銚子大滝は、幅20m、落差7mの奥入瀬渓流の本流にかかる唯一の滝。豪快に流れ落ちる見事な水量は、シルクのカーテンのよう。
とても美しく、入瀬を遡上して十和田湖に入ろうとする魚を拒む、魚止めの滝 とも呼ばれています。
幅が他の滝よりも広いこともあり、水量も多い上に、水霧を発生させるため、木漏れ日が綺麗に見えるスポット。散歩道がきちんと整備されているため、どなたでも気軽に行けます。写真撮影や、絵を描いている人の姿もチラホラ。
どうぞ五感をフルに発揮し、自然を全身で感じてみてください!きっと美味しい空気と豊富なマイナスイオンに癒されるでしょう。
蔦沼
出典:rilltrill.jp
青森県の奥座敷・南八甲田の中腹にたたずむ「蔦温泉」。秘境の湯でも名高い「蔦温泉」のとっておき紅葉スポット「蔦沼」があります。
これを見るために蔦温泉旅館に泊まる人も多いとか。この絶景を見られるのは、紅葉シーズンの早朝です。
朝焼けの蔦沼は朱色に染まります。 こちらは深緑の季節の光景。
深浦の奇岩
一度は乗ってみたいローカル線。青森県「川部駅」と秋田県「東能代駅」を結ぶ全長147.2kmの「五能線」沿線には見どころがいっぱいの景色があり、深浦の奇岩として有名です。。おすすめは、深浦の奇岩が連なる風景です。 奇岩のなかでももっとも有名な「かぶと岩」
ちなみに「リゾートしらかみ」号は、絶景ポイントに来ると速度を落として運転したり、停車時間を長くとる駅もあるので、思う存分絶景を満喫できるでしょう。
青森といえば四季折々の季節が楽しめる観光地。春は弘前のさくら、夏はねぶた、秋は十和田湖の紅葉、そして冬は雪燈籠など、祭り・観光イベントも充実しています。
もちろん「十和田湖」や「奥入瀬渓流」「弘前城」などの定番以外にも、見どころからグルメスポットまで、現地にいるからこそ知っている青森の穴場観光地も紹介させていただきました。まだ行かれていない方は是非青森に来られるときは是非立ち寄ってみてくださいね。
東北の観光名所はこちら
全国でおすすめの観光名所まとめ
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