山形県でお勧めの観光名所を厳選
2024年12月08日(日)/山形県
山形県といえばみなさまは何を思い浮かべるでしょうか。
観光資源に恵まれた山形県は湧き出る温泉や歴史遺産も豊富。さくらんぼ、最上川、蔵王、山寺?たくさんありますね。
今回はそんな山形県でお勧めの観光名所を厳選してご紹介します。四季折々の山形の魅力を是非この機会にご覧になっていただければと思います。
Contents
🔳山形観光の鍵は車
山形県の観光名所には、御釜や、山寺など、なかなか交通機関を使っていくのが難しいかと思います。最大限満喫するには、自家用車、ないしは山形駅前でレンタカーを借りると良いでしょう。
山形駅前の動画
山寺(立石寺)
山寺と定着していますが、名刹立石寺が正式な名前です。この山寺と聞いたら、松尾芭蕉を思い出す方も多いのではないでしょうか。そう。「閑さや岩にしみ入る蝉の声」の芭蕉の句で有名になった寺。貞観2年(860年)、慈覚大師(円仁)によって創建されたのだとか。
そんな山寺の見所といえば、ブナ材の建築物では日本最古といわれる国指定重要文化財の根本中堂をはじめ、奥の院に続く約1,000段の石段に沿って様々なお堂。「納経堂」は切り立つ岩の上に建つ山寺最古の建物でおすすめ。
五大明王を祭り天下泰平を祈って崖の上に建てられた五大堂も山寺随一の展望台でもあり、好きな方も多いことでしょう。
その歴史はもちろん大自然の山中に建つ様子は静かで美しく、まさに絶景なので、是非行ってみてくださいね。ちなみに、アクセスは、JR仙山線の東北の駅百選にも指定されている山寺駅。天台宗の山にあります。
住所:山形県山形市山寺4456−1
電話番号:0236952002
大正ロマン漂う山形の秘湯「銀山温泉」
どうしても銀山温泉に行きたい!そんな方も多いのではないでしょうか。とても幻想的でロマンチックでデートを目指しているは必見です
何が人気かというと、大正時代の街並みが残り文化財級の木造建造物が軒を連ねている雰囲気。洋風木造多層の旅館が銀山川の両岸に沿って軒を並べ、「家並み保存条例」により守られているその景観。大正ロマンの趣が溢れています。特に夜とは、ガス灯に照らされ更にその魅力が増すことでしょう。
元々は江戸時代初期の大銀山として栄えた「延沢銀山」の名称に由来しており、今やNHKの連続テレビ小説「おしん」の舞台となったことで年間で35万人も利用しているという人気の観光スポットに。
そんな銀山温泉の泉質は含食塩硫化水素泉で、効能は神経痛、リウマチ、皮膚病、創傷、成人病、婦人病に効果があるとされています。
昼過ぎに到着。 明るい時間の銀山温泉も素敵ですが、何より夜のライトアップが最高です。浴衣のままで外へ出れるので温泉街を散策。至る所に椅子が置いてあったり、足湯もあるので、夜の軽い散歩にはちょうどよく、満喫できるでしょう。
鶴岡市立加茂水族館
クラゲの展示種類数が50種以上と世界一位。ギネス世界記録に認定されています、鶴岡市立加茂水族館。お子様も大喜びの水族館として人気が高いです。昔は入館者数が減り、閉店の危機もあったそうですが、偶然サンゴの水槽に生息していたクラゲに着目し、飼育。
クラゲの水族館として人気が爆発して、今に至ります。特に見所は約2,000匹のミズクラゲがゆらゆらと泳いでいる、世界最大級・直径5mの水槽「クラゲドリームシアター」。水面下をゆらゆら泳いでいるクラゲをみて是非癒されてください!
また、クラゲ以外にも、ウミネコの餌付け体験やラッコショー・アシカショーなどもあるので、デートスポットとしてもおすすめ。
クラゲの種類の多さにびっくり!駐車場が混むので、開館直後がよいかもしれませんね。
加茂水族館
山形県鶴岡市今泉大久保
0235-33-3036
霊場「出羽三山」
出羽三山は、月山、羽黒山、湯殿山の総称。古くから山岳修験の山として知られています。開山は約1、400年前、第32代崇峻天皇の皇子である蜂子皇子が三本足の霊烏に導かれ、羽黒山に登拝し、羽黒権現を獲得、山頂に祠を創建したのが始まりとされています。皇子はさらに月山権現と湯殿山権現を感得し、三山の開祖に。以後、羽黒派古修験道として全国に広がっています。
羽黒山
羽黒山の歴史遺産に触れながら山上へ向かうなら、天宥の整備した山麓の隋神門から羽黒山上へと伸びる、新橋を渡り一の坂、二の坂、三の坂と続く2446段もの石段を上らなくてはなりませんが是非押さえておきたい名所。なお、出羽三山の中で、一番訪れやすく、合祭殿には、三山の神々が祭られており一度で、お参り可能。
とても厳かな感じがして、心が洗われたような気持ちになりました。
羽黒山五重塔
「羽黒山五重塔」は、高さ29m、三間五層の杮葺(こけらぶき)・素木造り(しらきづくり)で、長い軒は飛び立つ白鳥の翼のように美しく、四季を通してそびえたつ姿は優美。また、林中の参詣路の半ば辺りにある、樹齢千年以上と言われる天然記念物「爺杉」も圧巻。
お年寄りもお子さんもいたので、比較的ラフに行けるかと。樹齢1000年を越える杉の大木も必見!
蔵王
御釜(おかま)
御釜(おかま)、別名五色沼は蔵王連峰にある直径325mほどの丸い火口湖。エメラルドグリーン調で自然の迫力が目の前で体感できます。色も五色沼という名前からわかる通り、基本的にエメラルドグルーンですが、太陽光によって色が微妙に変化します。蔵王ハイラインの終点にある駐車場から展望台にアクセスできるので是非!
山形蔵王の樹氷
世界的にも有名な自然が作り出す芸術品「樹氷」。またの名を「スノーモンスター」「アイスモンスター」ともいいます。今にも動き出しそう。木が雪と氷に覆われて成長した姿を揶揄する言葉です。大自然の迫力に感嘆の言葉がもれること間違いなし!
山形側からは、蔵王温泉スキー場からロープウェイを使って樹氷原を鑑賞できます。
山形蔵王の樹氷
・住所:山形市蔵王温泉229-3
・鑑賞できる時間:8:30から17:00(ロープウェイ運行時間) ※夜のライトアップ期間は17:00から21:00も鑑賞できます。
・電話番号:023-694-9518(蔵王ロープウェイ山麓駅)・料金: おとな 2500円/こども 1250円(ロープウェイ往復運賃)
・オススメの時期: 2月
蔵王温泉
蔵王といえば、樹氷だけではありません。蔵王温泉が有名ですね
泉質は酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉(酸性泉)で、特に皮膚に効きます。「子どもが丈夫に育つ湯」とか、「美肌の湯」と言われ地元にも親しまれています、
また、蔵王温泉街の一番奥に造られている大露天風呂は4階からなる階段式で合わせるとなんと、100畳もの広さ。合計で200名が同時に入浴できます(11月下旬~4月中旬頃までの冬期間は休業。)スキー・スノボーで冷えた体を温めるのに最適ではないでしょうか。
宿泊者は宿で無料券を頂けます。 下から自噴している河原の湯は行く価値あり。強酸性なので石鹸は使えませんが、いつまでも大切に守り続けて欲しいところ。
山形県山形市蔵王温泉
営業時間:8:30~17:00 蔵王温泉観光協会 案内所(12:00~13:00は閉鎖)
上杉神社
出典:ウィキペディア
明治のはじめに米沢城本丸跡に建立された神社であり、上杉謙信を祭神としていることから、その名をとって上杉神社。初詣に多くの市民が訪れる他、謙信の命日4月29日の例大祭や5月3日までの期間には恒例の「米沢上杉まつり」が開催されます。現在の建物は再建されたものであり、大正8年に大火後、大正12年に現在の本殿と宝物殿として復元。宝物殿「稽照殿」には、上杉氏ゆかりの文化財が多数収蔵されております。
稽照殿山形県米沢市丸の内1丁目4−13
0238223189
ワイン醸造所(ワイナリー)
山形はあまり知られておりませんが、ぶどうの生産量が全国第3位。それゆえ東北一の「ワイン県」。県内には13のワイン醸造所(ワイナリー)があり、中でも、今から紹介する3つのワイナリーはとりたて有名なスポット。是非この機会におさえておきましょう。
月山トラヤワイナリー
西川町にある「月山トラヤワイナリー」で限定醸造する「とらやのほいりげ」、秋口にほんの僅かの量が流通するだけの他にはない味わいのワインです。海外のワイナリーのように、国内のワイナリーもここ数年で驚くほどレベルアップしています。
高畠ワイナリー
出典:Yahoo!検索 – Yahoo! JAPAN
広大な自然を有する山形ならでは人気スポット。「まほろばの里」と呼ばれ、デラウエアの生産量が日本一の町、高畠町。ここにある「高畠ワイナリー」は、ブドウの特徴と高畠の風土を生かしたこだわりのワイン造りを行っています。各種コンクールでも多くの賞を獲得。特に2012年にはジャパンワインチャレンジにて高畠クラシックマスカットベリーA&メルローが本格的ミディアムボディ赤ワインとしては国内初の金賞を受賞したことが快挙と言えるでしょう。
また、「高畠ワイナリー」では高畠産のぶどうを使用してのワイン造りの様子、いわば製造工程の見学から試飲まで楽しめるので、友達との旅行やデートにも最適。無料で見られるのがなおおすすめポイントです。エレガントで心地よい甘さが特徴的な代表ワイン「まほろばの貴婦人」を是非お土産にいかがでしょうか。
山形県東置賜郡高畠町糠野目2700−1高畠ワイナリー
0238-57-4800
酒井ワイナリー
日本で最も古い歴史あるワイナリーの1つとして有名な「酒井ワイナリー」では、1本ずつ醸造工程やぶどう品種のこだわりなど会話を楽しみながらカウンターでゆっくり試飲が可能。
山形の滝
全国には長さ5m以上の滝が2488箇所あるそうですが、うち230箇所を有し、滝の数日本一とされているのが山形県。そんな山形県において見所の滝を2つご紹介します。
玉簾の滝
出典:酒田さんぽ
落差63mは山形県随一の滝である玉簾の滝。1200年前に弘法大師が神のお告げにより発見したのだとか。マイナスイオンを浴びにGWやお盆など、たくさんの方が来られます。さらに夜間はライトアップされるので、より幻想的な景色に。滝だけではなく、杉の大木も見所の一つ。
胴腹の滝
出典:トラベルジェイピー
鳥海山の伏流水が湧く「胴腹の滝」は神秘のパワースポットとして人気。胴腹の滝、社はさみ、鳥海山の伏流水が二連の滝となって湧き出します。周りにはそこここに石に彫られた仏像があり、不思議な空間です。
文翔館
出典:山形県生涯学習文化財団
大正5年6月に建てられた旧県庁舎と旧県会議事堂の2棟から成る英国近世復興様式を基調としたレンガ造りの建物。2階にはバルコニーも造られているルネッサンス風なデザイン。現在は県郷土館として一般公開されているほか、近年は、「るろうに剣心」を筆頭に映画等のロケ地としても使用されています。
山形県山形市旅篭町3丁目4−51
0236355500
開館時間:9:00~16:30
休館日:月 祝日の場合は翌日 /年末年始
東北の観光名所はこちら
全国でおすすめの観光名所まとめ
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