福島県でお勧めの観光名所を厳選
2024年08月27日(火)/福島県
今回は福島県でお勧めの観光名所を厳選してご紹介。福島県は原発問題で何かしら負のイメージをもたれている方も多いのではないのでしょうか。しかし、福島には見所がたくさんあり、福島ならではの良さも。それらを少しでもお伝えできれば嬉しいです。
Contents
🔳福島県観光の鍵は車
福島県の観光名所には、大内宿、塔のへつり、アクアマリンふくしまなど、なかなか交通機関を使っていくのが難しいかと思います。最大限満喫するには、自家用車、ないしは福島駅、もしくは、郡山駅前でレンタカーを借りると良いでしょう。
✔︎福島駅前の動画
福島駅前の様子を動画にてご紹介いたします。
✔︎郡山駅前の動画
郡山駅前の様子を動画にてご紹介いたします。
アクアマリンふくしま
アクアマリンふくしまと言えば、全国のオススメ水族館ランキングでも上位に入るほどの人気な水族館。年間100万人近くが訪れる福島の観光名所のひとつ。
福島県の海は、暖かい黒潮と、冷たい親潮が交わる「潮目の海」とも呼ばれ、さまざまな魚がとれる好漁場。 そんな潮目の海にある水族館が、今回紹介する「環境水族館 アクアマリンふくしま」。
「アクアマリンふくしま」は、その名の通りガラスで造られたドームの屋根が、太陽の光によってキラキラとアクアマリンのように光る水族館ですね。
生物が生活する環境をそのまま再現した環境水族館であり、詳細かつ説明の行き届いた化石・標本などの展示物も充実。博物館としての役割も。
工夫が多く、とても広いので、子供も大人も夢中になって歩き回ること間違いなし。
ワークショップやバックヤードツアー、ナイトツアーなどの参加・体験型学習も多く用意され、環境と命の尊さを肌で感じられるでしょう。屋外には、裸足で生物と触れ合える施設も。体で体験したことは忘れないもの。「見る」だけではない、「参加」する水族館を家族で楽しんでみてはいかがでしょうか。
館内では植物も展示し、生き物が生息する環境を再現しています。メインの潮目の大水槽では、世界初採用の三角トンネルを通りながら、生き物を間近で観察できるのでおすすめ。
トドやゴマフアザラシなど愛嬌たっぷりな動物たちをはじめ、美しく舞い泳ぐキンメモドキや世界でもここでしか見られない深海生物の展示など見どころが盛りだくさん。バックヤードツアーや釣りなど、楽しい参加体験イベントも毎日開催。特に屋外にある世界最大級のタッチプール蛇(じゃ)の目ビーチでは、裸足になって生き物と触れ合えるのでお子様から人気。
・住所:福島県いわき市小名浜字辰巳町50
・アクセス: 常磐自動車道いわき湯本I.Cから約20分 / 常磐自動車道いわき勿来I.Cから約30分
・営業時間:3月21日~11月30日:9:00~17:30/12月1日~ 3月20日:9:00~17:00
・定休日:年中無休
・電話番号:0246-73-2525 ・料金: 一般:1,800円 / 小~高校生:900円
スパリゾートハワイアンズ
南太平洋の情緒を結びつけた常温28度のパラダイスであるリゾートハワイアンズ。
映画「フラガール」の舞台ともなったことでも有名ですね。映画通り、ポリネシアンショーも見られます。
いわき湯本温泉の湯をふんだんに使った5つのテーマパークから成り、その広さはなんと東京ドーム約6個分の広大な敷地に相当します。南の島でのリゾートをイメージして造られた。ホテルもあり、温泉、ショー、ショッピング、グルメが楽しめる名スポット。
ご飯が少し割高な印象はありますが、家族づれでも、カップルでも楽しめる場所ではないでしょうか。
住所 福島県いわき市常磐藤原町蕨平50
電話番号 0246-43-3191
営業日 通年無休
営業時間 10:00~22:00
アクセス JR常磐線湯本駅から新常磐交通ハワイアンズ行きバスで15分
入場料 大人3240円、小学生2060円、幼児1450円、水着セット(水着・ガウン・浴用タオル)1340円
裏磐梯・五色沼
磐梯山噴火によってできた湖沼群の中で最も有名なのが約3.6キロに点在する湖沼群である五色沼。裏磐梯の紅葉の名所としても有名。というのも、磐梯山の火口底にある銅沼に端を発する地下水等を水源としているのでとても綺麗な水であり、瑠璃色の湖水と真っ赤な紅葉のコントラストが紅葉の時期に見られるからです。
五色沼の名前の由来としては、それれぞれ季節や天気、時間帯によって沼の色が変化するからだそうね
毘沙門沼は、ボート遊びもできるスポットで、多くの観光客やカップルでにぎわいます。四季折々、移り行く風景とともに湖面の色の変化も楽しんでみてはいかがでしょうか。
天気が良かったのもありますがとても綺麗で鮮やかな湖沼群をみれました。初心者でも楽しく散策ができるところでした。写真よりもより綺麗でした。
・住所:福島県耶麻郡北塩原村
・アクセス:バス…JR磐越西線猪苗代駅から磐梯東都バス休暇村・桧原行きで25分、五色沼入口下車。車…猪苗代・磐梯高原ICから国道459号線で25分。どちらかの駐車場に車を置き、バスを利用して戻る。
※五色沼入口、裏磐梯高原駅ともに定期バスがあり、夏はタクシーが常駐。
電話番号:0241-32-2349 (裏磐梯観光協会)
塔のへつり
長い歳月をかけて、浸食と風化を繰り返し創り出された見事な景観です。「へつり」とは、「危険な崖」というこの地方の方言からきています。
搭状の形をした急な崖はまさに絶景!新緑や紅葉の頃がおすすめ。
塔のへつり
住所:福島県南会津郡下郷町弥五島下夕林
アクセス: 電車…会津鉄道会津線 塔のへつり駅 下車徒歩約10分
車…東北自動車道白河ICより約60分、国道121号からすぐ
電話番号: 0241-69-1144(下郷町商工観光係)
オススメの時期:新緑や紅葉の頃
あぶくま洞
もはや定番の人気観光スポットであるあぶくま洞その人気の秘訣とは約8000万年という歳月をかけて創られた鍾乳洞の広さ。
それもそのはず洞窟全長600mの探検コースがあるんですよ、かなり広い立体的な構造となっております。
全長600mの探検コースは、天井から下がる鍾乳石や床下からタケノコのように堆積してできる石筍などが見学でき、楽しい思い出づくりに。お子様にも大変貴重な体験ができる大自然で夏休みの探検などにもってこいですね!
住所 福島県田村市滝根町菅谷東釜山1
電話番号 0247-78-2125(あぶくま洞管理事務所)
営業日 通年無休8:30~17:00(12~翌1月は~16:30)
アクセス JR磐越東線神俣駅からタクシーで10分
駐車場 あり(無料)
料金 大人1200円、中学生800円、小学生600円(探検コースは別途200円)
安達太良山
詩人・高村光太郎の妻である智恵子抄は、福島県安達郡油井村(現・二本松市油井)に生まれました。光太郎の詩「智恵子抄」の一節をご紹介します。
「ほんとの空」と言葉の通り、安達太良山の上には色鮮やかな空が広がっています。
現在、安達太良山は冬にはスキー、山開きが始まると登山客が多く訪れる場所。
特に秋の紅葉の時期には、国内外問わず多くの観光客が訪れます。冬期以外の期間には、ロープウェイの運行がされており、高い場所から安達太良山の景色を望めます。
足腰の弱い方や、小さなお子さん連れの方でも、「ほんとの空」を満喫ができますよ!
また、安達太良山からすぐ近くにあるのが「岳温泉」です。福島の海の幸山の幸を使った料理や、地酒を飲みながら露天風呂でゆっくりできる旅館も。岳温泉の指定の施設に宿泊すると、安達太良山のロープウェイ料金が割引されるので、安達太良山の絶景と岳温泉で、心も体も休まる旅に出てみてはいかがでしょう。
三春滝桜
「日本三大桜」の一つとされる、三春の滝桜。テレビでの放送もされ、全国的にも有名。
この三春滝桜は、大正11年に、桜の木としては初めて国の天然記念物に指定されました。その樹齢は1,000年以上とされ、ずっと昔からこの地を見守ってきたことが分かります。三春滝桜があるのは「福島県田村郡三春町大字滝字桜久保」。地名からも、昔から地域の方に愛されてきたことが伝わってきます。
夜間のライトアップも行われ、日中とは一味違った、幻想的な雰囲気の滝桜を楽しめます。夜間の運転は気を付けて、夜の滝桜を楽しんでくださいね。交通のアクセスについてですが、開花時期は渋滞が予想されます。
磐越自動車道船引三春ICが最寄ですが、開花時期には郡山東ICの利用がおすすめ。
また、開花期間中は三春駅からの臨時バスが運行しているので、こちらも利用して、春の三春を満喫してくださいね。
布引高原
意外に知られていない福島県の絶景ポイントが、郡山市にある「布引高原」。布引高原の一つめの魅力が風車。東北電力風力発電所の風車が33基あり、その迫力につい驚いてしまいます。
もう一つの魅力が、季節ごとに変わる花と風車の共演です。5月から6月にかけては、菜の花が、8月から10月にかけてはコスモスが見ごろを迎えます。特におすすめなのが、8月から9月に見ごろを迎えるひまわり。夏休みの時期と重なることから、多くの家族連れで賑わいます。
売店も出ているので、小腹が空いてきたらぜひ立ち寄ってみてくださいね。
毎年8月最後の日曜日にはイベントが開催され、野菜の収穫体験やウォークラリー、大声大会、移動動物園など、お子さんも楽しめる企画が満載!
また、布引高原は高原野菜の産地としても知られています。スーパーで買う野菜よりもおいしくて、安い野菜を買うこともできるでしょう。夏休み最後の思い出として、お子さんを連れてお出かけに行ってみてはいかがでしょうか。
そして、最後に伝えたい布引高原の魅力が、下に見える猪苗代湖と磐梯山!映画「君の名は。」を思い出すような絶景です。風車とひまわりやコスモス、菜の花とのコントラストも十分綺麗ですが、猪苗代湖と磐梯山を見下ろすこの景色も絶景!ぜひ生で感じてください!
猪苗代湖
言わずと知れた福島県の有名な湖。福島県の地図を見たら、一目でわかりますよね。この猪苗代湖の近くで育った偉人が一人います。誰か知っていますか?もしかしたら、毎日見ている人かもしれません。
この場所で育ったのは、1,000円札に描かれている野口英世です。猪苗代湖近くの翁島で育った彼は、幼少の頃囲炉裏で重いやけどを負ってしまいます。一生懸命直してくれた医師を見て、英世は自分も医師を志したといわれています。
そんな英世も見て育ったであろう、猪苗代湖の景色は、県内でも特におすすめしたい絶景名所。
猪苗代湖にはいくつか浜があり、特におすすめなのが「志田浜」です。志田浜には、おしゃれなカフェや飲食店、売店も多いので、ソフトクリームやドリンクを持ちながら、浜辺の散歩ができますよ!
次におすすめなのが「長浜」です。こちらからは、冬期以外「はくちょう丸」「かめ丸」の2つの遊覧船が運行しています。浜辺で見るよりも、猪苗代湖からの綺麗な景色や、すがすがしい空気を体感ができます。
夏にはキャンプ場・湖水浴場としても賑わう猪苗代湖。冬には特別な景色が見られます。それが「しぶき氷」です。
天神浜から南側の林を抜けると見えてくるのが、長瀬川の河口。そこに限られた期間のみ姿をあらわすしぶき氷は、御神渡り、樹氷にも引けをとりません。これは、湖水が強い西風にあおられて、それが浜辺の木々に凍り付いたもの。1月から2月の短い期間にのみ見られる光景で、年によっては、気候などによりみられないことも。
また、忘れてはいけないのが猪苗代湖と磐梯山の組み合わせです!写真撮影はもちろん、素敵な景色を眺めながら、ぼーっとするのもおすすめ。毎日の嫌なことをちょっとだけ忘れて、夕日が落ちる姿を眺めてみてはいかがでしょう。
猪苗代湖周辺には、野口英世の生家がある「野口英世記念館」、「世界のガラス館」と、ガラス館に併設されている「世界の地ビール館」、道の駅猪苗代など、見どころもたくさん。
周辺道路からの風景も綺麗ですし、ドライブにもおすすめ!
大内宿
古い建物が立ち並んでいる場所、といったら、どんな場所を思い浮かべますか?日本でも有数の観光地である京都、世界遺産となった白川郷、小京都の川越、飛騨高山、金沢…。
福島県もそれらに負けず劣らず、素敵な街並みが残っています。それが南会津にある「大内宿」。大内宿があるのは、福島県でも内陸部にある「会津地方」。会津は、かつて城下町として栄え、戊辰戦争の戦場ともなりました。そんな会津は、鶴ヶ城、飯盛山、さざえ堂、七日町通りなど、今では県内有数の観光地です。
大内宿の食べ歩きスポットはこちら▼
会津若松と日光今市を結ぶ下野街道の宿場町として整備され、今も約500メートルの往還に江戸の風情が残っている大内宿。寄棟造りの建物が道路と直角に整然と並べられていること特徴。
国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された名所であることもわかる通り屋根葺かわらの家がたくさんあってタイムスリップした感じになりますね。
そんな大内宿は、かつて会津城下と下野の国・現在の栃木県日光市今市をつなぐ途中にあった宿場町でした。会津藩の参勤交代や、交友があった周辺の藩もよく利用し、栄えた宿場町だったといわれています。
しかし、大地震、新しい街道の発達により、大内宿は徐々に廃れていきます。半農半宿で生計を立てていたことが幸いし、宿場町としては廃れてしまっても、農業や出稼ぎで生計を立てるようになっていったそう。
民俗学者の宮本常一さんは、大内宿が残った経緯についてこう記しています。
「村民の結束もかたい上に、特別に大きな財産家もない。村人をだしぬいて自分だけはよい生活をしようとするような人もいなかったことが、このような村をのこしたのだろう」
そう言い残した宮本常一の弟子が大内宿について、学術的な報告をしたことにより、多くの学者が大内宿に関心を持つように。
また、この街並みのため、大河ドラマの撮影場所ともなり、観光客が徐々に増え始めます。
それにより、村人たちも「この景観を残していこう」と考えるようになります。そんなときに持ち上がったのが、大内ダムの建設でした。ダム建設により、補償金を貰い、そのお金で家を建てかえる人も。そんな中で指定されたのが「重要伝統的建物群保存地区」。住民による景観保存が本格的。「売らない、貸さない、壊さない」の3原則を守り、今でも人々が暮らしています。
産業や道路の開発、ダム建設によって一時危機に陥ったのが、世界遺産となった白川郷。
白川郷は「合掌造り」であるのに対し、大内宿は数寄屋造りと言えるでしょう。白川郷は敷地が少ない、養蚕が盛んだったため、その作業スペースを設けるため、上に高い合掌造りが普及したとも。茅葺屋根は、夏は涼しく、冬は暖かい、遮音効果も高く、水はけがいいことから、雪や雨、嵐にも強いとされています。
大内宿では、特に有名なグルメがあるのをご存知ですか?それは「ねぎ蕎麦」。
まるまる一本のねぎと、大根おろしの汁を使った高遠そば。とってもインパクトのあるお蕎麦。大内宿でしか食べられないので、昔ながらの家屋でねぎ蕎麦を食べてみてくださいね。
ねぎ蕎麦以外にも、そば粉を使った天ぷらまんじゅう、半つきにしたお米を丸めてじゅうねん味噌(えごま)を塗って焼いたしんごろう、大きな焼き立てのおせんべいなど、食べ歩きグルメもたっぷり。
特に夏は、小川で冷やしたラムネがおすすめ!冷蔵庫で冷やしたものとはまた一味違いますね!
大内宿では、冬に「雪まつり」が開催されます。花火の打ち上げも行われるので、雪に反射した花火と茅葺屋根、小さなかまくらや、その中に灯されたろうそくなど、冬の大内宿も絶景ポイントたっぷりです。
第1只見川橋梁
出典:JR只見線
ローカル線に乗って旅をするのが好き!なんて方も少なくないですよね。福島県から新潟をつなぐ「只見線」。
冬の絶景スポットとしてよく話題になる只見線ですが、実は現在運休している区間があるんです。2011年、東日本大震災の影響を大きく受けた福島県。さらに追い打ちをかけるように起こったのが、新潟・福島豪雨。只見線では、第5・6・7橋梁が流出、第8橋梁付近でも、盛り土の崩壊など、大きな影響を受けました。2019年3月現在、会津川口から只見駅区間は、バスでの振替輸送が続いています。
そんな只見川橋梁の中でも、特に絶景スポットとして知られているのが「第1只見川橋梁」です。只見線の中では、唯一のアーチ形。川に映る姿も美しいですね。
道の駅「尾瀬街道みしま宿」から徒歩10分、絶好の撮影スポット「第一只見川橋梁ビューポイント」です。ビューポイントは、低い場所からA、B、C、Dと4つ存在しますが、冬期はCとDが閉鎖されますので、注意してくださいね。また、冬期期間中は電車の運行時刻が変更になります。来年は行きたい!という方は、しっかり下調べをしてから行きましょうね。
◼︎会津鉄道
出典:会津鉄道
会津鉄道の駅は、有人駅・無人駅があり、自動改札がないため、ICカードの利用もできません。「無人駅ではどうやって電車に乗ればいいの?」という方も多いですよね。
そんな方のために、沿線の観光スポットを紹介する前に、会津鉄道の乗り方について説明したいと思います!
有人駅からの乗り方
有人駅には切符売り場があるので、駅員さんに目的地を伝えて、お金を払い、切符を購入します。電車に乗る時には、改札に立っている駅員さんに切符を見せて、ハンコを押してもらい、ホームへ向かいましょう。
会津鉄道の有人駅は、西若松駅(平日:6:50~18:00、土日祝日:6:50~16:00)、芦ノ牧温泉駅(8:30~17:00)、湯野上温泉駅(8:30~17:00)、会津下郷駅(8:30~17:00)、会津田島駅(始発~終電)、会津高原尾瀬口駅(8:45~16:45)。
営業が終了し無人になってしまった駅からは、次に紹介する無人駅での乗り方を参考にしてくださいね!
無人駅からの乗り方
無人駅に着いたら、そのままホームへ向かいましょう。車掌さんが車内にいる場合は、車内をまわってくれるので、その時に目的地を伝え、お金を払い、切符を購入します。
ワンマン列車の場合は、乗った場所が分かるように、整理券を必ずとってください!降りるときは、出入り口に掲示してある料金掲示板を見て、料金を確認します。料金が分かったら、運賃箱に整理券とお金を入れて、一両目の前方ドアから降りてください。
無人駅から乗り、有人駅で降りる場合は、整理券を取り、降りる駅の駅員さんに声をかけ、お金を払います。
「お座トロ展望列車」って?
会津鉄道では、4月から11月の土日祝日、「お座トロ展望列車」の運行がされています。「座敷席」「トロッコ席」「展望席」の3つに分かれ、それぞれの楽しみ方ができますよ!
出典:トリップノート
座敷席は、掘りごたつ式になっているので、机を囲んで会話を楽しめます。トロッコ席には、4月から11月の間は窓がありません!そのため、綺麗な空気、自然を存分に満喫できる車両です。
展望席は、少し位置が高めのリクライニングシート。会津鉄道沿線の景色を楽しむなら、展望席がおすすめ!会津若松駅から会津田島駅まで運行しており、運行日や時刻が限られていることに注意してください。
また、料金は通常の運賃に加え、大人ひとり310円のトロッコ整理券が必要です。
運行日や時刻、お買い求めの場所については、会津鉄道公式HPを確認してください。
鶴ヶ城
出典:会津若松市戊辰150周年記念事業
会津若松のシンボル「鶴ヶ城」。かつては「難攻不落の城」と呼ばれた鶴ヶ城。1384年、葦名氏が会津を治め、黒川城をつくりました。その後伊達政宗が、続いて蒲生氏郷が会津藩主として黒川城に入城し、1593年には、7層の天守閣が完成し、名前を「鶴ヶ城」と命名。
その後も上杉と蒲生が会津を治め、1639年加藤氏の時代に、5層の天守閣、つまり現在の形へと変わりました。そこから保科、松平の時代が続き、時は幕末へ。
出典:ぐるたび – ぐるなび
会津藩は最後まで旧幕府軍として戦いましたが降伏、明治になり鶴ヶ城は廃城に。1965年には、鶴ヶ城の再建落成、2011年には当時の姿である「赤瓦」をまとった姿へ。
現在、赤瓦をまとったお城は日本でも鶴ヶ城だけ!春には桜、冬には雪とのコントラストも抜群です。
城内は見学ができ、歴代の会津藩主、幕末の歴史や流れ、会津の偉人など、会津の歴史を知れる展示が。大人や歴女はもちろん、子どもや歴史をよく知らない、という方にもおすすめ。
飯盛山
出典:お寺の風景と陶芸
会津藩のために最後まで戦った白虎隊は、年齢は16歳や17歳、今でいう高校生くらいの年齢でした。彼らは、城下町が燃えているのを見て、「鶴ヶ城が燃えている」と感じ、飯盛山にて自刃します。
その後は明治政府の命により、遺体を埋葬することすら許されず、明治2年にようやく合葬が認められ、今も飯盛山には、亡くなった19人の隊士たちが眠っています。19人の隊士たちのお墓には、線香や花を手向けに、多くの人々が訪れます。飯盛山に立ち寄ったら、ぜひ一度足を運んでくださいね。
出典:ze-ssan.com
飯盛山には、とっても不思議な建物が。国指定の重要文化財「さざえ堂」は、名前の通りさざえのような造りになっており、上る人・下る人は絶対にすれ違わない構造。二重らせん階段の建物は多くありますが、さざえ堂はスロープになっており、二重らせんの建物として世界でもただ一つ。ぜひ不思議な体験を楽しんでみてくださいね!
東山温泉
西若松駅、会津若松駅が最寄の東山温泉。まちなか周遊バス「ハイカラさん」「あかべぇ」でのアクセスも便利で、会津若松観光の際の宿泊にぴったり。開湯は約1,300年前、名僧・行基によって発見されたと言われる、とても歴史のある温泉街。竹久夢二や与謝野晶子など、文人墨客に愛され、今でも多くの観光客が訪れます。
向瀧
出典:LINEトラベルjp
おすすめしたいのは、国指定の文化財となった「向瀧」。東山温泉でも特に目をひくこの旅館は、外観はもちろん、内観も魅力がたっぷり!歴史を感じる廊下からは、季節ごとに移ろう庭園の景色が楽しめます。細やかな細工が施された障子や欄間からは、とっても美しい自然の光が差し込みます。お部屋でゆっくりするだけでなく、ついつい館内を散策したくなる、そんな旅館です。
会津若松の市街地から車で10分の距離とは思えない、レトロな街並みが広がっています。会津若松の観光の際には、歴史溢れる東山温泉で、疲れを癒してみてはいかがでしょう。
芦ノ牧温泉駅
出典:トリップノート
東山温泉、湯野上温泉と並び、会津でも屈指の人気温泉街・芦ノ牧温泉。
そんな芦ノ牧温泉の玄関口、芦ノ牧温泉駅には猫の駅長と施設長が。
駅長らぶと、施設長ぴーちが、列車の見送りや駅内の巡回を行っています。
写真や動画撮影は、フラッシュで目を悪くする危険性が高いため、できません。
抱っこすることもできませんが、優しく触ることはできますよ!
猫にも温泉にも癒される、そんなほっこりする駅です。
らぶ駅長の勤務日や、最新情報は芦ノ牧温泉駅公式サイトをご覧ください。
丸峰別館 川音
約1,200年前に行基により発見されたと言われている芦ノ牧温泉。山に囲まれ、アクセスも不便だったため、江戸時代はまだ地元の人しか利用しない、秘境の温泉街でした。明治時代になり、道路が発達したことでアクセスしやすくなり、徐々に発展。
出典:Relux
そんな芦ノ牧温泉でおすすめの旅館が「丸峰別館 川音」。ほとんどの客室が大川に面しており、季節ごとに移ろう美しい景色を楽しめます。特に露天風呂付の客室からは、枯山水の庭園、そして大川を眺めながら、プライベートで贅沢な時間を、思う存分過ごせますよ!
湯野上温泉駅
出典:GANREF
茅葺屋根の駅舎が特徴的な湯野上温泉駅。大内宿の玄関口として、多くの観光客が訪れます。駅の中には囲炉裏があり、一息つくこともできますよ!
駅から出てみると、すぐ横には足湯が。無料で入れるので、電車を待つのにもぴったりです。春には桜が咲き、茅葺屋根の駅舎と相性抜群です。
藤龍館
湯野上温泉でも特におすすめなのが、全12室の落ち着いた隠れ家風の宿「藤龍館」です。
全客室に専用の温泉風呂がつき、24時間いつでも思う存分温泉を楽しめます。
出典:電車の旅-東武沿線おでかけ情報 – 東武鉄道
また、露天風呂の貸切ができるのも魅力の一つ。カップルや家族はもちろん、一人でも貸切ができ、大川渓谷を独り占めができます。女性には無料の色ゆかたの貸し出しがあり、旅館でも華のある、おしゃれな時間を過ごせます。
料理は、会津の食材をふんだんに使った食事が楽しめます。採れたての山菜や野菜、自然が育んだお米、日本酒、福島牛など、会津を中心として、福島のおいしいものが満載。
また、ウェルカムドリンクはお抹茶と、美しい景色をゆっくり楽しむのにもぴったり。
「おもてなし」の心が伝わる、とっても贅沢な旅館です。
福島県で絶対お勧めの観光名所を厳選してみました!やはり、皆さんが何が好きかによって、楽しい場所は限定されうるので一般的に有名な福島の観光名所のみをピックアップしてみました。是非福島観光の参考になれば嬉しく思います。
東北の観光名所はこちら
全国でおすすめの観光名所まとめ
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