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【宮城県】開運間違いなし! パワースポットとして知られる神社6選

2024年10月14日(月)/宮城県

東北最大の地方都市・仙台市がある宮城県。歴史的にも重要な地が多く、寺社仏閣もたくさんあります。そんな宮城県ですが、「なんか気にはなっているけど、何の神社かわからない」「こんなところにあったの?」なんてパワースポットがいくつかあります。観光パンフレットにはなかなか載っていないけれど、行ってみたい穴場な宮城県のパワースポットを厳選してご紹介します。

仙台や岩沼市近郊のパワースポットを厳選

チェック仙台市内のパワースポット

まずは仙台市内から。

・二柱神社(宮城県仙台市泉区)

二柱神社(宮城県仙台市泉区)

出典:www.power-spot.jp

縁結びの神社として紹介されてから、若い女性を中心に人気のある、割とメジャーな神社です。万壽2年(1026年)からの長い歴史があり、特に子供の無病息災・安産の神様だそう。ここでブレスレットを購入した女性が良縁に恵まれた!と紹介されたことから、縁結びの神様としても有名になり、現在では、良縁を願う若い女子をよく見かけます。

公式URL:http://f-shrine.com/

・大日如来堂(仙台市青葉区)

大日如来堂(仙台市青葉区)

出典:domojapan.blog.jp

東北一の高さ180mを誇る「仙台トラストタワー」「ウエスティンホテル」の横にあるとおりに位置する大日如来堂。

赤い提灯がずらっと並んだ囲いが目印。ビル街の真ん中にあることもあり、ちょっとした都会のオアシス感があります。

慶長六年正月政宗公の仙台城下都市計画にあたって、ここにおまつりされたそうで、昔から未年と申年の守り本尊として知られています。毎年7月の20日前後に「柳町大日如来祭典」があり、参拝客や観光客でにぎわいます。仙台に来た際にはふらっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

・三瀧山不動院(仙台市青葉区)

三瀧山不動院(仙台市青葉区)

たぶん地元の人でも若い方はなかなか知らないパワースポット。仙台のメインストリートの一つ、「クリスロード」のミスタードーナッツとサンマルクカフェのあいだにあります。

なかなか気を付けてみていないと、気づかず通り過ぎてしまうほど、商店街になじんでいるお寺です。ご本尊は大日大聖不動明王で、開運、家内安全、商売繁盛にご利益があるとされています。また、開運を呼ぶ福の神「仙台四郎」もまつられていますので、仲見世にはここでしか買えない仙台四朗グッズも。知る人ぞ知る、街中パワースポットの一つです。

公式URL:http://www.mitakisan.com

チェック岩沼市~近辺のパワースポット

ちょっと南へ遠出して…岩沼市~近辺の神社をご紹介。意外と地元の神社が多いのが岩沼市。旅行パンフレットに大々的に紹介される神社というより、地元の人々に親しまれている落ち着いた雰囲気の神社が多い印象。

・竹駒神社(宮城県岩沼市)

竹駒神社(宮城県岩沼市)

出典:31150216.at.webry.info

日本三稲荷のひとつに数えられ、現在では年間160万人の参詣者が訪れるメジャーなパワースポット。歴史は古く、承和9年(842)、小倉百人一首で有名な後の参議小野篁(おののたかむら)卿が陸奥守として着任した際に、奥州鎮護を祈願して創建された神社です。

稲荷神社なので、五穀豊穣、商売繁盛はもちろん、産業開発、海上安全守護、安産守護などの、幅広いご利益があるといわれています。

また、神社の境内には市の文化財に指定されている向唐門や、江戸の秀作とうたわれる二層の随身門、馬具、彫刻、書画、秘伝書、絵馬などの馬事関係資料を中心に、歴史的資料を数多く収蔵する博物館「竹駒神社馬事博物館」など、宮城県にまつわる文化・芸術・歴史を見られます。

・金蛇水神社(宮城県岩沼市)

金蛇水神社(宮城県岩沼市)

出典:guide.travel.co.jp

やっぱり金運にご利益のある神社にお参りしたい!という個とであれば、「金蛇水神社」。山手の方にある神社なので、車で行くのがベストではないでしょうか?

歴史は古く、永祚元年(989)、京都の三条に住む小鍛治宗近が、天皇の刀をつくることを命じられ、名水をたずねて諸国を旅していたとき、この三色吉の地の水神宮のほとりに流れる水の清らかさに心をうたれ、刀作りにとりかかったのがきっかけです。

しかし、カエルの声がうるさく、また水に飛び込んだりして水を濁したりしたので、その対策に作った雌雄一対を水中に投げ入れたところ、カエルたちはピッタリとなりをひそめ、宗近は心をこめて宝刀を鍛えられたそう。この時の雌雄一対の金蛇が御心体としてあがめられ、今の金蛇水神社となったとのこと。

そんな由来のある神社のため、金運の他にも水がきれいなことでも知られ、「お水取り」されている方もよく見かけます。水に関わりの深い弁財天も祭られており、芸事の上達を願う方々がお参りに来るそう。

また、神社の敷地内には花がたくさんあり、5月頃には藤棚の藤が、6月頃は牡丹園が解放され、7月には紫陽花が見られます。ちょうど7月の第1日曜日は、年に一度の「金蛇弁財天例祭」で、境内にある弁天様もご開帳されますので、その時期に行ってみるのが、ご利益的にも観光的もいいかもしれません。ただし、考えることはみんな一緒。かなり込み合いますので、早めの時間に行くことをお勧めします。

・館腰神社(宮城県名取市)

館腰神社(宮城県名取市)

出典:blog.livedoor.jp

「館腰神社」と書いて、「たてこしじんじゃ」と読みます。横に「撫牛(なでうし)大黒天」、観音堂、弘誓寺(ぐぜいじ)という神社・お寺があり、一緒にお参りできます。

入り口が、神社側とお寺側と二か所ありますが、どちらから行っても真っ直ぐ上っていくと、お堂の3つある開けた場所につきます。神社の由来は、嵯峨天皇の弘仁2年(811)、弘法大師(空海)が弘誓寺を創建する時に、京都伏見稲荷社を分霊したことがきっかけと伝えられており、のちに明治時代の神仏分離令により、神社とお寺にそれぞれ分けられましたが、同じ敷地内に神社とお寺があるという神仏習合の名残を留めている珍しい神社です。

祀られている神は、倉(う)稲(かの)魂(みたまの)神(かみ)・大宮(おおみや)姫(ひめの)神(かみ)

・猿田彦(さるたひこの)神(かみ)の3神。

奥州(街)道沿い館の腰といわれる山の麓に近い所に鎮座することから社名が館腰神社と呼ばれるようになったそう。

お隣の弘誓寺は、真言宗智山派の京都御室仁和寺の末寺で、本尊は不動明王です。江戸時代には仙台藩から寺領を与えられた格式を持つ由緒正しいお寺だそう。また境内には、日を切って願を懸けるものはその願いがかなうという日切地蔵尊(ひきりじぞうそん)があります。歴史的にも興味深い神社でもありますが、落ち着いた雰囲気の神社なので、心を落ち着けてお参りしたいという方にはぴったりです。


お参りする際には…いかがでしたでしょうか?なかなか旅行雑誌には載らないパワースポットをご紹介いたしました。

地元の方に親しまれている寺社仏閣が多い宮城県では、ただし、なんでもかんでもたくさんお参りに行けばいいということではありません!聞いたところによると、大切なのは「毎日つつがなく暮らせていることに感謝し、それを報告するような気持ちでお参りする」のが良いのだそう。穏やかな気持ちで、日々の感謝を伝えられる、行きつけのパワースポットが見つかるといいですね!

東北地方のパワースポットまとめ

 




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