そばの街 “幌加内町”の観光名所を厳選
2024年10月24日(木)/道北
日本一人口密度が低い町、「幌加内」には1575人の人たちが暮らしており、山に囲まれており緑豊かなところ。ですが、冬の寒さは厳しく積雪量も多いため、国から特別豪雪地帯の適用を受けています。
また、幌加内は、そば畑が広がり作付面積・収穫量が共に日本一となっていることから「そばの街」としても知られています。そば栽培には寒い土地が適しているためです。
そんな幌加内にはたくさんの魅力があり、近年においては観光地として訪れる人の数も急増。今回はそばの街 “幌加内町”の魅力をみなさまにも堪能してもらえるように、そばの街 “幌加内町”の観光名所を厳選してご紹介します。どうぞお楽しみください。
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Contents
幌加内の場所は?
幌加内は道北に位置しており、アクセスとしては、旭川から,約45km(約50分)、 札幌からの場合約150km(約165分)。
幌加内のおススメ観光名所
幌加内は自然が豊かなため、「都会の喧騒を忘れてゆったりと時を過ごしたい」という人にはピッタリ。
特に都会から「幌加内湖」のキャンプ場に訪れる人たちは、幌加内の魅力について「何もないところ」だと言います。というのも、コンビ二やスパーがすぐそばにある便利な街とは異なり、幌加内には小さな商店がいくつかあるだけ。だからこそ、便利な都会とはかけ離れた魅力があるのだとか。山の中に入れば、スマートフォンが圏外になるところだってあります。つまり、本当の意味で「北海道の豊かな自然」とはそういうところなのです。
そのため、湖に映り込む山、緑の草木と虫の声名等、豊かな自然を堪能するならここが一番。当然、子供たちはカブトムシやクワガタとりを楽しめるでしょう。大切な家族や仲間たちと過ごす人、一人静かに過ごす人、色々な光景がそこにはあるので、静かな時間が流れる場所でリラックスもできるかと思います。
ちなみに、国道275線沿いにある幌加内のメインストリートは、わずか数百メートル。まるで、どこかで聞いたことがある歌のフレーズのよう・・ここは、小さいな商店街で形成されるまちですが、豊かな自然に引かれて、都会からやって来てここ幌加内で商売をはじめる人もいるそうです。
ラーメン誠や
「ラーメン誠や」は、2012年に、幌加内に新しくできたラーメン屋ですが地元の人だけでなく、観光客のリピーターも多い人気店。特にこってり味がお好みの人にはおススメ。夫婦二人で営むこのお店は、温かみがあるのも◎です。
ラーメン誠や
電話番号 0165-35-2202
住所 北海道雨竜郡幌加内町字幌加内
営業時間
[ラーメン] 11:00~14:00/17:00~20:00/[焼肉] 17:00~20:30
定休日 土曜日
せいわ温泉ルオント
そこから少し行ったところにある「せいわ温泉ルオント」は町民のみならず、観光客も多いようです。露天風呂からは、広がる雑木林を望めるでしょう。時折、キツネの姿も・・
そして、ここでは美味しい「幌加内そば」も食べられます。同じ場所に「道の駅」があるため、キャンピングカーが停まっていることも多く、旅の途中で一休みするには最適な場所なのですね。お土産を買うのもここがおススメです。
電話: +81165372070
朱鞠内湖
少し先にある「朱鞠内湖」は規模の大きいキャンプ場。道外から訪れる観光客も多いところ。人造湖としては日本一の面積を誇るのだとか。
そして、釣りのメッカとしても有名で、幻の魚「イトウ」が棲む湖として知られています。巨大な人造湖を囲むキャンプサイトは、夏のキャンプシーズンになると大勢の人で賑わっておりますが、特に8月の湖水祭り時は、花火大会が開催され全盛期となります。
ちなみに、キャンプ場の周辺にはいくつかの宿泊施設もあるので、夜が遅くても安心。キャンパーだけでなく、たくさんの方が幌加内を満喫できるようになっているのは嬉しいですね。
さて、「そばの街」として有名になった幌加内なので、もちろん、そば畑を眺めるいくつかのおススメスポットも存在。深川から来て幌加内市街地手前の国道275号線では、新成生周辺左手にある「白銀の丘」。
白銀の丘
右手にある「白絨毯の畑」(純白の丘)。
白絨毯の畑
そして、市街地を抜けた政和のビューポイントとして「そばの花展望台」という所が国道275号線沿いにあります。かつては「JR深名線」が通っていた幌加内。その当時は、鉄道マニアや写真マニアが多く集まり、そば畑を背景に列車の写真を撮影する人たちの姿も見られました。
そばの花展望台
幌加内の楽しみ方
このように、幌加内のおススメスポットを見ていただいてもお分かりの様に、幌加内には大きな観光施設はありません。全ては自然の中にあるスポットばかり。そこが幌加内の最大の魅力です。
そば祭り
そんな幌加内がたくさんの人で賑わう時期、それは「そば祭り」。「そば祭り」は毎年9月に開催される全国的にも有名なお祭り。このお祭りでは、全国からそば自慢としていくつかの店舗が集結し、その中でそば打ち講習会や、そば打ち名人大会などが繰り広げられるという「そばの街」幌加内ならでは、のお祭りです。
そのため、「幌加内そば」は全国的にも有名のそばのブランドとなりました。そのそばを食べるなら、やっぱり幌加内で食べたいものですね。幌加内そばはお土産にも、贈り物にも喜ばれます。この時期、幌加内を訪れた人は「森と湖の里ほろかない」と「そばの街ほろかない」の両方を満喫できそうですね。
幌加内観光まとめ
このように、北海道の上川管内の西にある小さなまち「ほろかない」には、大きな自然と広大なそば畑があります。高齢化が進み人口減少が懸念されていますが、低料金で入居できる高齢者施設や、図書館、温泉施設の割引や、保育料、医療費の免除など地元の人に対して手厚いまちです。「人に自然にやさしい故郷づくり」を基本理念としている幌加内には、ここで暮らす人たちにとってたくさんの魅力があるのではないでしょうか。
そして今、幌加内はその魅力を発信することに力を注いでいるということが分かります。少しでも多くの人に、幌加内の魅力を知って欲しいと思います。