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北海道の風変わりな温泉を厳選

2015年03月21日(土)/北海道

日本人のライフスタイルに欠かせないのが温泉ですね。癒されたい時、日々の疲れを取りたい時に、お湯に浸かって心身のコリをほぐしたいもの。今回は、少し変わった北海道の風変わりな温泉を厳選してご紹介したいと思います。

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カムイワッカ湯の滝(北海道斜里郡斜里町)

カムイワッカ湯の滝

泉質:硫酸泉(強酸性であり、肌への刺激が強い)

世界遺産に登録された知床半島のカムイワッカ川にかかる滝ですが、温泉の滝で滝全てが温泉という風変わりな温泉。そんな素晴らしい温泉を一眼みようと、知床が世界遺産に認定されていることも後押しし、観光客が急増。現在は立ち入りが規制されるほどにもなっています。現在は第一の滝までと規制されています。秘湯中の秘湯と称され、ファンが後を絶ちませんが、危険な立地なので行かれる際は、転倒にはくれぐれもご注意ください。

カムイワッカ湯の滝

もう少し詳しくご説明すると、入浴は無料。しかし、脱衣所はないので水着を着用で行くと入りやすいのでおすすめです。

また、肌の弱い方や小さいお子様は強酸性のお湯なので赤くなるので、湯の温度は適温で暖かいですが長湯は危険かと思います。ゆっくりと歩いてダイナミックな湯滝をぜひ体感していただければ幸いです。

ニセコ湯元温泉郷 月美の宿紅葉音(北海道蘭越町)

ニセコ湯元温泉郷 月美の宿 紅葉音

出典:http://www.jalan.net/

泉質:硫黄泉

ニセコ駅からバスで30分ほどで着きます。源泉かけ流し100%の硫黄泉。にごり湯が特徴です。全国でも希少な泥パックができる美肌の温泉としても知られ、湯船の底に溜まっている泥(湯花)を、お顔や体中に塗りたくれば、天然クレイパックのでき上がりです。湯あがりはもうお肌がつるつるもちもちすべすべで、やみつきになってしまいますよ。酸化によって貴金属が錆びるので、アクセサリー類は外して入りましょう。

豊富(とよとみ)温泉(天塩郡豊富町)

豊富(とよとみ)温泉

出典:Archive.is

北の最果て、日本最北端にある温泉地、豊富(とよとみ)温泉この温泉はアトピー持ちの人にとっては聖地のような湯治場として知る人ぞ知る温泉。というのも温泉成分には油分が含まれており、これが抗炎症作用を発揮するからなのだそう。この泉質を持つ温泉は日本で唯一ここだけなのではないでしょうか。

また、豊富温泉にはこれまた珍しい「温泉コンシェルジュ」なるものがいて、湯治の相談だけでなく宿泊情報や交通情報の提供なども行っており、コンシェルジュデスクはみんなの交流の場にもなっているようです。コンシェルジュデスクがある町営の入浴施設(宿泊はできません)から湯治を目的とした保養所、そして老舗旅館、観光ホテルまで、すごいのはどれも源泉かけ流しというところ。

豊富(とよとみ)温泉

出典:ニュー温泉閣ホテル

アトピーに悩む人たち、 湯治を目的とした人たちが絶えず訪れるのは、このような特別な泉質や町をあげた湯治場としての環境づくりのおかげかも知れませんね。

水無海浜温泉(北海道函館市)

水無海浜温泉

泉質:ナトリウム、塩化物泉

北海道函館市にある、水無海浜温泉。函館空港から車で一時間ほど。椴法華地区の恵山に温泉は位置しています。こちらの温泉は全て無料。男女混浴で入れる露天風呂。

もちろん、太平洋の海を景色に、無料で露天風呂に入れるのは嬉しいですが、囲いが何もない岩風呂。ですので、女性の方は、近くの脱衣所で水着に着替えて入ると良いでしょう。

やはり、魅力的なのは、海と温泉との境目が分からないくらいの露天風呂である点。「干潮時のみ」温泉に入れるという全国でも滅多にない珍しい温泉となります。函館市のHPに満潮干潮の時間帯もあるので、天候なども加味して是非露天風呂を堪能していただければ幸いです。

豊平峡温泉(北海道札幌市)

豊平峡温泉

泉質:炭酸水素泉、塩化物泉

北海道札幌市の南区定山渓にあります、豊平川の上流にある温泉。ここの温泉は至って普通の温泉かと思いきや、とても広い露天風呂があり、札幌や小樽からわざわざ足を運ぶリピーターが多い人気観光名所。

豊平峡温泉

また、温泉のあとは、豊平峡カレーを食べたい!と長蛇の列をなしています。というのも、こちらの豊平峡カレーは、本場のインド人が作っており、本格的なカレーにナンが絶品の美味しさと口コミで広がり、観光客のみならず、地元客が足繁く通っている人気店。

さらに、最近は、豊平峡自体が、珍しい温泉として全国で取材されるようになり、豊平峡カレーも、ますます大人気になりました。なので、土日などは大行列を覚悟してください。こんなに行列を作る温泉は日本でここだけだと思います。温泉に入った後はぜひ豊平峡カレーをご賞味いただけましたら幸いです。

然別湖畔温泉(北海道河東群鹿追町)

然別湖畔温泉

泉質:塩化物泉、硫黄泉

然別湖畔温泉は帯広駅から車で1時間半の所に位置。大雪山国立公園内にあります。そんな然別湖畔温泉は、自然環境の保全のため2軒の宿で提供されています。

何が魅力か、でお伝えすると、然別湖が全部氷結すると、氷上温泉と言って一面雪で囲われた山々の大自然を味わいながらの温泉に浸かれる点です。

ただし当たり前ですが、こちらは冬季限定。氷上温泉に入る目的で行くならばホテルの方に問い合わせて聞くと確実です。期間限定で氷の器で作られた飲み物などができるブースも設置されており、厳冬の北海道を体感するにはおすすめの場所と言えるでしょう。

天人峡(てんにんきょう)温泉(上川郡東川町)

天人峡(てんにんきょう)温泉

天人峡温泉はその名前からしてどこか神秘的な感じがしますが、行ってみればわかるように切り立った崖の中にひっそりとたたずむ自然豊かな温泉郷です。

天人峡(てんにんきょう)温泉

今にも仙人がでてきそうな 荘厳な雰囲気の秘湯。天人峡温泉の魅力は、効能が秀でている点。保健所の許可を得た施設での飲用の効能もあるそうです。

観光アドバイス

具体的には、糖尿病や痛風、便秘といった現代人を悩ませる病気などにも効くとか。

他にも大雪山国立公園の中にあり、切り立った崖に木が 立ち生える雄大な景色を見ながら温泉に浸かれるという、何ともいえない醍醐味が最大の魅力かもしれません。

天人峡(てんにんきょう)温泉

そんな天人峡温泉、宿泊施設はなんと 2 択です。どちらもいい感じの温泉旅館ですが、ご予算や雰囲気に合わせてお宿を選ぶと良いでしょう。まあ、そんなところもこれぞ秘湯というところでしょうか。

日本でも珍しいモール温泉は美肌の湯(十勝)

十勝 観光名所 十勝川温泉

出典:www.daiichihotel.com

十勝には日本でも数少ないモール温泉の十勝川温泉があります。モール温泉は美人の湯として知られ北海道遺産にも選定された隠れた名湯です。モール温泉とはどんな温泉かと言いますと、簡単には植物性の有機物を含む泉質のこと。

十勝川河畔は植物が自生していたため、これらの植物が長い時間をかけて堆積していたこの場所に湧き出た温泉がモール温です。少し茶色に濁ったお湯がなんとも植物性らしく、美肌に効きそうな感じがしますね。

十勝川温泉は十勝川の河畔周辺に温泉旅館が立っており、ほとんどの旅館でリバービューが楽しめます。食事で選ぶもよし、温泉の好みで選ぶもよし、部屋で選ぶもよし、周辺環境で選ぶもよし、価格で選ぶもよし、過ごし方や料金まで各宿泊施設を検討して、ぜひ自分にピッタリの十勝川温泉滞在をしてみてください。

岩尾別温泉(斜里町)

岩尾別温泉(斜里町)

最果ての秘湯と呼ばれ、あの世界自然遺産にも認定された知床に位置し、ホテル「地の涯」の近くにある無料の露天風呂。露天風呂が段々畑のように見える三段の湯と、一人で入る大きさの滝見の湯の二つの露天風呂があります。三段の湯の一番下は上からのお湯が溜まっているのでぬるめで、上になるにつれ熱くなりますので、お好みの熱さで秘湯を楽しめるでしょう。

なお、ここで石鹸シャンプーの使用は禁止。脱衣所はなく、すのこがあるのみです。冬季は岩尾別温泉は閉鎖されますので、確認されてからお訪ねください。

秘湯名:岩尾別温泉
住所:北海道斜里郡斜里町岩尾別
電話番号:01552-4-2331(ホテル地の涯)
アクセス:JR知床斜里駅よりカムイワッカ湯の滝行き80分

カムイワッカ湯の滝(斜里町)

カムイワッカ湯の滝(斜里町)

カムイワッカとはアイヌ語で「神の水」という意味です。今では立ち入りが規制されている所もあり、一の滝までしか行けませんが、それでも中々過酷な滝登りをして行かなければなりません。

水で滑らないような靴やわらじ必須。滝から流れ出る源泉と水がちょうどよく交じり、滝壺で入浴になりますが、強酸性のため目にしみますのでご注意ください。観光客で溢れかえるほどの人気の秘湯ですが、朝一は空いてますので狙い目です。

秘湯名:カムイワッカ湯の滝
住所:北海道斜里郡斜里町岩尾別 知床国立公園内
冬季閉鎖:11月上旬~5月下旬

セセキ温泉(羅臼町)

セセキ温泉(羅臼町)

漁師の方が個人で掘り起こした温泉で、一般に開放してくれています。オホーツク海と一体となった露天風呂は二つあり、岩で囲ってある露天風呂は海と一体。入浴は干潮時から2時間後に入れます。

また、セセキ温泉は、北の国から~遺言~で純とトドが入った温泉として有名だそう。個人の温泉ですので、入浴する際は断りを入れた方がよさそうですね。

秘湯名:セセキ温泉
住所:北海道目梨群羅臼町瀬石
営業期間:7月1日~9月15日 干潮時のみ入浴可能

川北温泉(標津町)

川北温泉(標津町)

以前は町営の保養所の施設でしたが、台風で壊れてしまい浴槽だけが残ったそうです。それを復活させた地元の方々のおかげで、標津町の人気の秘湯。

2015年林道の崩壊で閉鎖状態が三年間続いてましたが、新たにまた6月にオープン致しました。まろやかで白く青みがかった硫黄泉が体を芯から温めてくれます。女性と男性は隣り合わせで、脱衣所も完備していて地元の方の風呂桶なども置いてあります。

秘湯名:川北温泉
住所:北海道標津郡標津町字川上北1-3
電話番号:0153-82-2131
アクセス:根北峠の国道244号から林道を約5キロ

鹿の湯(鹿追町)

鹿の湯(鹿追町)

出典:http://www.tripadvisor.jp/

然別峡野営場内のキャンプ場内に無料露天風呂はあり、すぐ横を流れるユウヤンベツ川沿いに温泉「鹿の湯」があります。
脱衣所はないので、気になる方は水着で入浴しているようで、青緑色の湯の色で、濃い新鮮なお湯を体験できるでしょう。キャンプをしながら、贅沢な秘湯にも浸かれるなんて、北海道ならではのアウトドア体験ができるでしょう。

秘湯名:鹿の湯
住所:北海道河東郡鹿追町然別峡
電話番号:0156-66-4034
営業期間:7月1日~9月30日

大湯沼川の天然足湯

大湯沼川の天然足湯

山の中を歩き、やっとたどり着くのがここ大湯沼川の天然足湯です。足湯だけでなく、森林浴も同時に楽しめる所がいいですね。ただ山の中を歩くこともあり、女性の方はヒール等で行かない方がいいと思います。歩きやすい靴をはいていきましょう。

大湯沼川の天然足湯は登別で一番お勧めの観光名所と豪語する方もいる程とても良い足湯とか。川は白濁しており、温泉の効用である疲労回復効果のみならず、大自然の中も堪能できるというのが肝なのでしょう。

ただ温度差はあるので、温いと思ったらより暖かい上流に行くことをお勧めいたします。中には足だけ浸かるのではなく、全身浸かるというチャレンジャーもいるとのこと。

是非登別に行かれた時は立ち寄ってみてください。

大湯沼川の天然足湯
・住所: 北海道登別市登別温泉町大湯沼川
・アクセス: 大湯沼駐車場から徒歩10分
・電話番号: 0143-84-3311
・料金: 無料
・所要時間: 30分

虎杖浜(こじょうはま)温泉

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出典:とまチョップ 温泉

最後にご紹介するのはこれまた読み方が難しい虎杖浜(こじょうはま)温泉。虎杖浜というと「たらこ」が有名なのですが、この虎杖浜温泉は日本有数の 知名度を誇る登別温泉のすぐ近くの温泉地となります。泉質は多くがナトリウム−塩化物泉で、主に神経痛や関節痛などに効くようです。

虎杖浜(こじょうはま)温泉

ここは何と言っても、海岸沿いの温泉地のため窓からはオーシャンビューの絶景が楽しめ(一部の旅館やホテルには該当しないところもありますが悪しから ず)、漁港ばかりの北海道には珍しい砂浜のある海岸沿いの温泉地なのです。温泉旅館から歩いて砂浜に行けるというのは北海道ではとても貴重です。また登別に近く地獄谷などの温泉地の雰囲気を楽しめながらも、団体客が少なく落ち着いた雰囲気が味わえるところも魅力でしょう。


以上が、北海道の少し風変わりな温泉でした。いつもの温泉にプラスして、そこでしか体験できない珍しい温泉に是非足を運んでみて思い出を作ってほしいと思います。

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