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静岡県が誇るB級グルメたちを食べ尽くせ!!

2024年08月26日(月)/静岡県

小さい頃から何気なく食べていたものが、実はご当地グルメだった!そんな経験ありませんか?当たり前だと思っていた食べ物が、他の地方では食べていなかったり名前や素材が違っていたり。静岡県にもご当地ならではのグルメがたくさんあります。全国的にも有名なものから、「それって何?」というものまで幅広くご紹介します。一般的にB級グルメと称されますが、その枠を飛び超えた静岡の極上ご当地グルメをご堪能ください。

静岡県が誇るB級グルメたちを食べ尽くせ!!

浜松餃子

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浜松餃子

出典:ぐるたび – ぐるなび

以前の家計調査で、多くの浜松市民は落胆しました。と言うのも、毎年宇都宮市と競っていた餃子の購入額で3年続いていた首位から陥落してしまったのです。あくまで店舗で販売されている餃子の購入額なので、お店で食べた分などは含まれていません。しかしながら、浜松市民の餃子が好きな気持ちに変りはありませんし、浜松を語る上では外せないB級グルメ。

浜松市内には、餃子の提供店が300を超えると言われています。家で食べるのはもちろんですが、地元民はお気に入りのお店をいくつか持っています。『浜松餃子』は、3年以上浜松市内に在住し浜松市内で製造されたもののみが許されるブランド。くれぐれも浜松餃子風などに惑わされないように!

お店によって大きさや具材に多少違いはありますが、肉よりも野菜が多めのあっさりタイプ。もともとフライパンで焼いていたことから、円形に焼かれ真ん中にもやしが添えられているスタイルがスタンダード。予約しないと食べられない小さな専門店や、ファミリー向けの大型店など店の形態も様々。いろいろなお店で食べ歩くなら、浜松餃子学会のHPをチェックしてみて!

富士宮やきそば

富士宮やきそば

出典:フジアース・アロマ – フジアースフィールド

『富士宮やきそば』を名乗るには、明確な定義があります。その最も重要なのが麺。市内にある4ヶ所の製麺業者の蒸し麺を使用すること。噛むとキュッキュッと音が鳴りそうなほど、独特の強いコシ。初めて食べると固く感じるかもしれませんが、その歯ごたえはクセになります。その他にも、ラードをしぼった後の肉かすや富士宮高原キャベツを使用する、イワシの削り粉をかけるなどなど。店によってキャベツ以外の野菜や具材、ソースなどに違いがあるので食べ比べてみるのもオススメ。ただしお好み焼き店や居酒屋など、提供店は富士宮市内外で150ヶ所以上とも。まずは観光を兼ねて富士山世界遺産センターや富士宮浅間大社を訪れ、富士宮やきそば学会直営のアンテナショップに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

静岡おでん

静岡おでん

出典:beauty.biglobe.ne.jp

静岡市が誇るB級グルメと言えば、やはり静岡おでん。その歴史は大正時代にまで遡ります。当時は食べられずに廃棄されていた牛スジや豚モツなどを、捨てるのが勿体ないと煮込みの材料に利用したことに始まります。その頃には市役所前の青葉公園付近に、200軒ほどのおでん屋台が出ていたそうです。

さて、『静岡おでん』とは一体どんなものなのでしょうか?静岡ならではのおでんダネと言えば、黒はんぺんを忘れてはいけません。静岡県では、はんぺんは黒と決まっています!大根や卵など大定番のおでんダネなどとともに、基本的には全て串に刺しています。それぞれを長年継ぎ足し継ぎ足しで真っ黒になったスープでグツグツと。かなり味が濃く感じる色合いですが、練り物などのダシなども含み見た目ほどしょっぱさは感じません。そして、食べる前には青のりとダシ粉を掛けるのも定番。

市内の居酒屋の多くで食べることができますが、県外の方なら「青葉横丁」「青葉おでん街」という市内屈指のおでん街へ、ぜひ足を運んでみてください。小さなお店が並び、隣の人ともすぐに仲良くなれる。そんな地元感いっぱいの、おでんのパラダイスです。

遠州焼き(いなか焼き)

遠州焼き

出典:じゃらんnet

浜松で40年近くお好み焼き店を営んでいた潮というお店が、2007年に東京へ移転。そこが浜松のお好み焼き「遠州焼き」が広く知られるスタート地点。もともとは浜松でお好み焼きとして普通に食べられていて、地元では特段珍しくはありませんでした。

何故「遠州焼き」なのか?いわゆる関西や広島で食べられるお好み焼きとは、具材に違いがあります。それはズバリ、たくあんです!お好み焼きの生地に、特産の大根を漬けたたくあんを刻んだものと紅ショウガやネギを混ぜて、クレープ状に薄く焼き上げます。地元の人気ソース「トリイソース」や、醤油で味付け。地元の人にとっては「遠州焼き」はあくまでお好み焼き。ただ市外の人が間違えないよう、通常のお好み焼きと区別するために「遠州焼き」または「いなか焼き」と名付けたそうです。

お店によって多少異なりますが、焼いたものを半分に折ったり三つ折りにして、食べやすいよう切って提供してくれます。家庭でもよく食べられていますが、市内のお好み焼き店や昔ながらの駄菓子屋などでも味わえます。。普段食べ慣れているふわふわのお好み焼きを想像していると、いい意味で裏切られます。たくあんのシャキシャキした食感が楽しくなる、まさに浜松が誇るB級グルメです。

西伊豆しおかつおうどん

西伊豆しおかつおうどん

出典:blog.canpan.info

「しおかつお」をご存じでしょうか?鰹を塩漬けしてから干したもので、西伊豆の田子地区では保存食として古くから作られています。その歴史は江戸時代からで、もともと田子地区は鰹漁で栄えた港町でした。豊漁や航海安全などの祈願に、正月には「しおかつお」を正月魚(しょうがつよ)と呼び神棚にお供えをしていました。縁起の良い食べ物として、正月三が日を過ぎたら神棚から下ろし、切り身にして焼いたり、塩抜きして酢の物などでいただきます。

西伊豆ならではの食文化を広く知ってもらい、地域を盛り上げたいと地元の有志が立ち上がり『西伊豆しおかつお研究会』が発足。おいしい食べ方や、実際に食べられる店舗の紹介など様々な情報を発信しています。『西伊豆しおかつおうどん』ですが、実は「2017東海・北陸B-1グランプリin富士」でゴールドグランプリを獲得しています。B級グルメとはもとも街おこしが目的なので、まさに正統派のご当地グルメといえます。

作り方は至ってシンプル。「しおかつお」を焼いて細かくしたものを、アツアツのうどんの上にゴマや海苔・刻んだネギと一緒にまぶして、ダシ醤油を掛けてよく混ぜる。以上!ここから先は、食べてからのお楽しみ。『西伊豆しおかつお研究会』のHPを参考に、ぜひ出掛けてみください。

掛川いも汁

掛川いも汁

出典:美食磁石~関西中心の美味探求 – FC2

静岡市のとろろ汁も有名ですが、掛川市にも自然薯を使った地元グルメがあります。掛川市と言えば、戦国時代に山内一豊が城主として居城した掛川城が街のシンボル。1854年に起こった東海大地震により天守部分は損壊しましたが、1994年には日本初の本格木造天守閣として復元されました。一年を通してその美しい姿を見に、多くの観光客が訪れます。一番のオススメ時期は春。掛川城の周囲にはソメイヨシノを始めシダレザクラなど130本ほどが植えられていて、市内屈指の桜の名所。

そんな掛川観光の折に、ぜひ食べていきたい『掛川いも汁』。市の山間部では11月~3月頃に収穫される自然薯は、市の特産。薄皮を剥かずにすり下ろした自然薯に、サバから取ったダシと味噌汁を合わせたものが『掛川いも汁』。そのまますすってもいいのですが、やはりご飯に掛けて豪快に食べたいですね。

市内のいくつかの飲食店で食べられますが、イチオシは「とろろ本丸」。オーダーが入ってから1杯ずつすりおろすので、香りと風味が抜群!ご飯以外にも牛肉や漬けマグロなどと合わせたり、カレーのトッピングなどのメニューも。ここなら一年中本格的な『掛川いも汁』がいただけます。お城とB級グルメ、さらに桜も加われば掛川観光は無敵です!

網代イカメンチ

網代イカメンチ

出典:TOKAIネットワーククラブ(TNC)

熱海市と言えば駅前や商店街、海上花火大会など訪れたい場所はたくさんあります。しかしながら、同じ熱海市なのに素通りしがちな網代地区。伊豆半島の東海岸を走る国道135号線を南下。ここは伊豆屈指のドライブコースでもありますが、網代地区は熱海中心部と伊東の間にあります。古くから天然の良港をもち、港町として栄えました。特にアジやサバ、イカなどが豊富に水揚げされています。

国道135号線をドライブしていると、網代にはひもの店が多いことに気付きます。実際に店先で焼いて食べることも、お土産に買っていくこともできます。網代地区には干物とともに、地域に根付いたB級グルメがあります。それが『網代イカメンチ』。網代で水揚げされたアジやサバなどのすり身に、細かく刻んだイカや野菜などを合わせ調味料で味を整えて油で揚げたもの。各家庭でも作られる、まさしく地元の味。

お店などによっても焼いたり茹でたり、形も小判型やまん丸だったり。現在網代地区内12の店舗で扱い、1つはお土産として持ち帰り用です。詳しくは『網代イカメンチの会』HPで要チェック!

清水もつカレー

清水もつカレー

出典:はらぺこリズム

ある1軒の店から始まったその名物は、今や清水を代表するB級グルメに。JR清水駅から歩いて1分、いつも常連さんで賑わう焼き鳥屋・金の字本店。60年ほど前、初代店主が考案したという『清水もつカレー』。(お店ではもつカレー煮込)名前を聞いただけではピンとこない方も多いかもしれませんが、カレー味のもつ煮と言ったところでしょうか。ただし、焼き鳥のように串に刺してあるのが特徴です。

毎日大量のもつを丁寧に下処理し、毎日継ぎ足して作るカレースープで煮込んでいます。家族で切り盛りしていると言うこともあり、お店はとってもアットホームな雰囲気。訪れるお客さんの多くは、このもつカレー煮込がお目当て。一人で10本も食べる方もいるので、売り切れ注意!

主に清水区内の居酒屋などでいただくことができますが、はごろもフーズと清水もつカレー総合研究所が連携して作った缶詰『清水もつカレー缶』や、萌えキャラの百都かれん(ももつかれん)がパッケージに描かれたレトルトなども販売されお土産としても人気。金の字本店では焼き鳥やポーク焼きも絶品なので、清水のB級グルメの王者・もつカレー煮込と一緒に地元の味を堪能して下さい。

すその水ギョーザ

すその水ギョーザ

出典:静岡新聞

静岡県内では浜松餃子とともに、B級グルメの餃子として知名度があるのが『すその水ギョーザ』。どうしても浜松餃子の方が全国的に有名なので、何故裾野?何故水ギョーザ?と思う方が多いかもしれません。2002年に市がアンケート調査を行い、市民の餃子好きが判明。さらに、市民10000人あたりのギョーザ取り扱い飲食店の割合が日本一多いと言う結果も出たそうです。それによると、餃子の街・宇都宮市は4.45軒、静岡県の県庁所在地・静岡市が4.23軒でした。実は裾野市はそれを上回る6.04軒でした。

そこで「ギョーザで街おこしをしよう」と言うことになり、現在の『すその水ギョーザ』が試行錯誤の上完成。主な特徴は裾野市の特産品でもあるモロヘイヤを、餃子の皮にたっぷりと練り込んでいること。キレイな緑色の水ギョーザで、見た目もキレイなのでインスタ映えも狙えるかな?さらにモロヘイヤには食物繊維やビタミン類、カリウム・葉酸など、実は女性に嬉しい栄養素がいっぱい含まれた優等生。それをB級グルメに合わせたのですから、向かうところ敵無しです。気になったら、裾野市内の食堂やラーメン店などで味わえます。のでぜひどうぞ。

わさび丼

わさび丼

出典:ljmarche.jp

伊豆の名産の1つとして、「わさび」があります。天城山の湧き水に育まれたわさびは、さわやかな辛みが特徴です。生魚の臭みを消し、殺菌効果も高いことから刺身や寿司には欠かせませんよね。さらに食物繊維やミネラルも豊富に含まれています。しかしよほどのわさび好きでなければ、一度にそれほど量を取れるものではありませんし、メインになることもありません。が、そこはやはり伊豆。メインになるものがありました!

河津桜や河津七滝などで有名な、河津町にある「わさび園 かどや」の『わさび丼』です。ズバリと言った名前ですが、シンプルで実に美味。今までは脇役的存在だったわさびが主役になり、伊豆のB級グルメへと変身。宮城県石巻産のひとめぼれを自家精米。その炊きたてのご飯にかつお節をまぶしたものが、オーダーすると運ばれます。添えられた生わさびを、自分ですりおろします。あとはわさびを乗せて、醤油を少し垂らしたらでき上がり。

最初はわさびの強烈な辛みにしばし言葉を失うかもしれませんが、その辛みはスッと消えていきます。もう一口がすぐに食べたくなる、クセになる味。今までに雑誌やテレビなど何度も登場し、開店前から並ぶ人も。売り切れてしまうこともあるので、早めに出掛けるのがマストです。

牡蠣カバ丼

牡蠣カバ丼

出典:minkara.carview.co.jp

浜松のうなぎに次ぐグルメとして有望株なのが『牡蠣カバ丼』。名前を聞いたことがない方が多いかもしれませんが、2010年に行われた「全国新・ご当地グルメ選手権」で準優勝にもなったほど。とは言え、まだまだ新しい部類のB級グルメ。

浜名湖は牡蠣の養殖も盛んに行っており、量こそ多くないものの身がしっかりしてプリッとした食感が特徴です。ところで『牡蠣カバ丼』とは、一体どんなものなのでしょうか?浜名湖産の牡蠣を使用するのはもちろん、浜名湖産の海苔や遠州産のタマネギに三ヶ日のミカンの皮など、地元産の食材を使うこと。牡蠣はボイルした後蒲焼のタレで焼きます。それぞれを、ご飯の入った丼に乗せていけばでき上がり。

蒲焼のタレを使っているので、味の想像はある程度付くかもしれません。しかし、牡蠣のプリプリ食感はやはり食べてみないと分かりませんよね。しかしながら、牡蠣には旬があります。そのため食べられるのは、毎年11月上旬~3月中旬頃と期間限定。浜名湖周辺には15店舗で取り扱っていて、内1ヶ所はお弁当のみ。食べ損なわないよう、ぜひ浜名湖へ急ぎましょう!

桜えび

浜のかきあげや

出典:trip-s.world

静岡市で食べて欲しいのが『桜えび』。水揚げされるのは日本では駿河湾だけで、3月中旬~6月上旬と10月下旬~12月下旬の年2回が漁期です。近年は水揚げ量の減少のため、実は貴重な食べ物。さらに、日持ちしないため生でいただけるのは現地ならでは。

そんな桜えびは日中水深300mほどの場所にいて、夜になると水深20mほどまで上がってきます。そのため漁は夜に行われますが、桜えびの習性を利用しているからです。市内の飲食店や寿司店など扱っているお店はたくさんありますが、ぜひ由比港漁協の『浜のかきあげや』へ行ってみましょう!かき揚げをはじめ沖漬けや釜揚げの丼、炊き込みご飯にみそ汁と様々なメニューでいただけます。イチオシの揚げたてサクサクのかき揚げは、食べなきゃ絶対後悔しますよ。

浜のかきあげや
お問い合わせ 0543-76-0001
住所 静岡県静岡市清水区由比今宿字浜1068-2
営業時間 [(火~木※桜えび漁期間)・金~日・祝] 10:00~15:00 日曜営業
定休日 月曜

三島のうなぎ

富士の絶景+グルメ

出典:食べログ

静岡県でうなぎと言えば、浜松。そんなイメージがありますよね?もちろん養殖地としても、食す場所としても県内でも指折りの場所。しかし、三島市もうなぎの名店が多いのです。その理由は水。三島市は市内の至る所で富士山の雪解け水が湧き出しています。この水に2・3日、お店によっては1週間ほどさらすことで、うなぎ独特の泥臭さや生臭さ、さらに余分な脂肪分を落としておいしいうなぎへと変わります。

江戸時代前期頃までは、川や三嶋大社の池にも多くのうなぎが生息していたそう。その頃は神の使いとされ、食べることはもちろん捕獲さえも禁じられていました。それが今では三島市を代表するグルメにまでなり、うなぎを目当てに県外からも多くの方が訪れています。

三島市では、『三島うなぎ横丁町内会加盟店』に加盟する専門店や和食処・レストランなどでいただけます。県内一の初詣客数を誇る三嶋大社をお参りし水の都を散策したら、おいしい水に磨かれた絶品うなぎを召し上がれ!

静岡のしらす

しらすとは、主にカタクチイワシやマイワシなどの稚魚のこと。1月15日~3月20日は禁漁期間と定められていて、それ以外は漁期(3月21日~翌年の1月14日まで)ですが近年は漁獲量が減少しています。さらには鮮度の問題から、生でいただけるのはとても貴重。地元ならではの味覚です。

そんなしらすですが、静岡県は全国的に見ても、トップクラスのしらす水揚げ量。一般的に鮮魚店やスーパーで販売されている『しらす』は、釜揚げやちりめんじゃこが多いと思います。銀色にキラキラと輝く『しらす』を生でいただけるのは、やはり産地ならでは。県内では沼津市の静浦から浜松市の舞阪までの間のいくつかの漁港で水揚げされます。

■田子の浦漁港

田子の浦漁港の「しらす」

出典:Yahoo!ブログ – Yahoo! JAPAN

中でも一艘曳きで短時間に素早く水揚げすることにより、傷つけることなく絶妙な食感を保つと言われる田子の浦漁港の「しらす」は絶品。6月第4日曜日の「しらす街道フェア」や、9月第4日曜日の「しらす祭り」、秋に行われる「田子の浦漁港水産まつり」などでも、生しらすや釜揚げしらすなどを味わえます。。ただ、漁の状況にもよるので食べられたらラッキー!田子の浦漁港から西に続く街道は『富士山しらす街道』と名付けられ、購入できるお店や実際に味わえるお店が並んでいますのでこちらでもぜひどうぞ。田子の浦港漁協食堂もオススメ。

田子の浦港
お問い合わせ 0545-61-1004 予約可否
住所 静岡県富士市前田字新田866-6
営業時間 [月~日] 10:30~13:30(L.O.)  4月1日~11月30日

■漁協直営どんぶりハウス

漁港直営どんぶりハウス

出典:デー家物語 ブログ

出漁日に限りその日水揚げされた新鮮なしらすを、用宗にある『漁協直営どんぶりハウス』でいただけます。生しらす丼や釜揚げしらす丼はもちろん、生しらすが苦手な人でもまぐろ漬け丼やネギトロ丼などもあるのでご安心を。ご飯や、ショウガ・ネギなどの薬味も地元産にこだわっています。お土産なら漁協直売所へ。漁が行われた日なら生しらすが、他にも釜揚げやたたみ干し、ちりめんじゃこなどが手に入ります。更に運が良ければ、年に1度しか作られない「用宗わかめ」も。販売は毎年3月中旬からで、在庫がなくなり次第終了となる貴重品。毎年4月下旬には用宗漁港まつりが開催されます。

どんぶりハウス
お問い合わせ 054-256-6077
住所 静岡県静岡市駿河区用宗2-18-1
営業時間 11:00~14:00頃まで
定休日しらす禁漁時期(1月15日~3月20日)の木曜日(祝日の場合は営業)

のっぽパン

富士の絶景+グルメ

出典:ニュースウォーカー – ウォーカープラス

静岡県民の多くが、小さい頃から親しみを覚え食べ続けてきた『のっぽパン』。もはや県民のDNAに組み込まれたかのような、と言うとかなり大げさですが・・・。好きなパンのアンケートをとれば、上位に入っているであろうソウルフード。

1978年に発売された長さ34cmの細長いパン。2007年には一度製造休止になり、多くの県民が落胆しました。しかし、復活を望む根強いファンの期待に応え再び販売が決定!今では県外にもファンをもつ人気パンに。適度な噛み応えのあるパンに、優しい甘さのミルククリームをサンドしています。パッケージにはキリンの絵が描かれています。実はこれ、三島にある楽寿園にいたキリンがモデルとのこと。大定番のミルククリームのほか、チョコやピーナッツなども。季節限定味や、某有名アニメとのコラボ商品なども販売されました。

ただし、どこでも買えるというわけではありません。イトーヨーカドーの沼津・三島店、同じく沼津・三島の各駅のキヨスク、県東部・中部エリアのミニストップの一部など。製造しているバンデロールのネットショップでも手に入るので、お土産に買い忘れても安心ですよ。

さわやかのハンバーグ

炭焼きレストランさわやか 藤枝築地店

出典:トリップアドバイザー

ジュージューと音を立て、香ばしい香りを漂わせるハンバーグは静岡県民のソウルフード。(西焼津駅より徒歩17分、藤枝駅より徒歩30分)静岡県民のほとんどの方が口にしたことあるハンバーグと言っても過言でない洋食レストラン。見た目はファミレスのように思えますが、注文してから提供されるまでにそんな思いは消え、本格的なハンバーグを楽しめるでしょう。気になるハンバーグは、おにぎりハンバーグ、げんこつハンバーグ、手作りハンバーグ、チーズハンバーグなどがあり、どれも鉄板で焼かれていて焼き心地もよく、レアで楽しめます。

さわやか 藤枝築地店
お問い合わせ 054-647-2230
住所 静岡県藤枝市築地520-1
営業時間 [月~金] 11:00~23:00 [土日祝] 10:45~23:00
定休日 12/31,1/1,不定休日あり

富士つけナポリタン

富士つけナポリタン

出典:富士箱根伊豆交流圏づくり

あるテレビの企画をきっかけに、2008年に誕生。名前を聞いただけでは、ピンときませんよね。簡単に言えば、つけ麺のパスタバージョンでしょうか。

ベースがトマトスープで、鶏ガラなどで作った各店オリジナルのスープを合わせてWスープにしたものに麺を付けて食します。さらに、パスタなのに箸を使うのが基本です。アツアツのスープにはトロリとチーズが溶け込み、さらに提供店によって異なりますが鶏肉や野菜・半熟卵などが入っています。スープの中で溶けたチーズが、モチモチの太麺によく絡んで箸が止まらなくなるおいしさ。

つけナポリタンは富士市内外約50店舗ほどで食べられますが、せっかくなら元祖と言われる喫茶アドニスで食べませんか。1947年創業の老舗で、この店では「つけ富士リタン」と呼び、「よく付けて食すべし」「チーズを絡めて食すべし」「レモンは半分食べたら麺にかけるべし」と食べ方にもこだわり。今までありそうで無かった、そんな不思議でクセになる食べ物かもしれません。

アドニス
お問い合わせ 0545-52-0557
住所 静岡県富士市吉原2丁目3-16
営業時間 10:00~19:00 ※つけナポは11時半からの提供
定休日 火曜日 水曜日

あみ焼き弁当

あみ焼き弁当

出典:食べログ

多分、静岡市に観光に来ても気付くことがないであろう地元グルメ。静岡市民にとって『あみ焼き』または『あみ焼き弁当』と言えば、かなりの中毒者もいると思われる地元民御用達のお弁当店・しずおか弁当の人気ナンバーワンメニュー。

お弁当は75種、30種以上の惣菜や20種以上あるサラダ、さらに季節限定などメニューが豊富なしずおか弁当。しかしながら、訪れるお客さんのほとんどが買うという圧倒的な人気を誇るのが『あみ焼き弁当』。40年以上継ぎ足される秘伝のタレにたっぷりと肉を漬け込み、それを熟練の職人さんが1枚1枚丁寧に焼き上げています。その肉に合うように、水分量まできっちりと調節して炊き上げたご飯にまでタレがしみ込んでいます。『あみ焼き弁当』にはいくつかの種類があり、大定番は『豚あみ焼き弁当』。他に『牛あみ焼き弁当』『牛ハラミあみ焼き弁当』『牛カルビあみ焼き弁当』『朝霧高原ポークあみ焼き弁当』などもあるので、食べ比べてみるのもいいですね。お店は市内一の繁華街・両替町にあり、年末年始を除き年中無休。しかも深夜3:00まで営業しています。市内に宿泊の際は、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか。

静岡弁当 両替町店
お問い合わせ 054-252-6027
住所 静岡県静岡市葵区両替町2-7-13 静岡ユーアイホテル 1F
営業時間 10:00~翌3:00
定休日 年中無休

こっこ庵

こっこ庵

出典:こっこオンラインショップ

駅のキヨスクや観光施設のショップなどで、静岡土産の定番として販売されている「こっこ」というお菓子をご存じでしょうか?ふわふわのスポンジの中に、甘さ控えめのクリームが入った手のひらサイズの蒸しケーキ。原料の3分の1は、生まれてから3日以内の新鮮な卵。特製のミルククリームは、生地との相性も抜群。他にも静岡名産の苺「紅ほっぺ」に砂糖だけを加えて煮詰めたソースを生地に練り込み、中のクリームにいちごの粒がアクセントになっている『いちごこっこ』。静岡県産の上質な抹茶を練り込んだ生地と、ふっくらと炊き上げた北海道産の小豆とミルククリームが贅沢に入った『抹茶こっこ』。バレンタイン限定の『義理ちょこっこ』、5月~8月限定の『夏バナナこっこ』など季節限定味もあり、バリエーションも豊富。

さらに、こっこオンラインショップでしか購入できない『こっこゴールド』は、名古屋コーチンの卵を使ったワンランク上の味。

こっこ庵 (【旧店名】もったいない静岡) ジャンル 洋菓子(その他)、スイーツ(その他) お問い合わせ 054-281-9335 予約可否 予約不可 住所 静岡県静岡市駿河区中原696-1 こっこ庵 – 地図 大きな地図を見る 周辺のお店を探す 交通手段 静岡駅から1,954m 営業時間 営業時間 [月~日] 10:00 ~ 17:00 日曜営業 定休日 水曜日

初耳グルメもあったかもしれませんが、「街おこしを目的に」「古くから家庭で食べられているもの」など、実にバリエーション豊かな静岡県のB級グルメたち。自分で作ることができるものもありますが、やはりその土地で食べてみるのが旅の醍醐味。たまにはB級グルメを食べまくる旅があっても面白いのでは?そう思ったら、「いつか」ではなく「今すぐ!」静岡県へお越し下さい。絶品のB級グルメをご用意してお待ちしております。

東海地方のB級グルメ特集

■関西地方のB級グルメ特集■




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