岩手県で絶対行って欲しいわんこそばの名店
2024年08月25日(日)/岩手県
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岩手盛岡の名物といえば「わんこそば」。今回はわんこそばの特徴から、美味しいわんこそばが食べられる盛岡の名店をご紹介いたします。
Contents
わんこそばとは?
岩手伝統のエンターテイメント、そばわんこそばとは岩手県(花巻、盛岡)に伝わる蕎麦(そば)の一つ。小さなお椀に少しだけ蕎麦を入れ、何度も何度もおかわりして食べ続けるという独特な “エンターテインメント蕎麦” のこと。
そもそも「わんこ」とはどういう意味でしょうか。
わんこは方言で、おわんのことを指すらしいよ
給仕さんの「それ、もう一杯」「ほら、じゃんじゃん」などのかけ声とともにおそばが次々とおわんに入れられるのが”わんこそば”の特徴。 麺はそば屋によって多少の差がありますが、おおよそわんこ10杯がかけそば1杯分の目安とか。平均は女性の方で30~40杯、男性で50~60杯のお椀分を食します。
前述した通り、そばの専門店が提供するわんこそばですが、一人ひとりに給仕さんがつき、目の前に食べたおわんが積み重なっていく様子は圧巻の光景ですね!
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わんこそばの食べ方
おわんのふたを開けたらスタート、あとは食べるごとに給仕さんがすぐにそばをおわんに入れてくれるので、食べられるだけ食べましょう。お腹いっぱい、食べられなくなったら、おわんの中を空にしてからふたを閉めます。食べ終わったあとのおわんの数が記録です。
たくさん食べるも、色々な薬味と組み合わせて味わうのも、仲間と一緒にわいわい楽しく食べられるのがわんこそばの食べ方。そしてお給仕さんとのコニュミケーションで、わんこそばを楽しんではいかがでしょうか。
わんこそばをたくさん食べるコツとは?
たくさん食べるコツは、どんなにツユがおいしくても飲まないこと。『わんこそば』には多くの薬味がついてくるので、食べている途中で味に飽きてきたら入れると良いとか。刺身や漬物もついてくるので、蕎麦と一緒にお椀に入れて食べても一層美味しくなるでしょう。
わんこそば全日本大会も催されます
岩手県花巻で行われる「わんこそば全日本大会」によって全国に「わんこそば」が知れ渡り、現在においては主として観光客向けの「いわて花巻名物」としてわんこそばの食べ方が定着。
そんなわんこそばの全日本大会ですが花巻市では毎年2月11日に開催されます。
では、次に美味しいわんこそばが美味しいお店をご紹介しましょう!
東家
出典:find-travel.jp
明治40年、盛岡一の料亭『大清水多賀』の料理長だった土井東吉氏が独立して開業した店。 薄味なので量を食べるときに邪魔にならない。のど越しもいいと評判。おわんを重ねず算木(数え棒)で数える方式と、おわんを重ねる方式の両方のコースがあり、薬味もコースによって7種類、9種類と分かれています。
100杯以上でオリジナル記念手形がもらえます。筆者は100ワンコジャストでこのオリジナル記念手形をもらったことも。
この東屋は創業明治四十年ということもあり、現在に至るまで盛岡でそば料理店として繁盛してた老舗。祖先代々と受け継がれた東家ならでは歴史を踏まえつつ、是非椀子そばに挑戦してみてくださいね!
東家 駅前店
・住所:岩手県盛岡市盛岡駅前通8-11 盛岡駅前ビル
・アクセス: 盛岡駅から徒歩2分 東北自動車道盛岡ICから車で10分
・営業時間: 11:00~20:00
・定休日: 不定休
・電話番号: 019-622-2233
・料金:わんこそば 2,700円~ 小中学生まで設定料金より540円割引 未就学児童3歳以上6歳未満760円
直利庵
出典:ぐるなび
創業は明治17年(1884年)、盛岡一の老舗そば店で薬味が豊富なことが特徴としてあげられます。肝心の薬味の種類ですが、すじこ、クルミ、刺し身、ネギ、ノリ、なめこおろし、花かつお、もみじおろし、お新香と9種類の薬味があります。特筆すべき点としてはお椀の数え方がお椀を数える方式ではなくマッチ棒で数えていくこと。
薬味も美味しいですが、入れすぎると肝心の蕎麦がはいらなくなってしまうので注意が必要ですね。
わんこそばコースにはお刺身もついており、そばだけでなく海の幸も一緒に堪能ができるでしょう。最後にアクセスに関してですが、盛岡駅から盛岡都心循環バス「でんでんむし」に乗ると便利です。
直利庵
・住所: 岩手県盛岡市中ノ橋通1−12−13
・アクセス:バス…盛岡都心循環バス「でんでんむし」利用 左回り→盛岡駅東口バス乗り場16番より約12分、バスセンター前(中三 向)下車 右回り→盛岡駅東口バス乗り場15番より約17分、 バスセンター前(神 明町)下車 車…盛岡I.C. − 国道46号線 → 稲荷町交差点 → 太田橋袂 → 夕顔橋 → 市役所前 → 中の橋 → 直利庵 15分
・営業時間: 11:00~21:00
・定休日: 水曜(祝日の場合 営業)
・電話番号: 019-624-0441
・料金: わんこそば普通3050円
初駒 本店
創業が昭和35年と他のわんこそばのお店と比べると新しめのお店がここ初駒本店。場所は盛岡八幡宮の門前にあります。お椀を目の前に重ねていく「重ね」を利用しない場合は、324円引きです。
おすすめのコースは高いですがわんこそば食べ放題コース桜(3500円)の一択。なぜこのコースをお勧めするかというと、100杯以上食べた方にはわんこ手形の贈呈がもらえるからです。
また、これには薬味として鮪の刺身・葱・もみじおろし・若布・なめこおろし・とろろ芋・漬物・雲丹・イクラ・天ぷら・鰹節・フルーツがついており色々な薬味を楽しめるという利点も。
もし、たくさん食べられるか自信が無いという方にはわんこそば30杯限定コースがお勧めかもしれません。これはわんこそば食べ放題梅コースと同様の薬味がついており、お値段も2000円弱。ちなみに薬味を羅列しますと、・鮪の刺身・葱・もみじおろし・若布・なめこおろし・とろろ芋・漬物です。そのため、あまり食べられない年配の方や女性にお勧め。
初駒 本店
・住所:岩手県盛岡市八幡町10-21
・アクセス:盛岡駅 からバスで20分、盛岡バスセンター下車、徒歩10分 盛岡南ICから車で20分
・営業時間: 11:00~15:00 17:00~20:00※夜のみ要予約
・定休日:不定休 ・電話番号: 019-651-7184
・料金:わんこそば食べ放題 梅2,400円~ わんこそば30杯限定コース 1,800円
やぶ屋花巻総本店
出典:miMemo(ミメモ)
そばの専門店が提供するわんこそばは、一人ひとりに給仕さんがつき、目の前に食べたおわんが積み重なっていく光景がみられます。ちなみにここやぶ屋は花巻出身の詩人「宮沢賢治」が教師時代に「BUSH(ブッシュ_やぶの意味)」と呼んで、よく生徒を連れてきた店。
ちなみに、賢治の注文はきまって「天ぷらそばとサイダー」だったそう。岩手花巻名物わんこそば やぶ屋 花巻名物わんこそば。400年の伝統を守る本来のわんこそばを是非食べてみてはいかがでしょうか。
やぶ屋総本店 (やぶやそうほんてん)
・電話番号0198-24-1011
・住所:岩手県花巻市吹張町7-17 やぶ屋総本店
・営業時間::00~21:00(L.O.20:00) ランチ営業、日曜営業
・定休日:第1・第3月曜(予約状況により異なる)
駅前芭蕉館
出典:じゃらん
世界遺産平泉をみた後に、わんこそばも!そんな方におすすめ!場所は平泉駅前なので、アクセス抜群。こちらの特徴は通常のわんこそばではなく、盛り出し式平泉わんこそばという1段12杯の2段杯が1セットの盛られ方をしております。
嘉司屋
出典:嘉司屋
わんこそば大会発祥のお店として有名な嘉司屋。老舗であり、明治37年創業。
こちらは積み上げ方式ではなく、マッチ棒で杯数計算を行います。
美味しいおそばを「挽きたて」「打ちたて」「茹でたて」の「三たて」と定義し、それらを重んじる店舗。もちろん味だけでなく、店員さんのおもてなしの精神も抜群!さて、先ほどわんこそば大会発祥のお店としてご紹介しましたが、この大会は1957年にスタートしたことから、現在約60年ほどの由緒ある大会。
優勝候補の方は10分で約300杯と越すほどの速さと大食いを兼ね揃えていることから、すごいの一言でしょう。
きになる方はyoutubeにもアップロードされていますので、要チェックです。
お問い合わせ 0198-22-3322
住所 岩手県花巻市東町2-19 嘉司屋
営業時間 [木~火] 11:00~14:30 17:00~21:00
定休日 水曜日(祝日の場合営業)
皆さんも盛岡名物『わんこそば』を限界まで食べてみてはいかがでしょうか?100杯以上食べると認定証ゲットできます。ちなみに、15杯前後で通常のもりそば1杯分なのだそう。40~60杯でだいたいの人が満腹になるらしいですが是非挑戦してみてくださいね!
岩手県のご当地B級グルメは、わんこそばだけでなく、じゃじゃ麺と冷麺もあります。あわせて、岩手県のB級グルメもチェックしてみましょう!
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