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福島県で絶対に行きたい絶景名所

2019年03月21日(木)/福島


福島県は、海もあって、山もあって、川もあって、湖もある、そして魅力もたっぷりの場所です。
「綺麗な景色を見たい」
「自然に癒されたい」
そんな方にはぴったりの福島県。
特におすすめしたい福島県で絶対に行きたい絶景名所についてご紹介します!

安達太良山

安達太良山

出典:GANREF

詩人・高村光太郎の妻である智恵子抄は、福島県安達郡油井村(現・二本松市油井)に生まれました。
光太郎の詩「智恵子抄」の一節をご紹介します。
「智恵子は遠くを見ながら言ふ。大多多羅山の山の上に毎日出てゐる青い空が智恵子のほんとの空だといふ」

「ほんとの空」と言葉の通り、安達太良山の上には色鮮やかな空が広がっています。

安達太良山の紅葉

出典:pixpot

現在、安達太良山は冬にはスキー、山開きが始まると登山客が多く訪れる場所となりました。
特に秋の紅葉の時期には、国内外問わず多くの観光客が訪れます。
冬期以外の期間には、ロープウェイの運行がされており、高い場所から安達太良山の景色を眺めることができます。
足腰の弱い方や、小さなお子さん連れの方でも、「ほんとの空」を満喫することができますよ!

また、安達太良山からすぐ近くにあるのが「岳温泉」です。
福島の海の幸山の幸を使った料理や、地酒を飲みながら露天風呂でゆっくりできる旅館も。
岳温泉の指定の施設に宿泊すると、安達太良山のロープウェイ料金が割引されるので、安達太良山の絶景と岳温泉で、心も体も休まる旅に出てみてはいかがでしょう。

 

三春滝桜

三春滝桜

出典:三春町観光協会

「日本三大桜」の一つとされる、三春の滝桜。
テレビでの放送もされ、全国的にも有名となりました。

この三春滝桜は、大正11年に、桜の木としては初めて国の天然記念物に指定されました。
その樹齢は1,000年以上とされ、ずっと昔からこの地を見守ってきたことが分かります。
三春滝桜があるのは「福島県田村郡三春町大字滝字桜久保」。
地名からも、昔から地域の方に愛されてきたことが伝わってきます。

三春滝桜ライトアップ

出典:三春町観光協会

夜間のライトアップも行われ、日中とは一味違った、幻想的な雰囲気の滝桜を楽しむことができます。
夜間の運転は気を付けて、夜の滝桜を楽しんでくださいね。
交通のアクセスについてですが、開花時期は渋滞が予想されます。
磐越自動車道船引三春ICが最寄となりますが、開花時期には郡山東ICの利用がおすすめです。
また、開花期間中は三春駅からの臨時バスが運行しているので、こちらも利用して、春の三春を満喫してくださいね。

 

布引高原

布引高原

出典:A Perfect Day for Cycling

意外に知られていない福島県の絶景ポイントが、郡山市にある「布引高原」です。

布引高原の一つめの魅力が、風車です。
東北電力風力発電所の風車が33基あり、その迫力につい驚いてしまいます。

もう一つの魅力が、季節ごとに変わる花と風車の共演です。
5月から6月にかけては、菜の花が、8月から10月にかけてはコスモスが見ごろを迎えます。
特におすすめなのが、8月から9月に見ごろを迎えるひまわり。
夏休みの時期と重なることから、多くの家族連れで賑わいます。
売店も出ているので、小腹が空いてきたらぜひ立ち寄ってみてくださいね。

毎年8月最後の日曜日にはイベントが開催され、野菜の収穫体験やウォークラリー、大声大会、移動動物園など、お子さんも楽しめる企画が満載!
また、布引高原は高原野菜の産地としても知られています。
スーパーで買う野菜よりもおいしくて、安い野菜を買うこともできますよ。
夏休み最後の思い出として、お子さんを連れてお出かけに行ってみてはいかがでしょうか。

 

布引高原から見た猪苗代湖

出典:会津観光ブログ

そして、最後に伝えたい布引高原の魅力が、下に見える猪苗代湖と磐梯山!
映画「君の名は。」を思い出すような絶景です。
風車とひまわりやコスモス、菜の花とのコントラストも十分綺麗ですが、猪苗代湖と磐梯山を見下ろすこの景色も絶景!
ぜひ生で感じてください!

近くには磐梯熱海温泉もあるので、郡山に来た際はぜひ立ち寄ってみてくださいね!

 

猪苗代湖

猪苗代湖

出典:会津若松観光ナビ

言わずと知れた福島県の有名な湖。
福島県の地図を見たら、一目でわかりますよね。

この猪苗代湖の近くで育った偉人が一人います。
誰か知っていますか?
もしかしたら、毎日見ている人かもしれません。

この場所で育ったのは、1,000円札に描かれている野口英世です。
猪苗代湖近くの翁島で育った彼は、幼少の頃囲炉裏で重いやけどを負ってしまいます。
一生懸命直してくれた医師を見て、英世は自分も医師を志したといわれています。
そんな英世も見て育ったであろう、猪苗代湖の景色は、県内でも特におすすめしたい絶景名所です。

猪苗代湖志田浜

出典:ニッポン旅マガジン

猪苗代湖にはいくつか浜があり、特におすすめなのが「志田浜」です。
志田浜には、おしゃれなカフェや飲食店、売店も多いので、ソフトクリームやドリンクを持ちながら、浜辺の散歩ができますよ!

次におすすめなのが「長浜」です。
こちらからは、冬期以外「はくちょう丸」「かめ丸」の2つの遊覧船が運行しています。
浜辺で見るよりも、猪苗代湖からの綺麗な景色や、すがすがしい空気を体感することができますよ。

猪苗代湖しぶき氷

出典:ココロの記憶 – So-net

夏にはキャンプ場・湖水浴場としても賑わう猪苗代湖。
冬には特別な景色が見られます。
それが「しぶき氷」です。
天神浜から南側の林を抜けると見えてくるのが、長瀬川の河口。
そこに限られた期間のみ姿をあらわすしぶき氷は、御神渡り、樹氷にも引けをとりません。
これは、湖水が強い西風にあおられて、それが浜辺の木々に凍り付いたものです。
1月から2月の短い期間にのみ見られる光景で、年によっては、気候などによりみられないことも。

猪苗代湖夕焼け

出典:ふくしまの旅

また、忘れてはいけないのが猪苗代湖と磐梯山の組み合わせです!
写真撮影はもちろん、素敵な景色を眺めながら、ぼーっとするのもおすすめ。
毎日の嫌なことをちょっとだけ忘れて、夕日が落ちる姿を眺めてみてはいかがでしょう。

猪苗代湖周辺には、野口英世の生家がある「野口英世記念館」、「世界のガラス館」と、ガラス館に併設されている「世界の地ビール館」、道の駅猪苗代など、見どころもたくさん。
周辺道路からの風景も綺麗ですし、ドライブにもおすすめですよ。

 

大内宿

大内宿

出典:極上の会津

古い建物が立ち並んでいる場所、といったら、どんな場所を思い浮かべますか?
日本でも有数の観光地である京都、世界遺産となった白川郷、小京都の川越、飛騨高山、金沢…。
福島県もそれらに負けず劣らず、素敵な街並みが残っています。
それが南会津にある「大内宿」です。

大内宿があるのは、福島県でも内陸部にある「会津地方」です。
会津は、かつて城下町として栄え、戊辰戦争の戦場ともなりました。
そんな会津は、鶴ヶ城、飯盛山、さざえ堂、七日町通りなど、今では県内有数の観光地となっています。

大内宿は、かつて会津城下と下野の国・現在の栃木県日光市今市をつなぐ途中にあった宿場町でした。
会津藩の参勤交代や、交友があった周辺の藩もよく利用し、栄えた宿場町だったといわれています。
しかし、大地震、新しい街道の発達により、大内宿は徐々に廃れていきます。
半農半宿で生計を立てていたことが幸いし、宿場町としては廃れてしまっても、農業や出稼ぎで生計を立てるようになっていった大内宿。
民俗学者の宮本常一さんは、大内宿が残った経緯についてこう記しています。
「村民の結束もかたい上に、特別に大きな財産家もない。村人をだしぬいて自分だけはよい生活をしようとするような人もいなかったことが、このような村をのこしたのだろう」

そう言い残した宮本常一の弟子が大内宿について、学術的な報告をしたことにより、多くの学者が大内宿に関心を持つようになりました。
また、この街並みのため、大河ドラマの撮影場所ともなり、観光客が徐々に増え始めます。
それにより、村人たちも「この景観を残していこう」と考えるようになります。

そんなときに持ち上がったのが、大内ダムの建設でした。
ダム建設により、補償金を貰い、そのお金で家を建てかえる人も出てきました。
そんな中で指定されたのが「重要伝統的建物群保存地区」。
住民による景観保存が本格的となりました。
「売らない、貸さない、壊さない」の3原則を守り、今でも人々が暮らしています。

大内宿

出典:たびこふれ

産業や道路の開発、ダム建設によって一時危機に陥ったのが、世界遺産となった白川郷です。
白川郷は「合掌造り」であるのに対し、大内宿は数寄屋造りと言えるでしょう。
白川郷は敷地が少ない、養蚕が盛んだったため、その作業スペースを設けるため、上に高い合掌造りが普及したといわれています。
茅葺屋根は、夏は涼しく、冬は暖かい、遮音効果も高く、水はけがいいことから、雪や雨、嵐にも強いとされています。

大内宿では、特に有名なグルメがあるのをご存知ですか?
それは「ねぎ蕎麦」です。
まるまる一本のねぎと、大根おろしの汁を使った高遠そば。
とってもインパクトのあるお蕎麦です。
大内宿でしか食べることができないので、昔ながらの家屋でねぎ蕎麦を食べてみてくださいね。

ねぎ蕎麦以外にも、そば粉を使った天ぷらまんじゅう、半つきにしたお米を丸めてじゅうねん味噌(えごま)を塗って焼いたしんごろう、大きな焼き立てのおせんべいなど、食べ歩きグルメもたっぷり。
特に夏は、小川で冷やしたラムネがおすすめですよ!
冷蔵庫で冷やしたものとはまた一味違いますね!

大内宿雪まつり

出典:シティ情報ふくしま

大内宿では、冬に「雪まつり」が開催されます。
花火の打ち上げも行われるので、雪に反射した花火と茅葺屋根、小さなかまくらや、その中に灯されたろうそくなど、冬の大内宿も絶景ポイントたっぷりです。

 

第1只見川橋梁

只見線出典:JR只見線

ローカル線に乗って旅をするのが好き!なんて方も少なくないですよね。
福島県から新潟をつなぐ「只見線」。
冬の絶景スポットとしてよく話題になる只見線ですが、実は現在運休している区間があるんです。
2011年、東日本大震災の影響を大きく受けた福島県。
さらに追い打ちをかけるように起こったのが、新潟・福島豪雨でした。
只見線では、第5・6・7橋梁が流出、第8橋梁付近でも、盛り土の崩壊など、大きな影響を受けました。
2019年3月現在、会津川口から只見駅区間は、バスでの振替輸送が続いています。

第一只見川橋梁

出典:rion.mobi

そんな只見川橋梁の中でも、特に絶景スポットとして知られているのが「第1只見川橋梁」です。
只見線の中では、唯一のアーチ形。
川に映る姿も美しいですね。

道の駅「尾瀬街道みしま宿」から徒歩10分、絶好の撮影スポット「第一只見川橋梁ビューポイント」です。
ビューポイントは、低い場所からA、B、C、Dと4つ存在しますが、冬期はCとDが閉鎖されますので、注意してくださいね。
また、冬期期間中は電車の運行時刻が変更になります。
来年は行きたい!という方は、しっかり下調べをしてから行きましょうね。

福島県の絶対に行きたい絶景名所についてご紹介しました。
福島県は、今回ご紹介した名所はもちろん、田んぼ、道路、夕日、星空、色んなものが絶景。
都会にはない、ゆったりとした時間が流れています。
ぜひ福島県で、素敵な時間を過ごしてくださいね。