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戊辰戦争の悲劇の町として有名な会津若松!お勧め観光スポット

2018年08月25日(土)/福島


幕末(1868年)に、逆賊として東北諸藩を攻撃する薩摩・長州を中心とする新政府軍と、守る会津藩を含む旧幕府勢力との間で勃発した戊辰戦争の有名な舞台として知られる「会津若松」は、名所旧跡が豊富です。その主な観光施設のご紹介をします。また、戊辰戦争150周年にあたる今年は、関連イベントが開催されており、お店めぐりが楽しい町並み散策もおすすめ!

会津若松市 市街地(ウィキペディア フリー百科事典)

出典:ウィキペディア フリー百科事典

1.鶴ヶ城

市街の南にそびえる600年以上の歴史を持つ会津若松市のシンボル。戊辰戦争の際、1か月も新政府軍の猛攻に耐え抜き、難攻不落の名城と謳われた。新政府により1874年に取り壊されたが、1965年に市民の強い要望により再建されました。天守閣の周りは石垣や堀が昔を伝える公園として整備され、4月下旬には桜、10月下旬には紅葉が美しいと評判です。

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再建された鶴ヶ城(

出典:会津若松観光ナビ)

落城した鶴ヶ城(出展:若松城)

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出典:ウィキペディアフリー百科辞典)

会津戦争後の鶴ヶ城:官軍の砲撃により破損しています。

(1) 天守閣

5層建てとなっており、建物の内部は博物館となっています。1~4層は会津地方の文化財や武具、最後の藩主となった松平容保公や百虎隊士の肖像画が展示されています。5層は展望台で、会津盆地を一望できます。天守閣の南側には、食糧庫だった「干飯櫓」や武器庫だった「南走長屋」も再建され、見学することができます。

(2) 麟閣(リンカク)

天守閣の南東側にあります茅葺屋根の風雅な茶室。建物の外から中を眺める事ができます。千利休の筆頭弟子でもあった蒲生氏郷が、利休の切腹後に次男の少庵を会津に引き取り、その少庵の為に建てたものであります。

(3) 荒城の月碑

城内の南東に、荒城の月の歌詞を刻んだ石碑があります。作詞者の土井晩翠は、ここを訪れて作詞のきっかけを得たとされています。

2.城下町

今から約430年前に、織田信長に愛され豊臣秀吉に警戒された優秀な戦国大名である蒲生氏郷によって整備されました。ゆっくりと市街地を散策する「まち歩き」をお楽しみいただけます。

(1) 七日町(ナノカマチ)通り

七日町通り(出展:トリップアドバイザー日本/会津若松市/観光/七日町通り)

出典:トリップアドバイザー

藩政時代には問屋街として賑わって来ました。大正~昭和初期に建てられた洋館や蔵をリノベーションしたカフェ、ショップ店が充実しています。おしゃれでモダンな伝統雑貨は、おみやげに最適です。

① 西軍墓地

大町の東明寺境内にあります。戊辰戦争で会津に攻め入った西軍(*東北地方の人は官軍とは無く西軍、自分達の事を東軍と言っています。)の内、若松付近で戦死した9藩151人が葬られています。他に、城下町で官軍と戦った新撰組隊士の斉藤一のお墓もあります。

② 会津新撰組記念館(骨董 むかしや)

「錦絵 会津若松戦争図」「会津百虎隊 飯盛山自刃の図」、「会津娘子軍 中野姉妹 涙橋出陣の図」、「新撰組隊士の鉢金」等の貴重な歴史資料や、「会津藩製火縄銃」から戊辰戦争に活躍した「スペンサー七連発騎兵銃」までの名銃等が見学できます。

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出典:会津若松観光ナビ

③ レオ氏郷南蛮館

鶴ヶ城の天守閣を築いたキリシタン大名の蒲生氏郷公の足跡を紹介する施設です。呂宋(ルソン)茶壺や極彩色な花鳥図屏風等華やかな展示品が並んでいます。再現された天守の間では、記念撮影もできます。

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出典:会津若松市のレオ氏郷南蛮館:レトロな街を訪ねて

(2) 大町通り

① 会津町方伝承館

会津で長年培われて来た伝統産業と伝統工芸品について知る事ができる施設です。漆器・酒・陶芸・木工・赤べこ・こけし・絵ローソク・唐人凧等を展示していて、即売も行っています。

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出典:会津若松観光ナビ

(3) 神明通り

① 蒲生氏郷公墓

1590年に、豊臣秀吉によって会津92万石に封じられた蒲生氏郷のお墓。氏郷は、城下町を造営し産業の発展にも尽力して、会津の基礎を築いたと言われています。五輪塔には、「空・風・火・水・地」の文字が刻まれています。

② 野口英世青春館

野口英世が左手の手術を受け、その後に書生として3年間医学を学んだ「会陽会館」の跡が「会津壱番館」2018年4月から実施です。「野口英世青春館」は、その2階にあります。英世の16~19歳の資料を中心に展示されています。

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出典:観るー野口英世記念館

 (4) レンガ通り

① 野口英世青春広場

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出典:野口英世の銅像 偉人伝 会津への夢街道

広場内には、野口英世の銅像があり、写真スポットとして有名です。

(5) 鶴ヶ城の北側

① 会津葵シルクロード文明館

和菓子の老舗会津葵(アオイ)が開いた美術館です。東南アジアの陶器やアクセサリー、ローマングラス等が展示され、エキゾチックな雰囲気になっています。建物は、加熱炉で作成された耐火レンガや民家の太い梁等を利用して建てられています。

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出典:会津葵シルクロード文明館

(6) 会津楽市通り

① 阿弥陀寺(御三階)

戊辰戦争で戦死した会津藩士を始め、東軍戦士約1280体が埋葬されている寺です。本堂に向かって左手には「御三階」と呼ばれる建物があります。鶴ヶ城の本丸から移築したもので、外観は3階建て、中は4階になっており、金具を使わずに建てられています。従来は密議所として使われていたと伝えられています。

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出典:会津物語 観光スポット

3.東山街道(いにしえ夢街道)

(1) 御薬園(オヤクエン)

約5,100坪の池泉回遊式庭園(名勝)で、歴代藩主の保養所として使われてしました。園内では、春から夏まで桜・椿・藤・ボタン・アヤメ・ハスが次々と咲き、秋は紅葉、冬は雪景色と四季折々の美しさを堪能できます。質素を好んだ藩主の意図が表れていると言われる「楽寿亭」や「御茶屋御殿」等が建っています。北側には約400種類の薬草・薬木が植えられた薬用植物園もあります。一角に建つ重陽閣では、予約すれば会席料理が味わえます。

御薬園(出展:トリップアドバイザー日本/会津若松市/観光/御薬園庭園)

出典:トリップアドバイザー日本

(2) 歴史感動ミュージアム会津武家屋敷

藩の家老である西郷頼母の一族の女子21人が、日常生活をする様子、新政府軍が会津城下町を攻撃の際に自害する様子を、等身大の人形で表した「家老屋敷」(38部屋、畳数328枚の堂々とした建物)を始め、「会津歴史資料館」、「会津くらしの歴史館」、「会津人文学館」等、会津の歴史や施設が集まったヒストリーテーマパークです。

会津武家屋敷(出展:トリップアドバイザー日本/会津若松市/観光/会津武家屋敷)

出典:トリップアドバイザー日本

会津武家屋敷(出展:リアルすぎる西郷一族自決の場に涙!「会津武家屋敷」【福島】)

出典:リアルすぎる西郷一族自決の場に涙!

(3) 近藤勇の墓

市街の東に建つ天寧寺の裏山にあります。

新撰組隊長であった近藤勇は、千葉の流山で官軍に捕えられた後、東京の板橋で斬首され、首を京都の三条河原に見せしめの為さらされましたが、何者かがその首を持ち去りました。それを新撰組副長であった土方歳三がここに埋葬して、お墓を建てたと伝わっています。

(4) 会津藩主松平家墓所

東山温泉に近い山の斜面にあります。第2代の松平正経公から最後の9代の松平容保公までの藩主と正室のお墓が並んでいます(*初代保科正之公のお墓は、猪苗代町の土津神社で祀られています。)。大名の墓所としては全国有数の規模を誇っています

(5) 東山温泉

奈良時代に行基が発見したと伝わる古湯で、上山温泉・湯野浜温泉と並ぶ東北三楽郷の一つとして知られています。温泉街は、湯川沿いに旅館が並び緑も豊かです。多くの文人が訪れ、竹久夢二や与謝野晶子の碑もあります。

東山温泉(出展:じやらん/宿・ホテル予約/会津東山温泉の温泉・露天風呂)

出典:じゃらん/宿・ホテル予約

4.飯盛山

戊辰戦争の際に百虎隊士が、城下から上がる砲煙を見て自刃した場所。山腹には百虎隊士の墓や百虎隊記念館等があります。

(1) 百虎隊士の墓

戊辰戦争時に16・17歳の藩士で結成された「百虎隊」は、戦況が思わしくなく生き残った二番隊20人が「戸ノ口洞門」をくぐり抜け、飯盛山へ敗走しました。彼らは炎上する城下を見て落城したと思い込み、山腹で次々と自刃をしたと伝えられています。亡くなった19士の墓は、中腹に一列に並んでおり訪れる人が多く線香が絶えません。すぐ近くには、戦前にドイツ・イタリアから贈られた碑もあります。南側の隊士自刃の地からは、今も鶴ヶ城天守閣がよく見えます。

百虎隊士の墓

出典:4travel.jp

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出典:会津若松のおすすめ観光スポット

百虎隊最後の絵(出展:百虎隊最後の画像)

出典:会津百虎隊が美化された理由

(2) 百虎隊記念館

飯盛山の入口にあります。百虎隊343人・籠城婦人500人余、娘子軍20余人の他、新撰組の近藤勇・土方歳三、西軍の岩倉具定・板垣退助等、戊辰戦争の資料1万2,000点を展示されています。百虎隊の短刀、松平容保公の羽織、土方歳三の状箱等が見られます。

百虎隊記念館(出展:トリップアドバイザー日本/会津若松市/観光/百虎隊記念館)

出典:トリップアドバイザー日本

(3) さざえ堂(国指定重要文化財)

「百虎隊士の墓」から少し北に下った所にあり、高さ16mの六角三層塔です。1796年の建築で、内部はらせん状の廊下を昇降するようになっています。同じ場所を通らずに上り下りできるのが特徴で、その造りは世界的にも珍しいものと言われています。正式には「円通三匝堂」といい、外観と廊下の造りが「さざえ貝」に似ていることから、この名で呼ばれています。

この堂のすぐ脇には、百虎隊19士の像が安置された「宇賀神堂」、近くには隊士が敗走して来た「戸ノ口洞門」があります。

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出典:会津若松観光ナビ

(4) 百虎隊伝承史学館

バス停「飯盛山」から徒歩2分。会津藩や戊辰戦争に関する資料約5,000点を展示しています。館内は、「日新館」と「百虎隊」、会津藩主と藩士達、会津女性等のコーナーに分かれています。

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出典:会津若松観光ナビ)” width=”501″ height=”334″ />

出典:会津若松観光ナビ

(5)  旧滝沢本陣

従来は本陣(大名等が宿泊する高級な旅館)でありましたが、戊辰戦争の際には会津藩の大本営となり、藩主松平容保はここに出陣致しました。百虎隊もここで容保公の命を受け、出陣して行きました。現地周辺では激しい戦いのあった為、館内では付けられた弾痕や刃傷も残っています。藩主の愛用品や古文書も展示されています。

旧滝沢本陣(出展:トリップアドバイザー日本/会津若松市/観光/旧滝沢本陣)

出典:tripadvisor

旧滝沢本陣(出展:じやらん/観光ガイド/旧滝沢本陣)

出典:じゃらん 観光ガイド

5.会津藩校「日新館」

人材の育成を目的に1803年に建設され、幕末には「百虎隊」を始めとする多くの優秀な藩士を輩出しました。戊辰戦争で焼失しましたが、その後再建されました。「ならぬことはならぬ。」という会津魂を育んだこの学問の殿堂は、失われてしまった日本武士道の根源とも言えるものです。館内では座禅や弓道等をする事により、武士道の体験が楽しめます。

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出典:tripadvisor

6.便利な交通機関

市内の主な見所を巡回するレトロスタイルの「まちなか周遊バス ハイカラ」が便利です。JR若松駅前→飯盛山下→会津武家屋敷前→鶴ヶ城入口→JR七日町駅前→JR若松駅前(一周50~55分)です。料金は1回210円、1日フリー500円で、JR若松駅前発9:15~16:30の間に30分間隔で運行しています。

巡回バス(出展:会津若松 市街地 写真)

出典:会津若松 市街地 写真

7.150周年記念イベント

(1) 戊辰ミステリークイズラリー

市内の歴史展示施設のめぐる企画です。2018年4月から実施されています。

(2) 鶴ヶ城天守閣企画展

「1868年の会津藩」がテーマの企画展です。2018年9月から11月まで実施する予定です。