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高知城周辺でおすすめの観光スポットを厳選

2019年04月12日(金)/高知


高知県の県庁所在地、高知市は高知県の人口約70万人のうち、半数に近い30万人前後が居住する都市です。とはいえ、高知市の真ん中を流れる鏡川で「アカメ」と呼ばれる希少な魚が釣れるなど、豊かな自然に恵まれており、ほんの少し町から出れば自然と触れ合うことができるコンパクトな都市です。

高知市の起源は高知城にあり

高知市の起源は高知城にあり

この高知市の起源は、戦国時代に関ヶ原の闘いの後、徳川家から所領として土佐藩を賜った山内一豊公が掛川藩から移住する際に、高知城を築城したことにあります。

この高知城は戦災にも合わず、江戸時代の姿がそのままに残されており、重要文化財に指定されています。高知城の周辺を散策すると、特色のあるスポットに出会うことができます。この度は高知城周辺でおすすめの観光スポットを厳選してご紹介いたします。

①重要文化財、追手門じゃら天守閣へ

高知城

高知城は江戸時代の姿をそのままに残しており、重要文化財に指定されています。その入り口は追手筋と呼ばれる通りに面した城門、追手門です。巨大な木造の門がそびえ、周囲の塀には攻め寄せた敵を迎え撃つための穴が設けられています。この穴、銃眼と呼んで差し支えない鉄砲用の丸いものと、弓矢で狙うための縦に長いものの2種類あるのが興味深いところです。

この門を抜けて、城の天守閣に向けて石段が続いていますが、この石段が絶妙に登りづらい。何故かというと、当時の人間工学に基づいて石段がヒトの歩幅に会わないように設計されており、故意に登りづらい階段にされているからです。

高知城

石段を登って、途中の踊り場のようなテラスに着くよそこは石垣に囲まれ、石垣の上にある塀には追手門にあったのと同じ、鉄砲用と弓矢用の穴が無数に設けられています。階段の踊り場は攻め寄せた敵を包囲してせん滅するための場所だったのですね。
天守閣に至るまでには、現在は失われた三の丸の跡もありますが、そこには桜が植えられ、現在はお花見の名所となっています。
高知地方気象台が桜の開花を宣言するソメイヨシノの標本木もこの三の丸にあるそうです。
そして石段を登り詰めると天守閣を目前にした広場に着きます。

高知 アイスクリン

出典:GoTrip!

ここでお勧めなのが、露天で売られている「アイスクリン」ソフトクリームのようなコーンで売られていますが、アイスクリームではなくシャーベットを思わせるさわやかな味です。階段」を登って汗ばんだ時に丁度良い味です。
最後に城内の展示品を見ながら、身の危険を感じるような急な階段を登り詰めると、天守閣に到着。

高知城

かつて土佐24万石の藩主が見下ろしたのと同じ場所に立って、眼下の町を見下ろすことができます。市街地を眺めながら、戦国時代や江戸時代に思いを馳せるのはいかがですか。

②ひろめ市場

高知県高知市の中心にある「ひろめ市場」 ご当地グルメ

出典:高知広告センタ

ひろめ市場は1998年に高知市の中心部、帯屋町2丁目に作られた飲食店街です。その形態は屋台村に近いと言っていいでしょう。出店しているテナントは割烹もあれば、ラーメン専門店、から揚げ屋さん、手羽先専門店やギョーザ専門店と盛りだくさんです。

飲食店だけでなく、青果店、鮮魚店、酒屋、お菓子屋さんと様々な業種があるのが特徴で、ここに来れば高知の名物を全部食べたような気分になることは請け合いです。現在では県外からの観光客がまず訪れる、外すことのできない観光スポットとなっており、正面入り口の招き猫をモチーフにした大きな看板が目印です。

ひろめ市場でおすすめのグルメは?

ひろめ市場でおすすめのグルメは?

それでは、ここにきて真っ先に食べるべきは何か!?美味しくて特色がある料理は数ありますが、ひとまず押さえたいのはカツオのたたきでしょう。

カツオのたたき

カツオのたたきを提供しているお店はひろめ市場内に沢山ありますが、その日仕入れたかつお状態をわざわざ「ちょっと油の乗りが悪い」等壁に張り出し、生の鰹がなくて冷凍を使った場合は値段を下げるというおみせもあるそうです。

明神丸 ひろめ市場店 鰹

出典:日本丹頂ツールブログ編

また、高知市では有名な、屋台がルーツの餃子店も出店しており、ここに来れば一日過ごせると言う人もいるほど。

それぞれのテナントは店内で飲食できる席もありますが、中央部には共有スペースのお城下広場が設けられ、いろいろな店から持ち寄った食べ物を並べつつ、ジョッキを傾ける人たちでごった返しています。

このひろめ市場、観光客のための施設かと思いきや、地元の高知市民のいこいの場ともなっており、昼間から飲食を楽しむ地元の人の姿を見られることからも、「食」の質の高さがうかがえると思います。

③世界の路面電車が集結

世界の路面電車が集結

出典:PHOTOHITO

高知市の市街地の真ん中を東西に横切る通称「電車通り」と高知駅から高知港まで南北に貫く「桟橋通り」では、最近では珍しくなった路面電車を見ることができます。

この路面電車は市内の均一料金区間は200円で乗ることができ、西に向かうと、いの町いの駅、東は南国市後免駅まで伸びています。とさでん交通の通常タイプの路面電車の乗ってみると、その床は古風なウッドデッキスタイル。車内のつり革や、後者を知らせるボタンの仕様等を見ても昭和レトロを思わせる作りです。

とさでん交通が運行

とさでん交通が運行

出典:とさでん交通株式会社

運行しているのは地元企業の「とさでん交通」です。走っている電車の多くは昭和の時代から走り続けているレトロな電車で、味わいのあるフォルムをしています。
この、とさでん交通の通常タイプの路面電車に乗ると、その床は古風なウッドデッキスタイル。
車内のつり革や、降車を知らせるボタンの仕様等を見ても昭和レトロを思わせる作りです。
運行している「とさでん交通」は地元の企業です。走っている電車の多くは唱和の時代から走り続けているレトロな電車で、味わいのあるフォルムをしています。

とさでん交通が運行

出典:日本民営鉄道協会

この、とさでん交通は電車の維持管理に独自のノウハウを持っており、その技術力を生かして自社製の電車だけでなく、日本各地を走っていた路面電車や海外の都市を走っていた電車を改修して、同社の運動ダイヤに組み込んで走らせるというユニークな取り組みを行っています。
ノルウエーの首都オスロの市電や、ポルトガルの首都リスボンの市電、そしてオーストリアのグラーツ市の市電等のヨーロッパから運ばれてきた珍しい路面電車が高知の地で第2の人生を送っているわけです。

今では自動車と同じ路面を電車が走っているだけでも珍しい光景ですが、その中に多種多様な路面電車が入り乱れて運行しているというとさでん交通の路面電車は一見の価値があります。

④大橋通商店街

大橋通商店街は高知の台所と呼ばれる商店街です。そこには、蒲鉾店やお餅屋さん、鮮魚店、塩干物点、青果店と言った古くから営業している店が立ち並び、地方色豊かな品物を買い求めるっことができます。

天ぷら

その一つが蒲鉾店で販売している「天ぷら」。一般の天ぷらというと、魚介類や野菜に衣をつけて揚げたものと思いますが、ここでいう「てんぷら」は魚のすり身を成型して揚げたものです。近海で取れたイワシなどを中心とするすり身を揚げたものですが、意外にやわらかくて食べ応えがあります。本筋の蒲鉾と共に買求めて損がない逸品です。

くじら製品

くじら製品

また、かつて伝統的な漁法で捕鯨を行っていた土地柄でもあり、クジラベーコンや、クジラのさえずり等のクジラ製品を買い求めることができます。

カツオのたたき

カツオのたたき

そして、鮮魚店の主役は何と言ってもカツオのたたき。調理済みの状態で販売しているカツオのたたきもお勧めです。

また、最近増えているのがから揚げ店や焼き鳥店、専門業者の強みでおいしいから揚げや、焼き鳥を提供してくれます。土佐の特色豊かな食べ物がそろった大橋通商店街は、外せないスポットです。

⑤土佐の日曜市

土佐の日曜市とは?

土佐の日曜市とは?

出典:www.m-ys.co.jp

高知市で日曜日に開催される日曜市は周辺の出店者が新鮮な野菜等を並べる露天市です。その歴史は300年を超えると言われます。日曜市は高知市の中心部にある追手筋という通りで、1kmにわたって出店されており、400以上の店が並ぶ規模の大きなものです。

日曜市の一日の集客数は1万5千人と言われ、陸奥龍雅多いだけに良い品物も集まる露天市です。南国特有の陽気な人たちが集う市は、どこか東南アジアのマーケットを思わせる賑わいがあいます。

日曜市で田舎寿司を!

日曜市 田舎寿司

出典:Twitter

その日曜市で気になる品々をピックアップしてみました。その一つが田舎寿司。トラッドなものは酢漬けにした魚の身をほぐして刻んだ野菜と共に混ぜた酢飯を、昆布や卵焼きで巻いた巻きずしがベースです。
これに、アジ、サバ、カマスなどを酢漬けにして、酢飯を詰めた魚の姿ずしが加わります。中には酢飯の上にタケノコやミョウガ、シイタケなどが乗った野菜のお寿司もあります。

B級グルメ「イモ天」

また、その場で食べられるB級グルメとしては、「イモ天」が挙げられます。イモ天は、角切りにしたサツマイモに集めの衣をつけて揚げたもの。外側の衣はサクッとした食感で、中のサツマイモは柔らかく仕上がった、土佐人お好みのおやつです。その味の秘密は衣にあるとか。少し甘みのある衣を厚めに着けてあることが、美味しさの秘密のようです。

地域特産の果実

そして、トマトや小夏、土佐文旦などの地域特産の果実も買求めることができます。さらに海に面した高知市だけに海産物も豊富です。高知と言えば必ず登場するカツオのたたきも販売されています。

中には店先で大量の藁を燃やして、カツオの切り身をあぶり、たたきに仕上げるパフォーマンスを見せてくれるお店もあります。

また、とれたてを加工したアジ、サバ、カマスをはじめメヒカリや沖ウルメなどの美味しい干物も入手可能です。

高知城周辺の観光スポットまとめ

高知城周辺の観光スポットまとめ

高知市高知城周辺は高知県の様々な陸奥流が集まり、観光客にとっても外せないポイントです。

  1. ①江戸時代の城郭をそのままに残す高知城は規模は小さいが一流の歴史資料。
  2. ②ひろめ市場は、地元の市民も憩いの場にするグルメスポット。
  3. ③様々な種類の電車も見られるとさでん交通の路面電車は、てっちゃんでなくても必見の価値あり。
  4. ④大橋通商店街は地元の台所と呼ばれるディープな食品店街。
  5. ⑤日曜市はアジアンテイストな大規模な露天市、その場で食べられるB級グルメも多数あり。

高知の食を一気に味わいたい方は高知城周辺での食べ歩きがよろしいようです。