四国LOVERS

愛媛県で食べたいご当地グルメを厳選

2019年08月14日(水)/愛媛


瀬戸内海に面した四国、愛媛は、海の幸と柑橘類が有名です。愛媛の海の幸を使った独特の料理(イギス豆腐、鯛の浜焼き、鯛めし、蛸飯)、また新しい柑橘類(デコポン、せとか、あるみ)など愛媛県で食べたいご当地グルメを厳選してご紹介して行きます。

瀬戸内海の海の幸といえば鯛

瀬戸内海の海の幸といえば鯛

愛媛だけではありませんが瀬戸内で有名な海の幸と言えば鯛です。「メデ鯛」というように鯛は人々の生活の中でおめでたい場面でよく登場します。結婚式、お食い初め等等です。

鯛にもいろいろな種類がありますが、一般的な赤い鯛以外にクロ鯛と呼ばれる黒い鯛もいます。

一般的な鯛は瀬戸内全体をある程度広い範囲で生息しているのに対し、クロ鯛は港や沿岸部分に局地的に生息しています。西日本ではクロ鯛のことを「チヌ」と呼んで防波堤などからの釣りの対象として人気が高い魚です。

瀬戸内海の海の幸といえば鯛

一方、一般的な赤い鯛はもちろん沿岸から釣れる場合もありますが、通常は船釣りで釣られるのが一般的です。

鯛は瀬戸内全域で釣れますが、潮の流れの速い場所、徳島の鳴門海峡、愛媛の来島海峡などで生息する鯛は、身が引き締まっていて、その食感(歯ごたえ)がいいことで人気が高いようです。

特に愛媛の来島海峡では「鯛の1本釣り」が有名です。鯛はもちろん定置網などの網でとる場合もありますが魚師がその指だけの感覚で釣る1本釣りは活きがいいという事で特に人気があります。

そして鯛をどのようにして食すかですが、刺身、ご飯と一緒に炊く「鯛めし」、「浜焼き」と呼ばれる焼き魚がなどいろいろあります。

鯛の刺身は寿司のネタとしても一般的です。

「鯛めし」はその地方によって様々ですが、最も一般的な鯛めしは、鯛をそのまま一尾まるごと炊き込みごはんとして炊くかあるいは解した鯛の身とごぼうや人参等を一緒に炊き込みご飯として炊くやり方です。南予地方では、昆布〆した鯛をご飯の上にのせ、鯛のだし汁をかけて食べるのが一般的なようです

また「鯛の浜焼き。さわらの刺身」という言葉が瀬戸内海地方にはあります。この二つの食材の美味しい食べ方を表した言葉と言われています。鯛の浜焼きは鯛を塩の中で蒸し焼きにしたものです。適度な塩分と鯛独特の食感を楽しむことができます。

たこ(蛸)

蛸も瀬戸内海で捕れる地の魚として人気があります。瀬戸内海では明石の蛸が有名ですが、愛媛地方でも人気の食材です。

鯛と同様に刺身が一般的ですが、酢につけた酢蛸にしたり、あるいは鯛と同じように炊き込みご飯にする蛸飯が有名です。

最も一般的な蛸飯は、米に、蛸、人参、ごぼう、あげ(松山あげ)を加え、醤油、ミリン、酒と一緒に炊く、炊き込みご飯です。鯛めしや蛸飯は、愛媛の各地のレストランなどで味わうことができますが駅弁としても人気があります。鯛は押し寿司にした弁当もあります。

さより

さよりは「竹魚」とも書き、竹の様に細長い魚で、日本全国の沿岸に棲んでいる魚ですが、瀬戸内海でもよく捕れます。

釣り、網など捕り方は様々ですが、来島海峡などの潮の流れの速い岸壁近くでは、水面を群れを成して、飛び跳ねながら泳いでいることも多く、それをタモ網のような網ですくって捕ることもできます。さよりも刺身が一般的ですが、から揚げ、天婦羅、焼き魚としても人気があります。

さわら

さわらは「鰆」と書かれるように春に産卵の為、沿岸に近づくことからこの名前になったと言われていますが、日本全国で捕れます。

瀬戸内海でもよく捕れる一般的な魚ですが、「鯛の浜焼き。さわらの刺身」という言葉が示すように刺身が美味しい魚と言うことになっています。しかし、西京焼きなどの焼き魚としても人気があります。

エビ

エビと言えば、車エビ、伊勢エビなどの高級食材を思い浮かべますが、愛媛でエビと言えば、体長が10cm以下の小型の小エビを言います。昔から網で沢山捕れたため、一般庶民の間では茹でたエビをそのまま食べたり、揚げたり、焼いて食べることもあります。

エビは加熱すると赤くなりますが、これは殻の中のタンパク質と結合しているアスタキサンチンが赤く変色するためで、このアスタキサンチンはビタミンEの1000倍以上の抗酸化作用があり、サプリメントとしても有名です。

じゃこ天

愛媛県特に南予地方で有名な食材がじゃこ天です。南予地方で捕れる小魚のすり身を油で揚げたもので地方では単に天ぷらと呼びこともあります。

ごはんのおかずや酒の肴としてかまぼこと共に最も人気の食材の一つです。居酒屋で一般的なさつま揚げに似ていますが、さつま揚げよりもジャリジャリあるいはキシキシとした食感が楽しめます。

じゃこ天を四国で人気のうどんのトッピングとしたじゃこ天うどんは愛媛県の各地で味わうことができます。

イギス豆腐

イギス豆腐

 

出典:いぎす豆腐 | えひめ一周サイクリングの旅 里山里海 グルメ発見伝

 

イギス豆腐は愛媛、特に今治地方独特の夏の郷土料理です。イギスと呼ばれる海藻を乾燥したものを、だし汁、大豆の粉と一緒に混ぜて熱を掛けて溶かしたものを、寒天のように再び冷やして固めて作る一種の豆腐です。

具材としては他に、きくらげ、しいたけ、エビ、枝豆などの食材を一緒に入れるのが一般的です。冷蔵庫で冷やした「イギス豆腐」を冷奴と同じように、醤油や生姜醤油などで食べるがこの地方の夏の風物詩です。

五色そうめん

五色そうめん

出典:産直ステーション夢四国

そうめんは日本全国どこにおいても味わうことができる夏の定番メニューです。そして愛媛県でも夏のそうめんは人気の一つですが、他と異なる点がひとつあります。それは麺に色がついていることです。

普通のそうめんは小麦粉のみで作るので白ですが、柚子、梅、抹茶、伊予かん、クチナシ、黒ゴマなどを混ぜることで5色の色のそうめんができます。これを「五色そうめん」と呼んで、愛媛の夏の贈答品の定番にもなっています。

白いそうめんの中に、緑、黄色、青、赤などの色のそうめんが混在することでそうめんの清涼感が一段と増すことで人気があります。

また其々の色材はそれぞれ独自の風味を持っており、夫々の単色のそうめんはその風味も味わうことができ、普通のそうめんとは違った味わい方を楽しむことができます。

柑橘

愛媛のフルーツの定番と言えば柑橘類です。

昔はみかん、ネーブル、八朔(ハッサク)などが一般的な柑橘でしたが、その後、品種改良が進み、伊予かん、デコポン、ポンカン、レモン、文旦、はるみ、せとか、等々、まだ地元の人しか食べられない貴重な新種もあり、値段も様々です。

それぞれの柑橘は当然のことですが、その味、酸味、風味、食感がそれぞれ異なる特徴を持っています。

これら新品種は必ずしも愛媛県独自のものだけではないようですが秋から冬の風物詩としてフルーツ特に柑橘系の食通には楽しい時代になっています。

B級グルメ焼豚玉子飯、ダムカレー(鈍川温泉)

B級グルメ 今治焼豚玉子飯の人気店【重松飯店】 – きび六

今治地方のB級グルメとして最近、焼豚玉子飯が有名になっています。

焼豚玉子飯はその名の通り、ご飯の上に、薄く切った焼き豚と目玉焼きを乗せ、焼き豚のタレを掛けた丼めしです。

せせらぎ交流館 ダムカレー

鈍川せせらぎ交流館で食べる【玉川ダムカレー】 | みとん今治

当初は、中華料理店の賄飯であったものを2017年に西日本B-1グランプリに出品して優勝し一躍有名になりました。今は、今治市内の飲食店以外に、今治郊外の鈍川温泉の「せせらぎ交流館」でも味わうことができます。

また、「せせらぎ交流館」では近くの玉川ダムを模して作った「ダムカレー」も有名です。

今治焼き鳥

今治焼き鳥

B級グルメではないですが、昔は無かった今治焼き鳥も今、人気があります。今治焼き鳥は昭和30年代後半ごろから始まったようです。

昭和30年代の日本は高度成長時代、この頃、今治地方は造船の拡大期で、造船で使う鉄板は簡単に手に入り、一般家庭でも鉄板を使って、当時、庶民の肉であった、クジラの肉を焼いて南蛮漬けにしてよく食べていました。そしてこの鉄板を使って、焼き鳥を作ったのが今治焼き鳥です。

特徴は、鳥のばら肉を串でささずに鉄板で焼いて、途中で上からもう一つの薄い鉄板を肉に押し当てて焼くことです。鳥肉は皮から焼くのが定番?で、鉄板には少し傾斜があり、皮の油は鉄板から流れ落ちてカラッとした焼き上がりになるのが特徴です。

今治焼き鳥は串に刺さないのが特徴ですが、鳥ねぎ(ねぎま)は串で刺して鉄板上で焼き、同じく薄い鉄板を押し当てて焼きます。焼き鳥の味付けは、塩、タレどちらもあります。

また今治の焼き鳥屋さんには「せんざんき」と呼ばれる所謂、鳥の唐揚げも人気メニューとなっています。

愛媛のグルメ(まとめ)

愛媛のグルメは海の幸はもちろん、新しいフルーツ、B級グルメ、せんざんき などこの地方独特のメニューが一杯あります。

みなさんも愛媛の新しいグルメを発見してください。