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愛媛県で食べたいB級グルメを厳選

2019年08月14日(水)/愛媛

愛媛と言えば?という質問にみかんと答えられる方も多いのではないでしょうか?そう、確かに柑橘類の生産は日本一、種類も多く美味しいモノばかりです。温州みかんはもちろん、紅マドンナに甘平、せとかにはるかなどなど他にもたくさんあります。
でも、それだけではありません。瀬戸内海に面したお土地柄、新鮮な魚が豊富に獲れて、名物料理も目白押し。今回は「これは絶品!」のグルメスポットを中心に、愛媛県で食べたいB級グルメを厳選してご紹介いたします。

チェック寒い季節にぴったりのぬく寿司

ぬく寿司と言ってもピンとこない方がいるかもしれません。関西方面では蒸し寿司と呼ばれたりもするようですが、ちらし寿司をせいろで蒸した温かいお寿司。冬の風物詩として古くから親しまれてきましたが、手間と時間が掛かるようで他県でも年々この温かいお寿司を食べられるお店は減ってきています。

松山市内でも2~3店でしか味わえなくなり、幻の一品?になりそうですが絶対に残って欲しいグルメです。冬季限定ですが、冬の松山に来たなら、ぜひ一度味わって欲しい、筆者特選の絶品グルメです。

すし丸 本店

すし丸 本店

昭和23年創業のお寿司屋さんです。ぬく寿司はアナゴ、カニ、タイの中から選ぶことができ、ぬく寿司セットを注文すると大きな茶碗蒸しが付いてきます。蒸された寿司米の上には選んだ具材と味付けされた栗や椎茸、エビ、でんぶなどが乗り、四角い蒸篭で出てきます。蒸されているのでお酢のやわらかな酸味とふっくらした具材の旨味、寿司米の甘味を感じられる寒い季節には打って付けの心も体も温まる昔ながらの逸品です。

すし丸 本店

出典:食べログ

地元の魚を使ったにぎりはもちろん、松山鮓と呼ばれる正岡子規や夏目漱石が食べたと言われるちらし寿司、太巻などの寿司メニュー、愛媛の郷土料理である宝楽焼や旬の食材を使った月替わりのセットメニューなども楽しめます。

すし丸 本店
住所:松山市二番町2-3-2
電話番号:089-941-0447

チェック瀬戸内海の海の幸といえば鯛

瀬戸内海の海の幸といえば鯛

愛媛だけではありませんが瀬戸内で有名な海の幸と言えば鯛です。「メデ鯛」というように鯛は人々の生活の中でおめでたい場面でよく登場します。結婚式、お食い初め等です。鯛にもいろいろな種類がありますが、一般的な赤い鯛以外にクロ鯛と呼ばれる黒い鯛もいます。

一般的な鯛は瀬戸内全体をある程度広い範囲で生息しているのに対し、クロ鯛は港や沿岸部分に局地的に生息しています。西日本ではクロ鯛のことを「チヌ」と呼んで防波堤などからの釣りの対象として人気が高い魚です。

瀬戸内海の海の幸といえば鯛

一方、一般的な赤い鯛はもちろん沿岸から釣れる場合もありますが、通常は船釣りで釣られるのが一般的です。鯛は瀬戸内全域で釣れますが、潮の流れの速い場所、徳島の鳴門海峡、愛媛の来島海峡などで生息する鯛は、身が引き締まっていて、その食感(歯ごたえ)がいいことで人気が高いようです。

特に愛媛の来島海峡では「鯛の1本釣り」が有名です。鯛はもちろん定置網などの網でとる場合もありますが魚師がその指だけの感覚で釣る1本釣りは活きがいいという事で特に人気。

そして鯛をどのようにして食すかですが、刺身、ご飯と一緒に炊く「鯛めし」、「浜焼き」と呼ばれる焼き魚がなどいろいろあります。鯛の刺身は寿司のネタとしても一般的です。

「鯛めし」はその地方によって様々ですが、最も一般的な鯛めしは、鯛をそのまま一尾まるごと炊き込みごはんとして炊くかあるいは解した鯛の身とごぼうや人参等を一緒に炊き込みご飯として炊くやり方です。南予地方では、昆布〆した鯛をご飯の上にのせ、鯛のだし汁をかけて食べるのが一般的なようです

また「鯛の浜焼き。さわらの刺身」という言葉が瀬戸内海地方にはあります。この二つの食材の美味しい食べ方を表した言葉と言われています。鯛の浜焼きは鯛を塩の中で蒸し焼きにしたものです。適度な塩分と鯛独特の食感を楽しむことができます。

そんな鯛めしを食べさせてくれる数あるお店の中から、今回は特選のお店を紹介します。

太田屋

太田屋 鯛めし

出典:里島めぐり

嘉永6年創業というから165年以上前から続く老舗ですね。中予地方の鯛めしを代表する名店です。作り方はなんとごはんと一緒に鯛を丸ごと一匹炊き込むんです。鯛の他には昆布のみ。新鮮な魚だからこそ味わえる極上の一品!鯛の香りがほのかに漂う薄味で上品な味わいの鯛めしで、松山市民にはお馴染みの故郷の味です。

太田屋
住所:松山市北条774
電話番号:089-993-0021

郷土料理 五志喜 本店

太田屋

このお店の鯛めしも有名ですが、五色そうめんを使った鯛そうめんも看板メニューの名店です。鯛そうめんは大皿に五色のそうめんを波に見立てて盛り付け、鯛の姿煮、錦糸卵や薬味などを添えた郷土料理です。

太田屋 鯛めし

出典:食べログ

メニューも豊富で、ここでは宇和島の鯛めしを食べることもできます。どちらの鯛めしを食べるか迷ってしまいますよ。ご飯と一緒に炊き込んだふっくら鯛めしを食べるも良し、プリプリの刺身を少し甘めの醤油ダレにつけて卵かけご飯のようにアツアツご飯と一緒に食べる宇和島風を選ぶも良し、甲乙つけ難いどちらも絶品のグルメです。

郷土料理 五志喜 本店
住所:松山市三番町3-5-4
電話番号:050-5571-3318

郷土料理かどや 大街道店

郷土料理かどや 大街道店

松山で本格的な宇和島鯛めしをお探しならお薦めはココ!本店は宇和島にありますが、松山のこのお店も漁場から直送された鮮度抜群の美味しい魚が食べられます。

郷土料理かどや 大街道店 鯛めし

出典:食べログ

落ち着いた雰囲気の店内で、心ゆくまで旨い味、旨い酒を楽しむことができます。松山城にも近く、家族や親友と松山の夜を過ごすには便利なお店です。

郷土料理かどや 大街道店
住所:松山市大街道3-1-1 いよてつ会館ビル B1F
電話番号:050-5592-7428

チェック郷愁を感じさせる鍋焼きうどん

四国では讃岐うどんが有名ですが、松山でもうどんは大人気。讃岐うどんのようにコシの強いうどんではなく、松山のうどんは腰抜けうどんとも呼ばれるやわらかい食感が特徴です。鍋焼きうどんを出すお店はたくさんありますが、中でも今回紹介する2つのお店は松山で人気を二分する名店です。地元っ子が懐かしむ味と言えばこの2つのお店をおいてないでしょう。古き良き昭和を感じることのできる名店で、ノスタルジックな気分に浸るのもお薦めですよ。

ことり

ことり 鍋焼きうどん

出典:DO?GO!愛媛

昭和24年創業の老舗です。出汁には愛媛で獲れるいりこと北海道産の昆布を使用。さっぱりしたおつゆにアルミ鍋の鍋焼きうどんが登場します。具材はシンプルですが、調和の取れた優しい味わいはほっこり気分になること間違い無し!

出典:食べログ

メニューはこの鍋焼きうどんといなり寿司のみ。人気店なので昼時になると行列が出来てしまいますが、回転も早く松山に来たならぜひご賞味あれ!

ことり
住所:松山市湊町3-7-2
電話番号:089-921-3003

アサヒ

アサヒ 鍋焼きうどん

昭和22年創業とことりより少し早い創業です。ことりとは約30M程の距離にあります。ことりと人気を二分するお店で、ことり同様アルミ鍋の鍋焼きうどんです。

出汁には愛媛で獲れるいりこに岩手産の昆布を使用。こちらは出汁の旨味を感じる甘めのおつゆです。具材はやはりシンプルですが甘めのおつゆが好きな方ならこちらがお薦め。メニューは鍋焼きうどんといなり寿司のみ。

出典:食べログ

創業以来変わらない曾祖父から続く伝統の味が堪能できます。こちらもことり同様、昼時には行列が出来ますがレトロな外観を眺めながら、昭和に思いを馳せるのも一興です。

アサヒ
住所:松山市湊町3-10-11
電話番号:089-921-6470

チェックこちらも絶品!松山名物たこ飯

前述したぬく寿司とは異なる季節限定のお薦め絶品グルメです。明石のたこに代表される瀬戸内海の急流と豊富な魚介類を食べて育ったたこはとても美味です。ここ、松山もそんな環境で育った美味しいたこが食べられます。以前には、松山の今出港周辺に複数のたこ飯専門店があって賑わっていましたが、ぬく寿司同様最近では数が減り、「新鮮な地だこのたこ飯が食べたい!」と思ってもなかなか難しくなってきました。そんな中、他県からでも「足を運ぶ価値あり!」とお薦めできる名店をご紹介します。

たこめし三原

たこめし三原

とにかく旨い!この一言に尽きるたこ飯専門店です。5月から9月までの季節限定で開店している隠れ家的存在ですが地元民には馴染みのお店。海の家を思わせる外観で、たこ飯、たこ天、酢だこにたこ刺し等々、たこ料理尽くし。すぐ側にある今出港で獲れた鮮度抜群のたこを使った絶品料理の数々が味わえます。

出典:食べログ

特にお薦めしたいのはやっぱりたこ飯。噛めば噛むほど味わいのある「これぞ、たこ飯!」と言える一品はこのお店でしか味わえません。たこってこんなに美味しいの?と改めて感じられるお店です。たこが旬の7月なら文句無し!一度食べればやみつきに成りますよ。

たこめし三原
住所:松山市西垣生町1707-2
電話番号:089-971-0907

チェック愛媛のフルーツの定番と言えば柑橘類

昔はみかん、ネーブル、八朔(ハッサク)などが一般的な柑橘でしたが、その後、品種改良が進み、伊予かん、デコポン、ポンカン、レモン、文旦、はるみ、せとか、等々、まだ地元の人しか食べられない貴重な新種もあり、値段も様々です。

それぞれの柑橘は当然のことですが、その味、酸味、風味、食感がそれぞれ異なる特徴を持っています。これら新品種は必ずしも愛媛県独自のものだけではないようですが秋から冬の風物詩としてフルーツ特に柑橘系の食通には楽しい時代

10 FACTORY 松山本店

愛媛ならではのジュースバー

出典:NAVITIME Travel

松山城のロープウェー街にあるおシャレな外観のお店です。約30種類の柑橘を扱っているそうです。ジュースはみかんジュースお試し3種セットという数種類のみかんから3つを選んで飲むことができたりするものもあります。

10 FACTORY 松山本店

出典:kitonaru.com

それぞれのジュースに使用したみかんの産地や品種がわかるプレートが付いていて、安心して知らない品種の味を知ることができます。低速のジューサーを使った注文してから絞ってくれる生絞りみかんジュースの味は格別ですよ。

冬季限定のホット生絞りみかんジュースや季節限定のみかんビール、みかんハイボールなんてのもあります。他にもジェラートやゼリー、フレーバーコーヒーなど品数も多く、みかんの奥深さを教えてくれるお店です。

10 FACTORY 松山本店
住所:松山市大街道3-2-25
電話番号:089-968-2031

のま果樹園 松山大街道店 noma-noma

のま果樹園 松山大街道店 noma-noma

出典:愛媛マンダリンパイレーツ

果樹園が直営するジュースの美味しいお店で、大街道という松山の繁華街にありながら、旬の果物と一緒にリーズナブルな価格で新鮮ジュースを楽しむことができます。注文してから絞ってもらえ、搾りたての風味豊かな美味しいジュースが味わえますよ。

のま果樹園 松山大街道店 noma-noma
住所:松山市大街道1-4-20
電話番号:089-945-6111

チェックじゃこ天

愛媛県特に南予地方で有名な食材がじゃこ天です。南予地方で捕れる小魚のすり身を油で揚げたもので地方では単に天ぷらと呼びこともあります。ごはんのおかずや酒の肴としてかまぼこと共に最も人気の食材の一つです。居酒屋で一般的なさつま揚げに似ていますが、さつま揚げよりもジャリジャリあるいはキシキシとした食感が楽しめます。じゃこ天を四国で人気のうどんのトッピングとしたじゃこ天うどんは愛媛県の各地で味わうことができます。

チェックイギス豆腐

イギス豆腐

出典:いぎす豆腐 | えひめ一周サイクリングの旅 里山里海 グルメ発見伝

イギス豆腐は愛媛、特に今治地方独特の夏の郷土料理です。イギスと呼ばれる海藻を乾燥したものを、だし汁、大豆の粉と一緒に混ぜて熱を掛けて溶かしたものを、寒天のように再び冷やして固めて作る一種の豆腐です。

具材としては他に、きくらげ、しいたけ、エビ、枝豆などの食材を一緒に入れるのが一般的です。冷蔵庫で冷やした「イギス豆腐」を冷奴と同じように、醤油や生姜醤油などで食べるがこの地方の夏の風物詩です。

チェック五色そうめん

五色そうめん

出典:産直ステーション夢四国

そうめんは日本全国どこにおいても味わうことができる夏の定番メニューです。そして愛媛県でも夏のそうめんは人気の一つですが、他と異なる点がひとつあります。それは麺に色がついていることです。

普通のそうめんは小麦粉のみで作るので白ですが、柚子、梅、抹茶、伊予かん、クチナシ、黒ゴマなどを混ぜることで5色の色のそうめんができます。これを「五色そうめん」と呼んで、愛媛の夏の贈答品の定番にもなっています。

白いそうめんの中に、緑、黄色、青、赤などの色のそうめんが混在することでそうめんの清涼感が一段と増すことで人気。

また其々の色材はそれぞれ独自の風味を持っており、夫々の単色のそうめんはその風味も味わうことができ、普通のそうめんとは違った味わい方を楽しむことができます。

 

チェック焼豚玉子飯、ダムカレー(鈍川温泉)

B級グルメ 今治焼豚玉子飯の人気店【重松飯店】 – きび六

今治地方のB級グルメとして最近、焼豚玉子飯が有名焼豚玉子飯はその名の通り、ご飯の上に、薄く切った焼き豚と目玉焼きを乗せ、焼き豚のタレを掛けた丼めしです。

せせらぎ交流館 ダムカレー

鈍川せせらぎ交流館で食べる【玉川ダムカレー】 | みとん今治

当初は、中華料理店の賄飯であったものを2017年に西日本B-1グランプリに出品して優勝し一躍有名になりました。今は、今治市内の飲食店以外に、今治郊外の鈍川温泉の「せせらぎ交流館」でも味わうことができます。

また、「せせらぎ交流館」では近くの玉川ダムを模して作った「ダムカレー」も有名です。

チェック今治焼き鳥

今治焼き鳥

B級グルメではないですが、昔は無かった今治焼き鳥も今、人気。今治焼き鳥は昭和30年代後半ごろから始まったようです。

昭和30年代の日本は高度成長時代、この頃、今治地方は造船の拡大期で、造船で使う鉄板は簡単に手に入り、一般家庭でも鉄板を使って、当時、庶民の肉であった、クジラの肉を焼いて南蛮漬けにしてよく食べていました。そしてこの鉄板を使って、焼き鳥を作ったのが今治焼き鳥です。

特徴は、鳥のばら肉を串でささずに鉄板で焼いて、途中で上からもう一つの薄い鉄板を肉に押し当てて焼くことです。鳥肉は皮から焼くのが定番?で、鉄板には少し傾斜があり、皮の油は鉄板から流れ落ちてカラッとした焼き上がりになるのが特徴です。

今治焼き鳥は串に刺さないのが特徴ですが、鳥ねぎ(ねぎま)は串で刺して鉄板上で焼き、同じく薄い鉄板を押し当てて焼きます。焼き鳥の味付けは、塩、タレどちらもあります。

また今治の焼き鳥屋さんには「せんざんき」と呼ばれる所謂、鳥の唐揚げも人気メニュー。


愛媛のB級グルメ

愛媛のグルメは海の幸はもちろん、新しいフルーツ、B級グルメ、せんざんき などこの地方独特のメニューが一杯あります。みなさんも愛媛の新しいグルメを発見してください。