カナダとアメリカの国境の港町ホワイトロックの観光スポット
2024年11月21日(木)/カナダ
バンクーバーにあるホワイトロックと言う小さな街をご存知でしょうか。
バンクーバーからは約1時間ほどで着く港町で、アメリカ・ワシントン州と隣り合わせなので歩いて国境まで行ける珍しい場所でもあります。ゆったりのんびりとした雰囲気の流れるこの街は高級住宅が多く立ち並び、スローライフを楽しむ人々や、リゾート地としても有名で多くの観光客で賑わいます。
そんなカナダとアメリカの国境の港町ホワイトロックの観光スポットや魅力についていくつかご紹介していきます。
Contents
①ホワイトロックまでの行き方
Adress :14970 Marine,Surrey
バンクーバーのダウンタウンVancouver City Centre Stationから出発します。
①カナダラインでBridgeport Stationまでいく
②Bridgeport Stationから351Crescent Beach行きのバスに乗車
(バスにのったらここからは1本!乗っているだけで到着します)
③NB Oxford St FS Russell Ave で降車
降車したバス停から海沿いまでは徒歩で15分ほどで到着します。バンクーバーはとにかくバスの乗り方に慣れればこっちのものです。どこにでもいけますし、ナイトバスという深夜も運行しているバスがあるので終電がないようなもので帰りの時間を気にする必要もありません。
ちなみにカナダ のバスは降りたいときに窓側などについている黄色いヒモを引っ張ります。降車ボタンのようなものはないのでご注意ください。
基本的にバス停は一目見てすぐに分かる大きなところが多いですが、小さなバス停は電柱にこんな小さな看板?が付けられているだけの場所もありますので、バス乗り場を見逃さないよう歩いてくださいね。
②ホワイトロックの観光名所① The Pir 桟橋
ホワイトロックのメインと言っても過言ではないのがこちらの桟橋です。橋からは美しい海辺の街並みを一望することができます。
途中にはいくつかベンチもあるので、景色を眺めながらゆったりくつろぐにもオススメの場所になっています。
橋の向こう側に見えるのはアメリカです。歩いていける距離にアメリカがあるだなんて本当に不思議な感覚ですよね。
夏場にはカヤックやボート、スタンドアップ・パドルボートで遊ぶ人なんかもちらほら…
海水も比較的暖かいこちらのエリアは、橋の先で飛び込みなんかもしているので、夏場にくるひとはぜひ水着を持参して、飛び込みチャレンジもしてみてください。
近くにはボートの貸し出しをしているので気軽にいろいろなアクティビティをたのしむことができますよ。
③ホワイトロックの観光名所② ホワイトロック
ホワイトロックという地名だけあって、本当にあるんです白い岩。
桟橋の入り口から海を右手、遊歩道を左手の方向に数分あるくと着くのがこちら。ホワイトロックでも有名な観光スポットとなっています。
とても巨大なこちらの岩は、本当に驚くほど真っ白……
と、いいたいところですが、実は白色のペンキが塗ってある巨大岩です。
写真では伝わりづらいですが、実物を見るとすぐに岩は完全なフェイクなだと気づかれるかと思います…。
白のペンキで塗られたこちらの岩は、落書きのスポットとして有名だったもので、一定期間で定期的に落書きを消すために白のペンキを塗っているのだとか…
ホワイトロックにちなんだ白い岩の前で写真を撮るのも観光らしくていいですよね。観光客の人だかりがあるので迷わずに到着できます。
④ホワイトロックの街並み
リゾート地として知られるホワイトロックは、とにかく穏やかな雰囲気の流れる街並みが魅力の一つです。海沿いの遊歩道は2.5キロの長さがあり、パディオのあるレストランが立ち並びます。
とれも過ごしやすい穏やかな気候で、お花も多く咲き誇っているのが、より街の美しさを際立てています。
ちょっとお散歩の休憩がてらに入りやすいようなカフェから、天気の良い明るいうちから優雅な一杯を…というスローライフな時間を楽しめます。
海沿いなのでもちろん海を眺めながら食事を楽しめるのも素敵ですよね。
このあたりは年配の方が多くいるのでどこも落ち着いた雰囲気で食事を楽しめます。海辺の遊歩道はちょうど良いお散歩コースにもなっています。景色を楽しみながらのウォーキングはより心が安らぎますね。
⑤列車
遊歩道と海辺に面して続くこちらの長ーい線路は現在も使われているものです。
バンクーバーでは有名はVIA鉄道もここを通っているので、タイミングが合えば間近で列車を見ることができます。この距離の近さならでは迫力が楽しめますよ。
こんな貨物列車はもちろん、有名なアムトラック、バンクーバーからシアトルまでいく列車もここを通るので、電車好きにはたまらない至福のスポットですね。この景色を列車の中から見れるのも素敵だろうなと想像が膨らみます。
⑥ホワイトロック博物館
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出展:Google マップ
ホワイトロックの歴史を学べる博物館がこちら。アートや資料などでたのしみながら歴史を学ぶことができます。入場料は寄付制なのでお好きな金額で入場できるのも面白いところですよね。ギフトショップもあるので頬かとは違ったバンクーバーのお土産なんかも手に入るチャンスです。時間のある方にはぜひ立ち寄ってみていただきたいです。
⑦ホワイトロックレストラン
さきほどもちらっとお話したように、海沿いの遊歩道はいろいろなレストランが立ち並んでいます。そして港町と言うだけあるホワイトロックでは、さまざまなお魚料理が味わえますが、必ずいただきたいのがフィッシュアンドチップス。
フィッシュアンドチップスを売りにしているお店が多くあるので、どこもかしこも似ているのかなと思ったら大間違い、お店によって味がまったく違うのです!お気に入りのお店を見つけるのも楽しいですね。
★Moby Dick restaurant
出展:Google マップ
いかにもマリン感ただようかわいらしい外装のこちらのレストラン。もちろん内装もとてもこだわっていてとても可愛く、明るい気持ちで食事がたのしめます。
ボリューム満点の大めなサイズ感にしては価格もリーズナブルで、小さなお子様連れにも大人気です。
★Uli’s restaurant
出展:Google マップ
Pir桟橋からほど近い場所に位置する、立地も申し分ないこちらのレストラン。スタイリッシュなお店構えもさることながら、お料理のメニューも豊富でどれもこれもおいしいので地元の人からも愛されているレストランです。
海沿いなのでも夕日や夜景など、夜も素敵な景色をたのしめます。
出展:Google マップ
デートなどの大人な時間をまったり過ごすのにも最適ですね。
★Cosmos Greek Restaurant
出展:Google マップ
こちらも海沿いにあるおしゃれなレストラン。
白と青の外装でさわやかな雰囲気のただようこちらのレストランは、ちょっと休憩がてらのブランチにと地元の方にも大人気です。
出展:Google マップ
内装もとてもかわいらしく、ついつい長いしてしまいます。海沿いのレストランはほとんどのお店でハッピーアワーをしているのでアルコールも早い時間から飲むのがお得でおすすめです!
⑧ピースアーチ
出展:Google マップ
ホワイトロックの岩がある場所からさらに海沿いを歩いていくと見えるのがこちらのピースアーチ。カナダ・アメリカ・メキシコ間を一直線につないでいるハイウェイ上にある西海岸最大の国境で、それぞれの国旗が印象的なこちらの記念碑はなんと国境の上に立てられているのが特徴です。
もちろん国境を渡るには通常パスポートや入国審査が必須にはなりますが、なんとこちらのピースアーチのところのみ唯一、自由に国境を行き来できるのです!!
もちろんパスポートも入国審査もしていないのに、橋をくぐるだけでそこはもうアメリカ…というのがなんとも不思議な感覚ですよね。
島国である日本に住んでいる日本人には、なかなか体験できないことなので、ぜひホワイトロック に立ち寄った際にはピースアーチまで足を伸ばして見て欲しいです。
周りには小さめですが免税店もあるのでお買い物なんかもできます。
アメリカ側のゲートと、カナダ側のゲートはそれぞれ大きな広場になっていて、芝生が敷き詰められた公園のようになっています。穏やかな雰囲気が流れていて平和を感じられますよ。
時期にもよりますが、アメリカ・カナダの国旗柄をデザインしたお花が咲き誇るのも有名で、とても綺麗です。
出展:Google マップ
カナダもアメリカも愛国心の強い方が多いのか、街を歩くとどこもかしこも自国の国旗がか飾ってあるのが印象的。日本ではなかなか日本国旗を飾るお宅もないし、街に飾ってあるのところも少ないですもんね…そこら中で愛国心を感じるのも素敵な文化だなぁという印象でした。
穏やかな雰囲気が溢れスローライフな気分を味わえるホワイトロック。知らず知らずのうちに心が穏やかになれる不思議な場所。ゆっくりと流れる時間に身をおきたい方はぜひ訪れて見てください。