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ウガンダの食生活・暮らし・交通機関・観光名所

2024年11月20日(水)/ウガンダ

ウガンダに2ヶ月間滞在した筆者が、ウガンダの食生活・暮らし・交通機関・観光名所など、皆さんに知ってほしいウガンダに関する基礎知識をこれからご紹介させていただきます。

Contents

◇ウガンダってそもそもどこ?

ウガンダ共和国、通称ウガンダは、アフリカ東部に位置する国。首都はカンパラで、首都カンパラ以外にもジンジャ、ムバレ、リラなどは大きな都市なので覚えておくと良いでしょう。

◇ウガンダの食べ物

※ウガンダのご飯(豪華なお祝い時)

ウガンダの料理は、メインの食べ物とスープを選ぶようになっています。日本だと米か麺類ですが、ウガンダでは選択肢がいくつかあります。どのレストランに行っても大体同じですが、マトケ(バナナ)、ポショ(トウモロコシ)、キャッサバ(芋の一種)、じゃが芋といったもの、それからインゲン、アボガドもたまに見ることがあります。それではこれらの食べ物を一つずつご紹介させていただきます。

ウガンダの食べ物その1:マトケ

料理用バナナを蒸してその後マッシュしているのがこのまとけ。厳密には、青バナナ(プランテーン)に野菜、肉を加えた調理した日常食とされます。このマトケの消費量がウガンダでは他国と比べて圧倒的に多く、マトケの材料である調理用バナナ(プランテーン)も世界1位の生産量を誇ります。このマトケで使われているバナナはプランテーンと呼ばれるものです。

マトケのレシピはこちら:マトケ|ウガンダ料理 レシピ|e-food

ウガンダの食べ物その2:ポショ

奥にある白い塊がポショ。けっこうぱさぱさしていて食べると口の中に水が欲しくなったりします。基本的にはポショ(主食)に豆(副食)をあえて食べます。このポショは空腹を満たし、必要なカロリーを摂取するのに適していることからNPO法人TFTという団体が継続的にウガンダにポショを食べる給食費を送る活動の一助を担っております。

ウガンダの食べ物その3:キャッサバ

キャッサバはよく露店でキャッサバフライとして売られています。そもそも、キャッサバとは何でしょうか。キャッサバはみなさんの馴染みが深いタピオカの原料。その招待は世界中の熱帯にて栽培され、茎の根元に同心円を描いた数本の芋(根)をキャッサバといいます。

ウガンダの食べ物その4:パイナップル

ウガンダのパイナップルはとにかく甘い!芯まで食べれることが特徴です。ちなみに値段は田舎にいけば1個50円で買えますよ(但し都会は高いです)。

ウガンダの食べ物その5:チャパティー

チャパティーは個人的によく食べていたウガンダの中で美味しい一品。ウガンダの屋台でよく売られています。1枚500シリングなので日本円に換算すると25円位でしょうか。

ウガンダの食べ物その6:サモサ

サモサはウガンダの屋台はよく売られています。店主からはビーフか豆か聞かれることが多いです。サモサの起源は中央アジアまたはペルシアなのだそう。それが、ここウガンダにも。作り方としては、ゆでてつぶしたジャガイモとグリーンピースなどの具をクミンやコリアンダーシード、ターメリックなど各種の香辛料で味付けし、小麦粉と食塩と水で作った薄い皮で三角形(三角錐が多い)に包み、食用油でさっくりと揚げて作られます。

ウガンダの交通事情

ウガンダの交通事情

次に、ウガンダの交通事情についても以下でご説明させていただきます。ウガンダの交通手段で最も普及しているのは乗り合いタクシーであるマタツとボタボタと呼ばれるもの。

マタツ

マタツは大体12人乗り。日本のハイエースが使われています。筆者も初めてウガンダに行った時に驚いたのは、ウガンダには日本の中古車が多数散見される点。というのも、日本の中古車が日本では使われないため、発展途上国であるウガンダに輸出し、商売にした方がいたのだとか。

とにかくウガンダの車はほとんどが日本車。しかし内装はボロボロ。スピードメーターは壊れてる。乗り心地も最悪。とにかく日本の車に順応している人は「ひどい!」の一言につきます。

マタツは基本的にドライバー1人と、コンダクター1人の計2人で構成されており、料金は降りる際に支払う仕組み。基本的にぼったくられて徴収された経験は一度としてありません。なので基本的には安心して良いと思います。

ただウガンダ人の運転は基本的に荒いので注意が必要です。これは発展途上国全てに当てはまるでしょう。すごいスピードで追い抜きを繰り返すということが多々あり非常に怖い思いをします。付随して、マタツにはシートベルトといったようなものがなく、事故にあった時はまさにお陀仏。

カンパラのバスの発着所は以下の写真の通り。車が多すぎてカオスな光景を目の当たりにすることでしょう。

ボタボタ

次にボタボタという乗り物をご紹介。ボタボタはウガンダのバイクタクシーのこと。通常ボタと言われます。だから現地にいったら「bota」と言えば通じます。ボタボタはマタツと比べてちょっと割高。マタツは一度に複数人運べるのに対して、ボタボタは1人、もしくは2人しか運べないのですから妥当と言えましょう。

ボタボタもあまりメンテナンスされていなく途中でバイクの破片がこぼれて止まる。エンジンの残量のメータ、スピードメータが停止しているのがザラにあります。我々が座るところはクッション状になっていて、あまりがたがたが響くことはありません。が、ウガンダの道路にはイギリスの植民地時代に作られたと思われるバンプ(凸)が多数。その際は「うっ!!」と歯を食いしばることになるでしょう。

大型バス

マタツ、ボタボタの他にも大型バス、スペシャルタクシーと呼ばれるものがあります。大型バスは筆者が乗って感じたのはとにかく狭い。しかも大型バスに全員乗りこまないと出発しないので、時間がない方にはおすすめしません。

例えば、筆者の経験談でいうと、大型バスに乗ってブギリと呼ばれるウガンダ東部に行く予定でした。が、ブギリへのバスが出発するまでに要した時間はなんと3時間半。出発するまでにくたびれる程の時間です。繰り返しになりますが、大型バスは基本的に狭く、横3人でワンセット。その中央部に座ると窮屈で大変なことになります。もともとウガンダの大型バスは日本のトラックを改造してつくられたもの。そのためか、衝撃がもろにお尻に来ます。かなり辛いというのは言うまでもありません。

スペシャルタクシー

最後にスペシャルタクシーと呼ぶのは日本のタクシーの劣化版と思ってください。しかしこれがまた高い。日本のタクシーと比べてはいけません。ウガンダの相場からしてみて高いということです。しかし、他の交通手段よりは安全、快適と言えます。日本人だとスペシャルタクシーに乗るのが一番すっきりするかもしれません。