スーパーマーケットで買えるイタリアの絶品スイーツ7選
2024年08月28日(水)/イタリア
普段「海外のお菓子って、見た目は可愛いけれど、味は美味しくなさそう」「色は綺麗だけど、食べたら身体に悪そう」と、買わずに素通りしてしまっている皆さん。 イタリアに行った時だけは、スーパーマーケットのお菓子コーナーにも是非、立ち寄ってみて下さい!
というのも、イタリアのお菓子は、可愛くて、美味しくて、身体に悪い成分を極力減らして作られていることがほとんどだからです。
イタリア人は「食べるために生きている」と称される程、自分達が口にするものにはトコトンこだわります。それはなにも、レストランの食事や家庭料理に限ったことではありません。スーパーマーケットのスイーツにだって、トコトン本気なんです。ということで、ここではイタリア人も溺愛する、スーパーマーケットで買える絶品スイーツを、7つ厳選してご紹介します。
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入手困難過ぎて社会現象を巻き起こしたヌテラ・ビスケット
日本でも売られているヌテラは、イタリアでは「国民食」とも称される、ヘーゼルナッツ入りのチョコレートスプレッドです。
イタリア人はとにかくヌテラが大好き!一家にひとつ、顔の大きさを優に超える超大瓶があるのは当たり前…という溺愛ぶりなんです。
そんなヌテラからは、チョコレートスプレッドを使ったスナック菓子もたくさん発売されており、軒並みメガヒット。
中でも、空前絶後の大ブームを起こし、社会現象ともなった、ヌテラ・ビスケット(Nutella biscuits)は、イタリアで見つけたら絶対買って帰ってほしい一品です。
発売と同時に、そのあまりの美味しさから、あっという間に売り切れてしまったヌテラ・ビスケット。しばらくの間は、おひとりさま1個までしか買えないのは当たり前。インターネットのオークションサイトでは、うん万円の値がついたこともありました。
現在では、基本的には普通に買うことが出来ますが、それでも相変わらずの人気っぷりですので、見つけたら是非買ってみてください。
一見、どこにでもありそうなチョコレート入りのビスケットサンドなのですが、ビスケットの薄さ、甘さと、ヌテラとのハーモニーが絶妙。「さすが、小さい頃からヌテラを食べ続けているイタリア人たちが開発しただけのことはあるなぁ」と、思わず頷いてしまうほどの完成度の高さです。
名前も可愛すぎるハート型ビスケット、バッティクオーリ
バッティクオーリ(Batticuori)は、胸の高鳴りやトキメキを意味するイタリア語です。名前を聞いただけで、なんだかドキドキしてしまいますね。しかし!実物を見たら、さらにドキドキしてしまうこと請け合いです。なぜなら、バッティクオーリは、可愛いハート型をしたチョコレートビスケットだからです。
発売元は、イタリア大手ビスケットブランドのムリーノ・ビアンコ(Mulino Bianco)。ムリーノ・ビアンコから発売されているビスケットは、何を食べてもまず間違いないのですが、バッティクオーリは、数種類の味の異なるチョコレートとカカオパウダーが練り込まれていて、とにかく深い味わいなんです。イタリア人は、これを朝ごはんとして食べる人も多いんですよ!そのため、パーム油や防腐剤、遺伝子組み換え製品不使用の、安心レシピとなっております。
見るだけでテンションアップ、食べてもうワンアップのバッティクオーリ。是非チェックしてみてください。
冷やしてたべるマシュマロサンド、キンデル・ピングイ
卵型のチョコレート、キンダーサプライズなどで有名なキンダー社。キンダー社はイタリアの会社で、現地では「キンデル」と言います。キンデルのスイーツも、何を買っても絶対にハズレのない、信頼度抜群のお菓子メーカーなのですが、中でも「ペンギン」という意味の「Kinder pingui(キンデル・ピングイ)」は、ピカイチです。
チョコレート入りマシュマロサンドのチョコレートコーティングであるキンデル・ビングイ。冷蔵コーナーに売られていて、冷やして食べます。外のチョコレートのパリっと感と、その後やってくる、マシュマロのふわふわ。最後に再びやってくる、パリっとチョコレートがもう病みつき。マシュマロベースのため、何気に低カロリーな点も見逃せません。
ヌテラ・ビスケットの対抗馬、ビスコクレマ
最近では、日本の輸入食材店でも見かけるようになったイタリアの人気ビスケットブランド、パン・ディ・ステッレ(Pan di stelle)。「星のパン」という可愛らしい名前と、それ以上に可愛らしい見た目が、イタリアでも長く愛され続けております。
そんなパン・ディ・ステッレが、ヌテラ・ビスケットのライバル商品として発売したビスコクレマ(Biscocrema)。ノーマルタイプにも使用されている、チョコレートビスケット生地の中に、クレマ(「クリーム」を意味するイタリア語)がたっぷり入っていて、食べるとそれらがじんわり染み出して最高ですよ。
そのままま食べても十分美味しいのですが、カントリーマアムのように少し温めてから食べると、さらに美味しさがアップします。2個入りの個包装タイプからラインナップされているので、まずは1つ買ってみてください。
イタリア限定、金のミルカ。ミルカ・オーロ・チョック
もともとはスイスで誕生した、紫のパッケージがトレードマークのチョコレートブランド、ミルカ(Milka)。いまや、ヨーロッパ行けば、どこでも目にする、超人気ブランドの一つです。
特に、主力商品のタブレットチョコは、味の種類が豊富で、新商品がどんどん登場するのが魅力。そして、さらに魅力的なのは、なんと国ごとにご当地限定フレーバーがある点です。
イタリアでは「金のチョコレート」を意味する人気ビスケット、オーロ・チョック(ORO Ciok)とコラボした、ミルカ・オーロ・チョック(Milka ORO Ciok)が売られており、周辺諸国の人たちも、イタリア旅行の際のばらまき土産にごっぞり買っていきます。
一見、日本のアルフォートチョコレートのような雰囲気なのですが、ミルカ・オーロ・チョックは、なんと裏側にもビスケットがぎっしり、少しだけ塩気があるので、食べるとほんのり塩チョコのような味わいがします。1つ1ユーロ以下で売られていることも多いので、気軽に試してみてください。
女子力急上昇、ルビーチョコレート・バッチ
日本でも話題となった、第4のチョコレートこと、ルビーチョコレート(イタリア語で「チョッコラート・ローザ」)。イタリアでも爆発的にヒットし、あらゆるお菓子メーカーから関連商品が発売されました。
中でも一番ヒットしているのが、バッチチョコレート(Baci)のルビーチョコレートバージョン。海外のお菓子は、概して大袋過ぎるため、日本人の私たちがお土産にするには、ついついためらってしまうものが多いです。しかし、ルビーチョコレート・バッチ(Baci perugina rosa)は、ちょうど日本のコンビニで売られているような2個入りの小ぶりパッケージがあるので見逃せません。レジ前で売られていることも多いので、会計する時に、ついついカゴに入れてしまいたくなる美味しさ。
イチゴ味などではなく、あくまで、色がピンクというだけなのですが、イタリアのチョコレートは砂糖の甘さよりも、カカオバターのコクが強くて美味。甘すぎるのが苦手な方も、是非一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
懐かしの駄菓子、ぬ~ぼ~の食感!ヌテラ・ビ・レディ
バラマキ土産としてももってこいなのが、ヌテラから出ているヌテラ・ビ・レディ(Nutella B-ready)です。モナカの中にヌテラベースのチョコレートクリームが入った一品。朝食にBread(パン)のような見た目の、ヌテラ・ビ・レディを食べて、Ready go(レディ・ゴー!)といったコンセプトから、このようなネーミングとなりました。
個包装で、お土産として配りやすい点も魅力なのですが、とにかくサクサク食感がおいしい。昭和時代に爆発的ヒットした駄菓子、ぬ~ぼ~を彷彿とさせる、サクッとふわっと食感は、年齢問わず愛されること間違いありません。
ハンディタイプなので、仕事中や授業の合間に栄養補給するのにももってこい。6本入りで売られているのですが、うっかりすると、一人で6本全部食べてしまうほどの美味しさなので、ご注意ください。
スーパーマーケットで買えるイタリアの絶品スイーツまとめ
イタリアのスーパーマーケットには、ビスコッティやカンノーロ、ティラミスといった、イタリアンスイーツも置いてあります。しかし、それらは専門店で買った方が正解。スーパーマーケットでは、是非スナック菓子コーナーでおいしそうなスイーツをチェックしてみてください。
今回は甘いものを中心にご紹介しましたが、塩気のあるスナック菓子も美味しいものが多いので、お見逃しなく。是非、イタリアにお越しの際は、スーパーマーケット巡りも楽しんでみてください。
それでは、チャオ!(またね!)