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東南アジアの小国ブルネイの魅力!おすすめ観光スポット

2018年10月17日(水)/ブルネイ

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オールドモスク

ブルネイは東南アジアに位置する小さな国です。東南アジアの中でもあまり馴染みの薄い国かもしれません。しかし他の東南アジアの国と比べ、バイクや車が激しく行きかうこともなく、治安もよく清潔です。さらに豪華絢爛な観光スポットがあるかと思えば水上集落のような庶民でのんびり暮らしている不思議な魅力に満ちた国です。そんなブルネイの魅力をご紹介したいと思います。

ブルネイってどこ?どうやっていくの?

ブルネイ空港

先にも述べましたが、ブルネイはとても小さな国で日本の三重県ほどの面積で、その面積の7割が熱帯雨林の囲まれております。そこに約40万人が暮らしております。地理的には東南アジアで、マレーシアとインドネシアの領土があるボルネオ島に両国に挟まれる形で位置しております。日本からの直行便はなく、主にインドネシアもしくはマレーシアの主要空港を経由するか、ボルネオ島内のインドネシアもしくはマレーシア領からバスで入国することになります。国内の移動は鉄道が走っていないため、バスかタクシーになります。バスは頻繁に出ておりますし、首都のバンダル・スリ・ブワガンはとてもコンパクトな街なため、徒歩でも十分周ることができます。

東南アジア屈指の裕福な国

オールドモスク

ブルネイは三重県ほどの小さな国ですが、実は大変裕福な国です。というものブルネイは石油や天然ガスが豊富に採れ、その利益が国民に還元されるため、医療費・教育費等は全て無料です。公共料金も住宅ローンも非常に安く、一家に自家用車が2台以上というのが常識です。水上集落に住む人々などは一見は質素な生活を送っているように見えてしまいますが、国民の生活水準は非常に高いです。そしてブルネイを治める国王は世界有数の資産家としても知られております。

厳格なイスラム教国家

水上集落のモスク

ブルネイは厳格なイスラム教国家です。そのためブルネイの飲食店やスーパーなどでお酒やタバコは一切販売されておりません。海外から持ち込むことが一応できますが、数量は厳しく制限され、高い税金が掛けられております。そのため、街でタバコの吸い殻やお酒の空き缶が落ちているのを見ることはあまりありません。街にはいくつもの豪華な造りのモスクがあり、夕方になると礼拝を呼びかける声がスピーカーから街中に響き渡ります。冒頭より述べてきたブルネイは、一見とても平和で穏やかな国というイメージを持つと思いますが(実際はそのとおり)、しかし麻薬や覚醒剤の所持、売買、使用には大変厳しく、これらに違反した者は「死刑」が科せられるという容赦ない一面もあります。

スルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスク

オールドモスク

首都バンダル・スリ・ブワガンのランドマークにしてブルネイで最も豪華なモスクがスルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスク、通称「オールドモスク」です。先代の国王によって建てられたこの豪華絢爛なモスクは、世界中から一級品の資材が取り寄せられ造られました。イタリアの大理石や中国の御影石をはじめ、イギリスのステンドグラスやシャンデリア、アラビアのカーペット、そして極めつけは金色のドームがあり、その品々を聞くだけでも目が眩みそうです。モスクの前には美しいラグーンが広がり、正面から見るとモスクが水上に浮かんでいるかのようです。

オールドモスク

さらに夜になるとモスク全体がライトアップされ幻想的な美しさを醸し出しております。昼も夜も両方楽しめる観光スポットとなっております。モスクは礼拝の時間や夜以外は観光客でも入場することができますが、服装には肌の露出を控えた物にしましょう。特に女性はノースリーブや短パンは厳しく制限されているので気を付けましょう。そして中は写真撮影禁止です。

ジャミ・アス・ハサナル・ボルキア・モスク

ニューモスク

オールドモスクと並び観光名所となっているのがジャミ・アス・ハサナル・ボルキア・モスク、通称「ニューモスク」です。こちらは現国王によって建てられました。ニューモスクもオールドモスクに負けず劣らず豪華絢爛です。建物の大きさで言えばニューモスクの方が一回り大きなものになっており、モスクというより王宮のようです。まず外観で目を惹くのは大小の純金で造られたドーム、大理石の壁です。そして内装も豪勢で床や階段は全て大理石が使われております。先代の国王に負け字劣らずの豪華さは、ブルネイが現在も大変裕福な国であることを物語っております。オールドモスク同様、礼拝の時間を避ければ観光客も見学することができます。モスクは主礼拝堂と副礼拝堂の二つの礼拝堂に分かれており、副礼拝堂は女性専用になっていますので間違って男性が入らないよう気を付けてください。そしてこちらも夜はライトアップされ幻想的な雰囲気が演出されておりますので、昼夜ともに楽しめる観光スポットとなっております。

ロイヤル・レガリア(王室史料館)

ロイヤル・ガレリア

「ロイヤル・レガリア」はブルネイ王室の豊かさの象徴とも言える博物館です。ここには王室関係の資料、豪華な調度品が展示されております。その煌びやかな財宝の数々に思わずため息が出てしまいます。中でも注目したいのが、国王が即位した時に街中をパレードした乗り物です。あまりの豪華絢爛ぶりは圧巻です。実際の映像がモニターで流されているのですが、あまりに現実離れした光景にあっけにとられてしまうでしょう。他にもこの国の発展に欠かせないエネルギー事業に関する資料も展示されており、ブルネイが如何にして発展してきたかが分かるでしょう。またブルネイにはあまり見られない土産物店も併設されておりますので、お土産選びにも良いスポットです。なお、博物館内はエントランス以外で写真撮影は禁止です。

カンポン・アイール(水上集落)

水上集落

「カンポン・アイール」はブルネイ最大の人気観光スポットにして、世界最大級の水上集落です。なんとこの水上集落には約3万人の人々が生活しております。豪華絢爛なモスクが点在するブルネイですが、ここではブルネイ本来の飾らない庶民の生活を見ることがきます。ブルネイは赤道直下の暑い国のため、涼しさを求めて水上に生活し始めたのが起源とされております。

水上集落

一見スラム街に見えてしまいますが十分安全です。集落には電気、水道、ガスがしっかりと整備され、さらに学校、病院、消防署、食堂などもあり、住民が何不自由なく生活できる環境が整備されております。集落内にはこれといった観光スポットがあるわけはないのですが、地図を片手にぶらぶら散策するだけでも十分楽しめます。集落へはボートでブルネイ川を渡る必要がありますが、川岸に多くの水上タクシーが止まっておりますので、それらを活用しましょう。タクシーをチャーターし、集落を周遊するのも良いでしょう。

ナイトマーケット

ナイトマーケット

ブルネイには数多くのレストランがありますが、ローカルフードを堪能したいのであれば、ぜひ「ナイトマーケット」を訪れてみてください。ロイヤル・ガレリア付近にあるこのナイトマーケットには夜になると数多くの食堂が軒を連ね、毎日多くの地元民で賑わっております。料理はマレー料理、インド系、中華系などバリエーションが豊富です。思わず全ての店を梯子してみたくなってしまいます。観光客はほとんど訪れることもなく、主に地元の人向けなので料金もとてもリーズナブルです。下手にレストランに行くよりもずっと安く美味しく、そして気軽に料理を堪能できます。

マングローブリバーサファリ

マングローブリバーサファリ

国土の7割が熱帯雨林で生い茂るブルネイだけあって、気軽に熱帯雨林の自然を楽しむことができます。これらを堪能するにはぜひ地元のツアーに申し込むと良いでしょう。筆者が申し込んだツアーは水上集落と熱帯雨林をボートで巡るものでした。水上集落では、人々の生活を紹介してもらい、実際に自宅を訪問し地元の茶菓子をご馳走になりました。外観はとても質素ですが、中は生活に必要な物は全て揃っております。観光客向けの施設でありましたが生活水準の高さが伺えます。首都バンダル・スリ・ブガワンの中心部からボートに乗り込み、20分もすればマングローブが生い茂る森に到着します。ボートは至ってシンプルなものですが、日よけの屋根も付いており、揺れも少なく、風を切るように走るのでとても快適です。

マングローブリバーサファリ

森では様々な野生生物を見ることができます。日本でもよく見られるダイサギやコサギの他に、木陰でじっとしているイリエワニやボルネオ島の固有種であるテングザル、オオトカゲなど珍しい動物を見ることができます。ガイドが動物を見つけるとボートを止めてくれるのでじっくりと観察することができます。ツアーは午前午後の計2回あり、所要時間は1回あたり約2時間です。他にも市内観光も組み合わせたものもあります。ホテルまでスタッフが迎え来てくれるので、体力を使わず気軽にまるでアマゾンのサファリに来たような気分を楽しめます。このようなツアーはブルネイならではないでしょうか。

ブルネイ料理とは?

ブルネイ料理

ブルネイは多民族国家でもあります。マレー系、華僑、インド系などが住んでいます。ブルネイ料理と言われると紹介するのが難しいですが、いわゆるマレー料理が中心になります。他にも中華料理やインド料理も豊富にあります。ナイトマーケットではこれらの料理がバリエーション豊富にとり揃っているので、ブルネイ料理というのに囚われず様々な料理にチャレンジしてみましょう。

まとめ

東南アジア諸国の中で比較的マイナーなブルネイではありますが、実は大変魅力的な国です。他の東南アジア諸国よりも観光名所は少ないですが、どれも粒ぞろいですし、治安や衛生状態が大変良く、悪質な客引きやぼったくりも少ないため安心して観光できます。言葉は公用語がマレー語ですが英語も十分通じます。以外に海外旅行の初心者に向いている国ではないかと思います。