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シドニーのおすすめ観光スポットを厳選

2024年08月24日(土)/オーストラリア

南半球最大の都市、シドニー。オーストラリアの首都はキャンベラですが、首都をも上回る知名度や魅力があります。では、どんな見所があるでしょうか?旅行、訪問、滞在を考えている方々のために、筆者の訪問時の体験談も交えて、有名なスポットを紹介したいと思います。

Contents

・オペラハウス

オペラハウス

ここは言わずと知れた、シドニーの顔。市街地の中、シドニー湾に面したスポットで、ホタテ貝の貝殻を思わせる外観となっています。筆者が訪問時、その周辺を見て回ったところ、観光客の多さに圧倒されました。着工は1959年で、完成したのは1973年という、14年もの歳月が建設に費やされました。そして1981年には世界遺産にも登録されていますが、できてからわずか8年で登録されたのは、異例の早さではないでしょうか。その魅力はどこにあるのか、気になる所ではあります。

内部には4つの劇場のほか、レストランや図書館などの施設もあり、更には毎日、日本語での30分の日本語による案内ツアーも10時45分から1日7回、行われています(24ドル・)。英語のみではありますが、バックステージツアーも2時間、毎日行われているので、興味のある方は是非お見逃しなく。

オペラハウスでの公演を見る場合、それぞれ44ドル(オペラ)、48ドル(コンサート)、55ドル(演劇)となっています。

・ハーバードブリッジ

ハーバードブリッジ

オペラハウスのすぐ真上を通る、もう1つの見所です。こちらはオペラハウスより歴史が古く、建設が開始されたのが1923年で、完成したのが1932年です。全長は1149ⅿで、車で通るにはレンタカーか、バスがオススメですが、電車の線路や自転車専用道路や歩道も併設されています。(筆者は現地在住の友達と、そのご家族の運転で、通過しました)

ただし、高い所からの景色が眺められる一方、お台場のレインボーブリッジと一緒で、途中で停車しての写真撮影は御法度なので、ご注意ください。

1980年代からは車の交通量が増え、幸か不幸か(?) 慢性的なラッシュアワーの交通渋滞も問題化し、1992年には海底に車専用のシドニー・ハーバードトンネルも建設されたとのことです。個人的には、渡った先の門がレンガ造りでレトロに見えて、目立っていますが。ちなみに、車で北から南側へ(オペラハウスがある方へ)向かう場合は、3ドルの通行料が課されます。

こちらの門は1,300段の階段があり、高さ134mの所まで登って上がるアトラクションもあります。ただし、カメラは自前で持って上がれないので、ご注意ください。

料金は、日中は268~293ドル、夜間は228~253ドル、トワイライトは333~363ドル、夜明けは353~363ドルです。年末年始などの繁盛期は料金が値上がりします。

・フェザーデール・ワイルドライフパーク

フェザーデール・ワイルドライフパーク

筆者が訪れたシドニーのスポットで、最も印象的な所です。シドニー郊外の森林地帯で、コアラやカンガルーはもちろん、ダチョウやオオカミなど、あらゆる野生の動物が見られました。

なお、オーストラリアの動物園は日本の動物園と違って、直接動物に手で餌付けをしたり、触ったりできるのが魅力的です。(ブタやラクダなど、一部、餌があげられない動物もいましたが)

木の上で寝ているコアラを写真撮影で降ろして連れて来るため、飼育員のお姉さんがよじ登っているのも一風変わった絵でしたね。なお、入場時間は9:00から17:00、入場料は31ドル(子供は17ドル)です。

・マンリー(Manly)、ワトソンズベイ(Watsons Bay)

マンリー(Manly)、ワトソンズベイ(Watsons Bay)

どちらもシドニーの郊外の外海に面した断崖絶壁の続くエリアで、ここから内海のオペラハウスとハーバードブリッジが一望できます。市内の中心部からは、木々が生い茂る道を車で行くか、フェリーで風景を楽しみながら向かうのもオススメです。マンリーはビーチやカフェもあり、夏場は賑わいます。ワトソンズベイは断崖絶壁が続くエリアで、高級住宅地でもあり、おしゃれなレストランと自然が調和しています。

ハーバードブリッジの南側から行くのがワトソンズベイ、逆に北側から行くのがマンリーです。

・シドニーオリンピック公園

シドニーオリンピック公園

2000年に行なわれたオリンピックの競技施設のある、425ヘクタールの広々としたエリアです。スポーツ以外でも、コンサートやバーベキューなどのイベントも行われています。ちなみに、筆者が訪問した際は、友達のお母さんが趣味で参加している盆栽イベントがありました。なお、オーストラリアの英語はイギリス式のクイーンズイングリッシュで、センターの英語のスペルが「Centre」となっていたのが印象的でした。

・シドニータワーアイ

シドニータワーアイ

高さ260mの展望台で、4Dシネマを兼ね備えたタワーです。シドニー市内の高層建築物では、ここが一番高いです。入場料は26.5ドル(オンラインで予約した場合、割引も)、入場時間は9:00~22:00(6月~9月は21:30まで)。タワーの屋外を歩けるアトラクション(スカイウォーク)もあり、こちらは10:00~20:00(秋と冬の間は19:00まで)、料金は70ドルです。

・そのほかの観光見どころ

他にも様々なエリアがありますが、この記事では主に風景を楽しんだり、日本ではできないことを体験したりしたいなどといった方々のためのエリアを紹介してきました。

他に筆者がおすすめしたいのは、トム・クルーズの映画『ミッション・インポッシブルⅡ』のロケ地があります。(このシーンです。↓)

こちらのカーチェイスがシドニーの南東近郊のランドウィックのラマ島から脱出するルートで、タンディ・ニュートン演じるヒロインがさまよい歩くシーンが海辺近くの崖で撮影されました。(調べたところ、シドニー市内から車で20~30分でした)


以上、シドニーの見所を6か所、紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

※(経験談は2005年8月の個人的な体験を基に綴ったものです。料金などは今年のガイドブックを参照しております)この記事を読まれた方々も、楽しい旅行を満喫できるよう、影ながら祈っております。