
五島列島の見所! 下五島の福江・奈留島1泊2日の観光モデルコース
2019年01月28日(月)/長崎県
出典:Twitter
長崎県の五島列島には、大陸との交流拠点として遣唐使船最後の寄港地として栄えた歴史と潜伏キリシタンの移住地だった歴史があり、史跡や教会が多数点在しています。今回は、そんな五島列島の福江島と奈留島を観光する観光モデルコースを作りました。どうぞご覧ください!
Contents
- 1 コース順路
- 2 コース詳細
- 2.1 福江港または福江空港 10:30出発
- 2.2 武家屋敷通り 10:40~11:30
- 2.3 昼食 11:45~12:30
- 2.4 堂崎天主堂カトリック資料館 12:50~13:20
- 2.5 カトリック水ノ浦教会 13:50~14:10
- 2.6 道の駅遣唐使ふるさと館 14:20~15:30
- 2.7 井用浦教会とルルド 15:15~15:35
- 2.8 大瀬崎展望台 15:45~16:30
- 2.9 五島コンカナ王国ワイナリー&リゾート 17:30~
- 2.10 五島コンカナ王国ワイナリー&リゾート 7:15発
- 2.11 福江港発 8:05
- 2.12 奈留港着 8:50
- 2.13 江上教会 9:35~10:00
- 2.14 多賀真珠 10:10~11:10
- 2.15 みかん屋食堂 11:20~12:00
- 2.16 カトリック奈留教会 12:05~12:20
- 2.17 笠松宏有記念館 12:35~13:30
- 2.18 奈留港着 13:40
- 2.19 奈留港発 14:20頃
- 2.20 福江港着 14:50
- 2.21 福江城(石田城) 15:00~15:50
コース順路
1日目:福江港または福江空港→武家屋敷通り→昼食→堂崎天主堂カトリック資料館→カトリック水ノ浦教会→遣唐使ふるさと館→井用浦教会とルルド→大瀬崎展望台→五島コンカナ王国ワイナリー&リゾート泊
2日目: 五島コンカナ王国ワイナリー&リゾート→福江港→奈留港→カトリック江上天主堂→多賀真珠五島養殖場→みかん屋食堂→カトリック奈留島教会→笠松宏有記念館→奈留港→福江港→福江城→帰途
コース詳細
福江港または福江空港 10:30出発
福江港または福江空港でレンタカーの手続きをして、10:30に出発します。
福江港までの長崎港からの航路はジェットフォイルです。時期によって、一日2便から7便まで変動しますので、海上からのアクセスで予定を立てられる際には便数をよくご確認くださいね。所要時間は便によって1時間20分から1時間50分とばらつきがあります。また、福江空港には、福岡空港から5便と長崎空港から3便が就航。所要時間は、福岡空港からは約45分、長崎空港からは約30分です。船が苦手な人にとっては飛行機が選べるのは嬉しいですね。
最初の目的地「武家屋敷通り」へは福江港から約5分、福江空港から約7分で到着します。
武家屋敷通り 10:40~11:30
出典:五島の島たび
特徴的な石積みが印象的な武家屋敷通り。寛永11年(1634年)に五島藩士約170家をこの通りに住居をまとめました。現在の保存状態が良い地区は、中級以下の武家が住んでいたあたり。約400メートルの石垣は、「こぼれ石」と呼ばれる丸い石を一つ一つ積み、両端をかまぼこ型の石で止めるという珍しい組み方の石垣。堂々とした門構えは「薬医門」(やくいもん)。とても立派な門構えです。
出典:ながさき旅ネット
また、武家屋敷通りふるさと館では、五島家庭園と同じ様式で作られた林泉式庭園を見れて、写真の展示やバラモン凧の絵付け体験なども楽しめます。
出典:五島の島たび
平成30年(2018年)に開設された、「山本二三美術館」(五島市出身で「火垂るの墓」「もののけ姫」などの作画・美術監督)は、江戸時代に建てられた武家屋敷を改修して作られました。風情ある建物と調和する展示方法で青い空と白い雲の美しい絵が並び、短編アニメを見れます。写真スポットもありますので、旅の記念にいかがでしょうか。
武家屋敷通り
【所在地】長崎県五島市武家屋敷2-1-20
【電話番号】0959-72-6357
山本二三美術館
【所在地】長崎県五島市武家屋敷2-2-7
【電話番号】0959-76-3923
【開館時間】9:00~18:00
【定休日】月曜日・年末年始
【料金】小学生~高校生200円・大学生以上400円
福江島は港の周辺から離れると、飲食店が極端に少なくなりますので、この段階で昼食をいただきます。どのお店も武家屋敷から10分で行けます。
昼食 11:45~12:30
いけす割烹心誠(しんせい)
釜飯定食(1200円~3000円)、丼・定食類(1200円~3500円)などどれを食べても美味しいお店。
びっくり弁当
出典:食べログ
お昼限定のびっくり弁当(1800円)は、本当にびっくりする料理の品数とボリュームで人気。某グルメサイトで五島列島90軒強の中でも1、2を争う評価の有名店でお昼は混み合いますので予約した方がベターです。
【所在地】長崎県五島市福江町10-5-1F
【電話番号】0959-74-3552
【営業時間】11:30~13:30
【定休日】水曜日
うま亭
出典:食べログ
地元の人が愛する定食と麺類の店。
出典:トリップアドバイザー
定食は15種類以上あり、750円~1100円とリーズナブル。麺類は焼きそば(650円)から大盛チャンポン(950円)まで9種類、五島うどんも5種類(650円~850円)と選択肢が多く、家族連れでも楽しく食事ができるお店です。完全禁煙なのも嬉しいですね。
【所在地】長崎県五島市東浜町1丁目8-3
【電話番号】0959-74-3981
【営業時間】10:00~20:00
【定休日】水曜日
寿し善
出典:食べログ
五島に来たなら一度は食べたいお寿司。新鮮な魚介があるので、美味しいのは当たり前と思いがちですが、実はやはりお店によっていろいろ違いがあるそうです。地元の方に教えていただいたこのお店は、アラ汁まで美味しい!
にぎり単品2貫が200円から800円、にぎり800円、上にぎり1400円と安心な価格です。お品書きにない季節のスペシャルもあるそうですよ!
【所在地】長崎県五島市木場町241-15
【電話番号】0959-72-7951
【営業時間】11:00~21:00
【定休日】無休
次の「堂崎天主堂カトリック資料館」には、いずれのお店からも県道162号線を経由して約20分で到着です。
堂崎天主堂カトリック資料館 12:50~13:20
出典:トリップアドバイザー
現在は潜伏キリシタンの資料館として公開されているカトリック堂崎天主堂は、明治11年(1879年)に建てられた五島列島初めての木造天主堂。明治41年(1908年)にイタリアから運ばれた資材を使ってリブ・ヴォールト天井を作り、現在のレンガ造りの教会堂に建て替えられました。
出典:こころ工房
内部は木造。ステンドグラスが椿をモチーフとしているのは、五島の教会の特徴の一つです。こちらの施工も長崎県の多くの教会を手掛けた五島出身の鉄川与助氏が関わっています。植物好きな方は、冬から春頃にかけて天主堂の側に咲く「ハマジンチョウ」もお見逃しなく!
【所在地】長崎県五島市奥浦町2015
【電話番号】0959-73-0705
【開館時間】3月21日~11月10日 9:00~17:00
11月11日~3月20日 9:00~16:00
夏休み期間 9:00~18:00
【定休日】年末年始
【料金】小学生 100円・中高生 150円・大学生以上 300円
次の「カトリック水ノ浦教会」へは国道384号線と県道162号線を経由して約30分で到着します。
カトリック水ノ浦教会 13:50~14:10
出典:五島の島たび
外海から移住してきた信徒の要望によって、パリ外国宣教会ザルモン師が明治13年(1880年)に最初の教会を建てましたが、老朽化のため昭和13年(1938年)に鉄川与助が設計・施工した現在の美しい教会に建て変えられました。
出典:TripAdvisor
和風建築にゴシック建築とロマネスク建築の様式を取り入れた真っ白な教会は、国内最大規模の木造教会堂といわれています。
【所在地】長崎県五島市岐宿町岐宿1643-1
【電話番号】0959-82-0103
【内覧時間】9:00~16:00
次の目的地「道の駅遣唐使ふるさと館」へは国道384号線を経由して10分ほどで到着します。
道の駅遣唐使ふるさと館 14:20~15:30
出典:じゃらん
長崎県初の離島の道の駅です。三井楽は遣唐使が出国前の最後に寄港した場所のため、遣唐使についての資料がいくつもあり、展示も行っています。
出典:いこーよ
また、「万葉シアター」では、史実からヒントを得て制作した人形アニメーション「遣唐使ものがたり」と「行きし荒雄ら」を上映。特産品の販売コーナーでは、アジ・スルメ・キビナゴなどの干物のセット、かまぼこ類、五島うどん、五島牛、椿油などを購入して発送できます。11月下旬から1月上旬限定ですが「天然クロ(メジナ)鍋セット」はとても人気がありますよ。
遣唐使ふるさと館
【所在地】長崎県五島市三井楽町浜ノ畔3150-1
【電話番号】0959-84-3555
【営業時間】9:00~18:00
万葉シアター
【上映時間】約28分
【料金】小学生150円・中学生以上260円
次の目的地「井用浦教会とルルド」へは、国道384号線経由で約40分です。
途中、日本一美しい海水浴場に選ばれたことがある「高浜海水浴場」を通過します。
井用浦教会とルルド 15:15~15:35
明治32年(1899年)に、日本で最初の「ルルドの泉」を作った教会です。ルルドの聖水を飲めば重い病気が治癒すると言われていて、わざわざここに来る信者も多くいるそうです。
出典:アマナイメージズ
五島列島司牧のペルー神父は、ルルドの泉を作る際に、信徒に対して島内から珍しい色と形の石や岩を探して来るよう呼びかけて、一つ一つ指示をしながらルルドを作り上げました。現在は、ルルドの岩場に水くみ場ができていて、持ち帰ることも可能井用浦教会は、明治30年(1897年)にレンガで建造されたのですが、台風で倒壊してしまい、昭和63年(1988年)にコンクリートで再建されました。マタイ11章28節に出てくる招きの言葉を「いらっしゃい」という文字にしてキリスト像の台座に彫ってあるのが印象的です。
井用浦教会とルルド
【所在地】長崎県五島市玉之浦町玉之浦1243番地
【電話番号】0959-87-2023
【内覧時間】9:00~17:00
次の「大瀬崎灯台」へは国道50号線を経由して約8分で到着します。
大瀬崎展望台 15:45~16:30
展望台からは、大瀬崎の突端の絶壁にある白亜の灯台と、東シナ海の素晴らしい景色を見れます。
断崖の上に立つ大きな灯台は、明治12年(1879年)に初点灯し、昭和46年(1971年)に改築されました。光達距離約22キロメートルの日本屈指といわれる規模の灯台。日本の灯台50選の一つです。
もっと灯台の近くまで行きたいという方は、遊歩道で行けるでしょう。駐車場から往復で40分ほど遊歩道を歩きますが、整備されていて歩いているときも風景を楽しめます。たどり着いた断崖から眺める景色は、まさに地の果てと言える絶景!映画「悪人」のロケ地にも使われた壮大な景色が待っています。体力に自信がある方には、ぜひ行っていただきたいおすすめのスポットです。
【所在地】長崎県五島市玉之浦町玉之浦
【電話番号】0959-72-2963(五島市観光協会)
【観覧料金】無料※灯台まで行く方は歩きやすい靴でお越しください。
宿泊地の「五島コンカナ王国ワイナリー&リゾート」までは、県道27号線を経由して約60分で到着です。
五島コンカナ王国ワイナリー&リゾート 17:30~
出典:コロカル
天然温泉や五島特産の天然椿オイルを使ったマッサージを行うエステサロンやプールもある、本格的なリゾートホテル。
出典:五島コンカナ王国
長崎県唯一のワイナリー「五島ワイナリー」を擁。五島で育った葡萄を使用した純国産ワインも作っています。ナイアガラ、ベリーA、キャンベル、シラー、シャルドネなどから作られるのはスパークリングワイン、白ワイン、赤ワイン、ロゼワインなど。平成26年(2014年)に開設したワイナリーなので、長期熟成したものはありませんが、確かな味で人気です。
出典:五島コンカナ王国
夕食は、敷地内にある「和食処ばらもん」でお楽しみください。五島牛、刺身、五島うどんなど、地元の海の幸、山の幸がいただけます。
出典:五島コンカナ王国
もちろん客室はリゾート気分が満喫できる部屋ばかり。洋室以外に和洋室やコテージもあるので、お好みの部屋で五島の夜をゆっくりとお過ごし下さい。
五島コンカナ王国ワイナリー&リゾート
【所在地】長崎県五島市上大津町2413
【電話番号】0959-72-1348
【IN/OUT】15:00/11:00
五島ワイナリー
【所在地】長崎県五島市上大津町2413コンカナ王国内
【電話番号】0959-74-5277
【営業時間】9:00~19:00
【定休日】不定休
和食処ばらもん
【営業時間】17:00~22:00
五島コンカナ王国ワイナリー&リゾート 7:15発
2日目は奈留島観光を楽しみます。レンタカーはこの段階で返却しておきましょう。レンタカー店によっては、港から少し離れている場合もありますが送迎を行ってくれるので、乗船に間に合うよう手配してくれます。
五島コンカナ王国ワイナリー&リゾートから福江港までは約15分で到着します。
福江港発 8:05
五島旅客船の「フェリーオーシャン」で奈留島に向かいます。
所要時間は約45分です。早めの出発なので、ホテルで朝食をとることができません。
港の近くにあるコンビニエンスストアで調達するなどして、船内でお召し上がりくださいね。
奈留港着 8:50
奈留島は小さな島ですが、やはりレンタカーがあった方が便利。奈留港でレンタカーを手配して9:15に島内観光に出発します。
最初の目的地はカトリック江上教会です。県道168号線を経由して20分程で到着します。
江上教会 9:35~10:00
世界遺産登録された「奈留島の江上集落」に立つ教会です。
寛政9年(1797年)に五島藩の要請によって外海から農民の移住が始まった際に、江上地区に潜伏キリシタンの4家族が移住。奈留島では、禁教令が解かれた後も隠れキリシタンとして生きた家族とカトリックに復帰した家族に分かれ、江上地区の4家族は明治14年(1881年)にカトリックに復帰して教会を建てたのでした。その後、当時から盛んだったキビナゴ漁で建築資金を貯め、40家族ほどに増えていた信者たちが自力で造成して、大正7年(1918年)に建てたのが現在の江上教会です。設計と施工は鉄川与助氏。現在に残る日本の代表的木造建築教会として国の重要文化財にも指定されました。
淡い青色の窓枠があるクリーム色の建物は、周辺の景色とのコントラストとあいまって爽やかな印象です。内部の柱に木目模様を手書きで描き、ガラス窓には花を描くなどの信者手作りの作業から、教会を大事にしてきたことが伝わってきます。
【所在地】長崎県五島市奈留町大串1131-2
【電話番号】095-823-7650 ※見学には「長崎の教会群インフォメーションセンター」
への事前連絡が必要です。
【見学時間】9:00~12;00/13:00~16:00
次の目的地「多賀真珠五島養殖場」へは、県道168号線を経由して約10分です。
多賀真珠 10:10~11:10
出典:mikke[ミッケ]
マグロやハマチ、アジの養殖も行われている奈留島は、真珠の養殖にも適しています。母貝に使われる貝類は、純国産のものは少なく海外産のものなどを使う業者が大多数。しかし、平成16年(2004年)に三重県から移住した清水多賀夫氏が開いたこの多賀真珠は、稚貝から育てた貴重な純国産アコヤガイを使って真珠を育てています。実は、多賀真珠で養殖した真珠の大きさは国内最大級!アコヤガイの養殖真珠で10ミリアップのものは少ないなか、栄養豊富な奈留島の海で育った真珠は11ミリから14ミリのものま。素晴らしい照りと巻きの真珠をぜひご覧ください。
出典:KTNテレビ長崎
また、こちらでは養殖場の見学のほか、パールアクセサリーを作る体験できるでしょう。作るものはブレスレットが基本。パールなどを糸に通し金具などの取り付けをして体験時間は約30分程度。体験価格は3800円です。自分だけのオリジナルアクセサリーは、きっとお気に入りの一つになることでしょう!
【所在地】長崎県五島市奈留町浦731-7
【電話番号】0959-64-2651
【営業時間】9:00~17:00
【定休日】不定休
次の「みかん屋食堂」で早めのお昼ご飯をいただきます。県道168号線を通って10分ほどで到着です。
みかん屋食堂 11:20~12:00
出典:スカイチケット
観光地価格ではなく、とてもリーズナブルなうえ、奈留島で獲れた魚を使った料理もあって美味しいと評判が良く、ボリュームもあるので、男性も満足できますよ!
うどんだけでも8種類(430円~640円)、ラーメン(480円~620円)、ちゃんぽん(640円~840円)、スパゲティ(600円)、丼物(510円~720円)、カレーライス(620円~800円)、サンドイッチ(450円~500円)などから、10種類以上の定食(750円~1350円)まで、多くの料理がいただける食堂です。
【所在地】長崎県五島市奈留町浦409-1
【電話番号】0959-64-2079
【営業時間】8:00~19:00
【定休日】第1、第3日曜日
次の目的地「奈留教会」へは、1分ほどです。
カトリック奈留教会 12:05~12:20
出典:デイリーポータルZ
昭和元年(1926年)に最初の教会が建てられたのち、いくどか増設・解体を繰り返してきた奈留教会。可愛い椿をかたどったステンドグラスが印象的な現在の教会が建てられたのは、昭和36年(1961年)のことでした。
昭和48年(1973年)には、熱心な潜伏キレシタンが多かった葛島の島民が奈留教会の教区に集団移転してきたことにより、葛島は無人島となって、葛島教会は廃堂となりました。奈留教会は、そんな熱心な信者の方々が心をこめて維持管理をしている、奈留島の教会の中。唯一神父が常駐している教会です。
【所在地】長崎県五島市奈留町浦395
【電話番号】0959-64-3285
次の「笠松宏有記念館」までは、約15分で到着します。
笠松宏有記念館 12:35~13:30
出典:五島の島たび
愛と祈りの画家と呼ばれる奈留島出身の画家、笠松宏有氏(かさまつひろとも)の作品を展示している美術館。廃校になった小学校の建物を利用していますが、内装は展示室が4つある本格的な美術館仕様です。
出典:Go!Go!ともっち!
五島モンバルナス構想の中核施設とされていて、笠松宏有氏の作品以外に五島在住の画家の作品や、館内の校庭で作陶している「奈留陶芸の会」の作品、市民の作品の展示会などを行っています。旅先の小さな美術館。ゆっくりと美術鑑賞をするのも良いもの!
【所在地】長崎県五島市奈留町船廻937番地1
【電話番号】0959-64-2209
【開館時間】9:00~17:00
【休館日】月・水曜日及びも年末年始
【入館料】学生50円・大人100円
奈留港着 13:40
笠松宏有記念館から奈留港までは、県道168号線を経由して約10分です。
出典:五島の島たび
奈留港のターミナルビルの1階には「ターミナルショップ潮彩」(しおさい)があって、名物の「かんころ餅」や奈留島銘菓「奈留島だより」、海産物などや、飲み物も販売していますよ。インターネットの接続もできるよう出発までくつろいでお過ごしください。
奈留港発 14:20頃
五島旅客船の高速船「ニューたいよう」で福江港に戻ります。所要時間は約30分です。
福江港着 14:50
福江港から最後の目的地、福江城へは徒歩8分ほどで到着します。
福江城(石田城) 15:00~15:50
出典:s.webry.info
寛永2年(1849年)に着工され、15年もかかって文久3年(1863年)に完成した福江城は、城壁の三方が海に囲まれているという日本でただ一つの海城。黒船来航に備えて作られた城。江戸末期に作られた国内では最も新しい城だったのですが、明治維新によって解体されてしまいました。城として機能していたのは9年間という短命の城だったのです。現在は、蹴出門と石橋、自然石によってつくられた石垣が残され、本丸跡に県立五島高校、二の丸跡に図書館や文化会館、五島歴史資料館が建てられています。
出典:ながさき歴史・文化ネット
五島歴史資料館では、縄文期から始まる五島の歴史、遣唐使、五島藩、五島キリシタン文化、民俗など多岐にわたる史料の展示のほか、ハイビジョンシアターで観光映画「バラモンの空」(上映時間約20分)を見れます。
【所在地】長崎県五島市池田町1番2号
【電話番号】0959-72-6111
【営業時間】24時間
【料金】無料
【定休日】無休
福江港から長崎港へ帰る方は、九州商船の16:15発のジェットフォイルにご乗船ください。長崎港着は18:20です。
また、福江空港から飛行機を利用の方は、長崎空港行きは18:00発(長崎空港着18:30)、福岡空港行きは19:00発の便(福岡空港着19:40)にご搭乗ください。
お疲れ様でした!
下五島の旅、いかがでしたでしょうか。五島初心者も楽しめるコースになっていたかと思います。ご旅行の参考になれば幸いです。