関西LOVERS

意外と知らない大阪が発祥のものを厳選

2015年06月28日(日)/大阪


昔から新しいモノ好きな大阪の街と人々。単に新しいだけではなく、無いモノなら作ってしまおう!というのも、脈々と流れる大阪の気質です。インスタントラーメン、駅の自動改札機など、今当たり前にあるモノが大阪から生まれたのは有名で、よく話題にも取り上げられます。しかし、その他にも大阪発祥の意外なモノがたくさんあります。今回はそんな意外と知らない大阪が発祥のものを厳選してご紹介します。

チェックカッターナイフ

カッターナイフ

http://girlschannel.net/topics/168559/

カッターナイフは切れ味が落ちれば刃先を切り取ってまた切れる、今では当たり前ですがとても便利な道具ですよね。そんなカッターナイフですが、オルファ株式会社の創業者・岡田良男氏が、昭和31年に考案した「折る刃式」が世界初となっています。ちなみにオルファは、日本は勿論、世界中のカッターナイフのトップメーカーで知られる大阪の刃物メーカーです。

モノづくりのアイデアだけではなく、社名も「折る刃」から来ているという、実に大阪らしい会社です。

チェックレトルト食品

レトルト食品

袋ごと湯で煮るだけで手軽に美味しいカレー等が作れる、無くてはならない便利なのがそうレトルト食品です。レトルト食品ですが昭和43年に、大阪の大塚食品が開発・販売した、今も人気の「ボンカレー」が世界初であり、「3分温めるだけですぐ食べられる」というキャッチフレーズは、当時は衝撃でした。

レトルト食品は元々はアメリカで軍事用の携帯食として開発したものです。アメリカでは一般向けの手軽な食品として広めよう…という発想はありません。美味しい料理を手軽に早く作りたい、また長期保存もOK。こんな台所革命とも言えるモノを世界に発信する大阪、やはりあなどれません。

チェック回転寿司

お手頃な値段で気軽にお寿司が味わえる、とても便利なのが回転寿司屋さんですが回転寿司店の起源は、東大阪市の近鉄布施駅前の「元禄寿司」。元々は人気の立ち食い寿司屋さんでした。

回転寿司というシステムは大勢の客の注文からお寿司を出すまで、何とか効率的に大量に、コストも抑えてさばけないかと、経営者の白石義明氏が考え出したシステム。そのヒントは、なんとビール工場のベルトコンベア!一人の経営者のアイデアから生まれた、今ではどこにでもある回転寿司。大阪がお寿司の食べ方を変えた、と言っても過言ではありません。

チェックスーパーマーケット

スーパーマーケット

客自身が売り場から商品を取ってきてレジで精算するという、今ではごく普通の買い物のスタイルですが、元々は1900年台初めにアメリカで生まれました。スーパーマーケットという名称は後から生まれたものです。

そして日本で初めてスーパーマーケットを名乗ったのが、昭和27年、大阪・京阪京橋駅にできた「京阪スーパーマーケット」京阪電鉄直営の店舗でした。

この大阪・京橋から、日本のスーパーマーケットの歴史が始まりました。しかしセルフサービスが本格的に導入した日本初は、厳密には翌年昭和28年オープンの東京の紀ノ國屋だったのが残念な所です。

チェックしゃぶしゃぶ

しゃぶしゃぶ

薄くスライスしたお肉を、鍋の煮えただし汁にくぐらせ、タレに漬けて美味しく頂く「しゃぶしゃぶ」。このしゃぶしゃぶの始まりは、昭和27年に大阪の肉料理店「スエヒロ」で売り出した新メニュー。寒い冬に温まる料理のイメージの「しゃぶしゃぶ」。実は当時のスエヒロの社長が、店で「暑い夏に焼肉が売れない」対策として、店に出すことを考案したメニューとなっています。

しゃぶしゃぶのルーツは、中国の羊肉料理が日本に伝わったものらしいですが、それに「しゃぶしゃぶ」と名付けて商品化し、日本の肉料理として普及させたのが、大阪のお店。
それも「夏に売れない焼肉」の対策がきっかけだったとは、さすが大阪商人のアイデアです。

チェックオムライス

オムライス

一見、洋食っぽいオムライス。実は日本で生まれた料理なんです。ケチャップライスを卵で包んだオムライスを一番最初に考案して売り出したのは、大阪・心斎橋のレストラン「北極星」。大正14年のことでした。店の常連客の一人が胃が弱く、いつもご飯とオムレツを別々に頼んでいたのを見かねた店主が、「いつも同じものでは可哀そう…」と考えたのが始まりだとか。

単に便利さだけではなくて、客の様子を見ての思いやりから新しいアイデアを考えつくのも、人情の街・大阪ならではですね。

チェック魔法瓶

魔法瓶

今ではステンレス製や電気で保温する魔法瓶が主流ですが、元々は2重のガラスの間を真空にし、湯が冷めないように保温力を持たせたガラスの瓶でした。
世界レベルではドイツで発明された魔法瓶ですが、それを日本で初めて量産化・商品化したのは、明治44年、大阪の電球メーカーでした。
電球も魔法瓶もガラス加工品なので納得できます。元々大阪ではこのようなガラス加工業が盛んだったのです。

そういえば、○○魔法瓶・○○マホービンという名の日本の主要メーカーは、大阪で創業し今も本社が大阪の会社ばかりです。でも「魔法の瓶」ってネーミング、とてもセンスと夢を感じる、大阪らしい名づけ方ですね。


この他にも、「宝くじ」や「屋上ビアガーデン」、「缶ビール」や「恵方巻き」も…。大阪から始まったモノを書き出すと、もう止まらないぐらい数多く出てきます。中には「霊柩車」というちょっとびっくりするようなモノまで、大阪が始まりです。

この先の未来にもこの大阪の街から、今はない、何か新しいモノがたくさん生まれて来そうでとても楽しみです。