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沖縄よりも暑い?大阪の夏の暑さは日本一

2015年06月10日(水)/大阪


 

沖縄よりも暑い?大阪の夏の暑さは日本一

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今年も暑い夏がもうすぐやってきます。関西は一般的に暑いイメージがあるようですが、特に大阪の夏の暑さは只者ではありません。同じく京都も夏が暑い印象がありますが、大阪の暑さは京都のそれとは少し様相が異なります。

今回の記事では、そんな大阪の夏の暑さについてまとめてみました。今年、大阪の夏を初めて体験する方にとっては、必見の情報ですよ。沖縄よりも暑い?大阪の夏の暑さは日本一をどうぞお楽しみください。

チェックデータが証明する、大阪の暑さ

データが証明する、大阪の暑さ

人々が暑い暑いと言ってるだけではなく、大阪の暑さは過去のデータが証明しています。

< 8月の平均気温、都道府県庁所在地では大阪が日本一! >

いきなり衝撃的な公式データです。
気象庁のデータでは、全国都道府県庁所在地の8月の平均気温は、沖縄・那覇市の28.7℃を抜いて、大阪市は28.8℃!
日本一暑い大阪を証明する数字です。

< 8月の最高気温の平年値も、大阪が上位に! >

8月の最高気温の平年値も、大阪は全国の中でも上位にランクインしています。
都市別では、大阪市・堺市・豊中市・枚方市・八尾市など大阪の主要都市が、上位10位以内の常連です。

< 真夏日の日数も大阪がトップクラス! >

8月の中での真夏日(最高気温30度以上の日)の日数も、毎年、大阪は全国トップクラスです。
平均的には鹿児島とほぼ同率。
年間の真夏日日数では、夏が長い沖縄・九州よりも大阪は少ないのですが、「暑い夏にとにかく暑い」のはやはり大阪、だと言えますね。

< 夜も気温が下がらない大阪。熱帯夜ランキングでも常連! >

年間の熱帯夜日数では、元々気温の高い沖縄・鹿児島はもちろんのこと、その次にランクインするのは毎年決まって大阪と兵庫。
年によっては、沖縄を抜いて大阪が全国トップになることもあります。
昼間の暑さに加え、夜も寝苦しい暑さが続くのが、大阪の夏です。

< 今年も暑い兆候>

今年2015年の大阪では、ゴールデンウィークの5月から既に暑い日が続出。
この5月の1ヶ月間に、30℃以上の猛暑日が、大阪市で6日間、枚方市では10日間もありました。
また25℃以上の夏日だと、大阪市ではなんと24日間。
ほとんど毎日、もう夏と言っても過言ではありません。

< 年々暑くなる、大阪の夏 >

これらの大阪の暑さを示す数字、実は年々上昇傾向が続いています。
猛暑日も1980年代では約60日でしたが、2000年代に入ると150日以上と、2倍以上に増えています。
長い目で見た統計では、大阪の年間平均気温はこの100年で約2℃上昇してるとのこと。
この上昇率、実に全国平均の2倍のペースなんだそうです。

チェック大阪が暑い理由はコレ!

大阪が暑い理由はコレ!

数字でも明らかな大阪の暑さ。
それには次のような、納得できる理由があるからなんです。

< 山地に囲まれ、熱がこもりやすい >

大阪は、北・東・南を山地に囲まれた盆地形の地形です。
しかも大阪平野自体がそれほど広くなく、三方の山地も都心から比較的近くまで迫っています。
そこへ西に開いた大阪湾から、西風に乗って熱気が流れ込むのですが、山に囲まれ熱気の逃げ場がなく、熱は溜まってゆく一方になります。

また大阪湾自体も、海とは言うものの、そんなに広くありません。
大阪湾のすぐ西側には淡路島があり、南北には神戸や和歌山の山地が海岸のすぐ側にあります。
言わば、瀬戸内海の東端にある大阪が、大きな吹き溜まりのようになり、更にそこへ淡路島が蓋をしているようなイメージです。

このような地形的な事情が、大阪の夏を暑くしている最大の一因です。

< 緑が少ない >

緑が少ない

大阪の狭い平地はほとんど開発し尽くされ、森林や農地はおろか、町中の緑や公園面積の割合もかなり少ない事実があります。

都心部の緑化も、東京などと比べると、残念ながらかなり遅れているのは否めません。

そんな緑が少ない結果、地面の温度上昇や二酸化炭素の増加につながり、気温の上昇を招きます。

< 大都会ならではのヒートアイランド現象 >

大都会ならではのヒートアイランド現象

そして緑の少なさは、大都会特有のヒートアイランド現象を引き起こします。
アスファルトで覆われた地面は、熱をたっぷり吸い込みつつ、日光を照り返し、そして排気ガスや空調の室外機が屋外にどんどん熱い空気を吐き出し続ける…。

大都会の避けられない宿命とは言え、これでは気温が上がるのも仕方ありません。

< 瀬戸内式気候で雨が少ない >

 瀬戸内式気候で雨が少ない

瀬戸内式気候に属する大阪は、元々、雨が少ないのも原因の一つ。
夏場の夕立や集中豪雨などは他の地域同様ですが、年間通しての降水量は全国平均よりも少なめです。
“打ち水効果”で気温が下がる効果も、正に「焼け石に水」で、あまり期待できません。

それでも、そんな暑い大阪が大好きです!

それほどまで毎年暑い大阪の夏。
暑くなきゃ大阪じゃない!…とまでは言いませんが、暑いからこその大阪の魅力もあります。

また、全国的に熱中症にかかる人が増えるような日本中が暑い日でも、
さらに気温が高いはずの大阪では、熱中症にかかる人は意外に少ない、という事実もあります。
それだけ、大阪の人々は、夏の暑さを解消する知恵と、エネルギッシュな強さがあると言えるでしょう。

独特のファッションや文化、それに美味しいグルメの中にも、大阪の厳しい夏の暑さを背景に誕生したものもあると思います。
北極のアイスキャンデー片手に、暑さでうだる道頓堀を歩いて、寄席のお笑いで暑さを吹き飛ばす…と言う過ごし方も、夏の大阪ならではの楽しみ方かもしれません。

きっとまた日本でいちばん暑くなりそうな、大阪の今年の夏。
その暑さを楽しみに、この夏、大阪に来てみませんか?

でも、熱中症対策と水分補給だけは、しっかり忘れずに楽しんでくださいね!