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大阪府民なら共感すること間違いなし!大阪市の住みやすさ

2015年06月07日(日)/大阪


 

大阪府民なら共感すること間違いなし!大阪市の住みやすさ

大阪市生まれで大阪市育ちの筆者自身ですが、国内外の他の都市に行くと、大阪との違いを結構感じるものです。
大阪市よりこの町の方が良いな、と思える反面、でも他の都市に行って初めて分かる、大阪市の住みよさにも、多く気づかされることがあります。
意外に、普段の大阪人も気づいていない、「大阪市の住みやすさ」を幾つかまとめてみました。今回はその中から「街の構造編」をお届けしましょう。

チェック大阪市は大きすぎず、小さすぎない!

大阪市の面積のことです。大雑把に言うと、ほぼほぼ四角形に近い形で、だいたい東西南北25Km強ぐらいの正方形というイメージ。25Km、と言う数字を聞くだけだと結構な遠さを感じますが、それでも自転車だと端から端まで2~3時間あれば、走れる距離とも言えます。

市内の中心部に居て、市内各所に行くなら、小一時間もあれば余裕で自力で自転車で到達できることにもなり、大都市と言う割には、意外にコンパクトに出来ています。代表的な繁華街のキタ(梅田周辺)とミナミ(難波周辺)でも、地下鉄で4駅ほどで、距離にしても5Km足らず。その気になれば、歩ける距離ですね。

逆に、それでも西日本一の大都会ですから、大きなスケールを感じる部分も大阪にはあります。一番身をもってそれを感じるのは、大阪空港に南から北に向かって着陸する飛行機で、大阪市の真上を飛んでいる時ではないでしょうか。

上では意外にコンパクトと書きましたが、それはあくまでも地図の上での話。市の境界線が見えない大阪は、大阪市を中心に周辺の都市まで賑やかな町並みを広げています。特に夕方から夜間にかけて、空の上から見下ろす大阪の夜景の壮大さ・美しさは、やはり大きな街やねんなぁ、地図上のコンパクトさなんて感じられへんなぁと思えるんです。他にも同様に、例えば郊外の生駒山から眺める大阪の夜景でも、その雄大さが感じられますね。

チェック大阪市の地面は平ら!

東京などに行くとよく分かるのですが、東京では結構、地面の高低・アップダウンを感じることが多いのです。それも特に都心部の方に急な坂道や小高い丘があったりしますよね。
地名でも○山とか○谷とか、土地の高低を表す地名が東京の都心部でも多く残っているのも頷けます。

ところが、大阪市内にはあまり土地の高低差がなく、特に自転車で走っていると、それがとてもよくわかります。
一部、南の住吉区あたりから天王寺付近を経て、大阪城近くまでの南北方向には上町台地と呼ばれる小高い一帯があって、そこを東西に横切る道では、徒歩や自転車では少々厳しい坂道も存在しますが、それはごく一部だけ。
東京同様な、山や谷の字がつく地名も、この上町台地周辺がほとんどです。

この他には、川の土手っぷちとか、堀や港を掘った土砂を積んで出来た山のような、人工的に出来た土地のアップダウンが多少存在する程度です。
市内東部にある鶴見緑地という大きな公園には、大阪市内のゴミを積み、その上に地下鉄を掘った際に出た土を被せて山にした場所もありますが、あくまで公園の中で作った小高い山です。(小高いとはいえ、実は大阪市内ではココが最高峰。標高39メートルですが。)

大阪って町は、元々は海面だったところに、淀川や大和川が上流から運んできた土が堆積して陸地になった部分が多くて、そんなに凸凹していないのです。
今の大阪市域がほとんど海だった頃は、先ほどの上町台地が、南から突き出た、細長い半島だったようで、その部分だけ、今でも凸凹が残っている、という訳です。

また大阪市内の湾岸部の多くは、近世から現代にかけて人の手によって埋め立てられた所も多く、必然的に平らな場所が広がることになりました。

その平らさゆえ、人が集まりやすく、建物が建てやすくなったのが、大阪が大都市として発展してきた大きな理由なのかもしれませんね。

チェック大阪市の道路や鉄道路線がわかりやすい!

これも東京などとの比較になりますが、大阪市内の道路や鉄道路線のわかりやすさも、充分に自慢できる住みやすさの一つです。

一番わかり易い比較は、東京と大阪の地下鉄の路線図を並べてみれば一目瞭然!
東京の路線図の魑魅魍魎さに比べると、街の大きさによる違いは別にしても、大阪の路線図は実に整然としてるのが分かります。

東京の地下鉄路線図は、もう殆ど、何本もの紐が中心部でタテ・ヨコ・ナナメに複雑に絡みに絡み合っている感じで、東京の人でさえ、その路線がどのあたりをどう走って、どこが乗り換え駅なのかも覚えられないと言う人さえいる始末です。
ところが、大阪の路線図は、郊外からの私鉄の線路も含めて、基本的に各路線がタテ・ヨコ(東西南北)にきっちりと碁盤の目のように、計画的に敷かれている印象を感じることが出来ます。それゆえに、路線のつながりや乗り換えの駅なども、すごくわかりやすくなっています。

それは地上を走る道路でも同じで、周辺部から大阪市に入ってくる場所では斜めでも、市内に入ると、ある程度、タテ・ヨコきっちりとした交わり方で、京都や札幌のように碁盤の目のごとく、道が整理されています。
東京だと車で走っていても、東西南北、どの方向に走っているのかさえわからなくなることもあるくらい、地下鉄の線路同様に入り乱れています。

大阪では、主要な道路の名前には、昔から2通りの名づけ方があります。
千日前通や曽根崎通のような「○○通」と、御堂筋や上町筋など「○○筋」の2つです。
基本的に、東西方向の道路には「○○通」、南北方向の道路には「○○筋」と名付けるという、極めて合理的な暗黙の了解?です。
これは何も近代的になった明治頃に始まったことではなく、天下の台所と呼ばれ日本の一大中心地となり始めた、豊臣秀吉が活躍していた頃にまで遡る、いわば伝統的な大阪独自の約束事。
その頃から、今で言う都市計画のような街づくりの方針があって、現在のわかりやすさにつながっているんですね。

今では、東京と大阪では、都市規模も大きく違うので、一概にわかりやすさを比較するのも難しいかもしれません。しかし、他の地方の主要都市などと比べても、如何に大阪が計画的でわかりやすく作られた街かを実感できますね。


いかがでしたか?今回はちょっと物理的なハード面から見た、大阪市の住みやすさをまとめましたが、昔から大阪に住んでる人でも案外気づかなかった点ではないでしょうか?

続いてまた機会を改めて、次は他の切り口から見た、大阪市の住みやすさをまとめたいと思います。お楽しみに!