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淡路島がつなぐ3つの海峡の見どころをご紹介

2015年10月06日(火)/兵庫


チェック淡路島とは?

淡路島とは?

瀬戸内海の最東端に位置する淡路島は、関西で一番大きな島です。行政上は兵庫県に属しますが、大阪、和歌山、徳島各府県に接し、3つの海峡(明石海峡、鳴門海峡、紀淡海峡)に囲まれ、交通の要所になっています。

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従来、船でしか行き来できなかったのですが、鳴門海峡の架橋と道路の整備により大阪や神戸からの淡路島へのアクセスもかなり容易になりました。さらに、鳴門海峡大橋の開通により四国との距離も近づきました。

チェック淡路島を繋ぐ3つの海峡

架橋により本州、四国とそれぞれつながった明石海峡と鳴門海峡、さらに和歌山県側の紀淡海峡は、それぞれ特色の異なる地域になっています。もともと海峡付近には独特の地形や景観がみられます。鳴門のうず潮のような特異な自然現象もみられ、古くから文学や芸術の対象にされてきました。淡路島と周辺地域の観光名所としても欠かせない、3つの海峡の主な見どころを紹介します。

チェック明石海峡

明石海峡

出典:http://www.geocities.jp/

山陽道と淡路島を結ぶ明石海峡は潮流が早く、古くから漁場として多くの船が行き来しています。この明石の景観は柿本人麻呂や菅原道真、松尾芭蕉などが歌にしています。平成10年(1998年)の明石海峡大橋開通によって明石海峡には人工的な要素が加わり、現在はライトアップされた橋の景観などが目玉になっています。
山陽の明石市は、その築城に播磨出身の剣豪、宮本武蔵も関わったと言われる明石城や、日本の標準時子午線(東経135度)を通過する縁もあって整備された天文台などをアピールしています。また、淡路島側には国営公園などが整備されています。
最近になって人気が出てきているのが、橋の管理エリアの見学ツアーです。明石海峡大橋は、世界最長(全長3,911メートル、最大支間長1,911メートル)の吊り橋であり、ツアーはその建設技術や橋梁工事を学ぶ場です。高さ300メートルの塔頂にのぼるという貴重な体験ができます。古き良き明石の景観を懐かしみつつ、最新のアクティビティを体験するのはいかがでしょうか。

【体験ツアーの案内】
本州四国連絡高速道路株式会社によるwebサイト
実施日:4月から11月までの木曜から日曜、及び祝日(午前、午後の1日2回。要予約)料金:大人3000円(参加対象は中学生以上。中学生は1,500円)

チェック鳴門海峡

鳴門海峡

出典:http://www.uzunomichi.jp/

淡路島と四国の間にある鳴門海峡は、瀬戸内の播磨灘と太平洋につながる紀伊水道を結んでいます。昭和60年(1985年)に大鳴門橋が整備され、関西方面と四国へのアクセスは一気に便利になりました。鳴門海峡の最大の見どころは「渦潮(うずしお)」です。高速の潮流が生み出す渦潮は、世界三大潮流(他の2つはイタリア・メッシーナ海峡とカナダ・セイモア海峡)の中で最も速いとも言われています。
渦潮を体感するには観潮船が一番です。船上から間近で眺めることができます。兵庫県側(淡路島側)と徳島県側(四国側)、両方から発着しています。
なお、徳島県側の鳴門から橋桁の中を通る「渦の道」が整備され、約500メートル歩くと橋の下に発生するうず潮を見学することができます。

【うず潮観潮船の案内】
(淡路島側発着)
料金:大人2000円
乗船時間:約60分
問合せ先:ジョイポート南淡路(運営会社、電話0799-52-0054)
(徳島側発着)
*大型観潮船
料金:大人1800円
乗船時間:約30分
*小型水中観潮船
料金:大人2400円
乗船時間:約25分
問合せ先:鳴門観光汽船(運営会社、電話088-687-0101)
【渦の道の案内】
料金:大人510円
営業時間:夏季(3月~9月)9:00~18:00
冬季(10月~2月)9:00~17:00
公式HPhttp://www.uzunomichi.jp/

チェック紀淡海峡

紀淡海峡

出典:http://www.kabegamikan.com/

紀淡海峡は淡路島の関わる3つの海峡のうち唯一、橋の架かっていない海峡であり、フェリーも航行していません。海峡のある部分の本州と淡路島の間は約11キロメートル離れており、間にある友が島に唯一フェリーが航行し主にレクリエーションに利用されています。
和歌山県側の「加太(かだ)」と呼ばれる地域から、紀淡海峡と友が島を眺望することができます。また、淡路島の東南にあたる「由良(ゆら)」地域からも紀淡海峡をのぞめます。
にぎやかな明石海峡や鳴門海峡周辺と異なり、豊かな自然と静かな時間を味わうことができます。


3つの海峡の代表的な見どころを紹介しましたが、三者三様でそれぞれ独自の魅力が味わえます。一方で共通する部分も結構あります。古来、和歌や短歌にうたわれてきたこと、優良な漁場になっていておいしい魚が味わえること、風景を活かした公園が整備されていること、など。淡路島をベースにして海峡をめぐってみるのはいかがでしょうか。