福井県のインスタ映えスポット20選
2024年12月16日(月)/福井県
旅先の宿でテレビを付けた時に、その地域の天気予報を見たことがありますか?例えば北海道では胆振支庁や渡島支庁に石狩支庁など、愛知では尾張地方や三河地方。福岡では筑後・筑豊など、地域ごとに普段聞き慣れないエリア名で表示されることに気付くかもしれません。
ちなみに福井県ですと、「嶺北」「嶺南」や「若狭」「越前」などです。旅に出ればいろいろな発見があり、知らなかった歴史や美味しい食べ物にも出会えます。SNSを通してたくさんの情報を得ることが出来る今、まだ見たことのない素敵な景色を旅行の前に探す方も多いはず。
そこで、福井県を訪れた際に写真に収めたいインスタ映えするスポットをご紹介します。福井旅行を検討されている方は、ぜひご参考ください。
Contents
水島
出典:福井県観光連盟
敦賀半島の先端にある、全長500mほどの無人島。「北陸のハワイ」とも称され、島の周囲にはエメラルドグリーンの海が広がっています。
出典:MFC (Mountain Fes Camp) Outdoor
遠浅なので、子供連れのファミリーにも人気です。毎年7月中旬~8月下旬の海水浴期間中に、色ヶ浜桟橋・浦底桟橋からオーミマリンの渡し船が運航されます。
出典:フォートラベル
わずか5分で、日本海とは思えない透明度の高い絶景の海が待っています。ただし島にはトイレ以外売店などが無いため、必要なものは持参しましょう。
東尋坊
出典:フォートラベル
国の名勝・天然記念物に指定されている福井県有数の景勝地で、数々のサスペンスドラマの舞台にもなった、あのお馴染みの場所。東尋坊を含めて世界に3ヶ所しかない輝石安山岩の柱状節理が、約1kmに渡って続きます。
崖の上から眺めるほか遊覧船に乗って海上から楽しむ方法も。巨大な柱状の岩の壁が間近に迫る大池をはじめ、夫婦岩・ライオン岩・ロウソク岩など名前が付けられている岩があります。
その圧倒的な迫力と、自然の力の凄さ感じる事が出来ます。
水晶浜
出典:フォートラベル
夏には多くの海水浴客で賑わい、環境省選定の「日本の水浴場88選」にも選ばれた水晶浜。シーズンに中は、海の家も開設されてマリンスポーツも楽しめます。高い透明度を誇る青い海とキラキラと輝く砂浜が、絶妙なコントラストを描きます。
出典:みんカラ
日中はもちろん、夕暮れ時の美しさも一見の価値あり。ロマンチックな雰囲気を、間違いなく演出してくれます。
刈込池
出典:Gooブログ
標高1690mの願教寺山の麓に広がる幅ヶ平にある池で、周囲は約400m。
出典:とりあえずコーヒーでも。
新緑の頃も美しいのですが、やはりオススメは秋。10月下旬~11月上旬の週末は紅葉が目的の観光客で混雑しますが、鏡のように山の紅葉を水面に映す景色はぜひ写真に収めておきたいインスタ映えスポット。
出典:熊勝太郎のブログ
駐車場からは片道約1時間の道のりです。ブナの原生林に囲まれた山道を歩くため、トレッキングや登山に適した服装・靴で出掛けましょう。
瓜割の滝
出典:みんカラ
天徳寺境内の奥にあり、山あいの岩の間から湧き出す水が小さな滝となって流れています。水に浸していた瓜が割れるほど冷たかった事から付いた名で、一年を通して水温は11~12度。
出典:たび旅 日記
湧水量は1日に4500トンと言われ、名水百選にも選ばれています。周辺には鬱蒼と生い茂る木々に、苔むした岩。思いっきり深呼吸すれば、体の隅々まで浄化できそう。
出典:食べログ
名水の里では、容器を購入して湧き水を持ち帰ることも出来ます。また、名水を使ったコーヒーや豆腐も人気です。
かずら橋
出典:フォートラベル
足羽川渓谷に架かる、サルナシ(シラクチカズラ)というツタ性の植物で造られた橋。全長44m幅1.8m、地上から12mの高さ。踏み板の隙間が広くなっているので、より怖さを増長させています。吊り橋効果もあり、恋愛成就のパワースポットとしても有名。冬期は積雪のため通行止めですが、春から秋にかけて季節ごとに表情を変えます。
出典:食べログ
ランチは、橋の近くにある「そばの鄕池田屋」で福井名物のおろしそばはいかが?
レインボーライン山頂公園
出典:フォートラベル
美浜町笹田から若狭町海山を結ぶ有料道路レインボーラインが通る、梅丈岳山頂に設けられた展望公園。山頂まではリフトまたはケーブルカーで約2分、健脚なら片道15分の遊歩道でチャレンジ。
出典:ameblo.jp
「三方五湖に浮かぶ天空のテラス」をコンセプトに、5ヶ所の個性的なテラスがあります。それぞれ三方五湖や日本海が一望でき、カフェやバラ園・足湯など景色と併せて楽しめるものも用意。
出典:と☆ち夫婦のブログ
天候に恵まれれば、福井一の絶景が望めます。
九頭竜湖
出典:manualog.net
福井県と岐阜県の境にある油坂峠を源とする九頭竜川が、九頭竜ダムにより堰き止められて出来た人造湖。日本紅葉の名所100選にも選ばれています。。
出典:楽天ブログ
特に上流部に架かる箱ヶ瀬橋は別名夢のかけはしと呼ばれ、絶好のフォトスポット。見頃は例年10月下旬~11月中旬頃で、期間中は多くの観光客で賑わいます。
また「九頭竜万本さくら会」によりソメイヨシノ・ヤマザクラなどが湖畔に植えられ、桜の名所。
赤レンガ倉庫
外国人技師の設計により、石油貯蔵用の倉庫として1905年に建設されました。北棟・南棟・煉瓦塀が国の有形文化財に登録されています。
出典:Gooブログ
明治後期から昭和初期の敦賀の街並みや鉄道と港の様子を全長27mの巨大ジオラマで再現したジオラマ館、カフェやレストランなどが入るレストラン館、オープンガーデンで構成されています。
また赤レンガ倉庫の横には、かつて「急行わかさ」として走っていた列車が保存されています。
出典:にしみやうしろ仮駅
異国情緒漂う赤レンガの建物が、港の景色に色を添えています。
越前大野城
出典:お城散歩
竹田城や備中松山城など、全国にいくつかある天空の城と呼ばれる内の1つ。標高249mの亀山にそびえる平山城で、織田信長より大野郡の3分の2を与えられた金森長近が築城。
出典:フォートラベル
天守部分は、絵図や同時代の城を参考に1968年に再建。
内部は、築城から城の払い下げまでの間努めた19人の城主にまつわる遺品などを展示する資料館。
出典:ameblo.jp
雲海に包まれる天空の城は、条件が揃いやすい10月~4月頃が見頃。特に11月は出現率が高いと言われます。
永平寺
出典:ameblo.jp
1244年に道元禅師によって開創された曹洞宗の大本山で、福井県では最も有名なお寺。
出典:フォートラベル
坐禅修行の道場として、現在も150名ほどの雲水と呼ばれる修行僧が日々厳しい修行に励んでいます。10万坪もの境内には、大小70棟あまりの堂宇が鬱蒼とした杉の木立に包まれて立ち並んでいます。
夏の新緑や秋の紅葉、そして冬の雪景色。どの季節に訪れても、圧倒的な美しさに心が動かされます。
明通寺
出典:とんぼ・ど・しろーと
806年に坂上田村麻呂によって創建された真言宗御室派の古刹。1258年再建の本堂と、1270年に再建された三重塔が国宝に指定されています。
不動明王やご本尊の薬師如来など、重要文化財の指定を受けている仏像も多く所蔵しています。四季折々の美しさを見せてくれますが、特に紅葉の美しさや雪を纏った三重塔は見事。
出典:Pass Hunter
普段は非公開の三重塔内陣が、期間によっては特別公開されます。
氣比神宮
出典:ameblo.jp
702年に造営された、1300年の歴史を持つ越前国一之宮。ご祭神は衣食住や交通安全などを司る神様の伊奢沙別命(いざさわけのみこと)を主祭神とし、神功皇后や日本武尊ほか四柱。
出典:あめりか屋
国の重要文化財である朱塗りの大鳥居や、パワースポットとして有名な長命水など写真に収めたくなる場所もいっぱい。
出典:氣比神宮
近年では「氣比神宮にのぼる月」として、日本百名月の登録地に認定。月が美しく輝く夜は、ぜひ大鳥居を入れた1枚を狙ってみてください。
御誕生寺(ごたんじょうじ)
出典:Gooブログ
猫寺としてSNSで話題になり、年間3万人が参拝に訪れるそうです。2009年に建てられた本堂が建設中の頃、4匹の猫を住職が保護した事がきっかけ。現在30匹ほどがのんびり暮らしています。
出典:それって当たり前?
7:30頃と15:30頃がご飯タイム。雨樋を餌入れに利用しているので、横一列になって食べる姿が何ともカワイイ!
また、2匹の猫が膝に乗っている大仏様も新しく造られました。
出典:フォートラベル
とっても人懐こい猫ちゃんが多いですが、追いかけ回す、オヤツをあげるなど禁止事項があるのでルールを守って参拝しましょう。
越前大仏
出典:つっけーの日記
実業家の多田清氏が私財を投じて造られた、臨済宗妙心寺派の大師山清大寺。東京ドーム5個分という広大な敷地に、大仏・大仏殿・五重塔・日本庭園などが造られています。
出典:フォートラベル
実は奈良の大仏よりも2mも高い像高17mの大仏があり、台座を含めると28mにもなるそうです。
また五重塔の内部にはエレベーターがあり、最上階まで行けば田園風景の広がるのどかな街並みを見下ろせます。
これほど立派な施設なのに、訪れる人が少ないのが勿体ない。その代わり、人が入り込まない写真がたくさん撮れそう。
平泉寺白山神社
717年に泰澄大師によって開山した、白山信仰の拠点寺院でした。1574年の一向一揆により全山焼失後、およそ10年後に一部再興しました。その後、明治の神仏分離令によって寺号が廃止されたため現在は白山神社となっています。
出典:がんでんの館
まっすぐに伸びた杉の間の参道を進むと、辺り一面が苔で覆われているのに気づきます。見るからにフカフカの苔に、時折差す木漏れ日がとても神秘的。夏の雨上がりなどが特に美しいそうです。苔をじっくり観察するにはルーペがあると便利です。
西山公園のつつじ
出典:ameblo.jp
北陸自動車道鯖江ICから車で約5分、鯖江市のほぼ中央にあります。鯖江市の市の花にもなっているつつじの名所。
出典:フォートラベル
56ヘクタールと北陸最大規模を誇り、5万本ものつつじの花が植えられています。例年ゴールデンウィークあたりに見頃を迎え、「さばえつつじまつり」には20万人もの観光客が訪れます。
出典:Gooブログ
白やピンクのグラデーションが美しく園内を彩ります。11月になると、1600本ものもみじが紅く色づく紅葉の人気スポット。
武家屋敷旧田村家の風車棚
出典:ameblo.jp
大野藩の家老職を代々務めた田村又左衛門家の屋敷で、大野市の文化財に指定されています。1827年の大火で1度焼失後、同年に農家を移築して武家住宅に改築。
出典:mars旅
その主屋を解体し、残されていた当時の図面を基に復元して一般公開しています。建物や資料など大変貴重なものが多いですが、旧田村家では期間限定で風車棚を設置しているのでそれを目当てに訪れる人もいます。
出典:フォートラベル
また歩いて5分ほどの旧内山家でも同時期に涼やかな夏障子が設置されるので、併せて見学してみては?
福井駅前の恐竜広場
出典:ameblo.jp
2015年3月の北陸新幹線金沢開業に伴い、JR福井駅西口駅前広場に動く恐竜のモニュメントを設置したことが話題となりました。
出典:フォートラベル
実際に福井で棲息していた3体を実物大で再現。モニュメントの稼働は9:00~21:00、ライトアップは日没~22:00。
また駅舎の壁には恐竜のイラストを用いたトリックアートや壁画が造られるなど、多くの化石が発見されている福井ならではの試み。
出典:YAMAP
雪の降った日の撮影なら、氷河期の頃を想像させる仕上がりになりそう。恐竜について詳しく知りたい場合は、勝山市の福井県立恐竜博物館へも行ってみましょう。
越前加賀県境の館
出典:ameblo.jp
山の峠や川・海上などが県境となっていることが多いのですが、この建物のある地域は隣や向かいの家でも他県となることがあります。そんな一部のマニア垂涎の場所にあるのが、福井県・石川県の県境に建つ越前加賀県境の館。
出典:まっさの日々旅人な暮らし
建物の中や外に付けられたラインで、福井・石川の県境がしっかりとわかります。写真は、この県境ラインを跨いで撮るのがオススメ。
出典:ameblo.jp
もともと吉崎という場所は、浄土真宗の布教のための拠点でした。館内ではその歴史や周辺にまつわる資料の展示もあるので、忘れずに見学もしていきましょう。
2024年春には金沢~敦賀間の北陸新幹線開業を控え、ますます注目を浴びている福井県。
今までは北陸=金沢という方程式が強力でしたが、そろそろ福井県が本気を出してくるかもしれません。
その波に遅れないよう今のうちに、周りの人よりも先に、そんな気分で福井県を訪れてみてください。
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