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ワカサギ釣りしたい方必見!しのつ湖でのワカサギ釣りレポ

2016年01月15日(金)/札幌観光名所


ワカサギ釣りというのをご存知でしょうか。TVで見た!という方も少なからずいるはず。例えば、いきなり黄金伝説などでも取り上げられていたのを見た方も多いのではないでしょうか。

見た方はご存知のとおり、極寒の中、防寒具に体を包み氷の湖の上で釣りをするイベントとして印象に残っているはず。非常にワイルドな遊びです。が一度はやってみたいと思う方と多いはず!ということで今回は「ワカサギ釣りしたい方必見!しのつ湖でのワカサギ釣りレポ」をご紹介いたします。

ワカサギ釣りをする上でのベストな服装

ワカサギ釣りをする上でのベストな服装

最初にワカサギ釣りをする上で最も大事な防寒具や備品についてご紹介いたします。

完全にないと困る必須装備品

  • 厚手の手袋
  • 帽子&マフラー
  • ヒートテックシリーズ(長袖・タイツ両方)
  • ダウンジャケット or スキーウエア
  • トレッキング用の厚手の靴下
  • ホッカイロ

有ったら 便利な装備品

  • コートとヒートテックの間で着れるなるべく暖かい服
  • ウェットティッシュ
  • 滑らない靴
  • カップラーメン

体は末端から序所に中心にかけて冷えが浸透していきます。そのため、末端である手足、そして首元は冷やさないように気をつけてもらいたいです。また、ポケットの中にホッカイロを忍び込ませることは中心部で熱を保持するのに寄与します。言い換えるといざとなったときに体の末端を温めることができる優れ物です。

それと、よく忘れがちなのですが、地味に大事なのがウェットティッシュ。釣れた魚を掴んだり、湖に手を突っ込んだりと手が汚れがちだからです。中々手のヌメヌメが取れないというのは経験者ならお判りいただけるでしょうか。このようなことから、ウェットティッシュの存在は偉大です。

ワカサギ釣りをするにはどこにいけばいいのか?

ワカサギ釣りをするにはどこにいけばいいのか?

ワカサギ釣りはどこでできるのかと疑問に持たれる方も多いのではないでしょうか。いきなり黄金伝説に触発され、実行に移そうと考えた筆者自身も当初釣り場所に関して良く分かりませんでした。

釣りをやっている知人に聞いたところ、道東でワカサギ釣りを行うのがベストだそう。というのも、ワカサギの餌となるプランクトンが豊富らしく、より大きく脂ののったワカサギが育まれるとのこと。一般的に知られているワカサギ釣りのできる名所として阿寒湖などが挙げられます。阿寒湖は天然記念物のまりもが生息することでも有名な湖。

阿寒湖

しかし、道東に行くには札幌からだと距離があり、例えば札幌から阿寒湖までで試算すると通常だと車で4時間以上と遠いです。加えて冬季ということもありスリップする可能性だって充分にあります。特に道路の表層に張る薄い氷、”ブラックアイスバーン”は誰だって非常に怖いはず。

そんなわけで、札幌近郊でワカサギ釣りができる場所を探したところ出てきたのがしのつ湖ここでは手軽にワカサギ釣りができました。まず気になる料金について見てみると、小屋釣り、外釣り、夜釣りと3パターンで料金が分かれております。

・日帰り入浴料込みの場合
◎小屋釣り
※竿・仕掛け・えさ・ストーブ・イス・バケツ付
中学生以上 2,000円 小学生 1,000円 幼児 500円
◎外釣り
※竿・仕掛け・えさ 付
中学生以上 1,500円 小学生 900円 未就学児 500円
夜釣りは(小屋釣り※たっぷ釣り場に限る)
※竿・仕掛け・えさ・ストーブ・イス・バケツ付
中学生以上 1,000円 小学生以下 600円

このように、冷え切った体を温めてくれる日帰り入浴も込みでこの値段というのは嬉しいですね。また、釣った後のワカサギの調理代金もこの中に含まれているとのこと。なお、日帰り入浴したくない方はもう少し安くなるので公式HPをチェックしてください。

我々は10時頃に新篠津村に到着して小屋釣りでワカサギを釣ろうかと想定していましたが、時期的な要素もあるとはいえ、朝の7時から営業しているので来るのが遅かったため、以下で外釣りのレポをさせていただきます。

ワカサギ釣りの準備から実践結果

次に、一通り釣りに至るまでの流れを説明いたします。

まず釣り場所を決め、ドリルで穴を開けます(参考:手前の人)。その後、穴に入った氷を茶漉しみたいなものを使って救い出します(参考:奥の人)。ちなみに氷の上ということもあり温度は氷点下10℃弱。ここは氷の上であり決して単なる雪の上ではありませんので、余計に寒いです。

ワカサギ釣り穴掘り

ここで注意してもらいのですが、氷が薄い場合あまりに大きな穴をあけてしまったり、皆で一箇所に集中的に穴を開けると陥没してしまう可能性がありますので、気をつけてください。イメージとしては穴を空け、その外側に円になるように座るというのが正しいセッティング方法です。

ワカサギ釣り7

これで準備は完了。後は、釣り糸にえさをつけ、釣り糸をおろすだけ。ワカサギ釣りの餌はユスリカという昆虫の幼虫を使います。俗にいう「赤虫」です。女性などで昆虫が苦手という方はここが正念場でしょうか。

この赤虫は小さいので釣り糸にかけるのに一苦労。もし大根があれば、その上で大根ごとひっかければ良いので楽なのだとか。

さて、話を戻すと、あけた穴の中に糸を垂らします。

ワカサギ釣り9

気になる釣り方ですが、普通ワカサギ釣りは底釣りで行うのが基本。まず底まで糸を垂らし、底についた時点で2、3回糸を巻きます。そこがどうやらわかさぎの通る深度です。そして竿を定期的にぴくぴく上下させることでワカサギが餌に食いつくのだそう。また、コツとしては餌はこまめに変えることも重要なんだとか。

もしワカサギが竿を突くような感触があればすぐに上に引き上げます。このとき意識としては「ワカサギに針をどこでもいいから引っかけてやる!」という強い思いが大事です。そう語る現場スタッフ。現場スタッフのアドバイス通り実行すると、ワカサギが針にかかりました。

わかさぎ13


出典:trendfoodnews.blog.so-net.ne.jp

このような具合で釣れました。釣った感触としてはあまり釣れたという感触がありません。「なぜか針にいる」といった感覚がふさわしいでしょう。軽いとこうも”釣り”という感じがしないのかと実感した次第です。ただ、釣れたときは嬉しいと感じるものです。それが釣りの醍醐味なのでしょうか。

また、やってみた感想ですが、釣れるときと釣れない時の差が顕著でした。調べてみると、このワカサギというのは回遊魚であり群れで行動します。そのため、もしその群れの行動軌跡の中に、我々の釣り餌があればそれを一同で食べ、一度に釣れます。逆に、群れが通らなかったら何をしても釣れません。

この湖にはもちろんワカサギ以外の魚もいます。見てのとおりこの竿は細く、短く脆いです。ワカサギ用に特化していることから当然といえば当然です。従って、もしワカサギ以外の大きな魚がこの餌に食いついたらどうか。釣り糸が切れます。もしくは竿が壊れます。想像に難くないでしょう。筆者自身、何度かそれによって竿や釣り糸が切れるなどの場面に遭遇しました。

そして竿が壊れる度に代金として800円を支払うことになります。そんな経験から皆さんは大きな魚を捉えたと感じたら意図的に糸を切りましょう。竿を守るのが大事です。

こうして苦労の末釣った魚はバケツに入れて調理してもらうまで生かしておきます。泳いでいる様子は、小柄なだけあってキュートです。

わかさぎ可愛い

しかし、釣りをやったことがある方はご存知のとおり、針でひっかけているので当然生き物であるため、ワカサギは弱っていきます。死ぬことだってあります。もし釣った魚が死んだしまうと鮮度が落ちます。そんな時は、極寒地の特性をいかし、すぐに氷漬けにしましょう。

ワカサギ釣り11

異様な光景です、今までキュートであったワカサギが今やぞんざいな扱いに一点。しかし、失った命をちゃんと美味しくいただくのも生物の道理。釣った後はすぐ冷凍するのは大事。それによって命を失ったワカサギにも顔向けできるというものです。

この外釣り、思った以上にハードです。吹雪の中に晒され、身動きとらない状態でひたすら動かない釣り糸一点を見つめる人の気持ちを想像しください。ハードという言葉に加えて、カオスという言葉が最適でしょう。体の末端が序所に動かなっていく。凍傷とはこういう状況下になるのでしょうか。

そんな限界を迎え退散を図ろうとした時、係りの人からお呼びがかかります。小屋が空いたとの報告。まさに起死回生の一言。

こうして次からは小屋釣りのレポートに変更します。外から小屋を撮るとこのようになっています。側から見ればビニール小屋。

わかさぎ釣り4

一見寒そうな印象を受けるかもしれませんが、外の吹雪という状況下からの脱却ということもあり環境は雲泥の差です。また、中には小さいヒーターが置かれており保温を保っています(とはいえ、寒いに越したことはないのですが)

釣り糸を垂らす場所の溝は既に掘られており、画期的。

ワカサギ釣り3

溝の周りにおいてある椅子に座りながら釣るというのがこの小屋釣りの基本。小屋での釣りは時間が早く過ぎるように感じます。外釣りと比べて画期的だからでしょうか。そんなわけで17時には足元が暗いので退散。釣った魚は併設されているタップの湯のレストランに御願いして調理してもらい、調理してもらうこと早15分。

 

出てきたのがこれです。

ワカサギ釣り

しかしごまかしようもありません。実際に釣った魚が少いからです。どうやらワカサギ以外の小魚も混ざっていたらしく、それらを除外した結果、調理された魚はさらに少なくなったようです。大人5人で約6時間粘った結果がこの有様。不甲斐ないの一言。

皆様は我々よりもきっと高いポテンシャルがあると思われるので是非たくさん釣ってきて欲しいです。しのつ湖では釣課で順位づけがされており、多い方だと1日に云百ものワカサギを釣れるそうなので頑張ればできるはず。

最後にアドバイスを挙げるとすれば、同じしのつ湖でも釣り場が分かれているらしく、北地区をお勧めです。今回の我々のレポはたっぷ釣り場であったが、それより深度が深いとのこと。その影響もあってか、結果としてたっぷの釣り場よりたくさん釣れるのだそう。これはスタッフの方から聞いた後日談。しかし時期的な影響も関与しているかもしれないのでその都度スタッフの方に聞いてみてください。

今年は暖冬。北区・南区の釣り場では氷が薄いとのこと。そのため、現状まだたっぷ釣り場しか解禁していません。しかし2月にはより寒くなるので氷の厚さも厚くなるはず。皆様にはもう少し寒くなった後で是非ワカサギ釣りに挑戦してみてもらいたい。GOOD LUCK