リゾート地ニセコで訪れてほしい観光名所を厳選
2024年08月14日(水)/小樽・ルスツ・ニセコ
札幌に近い観光地にニセコがあります。ニセコは、元々スキーリゾートとして栄えた街。羊蹄山をはじめとする雄大な山々が間近に感じられ、ペンションやコテージが多くて非日常感を味わえるでしょう。今回はそんなニセコを100%楽しむため、リゾート地ニセコで訪れてほしい観光名所を厳選してご紹介したいと思います。
Contents
◇ニセコとは?
冬は国際的スキーリゾート、夏はラフティング等アウトドアアクティビティの聖地になる倶知安町、環境に配慮した農業と観光が共存するニセコ町、お米の品質は北海道内でも一二を争う蘭越町(らんこしちょう)、海に面し美味しい海産物が楽しめる岩内町(いわないちょう)や寿都町(すっつちょう)などを総称してニセコと言います。ニセコは山も海も川も、農産物も海産物も、アクティブもリラックスも、なんでも、どんな風にも楽しめるオールマイティな地域であることが魅力です。
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1.定番の観光名所の羊蹄山
出典:なんちゃって☆百名山 – Seesaa
ニセコに行ったら必ずおさえたい観光名所が羊蹄山。北海道を代表する山といっても過言ではありません。見た目は富士山にソックリな三角錐の形状で、羊蹄山の標高は約1900mと富士山に比べて半分程度しかありません。
そのため、登山客の姿も多いです。特に夏はハイキングのように、山を上って、森林浴や北海道ならではの動物に出会うのを目的にする方も多いのです。
例えば羊蹄山には、キタキツネやエゾリスがいます。筆者も羊蹄山に訪れたときキツネとばったり会いました。その他100種類以上の野鳥がいるため、野鳥好きの方はバードウオッチングに精を出されるようです。羊蹄山は湧水でも有名な山です。周囲には無料で水汲みできる場所が数箇所あり、ハイキングや山登りの途中、美味しい水を汲む方も少なくないとか。
実は羊蹄山の楽しみ方はハイキングだけではありません。もちろん羊蹄山の森林、動物を楽しむのも一興ですが、やはり景色を楽しんでもらいたい。羊蹄山の山の形状は本当に美しくて、周りに何も無い分、富士山よりもその雄大さを感じられます。周りは高原のように原っぱがあり、羊蹄山がムクッと膨らんでいる様子は海外にいるようです。360度、どの角度からみても羊蹄山はアングルにおさまるはず、車で色々移動してみてお気に入りの写真を撮ってくださいね。
2.ニセコ五色温泉卿
出典:トリップアドバイザー
ニセコは温泉リゾートとしても有名です。ニセコの各地には温泉宿や温泉があります。その中でもニセコ五色温泉卿は源泉かけ流しの湯を楽しめる本格的な温泉宿。なんといっても、その雄大な自然を眺めながらの露天風呂は格別。冬に行けば、外の寒空の下、温泉につかり何とも風情があります。もちろん夏に行っても、青々として山を眺め入る露天風呂は格別です。ニセコアンププリが目の前に広がる光景は行った人にしか分からない絶景です。ここの温泉は日帰り温泉でもOKです。旅館に泊まるついでに入っても良いし、旅の疲れを癒すために訪れてはいかがでしょうか。
住所 北海道虻田郡ニセコ町字ニセコ
交通アクセス (1)ニセコ駅からバスで40分
3.ニセコで沼めぐり
北海道らしい大自然を楽しみたいのなら、沼めぐりもおすすめです。ニセコでお勧めしたい沼は下記2つです。
長沼
出典:Fotopus(画像は神仙沼)
1つは、長沼です。火山湖の雄大で緊張感のある趣は、必ず写真におさめたくなる景観。ゴツゴツとした岩肌のような山を感じられます。
長沼(ナガヌマ)
住所 北海道岩内郡共和町前田
面積 :5.9ha
神仙沼
出典:紅葉見頃情報2015 (画像は神仙沼)
2つめが、神仙沼です。読んで字のごとく、神や仙人が宿る湖、のように美しい。北海道の観光マップやガイドの写真でよく掲載されています。驚くべきはその透明度で、鏡のように透き通った湖は周囲の森林や木々を移し替えすほど。おとぎの国の世界に迷い込んだような世界に酔いしれてみてはいかがでしょうか。
神仙沼(シンセンヌマ)
住所 北海道岩内郡共和町前田
交通アクセス (1)小沢駅から車で30分
面積 :1.5ha
4.1000m台地展望台(ニセコアンヌプリゴンドラ)
出典:Hondaホームページ
片道10分ゴンドラに乗り、壮大なニセコ連峰の景色を眺められる展望台です。展望台頂上に降り立つと、空気が一層澄んでいて眼下に広がる羊蹄山や洞爺湖、有珠山、噴火湾などを一望できるおすすめの名所になります。
冬はスキー場として大人気の場所で、最高のパウダースノーを体感しに国内外、そして世界中からも観光客が訪れる名所です。
虻田郡ニセコ町ニセコ485(ニセコアンヌプリスキー場)
住所:0136-58-2080
アクセス:JRニセコ駅からニセコバス温泉行きバスで15分、アンヌプリスキー場から徒歩5分
営業時間:7月19日~10月13日 9:00~16:00
定休日:営業期間中は無休
料金:ゴンドラ往復料金大人1240円 小学生620円
5.さかもと公園(湧水・甘露水)
出典:http://travel.biglobe.ne.jp/
湧水が美味しく至る所に名水ポイントが存在するニセコですが、その中でも昭和天皇が絶賛した名水がこのさかもと公園の湧水でした。
ニセコグランドホテルの向かいに位置する公園の中に給水ポイントがあります。
「甘露水」の由来は、昭和天皇が訪れた際に湧水をお召し上がりになった時に「甘露である」とおっしゃられた事から「甘露水」と名付けられニセコの名所となったそうです。
週末になると水を汲みに沢山の人で賑わいます。その味はまろやかでほんのり甘く、この水で炊いたご飯は絶品です。
是非名水と呼ばれる湧水をご試飲してください。
住所:ニセコ町ニセコ413-55
電話番号:0143-44-2121(ニセコ町役場)
アクセス:JRニセコ駅から車で10分
6.ニセコ高橋牧場
出典:ニセコ高橋牧場
ニセコには、ご当地ならではの食の楽しみがあります。まずご紹介するのは高橋牧場ニセコミルク工房です。ここは「牛飼い」としてできること=牛乳の美味しさを知ってもらうこと、という牧場主の「牛飼い」としてのプライドと愛が詰まったお店です。
ここのソフトクリームは絶品で、それ以外にも飲むヨーグルトやチーズなどもとても美味しく毎年夏には行列ができるほどの人気店。
プラティーヴォ
敷地内にはプラティーヴォというレストランもあり、ランチに野菜ビュッフェが楽しめるこのお店も連日行列が絶えないほどの人気。
隣接した高橋守牧場からの搾りたて牛乳を使っているので、ソフトクリームやチーズ・ケーキなどの味はどれも最高品。レストランもカフェも併設されていて、地元の野菜をふんだんに使い湧水を使った料理などを楽しめます。
食べるだけではなく、お土産も豊富で外に出ると馬車で散歩もできるし、後ろに羊蹄山が見えるビュースポットで記念写真を撮るのにも絶景のポイントです。このようにニセコを訪れたら必ず訪れたい観光名所です。
プラティーヴォ (PRATIVO)
お問い合わせ 0136-55-8852
住所 北海道虻田郡ニセコ町曽我888-1 プラティーヴォ
営業時間 [ランチ]土日祝10:30a.m.〜 11:00a.m.~16:00(L.O.15:00) [ディナー] 18:00〜21:30
定休日 [ランチ]無休 [ディナー]火曜日・水曜日
7.さくらんぼの木
出典:http://www.tabirai.net/
ニセコらしい風景を代表する「さくらんぼの木」。ニセコ町の優れた景観を眺望できる場所に指定されている。ニセコを紹介する雑誌などで目にする方も多いのではないでしょうか。撮影スポットとしても有名で、地域がとても大切にしている景観です。是非さくらんぼの木を見て感動をしていただきたいとおもいます。
住所:ニセコ町字曽我
電話番号:0136-43-2051(ニセコビュープラザ観光案内)
アクセス:道の駅「ニセコビュープラザ」から車で約10分
8.NOASC(ノーアスク)アドベンチャーツアー
では、夏のニセコで何が楽しめるのかというところですが、まずはアウトドア。アウトドアは主にラフティングのようなアクティビティ、ゆっくりと自然や歴史を楽しむフットパス(自然を楽しみながら歩く道のこと)、そしてキャンプなどがあります。アウトドアアクティビティなら、元祖はニセコアドベンチャーセンター(NAC)です。ここの代表の方がニセコにアウトドア観光を定着させたと言っても過言ではありません。
ラフティング
ちなみに、激流を楽しみたいなら増水する春がおすすめです。夏は水位が落ち着くので初心者でも楽しめますね。ボートに乗って川を下るだけではなく、川に飛び込んで泳ぐのも醍醐味。
出典:ラフティング – NAC Niseko Adventure Centre
ラフティングだけではなくカヤック、サップ、ダッキー、インドアクライミングなど常に新しい仕掛けを考え進化し続ける老舗でアウトドアクティビティを楽しんでみてはいかがでしょうか。
9.道の駅ニセコビュープラザ
出典:http://www.niseko-ta.jp/
羊蹄山を望む道の駅「ニセコビュープラザ」は全国道の駅ランキングで常に上位にいるほど魅力な道の駅で、約60もの農家さんが毎日こだわり野菜を届けてくれる産直コーナーから、手作りジャムやパンなどがある加工品コーナー、軽食のスタンドショップなどが揃っています。
ちなみに加工品コーナーには先ほどご紹介した高橋牧場の飲むヨーグルトやチーズの他に、ニセコ界隈で有名な石窯パン屋のパンがあります。またニセコワイナリーのスパークリングワインはここでしか手に入りません(ただし毎年夏にリリースされ秋には売り切れるとのことですが)。駐車場も綺麗に広く完備されているので、訪れやすい場所の一つ
住所:虻田郡ニセコ町字元町77-10
電話番号:0136-43-2051
営業時間:9:00~18:00
定休日:無休
10.ルスツリゾート
出典:留寿都村観光協会
ルスツリゾートはニセコからほどなくにあるアミューズメントパーク。ただし、さすがは北海道の施設。大自然を活かしたカヌーやカヤック、トレッキング、乗馬などスケールが違います。やはりおすすめはトレッキングです。北海道の森を歩きながら見たことのない自然や動植物に出会えるのは、まさに探検。お子さんも退屈せずに参加できます。もし運がよければエゾリスやエゾシカに出会えることもあるので、期待して待ちましょう。
もちろん遊園地も併設されています。ジェットコースターなどスリル満点のライドは、北海道ならでは。大自然の中、思いっきり叫びましょう。
住所 北海道虻田郡留寿都村字泉川13
アクセス 札幌・新千歳空港~車90分(送迎有・要予約)JR洞爺駅~バス60分。札幌: 車以外/路線バス(道南バス)JR札幌駅より120分
送迎 送迎あり(条件あり) ※○札幌~ルスツ間 ○新千歳空港~ルスツ間 ※時間等詳細は別途お問合せください。
パーキング 有り(無料)
11. ニセコでパウダースノーを楽しむ
出典:Niseko United
札幌からも2時間という好立地のリゾート、ニセコといえば今や国際的なスキーリゾートになり、特にその雪質は「パウダースノー」として世界各国のスキーヤー、スノーボーダーに知られています。毎年冬にはオーストラリア人をはじめとした外国人が多く訪れることとなったニセコ。冬は英語が飛び交いまるで外国のような雰囲気になり、海外旅行にでも行ったかのよう。
グラン・ヒラフ、ニセコビレッジスキーリゾート、ニセコアンヌプリ国際スキー場、ニセコHANAZONOリゾートなどぜひ行って見てくださいね!
12.ニセコでフットパスを楽しむ
出典:www17.plala.or.jp
お次はフットパス。ゆっくりと歩きながら地域を楽しむならこれに尽きます。ニセコ町は何を隠そう国語の教科書にも載る作家、有島武郎ゆかりの地です。そしてそんなニセコのフットパスルートは、有島武郎の足跡をたどるルートを含め3つあり、「文学・歴史の散歩道」、「自然と歴史の道」、「開拓・歴史を想う道」のそれぞれに違った楽しみがあります。羊蹄山やニセコアンヌプリ連邦の眺め、有島武郎の小説ゆかりの場所、森林や開拓期に建てられた神社、3500年前の遺跡がある場所、田園風景などをめぐるルートを楽しんで見てはいかがでしょうか。
13.ニセコサヒナキャンプ場
出典:ニセコサヒナキャンプ場
そしてキャンプ。キャンプ場は北海道に数多くあり、少し歩けばキャンプ場に当たると言ってもいいほどではないでしょうか。しかしその中でも「ニセコサヒナキャンプ場」は全国のキャンプ場ランキングの上位にが入るほどのキャンプ場で、経営者の理想がたくさん詰まったセルフビルドの素晴らしいキャンプ場です。キャンプ場ではBBQや花火などルールを守って、大自然の中でアウトドアを楽しんでみてはいかがでしょうか。
14.ニセコワイナリー
出典:yoteigreenbusiness.com
意外に思われるかもしれませんが、最近注目を集めているのはニセコのオーガニックワインです。地球温暖化が原因か近年北海道ではワインづくりが盛んで、各地域に経営者のこだわりが詰まったワイナリーが続々とオープンしています。その中でもニセコワイナリーのワインは、「環境に配慮したオーガニックでやりたい!」という経営者のこだわりが詰まったスパークリングワイン。地域の人たちの手伝いにより完成した手間暇かけられたワイン、ぜひ一度は味わってみてください。
15.マルベリー
出典:sahina-mulberry.blogspot.com
最近の観光は単に食べたり飲んだり遊んだりするだけではなく、地域を体験するという体験観光も盛んに。ニセコには海も山も川も一通りありますが、そんな地域の色々な産業体験ができる場所があります。それが、マルベリーという会社。主に修学旅行生の地域産業体験を受け入れていますが、夏に限りニセコに滞在する一般向けに、ニセコの自然の恵みを体験してもらおうという企画も。こちらの経営者も「観光は地域に根ざしたもの、地域文化を伝えるものでなくてはならない。」という熱い思いを持っており、これまで紹介した牧場やワイナリーの方々同様、ニセコには多くの熱い想いを持った人たちがいるのがわかるでしょう。
ニセコビールを楽しむ
美味しい湧水がある所には美味しいビールあり。ニセコ町は国内有数の湧水が美味しい場所でありますが、クラフトビールは、実は2014年に発売になったばかり。それぞれ特徴的な5種類のクラフトビールで、ニセコ山系の湧水を使用し、ブドウを使用したフルーツビールや、かぼちゃを使用した野菜ビール、地元の鮭節や昆布を使ったビールなどバラエティ豊かであります。主にニセコの道の駅で購入する事ができるので、もしお立ち寄りの際はニセコビールを是非堪能してみてはいかがでしょうか。
クラフトビアレストラン2階
住所:北海道虻田郡ニセコ町字本通4-11
電話番号:0136-55-5664
営業時間:18:00~22:30
定休日:水曜日:
北海道の大自然を気軽に楽しみたいのなら、まずはニセコがおすすめです。もちろん、北海道の北へ行けば雄大な自然が待っていますが、お子さんがいたり遠くて断念しますよね。一方、ニセコは雄大な自然にふれあいながら、ルスツリゾートのようなテーマパークもあり、施設は近代的に整えられています。
まずは羊蹄山にいき、トレッキングを楽しみましょう。そのあとは、温泉郷にいって疲れを癒し、次の日は沼めぐりでルスツリゾートで楽しむ、なんて充実した遊び方もできるでしょう。カメラは絶対に準備して、思いがけない動植物との出会いも大切にしてくださいね。