余市町でおすすめの観光名所を厳選
2024年09月13日(金)/小樽・ルスツ・ニセコ
余市町という場所をご存じでしょうか。もしかしたら昔話題のNHK連続テレビ小説「マッサン」でお馴染みかもしれません。放送開始から20%超の視聴率を記録するなどで一躍話題に。内容とては、創業者竹鶴政孝と妻リタ(イギリススコットランド生まれ)をモデルにしたもの。そして、その創業の地がここ北海道余市町。今回はそんな余市町でおすすめの観光名所を厳選しました 。余市町に来た際は、是非チェックです。
Contents
そもそも余市町とは?
札幌から約150キロ。積丹半島の付け根にある余市町は、 変化に富んだ美しい海岸線とゆるやかな丘陵地に囲まれた漁業と農業の町。町内には縄文から続縄文時代の遺跡が数多く見られることから歴史的な価値も。
特に世間的な余市町のイメージは明治12年に、民間では日本で初めてリンゴの実が成った土地と思い出す方も多いのではないでしょうか。それ以来、リンゴは余市の農業の中心となり、現在ではぶどう、サクランボ、梨、桃など数々の果物の生産地としても有名。そのため、年間色々な果樹を栽培しているため余市町の果樹園に来る観光客は後を絶ちません。
余市へのアクセスは?
余市町のアクセスについてですが、札幌から比較的に近く、小樽からはもっと近い場所。具体的には、札幌市内だと、高速利用で約57km(約1時間)ほど、小樽からの場合20km(約30分)の距離。
札幌や小樽からだと、高速いわない号があり、札幌発7:05から19:15までほぼ1時間に1本が走っているので利用するのが良いでしょう。バスを使わない方は、レンタカーや自家用車などを使うと便利です。特に、2018年12月8日より小樽から余市方面までの高速道路が開通したことから、利便性も良いでしょう。
余市は道外の方からはあまり知られてはいませんが、下記で紹介するウィスキーや果物狩り、海鮮物などドライブスポットの中継地など、見所満載。小樽やニセコに行く際は、是非とも立ち寄っておきたいオススメ観光地といえます。
余市といえばウィスキー
「ニッカウヰスキー」発祥の地。現在は東京に本社があるものの、創業の地はここ北海道余市町。そして、余市蒸留所が存在しています。これと、宮城県仙台市にある宮城峡蒸留所の2か所が蒸留地。
余市町は、マッサンのモデルである竹鶴政孝がニッカウイスキーを創業した場所。本場スコットランドの気候に似ているここ余市町に工場を造ったと言われております。
ニッカウヰスキー蒸溜所
今なお操業中の蒸溜所施設のほか、マッサン夫妻が暮らした家や博物館などが見学できる余市で最も有名な観光名所。
無料で広大な蒸留所を開放し現在も使用している施設を見学可能敷地内には、竹鶴氏とスコットランド人のリタ夫人が暮らした邸宅やウイスキー博物館などがあります。蒸溜所見学と併せて一般に公開無料試飲コーナーでは、ウィスキーに加え、りんごジュース、ウーロン茶も。見学と試飲、ショッピングを楽しみにやってくる観光客は後を絶ちません。
- ウイスキーの奥深さを知れる素敵な場所です。
- 緑、工場、住宅などどれも絵になる風景です。こんなにお洒落で素敵だったとは知らず迂闊でした。
- 見学の最後にはウィスキーの試飲が可能。かなり大盤振る舞いで試飲だけで酔ってしまう人もいると思います。
- ウイスキー工場とはいえ、自然環境も豊かで、ジュースなどの試飲もあるので、子ども連れでも楽しめそうです。
余市ワイナリー
ブドウの生産量は、道内一を誇り、2011年には国から道内初の「ワイン特区」に認定された余市町。余市町のぶどうは、北海道ワインや余市ワインなどの道内のワイナリーだけではなく、その高品質さから山梨など本州のワイナリーにも運ばれてワインに生まれ変わるほど。平均気温や日照時間が、ワインの本場ドイツと似ているとも言われています。この肥沃な土地と澄んだ空気で育まれたぶどうで作ったワインは、愛飲者が多いです。
さて、その代表格となるのが、余市ワイナリー。2011年、余市葡萄酒醸造所の敷地内にオープンしました。余市のオンリーワン“地ワイン”を飲み比べながら、お気に入りの1本を見つけてみてはいかがでしょうか。
また余市が誇る地ワインのほか、レストランでは余市食材をふんだんに使用した美味しい料理もあるのは嬉しいですね。最近にはベーカリーも併設されパンや濃厚ワインのソフトクリームを販売していているので要チェックです。
新鮮な魚介類を柿崎商店で食べる
漁業の盛んな余市町では、日本海で獲れた新鮮な海産物が町内の商店などで売られており、観光客にも人気。江戸時代から大正時代にかけて日本海で隆盛したニシン漁の主要港のひとつとして発展をしてきた余市町香魚とも言われる川魚の王様「鮎(あゆ)」や近海で採れる海産物も余市町の自慢の一つ。
そんな、余市で新鮮な海産物が食べられるスポットとしておすすめなのが柿崎商店。
余市周辺でとれる旬の鮮魚をリーズナブルに購入ができ、いつも地元客や観光客でにぎわっております。商店海鮮物等格安で宅急便で発送できるので、観光で来られた際に寄られても便利な店。この柿崎食堂の2階は『海鮮工房』というレストランなのですが、『柿崎商店』の直営食堂です。
海鮮工房ではサーモンとイクラがびっしりと敷き詰められたサーモンいくら丼やこれでもか!というくらい丼にビッシリと敷き詰められた甘エビが定評。また北海道といえばウニ。積丹から入った新鮮なウニが出てきます。市販のウニはミョウバンで加工されたり保存料などが含まれていますが当店はないだそう。
余市名産のウニが獲れる5月末から8月末までは、週末は必ず行列ができるほどでウニ本来の濃厚な味が口いっぱいに広がるのでおすすめ!
店名 柿崎商店 海鮮工房
電話番号 0135-22-3354
住所 北海道余市郡余市町黒川町7-25 柿崎商店 2F 柿崎商店 海鮮工房
交通手段 余市駅から歩いて3分 余市駅から132m
営業時間 10:00~19:00
余市で果物狩り
日本のりんご史は余市町が1875年にアメリカ産の苗木を輸入した事からスタート。初めての収穫はそれから4年後の1879年。それ以降、仁木町、余市町は北海道一のりんご産地へと歩み始めたと言われております。そして、現在長野や青森ほどは知られていませんが、余市はリンゴの名産地となりました。
その理由としては、りんごの糖度の高さ。春から秋まで、日中は高温、夜は冷涼と、温度の差が激しい北の風土が果実の味(糖度)をあげる秘訣です。
そんなりんご王国として実を結びました余市の果樹園ですが、初夏のイチゴ以外にも、サクランボ・プラム・モモ・ブドウ・リンゴ・ナシといった季節折々の果物が収穫されます。ブドウやリンゴ狩りは9月上旬から10月下旬が旬。9月からはキャンベルス、ナイアガラ、旅路等。
ぶどう狩りはもちろんのこと、10月からはリンゴも入園料で食べ放題の場所も。種類によって旬が異なるため、注意が必要です。加えて、もぎ取ったブドウやリンゴは産直価格で持ち帰りできる果樹園もあるので、この機会に抑えておきましょう。
北海道らしい景色ローソク岩
波などによって自然と削られていった「奇岩」といわれる奇妙な形状。余市周辺は、海岸線に沿った道が続きドライブにぴったり。なぜなら日本海の荒波が打ち寄せる海岸には、たくさんの珍しい形の岩があり、「奇岩の美術館」とも言われているからです。
細長く切り立った形状が特徴的なローソク岩。夕陽が重なる瞬間のその姿は、その名の通りローソクそのもの。積丹半島には断崖・奇岩が数多くあるが、その中でもローソク岩はシンボル的存在でオススメのスポットです。海に沈む夕日がローソク岩の先端に重なった時は、まさに灯のともったローソクのよう。かつて、ニシンが群をなしてやってくると、ウロコが岩に張り付きローソクのように光ったといわれており、この呼び名がついたのだそう。
余市川温泉
宇宙飛行士・毛利衛さんの実家でもあった余市川温泉。温泉は源泉100%、42.5℃の塩化ナトリウム炭酸水素塩泉で、浴槽の深さが特徴。古くから地元の方が多く利用する、地域で愛されている温泉です。
中でも「ご当地風呂」は、茅根さんが社長に就任する4年前に誕生した同温泉の名物で、「ウイスキー風呂」「ワイン風呂」リンゴを幾つも浮かべる秋限定「リンゴ風呂」を、それぞれ不定期で提供してくれます。入浴料金は、大人420円、小学生140円、小学生未満70円。
余市宇宙記念館「スペース童夢」
余市町出身の宇宙飛行士・毛利衛さんを記念してつくられた余市宇宙記念館「スペース童夢」。宇宙にまつわる様々な展示物の見学や体験ができる施設です。
館内で販売されている宇宙食も必見!子どもも喜ぶこと間違いありません!大人気の宇宙食コーナーでは、「お餅」「たこやき」など10種以上の宇宙食がずらりと並んでおります。また、宇宙食やスペースシャトルなど毛利さん関連の展示や、ハイテク設備によるバーチャルアトラクションやプラネタリウムなどもあるので、是非おすすめです。
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