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「ゲゲゲの鬼太郎」の世界が楽しめる商店街、水木しげるロード

2018年09月14日(金)/鳥取

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鳥取県境港市は、「ゲゲゲの鬼太郎」の生みの親である水木しげる先生の出身地です。水木しげるロードは、境港市が市民から親しまれるコミュニティ道路をつくろうと、全市一体となって整備した観光対応型商店街。

「ゲゲゲの鬼太郎」に登場する鬼太郎やねずみ男などの170体を超す妖怪たちの銅像、絵タイル、モニュメントなどを歩道に設置しているだけでなく、お店や駅、交番、外灯、公園・・・まで、妖怪のテーマパークのようになっています。1993年に誕生し、徐々にマスコミで取り上げられるようになると全国的に知られるようになり、観光スポットとして各地から多くの観光客を集めるようになりました。2010年には、NHKの連続テレビ小説において、水木しげるの夫人の武良布枝の自伝「ゲゲゲの女房」が放送されたことがきっかけで、来場者数もかなり増加しました。

「ゲゲゲの鬼太郎」の世界が楽しめる商店街、水木しげるロード

出典:神々のふるさと山陰

また、25周年を迎える2018年7月には大リニューアルが行われています!懐かしい昭和レトロな街並みはそのままに、歩道が拡がり休憩所も増え、より観光しやすくなっただけでなく、妖怪ブロンズ像は妖怪の棲む場所を考慮した再配置がなされました。夜には、新たにロード全線に妖怪たちの影絵の照明が投射され、妖怪ブロンズ像にはライトアップが施されます。
今回は、そんな妖怪の世界が楽しめる、水木しげるロードやその周辺の見所をご紹介します。

①妖怪ブロンズ像

妖怪ブロンズ像

出典:妖怪本舗

1993年に水木しげるロードが誕生した時の妖怪ブロンズ像は全部で23体でした。その後、徐々に数が増え2018年には全部で177体にもなります。好きな妖怪と写真を撮ったりして、楽しむことができます。リニューアル後の夜のライトアップは日没時間に合わせて照明のスイッチが入るようになっていて、夏なら遅い時間、冬なら早めに暗くなります。

②妖怪神社

妖怪神社

妖怪神社には、よくメディアで取り上げられる「目玉おやじ清めの水」があり、目玉おやじをイメージした御影石の球体が回っています。これは水木しげる先生が命名したものです。
一反木綿を象った鳥居をくぐると、御神体の黒御影石と樹齢300年のケヤキ、不思議な逸話を持つ「目玉石」があります。からくり人形が運んでくれる「妖怪おみくじ」や、願いごとを書いて奉納する「妖怪絵馬」なども人気です。水木しげるロードにいる妖怪たちのふるさととして、また妖怪達が住みやすい自然環境を守り育てるための「妖怪の郷」の意が込められた神社です。

③鬼太郎茶屋

鬼太郎茶屋

出典:Twitter

鬼太郎茶屋は水木しげる先生の発案で作られた、元は医院だった建物を改装したお休み処です。広いお店ではありませんが落ち着ける雰囲気で、鬼太郎饅頭付きのお抹茶やコーヒー、ジュースをいただくことができます。水木先生も境港に帰省の際はいつもこのお店に寄られ、必ずお抹茶を召し上がるのだそうです。また、鬼太郎グッズや、「鬼太郎音頭」や「妖怪サンバ」の曲が入ったCDなども購入できます。

④水木しげる記念館

水木しげる記念館

出典:Tabido

2003年に水木しげるロードのアーケード商店街内に開館された、水木しげる先生の人生や作品を紹介する記念館です。水木しげる先生の生い立ちやこれまでの作品、プライベートで収集した品々などが展示されています。珍しい作品も多く展示されている「水木しげる漫画ワールド」、アトリエの再現展示や代表作の原画を展示する「水木ギャラリー」、漫画に登場する沢山の妖怪が棲む「妖怪洞窟」などのコーナーがあります。また、「妖怪ポスト」では実際に手紙を出すことができ、記念館限定の消印を押してもらえます。2012年にはリニューアルオープンしており、新たに展示物の種類が増えています。

⑤JR境港駅

境港駅では「ゲゲゲの鬼太郎」の様々なキャラクターの列車に乗ることができます。この列車は外装だけでなく、車内にもイラストが描かれています。2018年の水木しげるロードのリニューアルやその他イベントに合わせて、時々列車もリニューアルされたりしています。

⑥浜のごっつぉ屋

浜のごっつぉ屋

出典:妖怪神社

境港ならではのイカスミと地元産のさつまいもを使用して作った「鬼太郎ソフトクリーム」や一反木綿の姿を再現した「一反木綿焼き」などの軽食が販売されています。屋台風のお店で規模は大きいとはいえませんが、休日には多くの人だかりができることもあります。ここで軽食を買って、水木しげるロードを食べ歩きというのはいかがでしょうか?

⑦河童の泉

河童の泉

出典:rinx.info

河童の泉は水木しげるロード内の妖怪広場にあり、「河童の三平」の主人公・三平や河童、小豆洗いなど、水に関係する妖怪たちの他、悪魔くん、タヌキなど計9体のブロンズ像が配置されています。妖怪の棲家にぴったりの雰囲気の「シダレエンジュ」という木や、「妖怪広場」があるなど、休憩にはもってこいの場所です。水木しげるロード散策の休憩に、ぜひお立ち寄りください。

⑧ゲゲゲの妖怪楽園

ゲゲゲの妖怪楽園

出典:フォートラベル

ゲゲゲの妖怪楽園は、水木しげる記念館の裏手にあり、いわゆる「アミューズメントパーク」です。縁日のような射的やスマートボールなどを体験できる「妖怪縁日小屋」や、ここでしか手に入らないオリジナルグッズやお土産を販売している「妖怪仲見世」などがあります。「妖怪茶屋」なる喫茶店では、コーヒーラテを注文するとコーヒーの上にココアパウダーで妖怪アートを描いてくれます。

⑨鬼太郎妖怪倉庫

鬼太郎妖怪倉庫

出典:ameblo.jp

鬼太郎妖怪倉庫は、元は運送会社が使用していた普通の倉庫でしたが、外壁に鬼太郎などのイラストが描かれていたため「妖怪倉庫」と呼ばれるようになったのが始まりです。妖怪たちが潜む真っ暗な倉庫内を探検するお化け屋敷でありパワースポットとなっており、約100メートルの通路に妖怪30体が登場します。鬼太郎ファミリーの持つ霊的パワーを授けてもらい、出口付近の摩尼車という厄落としの妖石で運気を上昇させたり、絵馬下駄で祈願もできます。

【まとめ】

今回は妖怪の町・境港市の水木しげるロードをご紹介しました。「ゲゲゲの鬼太郎」を中心に、水木しげる先生の人生の集大成を見ることができます。2018年の大リニューアルなど、水木しげる先生が亡くなった今でも広がり続ける水木しげるワールドに是非足を踏み入れてみてください。原作をそれほど知らなくても、町のレトロな雰囲気は誰もが楽しめるものになっています。