
静岡県でおすすめのイベントを厳選
2022年03月07日(月)/静岡県
様々な季節、ぜひ静岡県で体感しませんか?今回は静岡県でおすすめのイベントを春夏秋冬にわけて厳選してご紹介します。
Contents
□静岡県で春におすすめのイベント
秋葉ダム<西部>
出典:毎日つらたん。
諏訪湖を源とする天竜川にかかり、1958年に完成した秋葉ダム。ダム湖畔や周辺には1000本もの桜の木が植えられ、秋葉ダム千本桜と呼ばれます。主にソメイヨシノで、例年3月下旬~4月上旬が見頃。満開になると淡いピンク色の花を咲かせ、多くの人が桜の木を見上げてお花見を楽しみます。
ちなみに、ここから車で30分ほど行くと、火防の神様をお祭りする秋葉山本宮秋葉神社があります。

荘厳な建物や、随所に施された見事な彫刻。そしてちょっと変わった天狗のおみくじが、ユーモラスで人気です。
佐鳴湖公園<西部>
出典:www.tripadvisor.jp
周囲約6km、50ヘクタールもの敷地をもち地元の人もよく訪れる佐鳴湖公園。園内では100種ほどの野鳥が観察できることもあり、カメラ片手にバードウォッチングに訪れる方も多くいます。河津桜やソメイヨシノ・オオシマザクラなど700本あまりの桜の木が植えられ、開花の時期には湖面にも桜が映えて美しい光景を目にすることができます。
出典:sanoichi.com
北西の湖岸には道の両側に桜の木があるので、200mほど桜のトンネルに。園内には歩道もきちんと整備されていて、のんびり散策できる憩いの場所です。
奥山公園・奥山高原<西部>
出典:静岡新聞
浜松の中心部から車で約1時間。自然に包まれた奥山地区には、花の名所が2ヶ所。まずは『奥山公園』をご紹介。園内とその周辺には約1000本のソメイヨシノがあり、満開の時の見事さは例えようがありません。入り口の池には夢の浮橋という橋が架けられていて、湖面の上を歩きながらお花見が楽しめるでしょう。
出典:静岡県観光
続いて『奥山高原』をご紹介します。こちらには園内外に約300本のソメイヨシノやヤエザクラがあります。桜以外にも、花の奥山高原と呼ばれるほど様々な種類の花を楽しむことができる場所。特に有名なのが「昇竜しだれ梅」で、桜よりも早い2月下旬~3月下旬に見頃を迎えます。

4月以降もさつきつつじ、あじさい・ささゆりなどが次々と花を咲かせ、訪れる人の目を楽しませてくれます。
イベント:いなささくらまつり(奥山公園) 3月中旬~4月中旬予定
昇竜しだれ梅まつり(奥山高原)2月下旬~見頃終わりまで
掛川城<西部>
出典:twitter.com
山内一豊が城主として約10年間居城していた掛川城。現在のものは、1994年に日本初の本格木造天守閣として復元されました。城の周辺には四季桜やシダレザクラ・ソメイヨシノなど約130本植えられています。お城を背景に桜、これぞ日本の春といった景色を見られる場所です。
出典:掛川市
さらに掛川城の南川を流れる逆川沿いの両岸2kmには、300本近くのカケガワザクラが植えられています。2014年に日本花の会の「桜の園芸品種認定制度」で認定された桜で、河津桜よりも遅くソメイヨシノよりも早い、3月上旬から中旬に見頃を迎えます。
法多山尊永寺(はったさんそんえいじ)<西部>
出典:法多山
法多山尊永寺は高野山真言宗別格本山で、行基上人により725年に開山された県内屈指の古刹。ご本尊の正観世音菩薩は厄除観音として知られています。国の重要文化財に指定されている仁王門、ご本尊を安置する堂々とした佇まいの本堂。見所のたくさんあるお寺ですが、やはり春ともなれば桜を目当てに多くの参拝者で賑わいます。

境内には約500本のソメイヨシノが咲き誇り、同じ時期にはミヤマツツジも花を咲かせ、濃淡の花の競演が楽しめるでしょう。
出典:www.ho-ai.com
法多山といえば、忘れてならない厄除だんご。境内の茶屋でいただくことができますが、桜の時期だけ販売される「さくらだんご」も。ほんのりピンク色のだんごで、この時期ならでは。売り切れることが多いので、花より団子の方は早い時間に出掛けましょう。
駿府城公園<中部>
出典:blog.goo.ne.jp
1585年に築城され、徳川家康公が大御所として晩年を過ごした駿府城。18ヘクタールもの広さがあり、復元された東御門と巽櫓・坤櫓(ひつじさるやぐら)があります。
二重の堀と石垣が残り、その内側が駿府城公園として整備されています。園内や堀などにソメイヨシノやオオシマザクラが植えられ、見頃の時期にはお花見客で賑わいます。
出典:武将の銅像と墓参り – FC2
園内には、家康公の像や植樹したと伝わるみかんの木もあり、静岡県の天然記念物に指定されています。近くにある静岡県庁の別館21階には富士山展望ロビーがあります。眼下に駿府城公園、遠くに富士山を望む絶好のロケーションです。
家山の桜トンネル<中部>
出典:日産ドライブナビ
島田市の家山地区には桜が楽しめるエリアが集中しています。特に家山川沿いにある緑地公園の桜並木と、大井川鐵道沿いに1km近く続く桜トンネルが有名です。緑地公園には約250本、桜トンネルには約280本のソメイヨシノが植えられています。3月下旬~4月上旬の見頃の時期になると、県内外から観光客が訪れ大変な賑わいとなります。
出典:ameblo.jp
大井川鐵道と言えば、SLも有名ですね。桜並木のすぐ近くをSLが走り抜けていく姿は、こちらに来ないと見られない風景です。
御殿山<中部>
出典:domonken.exblog.jp
将軍家が上洛の際に宿泊場所として利用されていた御所が、家康公の命令により蒲原に造られていました。その御殿で使われる薪を採っていたのが、御殿山と言われています。春になると御殿山全体を包むように桜が咲き誇ります。
ソメイヨシノは約600本、オオシマザクラが約200本あり、例年4月上旬に満開を迎えます。開花の時期に合わせてまつりが開催され、期間中の18:00~21:00にはライトアップも行われるので夜桜鑑賞も楽しめます。
出典:グルメなバイクツーリング
ちょうど桜えびの春漁が3月下旬から始まるので、近くのゆい桜えび館や由比漁港で食事やショッピングを楽しむのもオススメです。
蓮華寺池公園<中部>
出典:BIGLOBEウェブリブログ
藤枝市のほぼ中央に位置する蓮華寺池公園。名前の通り、公園内には周囲1.5kmの蓮華寺池があります。池の周囲には約1300本の桜が植えられ、3月下旬からソメイヨシノが、それが終わる頃にはサトザクラが見頃を迎えます。
また、園内はジャンボ滑り台や日本庭園、郷土博物館などの施設があります。
出典:blog.livedoor.jp
藤枝市の花にもなっている藤の花を始め梅やシャクナゲ・菖蒲など四季を通じでさまざまな花が楽しめます。第1~第3まで広い駐車場がありますが、花時や連休中はすぐにいっぱいになってしまうのでお出かけの際はご注意を!

すぐそばにスターバックスコーヒーがあり、散策中の一休みにも便利です。
勝間田川堤<中部>
出典:牧之原市観光協会
大井川の河口から御前崎までの間を流れる勝間田川。この川の両岸に、1956年に1800本あまりのソメイヨシノを植えたことで、満開になると見事な桜のトンネルが現れます。日が暮れ始めるとライトアップが行われ、夜桜鑑賞もできます。毎年4月上旬には、地元町内会主催の桜まつりが開催されます。
開花の期間中は1万人もの人が訪れ、桜のトンネルの中を歩きながらお花見を楽しみます。桜が終わると勝間田公園のミヤマツツジが、さらに長藤・アジサイと牧之原市内ではいろいろな花が次々と開花します。
出典:higaeri-bus.com
場所的にも富士山静岡空港から約15分、世界一長い木造歩道橋としてギネスブックに認定されている蓬莱橋は約30分の距離。新茶のシーズンには鮮やかな黄緑色の茶畑も広がり、その景色も見事です。
富士仏舎利塔平和公園<東部&伊豆エリア>
出典:blog.livedoor.jp
山の中腹に建つ真っ白な仏舎利塔が目印。ここには、インドの故ネール首相から贈られたお釈迦様の分骨を納められています。この仏舎利塔までの坂道の両側や園内には、ソメイヨシノを中心にシダレザクラ・八重桜・御殿場桜など1000本ほどが植えられています。満開の時には園内がピンク色に染まり、正面には富士山と眼下には御殿場の街並みが広がる絶景も楽しめます。
出典:かっぱのあしあと – FC2
園内には、アジア地域の狛犬や狛犬・シーサーなどが並んでいます。富士山が見える場所にありながら、異国の雰囲気も味わえる不思議な空間が広がります。
冨士霊園<東部&伊豆エリア>
出典:wedge.ismedia.jp
1990年に、日本さくらの会の「さくら名所百選」に選定されています。墓所が選定されているのも珍しいのですが、一般の観光客でも入園できます。開花の時期になれば、県内はもとより県外からも多くの観光客が訪れる静岡県が誇るお花見スポット。
64万坪もの広大な敷地をもち、約1000本のソメイヨシノ・約7000本のヤマザクラが一斉に花を咲かせる光景はまさに圧巻の一言。
出典:ameblo.jp
入り口から進んでいくと、道の両側に桜が植えられ長い桜並木が続きます。例年4月上旬に開花し、中旬には満開に。期間中は15万人近くも訪れて大変な賑わいとなります。
狩宿の下馬桜<東部&伊豆エリア>
出典:7dwm
1193年に源頼朝が富士山麓で巻き狩りを行った際に、乗っていた馬から下りて馬を繋いでいたことから下馬桜・駒止の桜などと呼ばれています。桜の種類は赤芽白花山桜で、日本で最も古いヤマザクラと言われます。

樹齢は定かではありませんが、800年は超えているとか。
埼玉県の石戸蒲桜、福島県の三春滝桜、山梨県の高神代桜、岐阜県の根尾谷薄墨桜とともに日本五大桜の1つで、1952年には国の特別天然記念物にも指定。例年4月中旬に見頃を迎え、ピンクから白へと花の色を変えていきます。
出典:THE PAGE
富士山をバックに、足下には黄色の菜の花。その堂々とした姿を見に、毎年多くの人が訪れます。多くの桜が植えられている場所とは雰囲気が異なりますが、見る価値のある特別な存在です。
さくらの里<東部&伊豆エリア>
出典:MAR-KER
一般的に桜というと、淡いピンク色のソメイヨシノを思い浮かべる方が多いと思います。しかし伊東市内にある『さくらの里』では9月中旬から十月桜が咲き始め、その後カンザクラや伊東桜・ソメイヨシノ・シダレザクラ・オオシマザクラなどが次々と咲いていきます。園内では一年の内約8ヶ月にわたり、桜の開花リレーが続きます。

約4万㎡の広大な敷地には約40種1500本の桜が植えられ、色や形の異なる桜をここ1ヶ所だけ!
出典:GANREF
標高580mの美しい円錐形をした大室山の麓にあり、大室山山頂まではリフトで約6分の空中散歩が楽しめます。お花見と一緒に、ぜひ山頂からの景色も楽しみませんか?
青野川沿い<東部&伊豆エリア>
出典:KOSUBLOG

南伊豆の桜と言えば、河津町が全国的にも有名ですよね。しかし、下賀茂温泉を流れる青野川沿いもとってもキレイなんですよ!
川沿い約4.2kmに渡って、800本もの河津桜が植えられています。河津桜と言えば早咲きで知られていますが、ソメイヨシノよりも早く2月中旬頃から咲き始めます。特に川沿いの土手に菜の花が咲く頃には、濃いピンク色と菜の花の黄色が絶妙のコントラスト。

出典:icotto
さらに町内の休耕田にも約3ヘクタールの菜の花畑も。祭り期間中には様々なイベントも行われます。また下賀茂温泉街には日帰りで楽しめる銀の湯会館があるので、お花見と合わせて温泉もぜひ楽しんでください。