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三重県のB級グルメは絶品だらけ!ぜひ食べておきたいごちそう10選

2018年06月30日(土)/三重

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全国各地の存在する「B級グルメ」や「ご当地グルメ」。雑誌やメディアに取り上げられて、有名になっているものも多いですよね。局地的に食べられているのには、やはり理由があります。

その地に古くから根付く習慣や、伝説にちなむもの。発祥の場所や特産品を使ったものまで、三重県には「B級グルメ」だけでは終わらない絶品の食べ物がたくさんあります。

そこで、三重県を訪れた際にぜひ食べておきたい『ごちそう』をご紹介します。

天むす

三重B級グルメ

出典:ウォーカープラス

「天むすって名古屋名物では?」と思う方もいるかもしれませんが、元祖のお店『千寿』は津市にあります。昭和30年代初め頃に、天ぷら定食をメインに提供するお店を切り盛りしていた初代の水谷ヨネさんがご主人のために作ったもの。

三重B級グルメ

出典:Yahoo!ライフマガジン – Yahoo! JAPAN

忙しい合間でも夫に栄養のあるものを食べさせたいと、車海老の天ぷらを切っておむすびに入れてみたという賄いが起源になっています。美味しいと喜んで食べてくれた夫のために、さらなる改良を重ねてできたのが千寿の天むす。

食べだすと止まらない!

海老をコーン油で揚げているので、食べた後も意外とくどくなくサッパリ。店内で出来立てを食べることができ、1人前が5個で¥650。5個といっても小ぶりのサイズなので、パクパクと食べ進められます。

三重B級グルメ

出典:トリップアドバイザー

添えられているきゃらぶきも、先代のご主人が好きだったものとか。気に入ったら購入していくこともできますよ。事前に電話で注文し、テイクアウトも可能。ヒノキを使った経木とヒモで包まれて、昔ながらのスタイルも人気です。

四日市とんてき

三重B級グルメ

出典:赤裸楽日記

戦後間もないころから食べられはじめ、今では四日市を代表するグルメ。中毒者が続出する、四日市とんてきの味の秘密には『4つの定義』があります。

1 ソテーした厚切りの豚肉である
2 黒っぽい色の味の濃いソースが絡められている
3 にんにくが添えられている
4 付け合わせは千切りキャベツが主である

ご飯との相性はバッチリ!

三重B級グルメ

出典:アットホーム

特筆すべきは、豚肉の分厚さ。濃いめの特製ダレでニンニクと一緒にソテーすることによって立ち上がる、香ばしい匂いに食欲もMAX!たっぷりの千切りキャベツを添えられているのも重要なポイント。

一般的には切込みが入ったグローブのような肉ですが、お店によっては分厚くスティック状に切られたものも使用しています。

三重B級グルメ

出典:NIKKEI STYLE – 日本経済新聞

四日市市内の居酒屋やラーメン店・洋食店などで気軽に食べることができます。四日市市に限らず、三重県内の周辺市町や愛知・岐阜などの近隣の県でも食べられるようになりました。

お店によって味やスタイルも変わるので、ぜひ食べ比べてみてください。『四日市とんてき協会』のHPに詳細が掲載されているので、要チェック!

松阪牛ホルモン

三重B級グルメ

出典:旅のはなし – FC2

全国的にも有名なブランド牛・松阪牛。松阪市内には、すき焼きやステーキなどでいただける高級店もたくさんあります。しかし、食べたくてもなかなか手が出ないお値段というのが実情。そこで、リーズナブルに味わえる庶民の味方がホルモンなのです!

松阪牛のホルモンだから美味しくて当たり前!

三重B級グルメ

出典:食べログ

特に松阪牛ホルモンは、ほぼ市内のみでしか流通しない貴重なもの。それは、鮮度を保つため。つまり四日市に来ないと、新鮮でおいしい松阪牛ホルモンが食べられません!

市内には松阪牛ホルモンを提供する焼肉店が15店舗ほどありますが、どの店も地元の常連さん達でいつも賑わっています。

三重B級グルメ

出典:旅色

一口にホルモンといっても様々な部位がありますので、まずはお店でオススメを聞いてからいただきましょう。その店独自の味噌ダレや秘伝の味付けを施しているのも特徴。ランチタイムを実施している店舗も多いので、ぜひ観光の合間のお昼ごはんにも訪れてみてください。

亀山みそ焼きうどん

三重B級グルメ

出典:Yahoo!ブログ – Yahoo! JAPAN

もともと1965年ころ、亀山の国道を行き交うトラック運転手たちが好んで食べていたものと言われています。当時は今のようにホルモンの下処理を施す技術が発達していなかったため、強い臭みを消すために香辛料をたくさん入れた赤味噌ベースのタレができあがりました。

見た目もパンチがあります!

三重B級グルメ

出典:30にして立つ – FolksWorks

たっぷりの野菜や肉と一緒に焼いたうどんは、赤味噌ダレが絡んで食欲をそそります。「九州小倉焼きうどん」「津山ホルモンうどん」「埼玉鳩ケ谷ソース焼うどん」「岩手町焼うどん」とともに全国5大うどんにも選ばれ、徐々に人気が高まっています。

三重B級グルメ

出典:livedoor Blog

市内にも有名店がありますが、人気が高いのが亀八食堂。すでに焼いたものを提供してくれるお店もありますが、こちらでは自分で焼くスタイル。専門店ではなく、焼肉がメインの食堂。

肉と野菜をじっくり焼いてから、うどんを追加して投入。一口食べれば、その人気の秘密がわかります。お店特製の味噌が購入できるので、自宅で試したい方はぜひどうぞ!

桑名流!しぐれ肉巻きおにぎり

三重B級グルメ

出典:桑名市観光ガイド

2010年に開催された「くわなめしグランプリ」で、見事グランプリに輝いたのが『桑名流!しぐれ肉巻きおにぎり』。桑名カレーや桑名風志ぐれ焼きそばなどとともに『くわなめし』に認定され、市内の飲食店で提供されています。

三重B級グルメ

出典:観光三重

アサリのしぐれ煮の煮汁で炊いたご飯を俵型のおにぎりにして、しゃぶしゃぶ用の薄い豚肉で巻き焼いたもの。お店によってはテイクアウトできるので、小腹が空いたときに景色のいい場所で食べるのもアリですね!

桑名のしぐれ煮って何?

三重B級グルメ

出典:食べログ

しぐれ煮と言えば言わずと知れた桑名の名物で、ハマグリやアサリなどの佃煮。その歴史は古く東海道の宿場としても栄えた江戸時代の頃からと言われ、しぐれ煮の名前は松尾芭蕉の弟子・各務支考によって生まれたと伝えられています。

今ではアサリをはじめ、しじみや牛肉・海苔などさまざまなしぐれ煮も作られています。特に桑名産のハマグリを使ったものは、希少で高級品です。

さんま寿司

三重B級グルメ

出典:食べログ

三重県の尾鷲市・熊野市・紀北町・御浜町・紀宝町の2市3町は東紀州と呼ばれるエリアで、ここではさんまを使ったお寿司が古くから食べられています。

この地域では、さんま寿司は祝い事や家族が集まる場などに欠かせないもの。家庭でも作られますが、エリア内にある20軒以上の飲食店でも味わえます。

地域によって作り方が違う!?

三重B級グルメ

出典:食べログ

熊野市にある産田神社に縁があると言われ、神社の例祭が行われる毎年1月10日をさんま寿司の日と定めています。尾鷲以北の紀北地域と、熊野以南の紀南地域では、作り方や味付け・成形の仕方が異なります。紀北はさんまを腹開きし、練りからしを使った押し寿司タイプ。

三重B級グルメ

出典:www.kodoh.net

紀南は尾頭付きの背開きで、巻き簀を使う巻き寿司タイプ。隠し味として、みかんや柚子などの柑橘類を使うのも特徴です。お店によっては、味付けしたさんまの表面を香ばしく焼き目を付けた焼きさんま寿司も作られています。

めはり寿司

三重B級グルメ

出典:観光三重

熊野地方や和歌山県新宮市などでは、さんま寿司と並びよく食べられている郷土料理。塩漬けした高菜の葉でご飯を包んだおにぎりで、その大きさから目を大きく見張って頬張ることから『めはり寿司』と名付けられました。

昔はお弁当の定番だった!

三重B級グルメ

出典:今?えーっと、今ね – FC2

もともとは麦飯を使用し、型崩れしにくく傷みにくいことから山仕事や農作業の弁当として作られたものと言われています。茶碗2杯ほどのご飯を使用し、高菜の塩分でおかずがいらなかったそうです。

今では酢飯や五目御飯などに細かく刻んだ高菜やじゃこなどを具材にして作られ、食べやすいサイズが主流です。

三重B級グルメ

出典:Yahoo!ブログ – Yahoo! JAPAN

熊野地方では16店の飲食店で食べられますが、形や大きさ・中の具材などお店によって異なります。片手で食べられるので、ドライブのお供や小腹が空いた時にオススメの一品です。

豆腐田楽

三重B級グルメ

出典:ぐるぐるグルメ

海から遠く離れた場所にあり、魚介類が乏しかった伊賀地方で古くから食されている料理。江戸時代後期から明治にかけて肉を食べる習慣がほとんどない時代は、栄養価の高い豆腐は貴重なタンパク源。硬めの木綿豆腐に竹串を刺して焼き、表面に味噌を付けたのが豆腐田楽。

専門店で味わおう!

三重B級グルメ

出典:www.iga-travel.jp

かの松尾芭蕉も「影待や菊の香のする豆腐串」と、句に詠むほど。素朴ながら味わい深く、伊賀を訪れた際にはぜひとも食べていきたいグルメ。

今では数少なくなった田楽の専門店「田楽座わかや」がオススメのお店。メインの豆腐は、地元で栽培された大豆と厳選したにがりを使用して作られます。

三重B級グルメ

出典:ameblo.jp

長期間熟成した特製の味噌には、季節によって木の芽や柚子などを加えています。お店では、単品のほかコース料理としていただくこともできます。

味噌が焼ける香ばしい匂いが店いっぱいに広がり、食欲を掻き立てられます。噛むたびに、大豆の旨味がしっかりと感じられます。

僧兵鍋

三重B級グルメ

出典:日産ドライブナビ

2018年に開湯1300年を迎える湯の山温泉に伝わる鍋料理で、温泉街にある三嶽寺の僧兵に因んだもの。

807年に伝教大師が建立したと伝えられる天台宗のお寺で、戦国時代には武装した僧兵が300人余りもいたと言われます。

三重B級グルメ

出典:らくだ倶楽部

戦う僧兵たちのスタミナ源として食べられていたのが僧兵鍋。当時はイノシシやシカ・ヤマドリなどを山で獲ってきて鍋の具材にした野性味あふれるものだったそう。

現在では豚や鶏・イノシシの肉に野菜やキノコ類をたっぷりと入れて、豚骨ベースの出汁と味噌で仕上げています。

自宅でも僧兵鍋が味わえる!

三重B級グルメ

出典:菰野町観光協会

鍋料理ということで、冬から3月頃までの季節限定の味覚。また湯の山温泉でしか味わうことができませんので、訪れた際にはぜひ食べてみてください。

鹿の湯ホテルやホテル湯の本など一部の宿泊施設や施設などで僧兵味噌を販売しているので、自宅で好みの具材を用意すればオリジナルの僧兵鍋を作ることができますよ。

津ぎょうざ

学校給食が発祥と言われ、1985年頃から提供されて現在でも給食メニューの人気ナンバーワンだそうです。直径15cmの皮を使って、油で揚げるのが津ぎょうざの定義。

三重B級グルメ

出典:Storyで紡ぐたび もののあはれ中南勢ものがたり – 観光三重

1人1個で十分満足でき、豚肉や野菜がたっぷり詰まって栄養豊富で重量級。手のひらと同じくらいのサイズ感と、食べ応えのあるズッシリさが特徴です。

その知名度は、すでに全国レベル!

三重B級グルメ

出典:とある日の日記

2016年に行われた「東海・北陸B-1グランプリin坂井」において、津ぎょうざの普及やまちおこしなどを行う市民団体『津ぎょうざ小学校』がゴールドグランプリを受賞。

三重B級グルメ

出典:Flickr

市内の居酒屋、中華料理店などの飲食店で食べることができます。また道の駅などでは冷凍タイプが販売されているので、家でも揚げたてを食べたい方にオススメです!

また津市内のスーパーでは専用の大きな餃子の皮が販売されているので、具材を自分好みにアレンジして作ることも可能。まずは津市内で味わってから、オリジナルの津ぎょうざ作成に取り掛かってみては?


旅行に訪れると、ついメジャーなものばかり食べていませんか?その土地でしか食べられないごちそうを知ることで、思いがけない発見や出会いを体験できるかもしれません。

海の幸や山の幸に恵まれた三重県には、まだまだ知られていないご当地グルメがたくさんあります。ぜひ食べに出かけてみてください!

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