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伊勢神宮参拝なら「おかげ横丁&おはらい町」にも絶対行くべき! その秘密はグルメにあり!

2018年05月11日(金)/三重

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伊勢への旅の目的として、伊勢神宮への参拝は欠かせません。かつては一生に一度はお参りしたいと言われた伊勢神宮も、今は全国から参拝客が訪れる人気観光地になりました。そして参拝の際に多くの方が立ち寄るのが、おかげ横丁とおはらい町です。

ここにはたくさんの飲食店やお土産物店が並び、歩いているだけでもワクワクします。とは言え、やはり見れば食べたくなる。そこで、伊勢神宮参拝の際に食べておきたいグルメを厳選してご紹介します。

ここでしか味わえない、楽しめないものばかりなのでぜひ参拝前後に時間を取ってお出かけ下さい。

おかげ横丁とは?

おかげ横丁

出典:GOOBA/グーバ

1993年7月に、伊勢神宮内宮の門前町である「おはらい町」の中ほどに造られました。その年は61回目の式年遷宮の年でもありました。

江戸時代には、伊勢神宮へのお参りに行くことが流行していました。なかでも「おかげ参り」と呼ばれる集団での参詣や、自分の代わりに犬をお参りに出かけさせた「おかげ犬」「犬の代参」という事象も古い文献に記録されています。

おかげ横丁

出典:ぼちぼち

おかげ横丁は4000坪もの敷地があり、江戸時代から明治にかけて伊勢でよく見られる代表的な建築物を移築し再現しています。

伊勢名物がいただける飲食店や、お土産品が購入できるショップが並んでいます。この地方の魅力がギュッと詰まっているので、伊勢神宮内宮の参拝前や後にぜひ訪れたい場所。

おはらい町とは?

おはらい町

出典:エンタメマガジン

宇治橋前から五十鈴川に沿って、約800mにわたって続く石畳の道。通りの両側にはこの地域特有の切妻・入母屋・妻入り様式の建物が並び、多くは飲食店やお土産物店になっています。また一般の住宅や、景観に合わせて造られた郵便局に銀行などもあります。

明治の初め頃まで、御師(おんし)と呼ばれる人々がこの通りに館を連ねていたそうです。昔は一般の参拝客は神宮に直接お参りができなかったため、御師が神宮に代わってお祓いや神楽でもてなしたことからおはらい町と呼ばれるようになったと言われます。

今も昔と変わらず伊勢神宮を訪れる参拝客を、美味しいグルメと美しい風景でもてなしてくれています。

おはらい町

出典:Yahoo!ブログ – Yahoo! JAPAN

地下参道のおはらい町通り側にハートの石があり、これを見つけることができれば良縁に恵まれるそうです。階段横の壁に埋め込まれていますので、ぜひ探しに行ってみてください。

おかげ横丁&おはらい町で食べるべきグルメ7選

赤福本店

赤福本店

出典:360@旅行ナビ

言わずと知れた伊勢を代表するお菓子「赤福」。本店がおかげ横丁の向かいにあります。創業1707年と長い歴史を持ち、古くから伊勢を訪れる参拝客に赤福を提供してきました。

直営店をはじめ、駅や宿泊施設の売店・高速道路のサービスエリアに主要お土産物店など県内外に販売するお店があります。

赤福本店

出典:Travel Note

せっかく伊勢神宮に来たのなら、やはり本店へも足を運んでいきましょう。現在の建物は1877年に再建されたもので、畳敷きの座敷と五十鈴川に面した縁側もあります。赤福という名前は「赤子のような、いつわりのないまごころを持って自分や他人の幸せを喜ぶ」という意味を持つ言葉『赤心慶福』から名付けられたそうです。

伊勢グルメの絶対王者はやっぱり赤福!

北海道産の小豆と国産のもち米を主な原料に、素材も厳選して作られる赤福。形にも意味があり、白い餅は五十鈴川の川底の小石を、その上に乗る餡は五十鈴川の清流を表現しています。お土産として購入するのはもちろん、お店でいただくこともできます。

赤福本店

出典:トリップアドバイザー

期間限定の「赤福氷」は、本店の向かいにある別店舗で2018年6月27日から、おかげ横丁内の団五郎茶屋で4月14日から販売しています。夏季限定なので、歩いて汗をかいた後はこれを食べてクールダウンしていきましょう。

ちなみに赤福本店は、内宮の参拝できる時間朝5:00に合わせて営業をしていますので、早朝のお出かけでも安心です。

ふくすけ

ふくすけ

出典:Twitter

地元グルメとしても有名な伊勢うどん。お伊勢参りをする参詣客にすぐに提供できるよう、常にうどんを茹で続けていたためと言われる柔らかい麺が特徴です。

本来なら15分程度のところ、実際には1時間ほど茹でるそう。極太麺でありながらも柔らかく消化もいい。さらにすぐに食べられるということで、先を急ぐ旅人に合っていたことも人気の1つかもしれません。

ふくすけ

出典:Love Wife Life

その伊勢うどんを食べるなら、「ふくすけ」がオススメ。江戸時代から「生きているうちに食わなければ、死んで閻魔に叱られる」と言われていたうどんの人気店「豆腐六(どぶろく)」をイメージしています。店名の「ふくすけ」は、食べると福があるとも言われたことに因んで付けられました。

今までのうどんの概念が覆る!?

鰹をベースに昆布やシイタケなどを使った自家製のタレを、極太のフワフワモチモチ麺に絡めていただきます。このタレがあまりに黒いため味も濃いように思えますが、実は意外とあっさりとして甘め。スルスルと食べ進められます。

ふくすけ

出典:Holiday

スタンダードな伊勢うどんの他、カレーや月見・とろろ・天ぷらなどを合わせたメニューもあります。夏には冷やし伊勢うどんも登場。

店内は座敷で、外にもイスが用意されています。人気のお店なので行列ができていることもありますが、回転が速いため多少待ってでも食べていく価値はありますよ!

豚捨

豚捨

出典:伊勢志摩観光ナビ

ちょっと変わったお店の名前ですが、豚肉を扱うお店ではなく伊勢肉を扱う和牛専門店。1909年の創業以来、厳選した上質の伊勢肉だけを販売しています。三重県と言えば松阪牛では?そう思う方も多いと思いますが、元々三重県には伊勢牛と伊賀牛しかなかったそうです。

気になる店名の由来とは?

1935年ころから松阪牛が登場したことで、あっという間に三重県から全国に広まりました。今となっては貴重な伊勢牛のお肉を頂けるのが「豚捨」で、豚を飼っていた捨吉なる男が食肉店を始めた、この店の牛肉の旨さに豚なんか捨てちまえと客が豚肉を投げ捨てたなどが屋号の由来と言われます。

豚捨

出典:食べログ

店内の奥にある座敷では牛丼や割り下を使った関東風の牛鍋、すき焼き・焼肉などがいただけます。特に牛丼はぜひ食べておきたい逸品。

甘辛い牛肉とシャキシャキの玉ねぎでご飯が進みます。ファストフードの牛丼とは全く別物で、ジューシーな伊勢肉を贅沢に使用。これで¥1000(税込)はお得です!

豚捨

出典:livedoor Blog

店頭では精肉や伊勢肉のしぐれ煮、豚捨一番人気のコロッケを販売しています。他にも食べ歩きに最適なミンチカツや串カツなどもあります。店先で食べるときは、常にカラスが狙っているそうなので充分ご注意を!

すし久

すし久

出典:Yahoo!ブログ – Yahoo! JAPAN

おかげ横丁の中でも目を引く大きな建物で、1869年に式年遷宮の際に出た宇治橋の古材を一部使用して建てられました。「すし久」は、江戸時代の天保年間に創業したという古い歴史を持ちます。

てこね寿しは伊勢に来たら食べなきゃ損!

窓側の席からは五十鈴川が眺めら、特に春の桜や秋の紅葉の時期は最高です。こちらは伊勢名物のてこね寿しが美味しいお店。伊勢志摩エリアではてこね寿しを頂けるお店がたくさんありますが、ここはイチオシ!

すし久

出典:楽天トラベル – 楽天市場

てこね寿しとは伊勢志摩に古くから伝わる漁師めし。鰹漁に出た漁師が船上で釣った鰹を捌いて醤油漬けにしたものを、用意していた酢飯に混ぜ合わせて作ります。この時に手で豪快に混ぜたことから、この名が付けられたと言われます。

すし久

出典:たかはる調査隊

「すし久」のてこね寿しは、こだわりの地元ブランド米・御絲産コシヒカリ、秘伝の醤油ダレを使用。肉厚の鰹の切り身がたっぷり乗り、ご飯の量も多めで食べ応えがあります。

てこね寿しとともに人気のメニューが、国産うなぎを使用したひつまぶし。皮目はパリッと香ばしく、中はふっくらしています。

毎月朔日(ついたち)には、朝4:45から朝粥を販売します。旬の素材を使った朝粥は月ごとにメニューが変わります。早朝ですが、ぜひ朝粥を食べてから参拝へ出かけてみるのはいかがでしょうか?

伊勢角屋麦酒

伊勢角屋麦酒

出典:beer-cruise.net

伊勢志摩の海の幸の代表格である牡蠣を楽しむなら、「伊勢角屋麦酒」へ行ってみましょう。おはらい町にあり、歴史を感じさせるどっしりとした外観に「伊勢の地ビール」「鳥羽浦村のカキフライ」ののぼりが出ていて食欲も掻き立てられます。

伊勢角屋麦酒

出典:Mのランチ

すぐにでもビールを味わいたいなら、店頭のビアスタンドへ。伊勢ピルスナーや神都麦酒に季節限定の醸造ビールなど、6種ほどの地ビールが味わえます。お供にカキフライを合わせれば、最強タッグが完成!

2粒¥250、5粒¥550と食べやすい個数に設定されているので、食べ歩きにもちょうどいい。さらに焼き牡蠣や蒸し牡蠣もあります。

伊勢角屋麦酒

出典:おかげ横丁

ゆっくりと食事と地ビールを楽しみたい方は、奥の店内へ。座敷やテーブル席があり、木のぬくもりと和の佇まいで居心地もいい。牡蠣には旬がありますが、こちらでは一年を通して牡蠣料理を提供しています。

冬季は地元鳥羽・浦村産のものを、夏季には岩牡蠣を使用します。人気のカキフライ定食の他、土手鍋や雑炊・卵とじ丼など牡蠣メニューが豊富です。

旅の行程に余裕があれば、工場見学もオススメ

内宮店からは少し離れますが、「かどや民具館」「角屋味噌溜まり蔵」「伊勢角屋麦酒 麦酒蔵」「二軒茶屋餅 本店」と見どころを巡り1名からでも参加可能。気になる方は伊勢角屋麦酒HPで詳細を確認してください。

もくとん

もくとん

出典:ameblo.jp

揚げ物好きなら絶対食べるべきお店が「もくとん」。伊賀の里モクモク手づくりファームのとんかつ専門店で、厚切りとんかつと豚かば丼が名物です。

地元で育てた豚を、3センチの厚切りにして、オーダーを受けてから低温でじっくりと揚げていきます。

もくとん

出典:観光三重

お米はモクモクファームの特別栽培米『ごーひちご』、とんかつに適した生パン粉、11種の野菜から作る特製ソースとどの素材も厳選しています。

サクサクで、極厚の豚肉は驚くほどジューシー。定食や丼などメニューも豊富なので、どれを食べようか迷ってしまいます。

もくとん

出典:伊勢市観光協会

定食はご飯や汁物・キャベツがお替わり無料なので、お腹を充分に空かせてから出かけましょう。とんかつと並んで人気の豚かば丼は、三枚肉を炭火でじっくり香ばしく仕上げ秘伝のタレが味の決め手。

何人かで出掛けた場合は、それぞれ別のものをオーダーしてシェアして楽しんでみては?

食べ歩きにピッタリのメニューもいっぱい!

時間があまりない方には、テイクアウトメニューがオススメ。みそかつドッグやぐるぐるウィンナー・串かつ・とんとん巻きなど小腹を満たせるものから、モクモクジャージー牧場ソフトなどスイーツもありますよ!

スヌーピー茶屋

スヌーピー茶屋

出典:pui-pui-pui – blog.jp

2015年12月23日に、「日本のおもてなし文化」をテーマにオープン。おはらい町には由布院に次いで2番目に誕生し、京都や小樽にも店舗があります。

スヌーピー茶屋

出典:観光三重

通りから入口まで続くエントランスには、おなじみのキャラクターが浴衣を着て出迎えてくれているように並んでいます。店内に入ると自動受付機がありますので、着いたらまずは受付を済ませましょう。

非常に人気のお店で、週末や連休中などは2時間待ちもあり得ます。電話やネットで予約ができないため、当日に自動受付機を利用しなくてはいけないので注意が必要です。

カワイイ!が店内に溢れています

スヌーピー茶屋

出典:ameblo.jp

店内も和の雰囲気が漂い、壁や天井などを見渡してみるとあちこちにキャラクターが隠れています。伊勢うどんや手こね寿司などご当地グルメから、スヌーピーやウッドストックの顔に模ったオムライスや和風カレーなどもあります。

ほうじ茶ラテや抹茶ラテ・カフェラテ・ココアなどのドリンクには、スヌーピー型のマシュマロがプカプカ浮いていてカワイイ!!

スヌーピー茶屋

出典:楽天ブログ – 楽天市場

とにかくここに来たら何もかもがキュートで、写真を撮らずにはいられなくなります。ショップが併設されていて、カフェを利用しなくてもグッズの購入ができます。

スヌーピーと地元の伝統産業でもある伊勢木綿がコラボしたグッズなど、伊勢店限定品のもたくさんあります。お菓子もあるので、お土産探しにもぜひ立ち寄ってみてください。


江戸の昔から、多くの旅人を迎え入れてきたおはらい町。そして、現代の観光客を楽しませてくれるおかげ横丁。単なる観光地ではなく、町の景観も伊勢神宮の参道として美しく整備されているので歩いているだけでも充分楽しめます。

グルメに目を奪われがちですが、ぜひこの地域に根付いた建築様式なども観察してみてください。かつてこの道を通ったかもしれない昔の旅人たちに、思いを寄せてみてはいかがでしょうか。