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近江の銘酒はここにある!厳選近江の銘酒10選

2018年04月26日(木)/滋賀


滋賀県には銘酒といわれるお酒が数多く存在。お酒の良し悪しを決める要素は、酒米とお水と蔵だといわれています。

ここでいう酒米には、酒造に適したお米という意味とお米を作る土壌や栽培技術も含んでいます。お水には、年間を通じて確保できる品質と量が必要です。

また蔵とは、建物としてお蔵以外に、組織としての蔵元、経営者としての蔵元、そして杜氏を含めた醸造の技術者を含めた全体を指しています。安定して銘酒を醸造し続けるためには、蔵元の思いやこだわりも重要です。

このページでは、滋賀県の銘酒をご紹介しています。中には、少量醸造のため入手しにくい銘柄や、人気が高いために入手困難な銘柄も含まれています。過去に醸造していたものが今後何らかの理由により醸造されないものが含まれているかもしれません。問合せのために、蔵元の情報を基本情報として記載しましたので参考までにどうぞ。

近江の銘酒「道灌 穂田瑠 純米吟醸」

近江の銘酒「道灌 穂田瑠 純米吟醸」

出典:Feedram

滋賀県草津市で1874年(明治7年)から蔵元を営む太田酒造株式会社は、江戸城を築いた大田道灌の子孫が経営する蔵元です。主要銘柄の「道灌」は、大田道灌にちなむ銘柄となっています。今回ご紹介する「道灌穂田瑠純米吟醸」は、季節限定の純米吟醸酒となっていて、精米率60%の近江米「吟おうみ」を使っています。「道灌穂田瑠純米吟醸」は、アルコール度数 14度~15度のほんのりとした酸味と香りが程よく効いた、キレのある純米吟醸酒に仕上がっています。

基本データ

蔵元:太田酒造株式会社

所在地:草津市草津三丁目10-37

電話番号:077-562-1105

醸造銘柄:「道灌」、「鶴亀」、「吟牡丹」、「松葉寿」、「渡船」、「湖弧艪」、「千代八千代」

近江の銘酒「香の泉(かのいづみ) 長命の一滴」

近江の銘酒「香の泉(かのいづみ) 長命の一滴」

出典:ニッポンセレクト

ここでご紹介するのは、竹内酒造が長寿を祈願して醸し出した「香の泉長命の一滴」です。竹内酒造は、東海道石部宿で、長年親しまれてきたお酒を造り続ける蔵元。「香の泉長命の一滴」は、玉栄を精米歩合 60%で使用した原料米を、延命長寿よみがえりお水といわれる京都松尾大社の境内に湧き出る「霊水亀の井」で仕込んだお酒。玉栄は、滋賀県が主産地でキレのある辛口の酒が作りやすいとされる酒米です。アルコール度数 15度、日本酒度 +3、酸度 1.6に仕上がった特別純米酒です。

基本データ

蔵元:竹内酒造株式会社

所在地:湖南市石部町石部中央1丁目6-5

電話番号:0748-77-2001

醸造銘柄:「香の泉」、「唯々」

近江の銘酒「純米吟醸 忍者PLUS+無濾過生原酒」

近江の銘酒「純米吟醸 忍者PLUS+無濾過生原酒」

出典:www.sekoshuzo.co.jp

忍者発祥の地である滋賀県甲賀の山麓にあるのが、瀬古酒造株式会社です。1872年(明治2年)に米屋から酒造業に転向創業した「忍者」や「」などの銘柄酒の蔵元です。今回ご紹介するのは、「純米吟醸 忍者PLUS+無濾過生原酒」というお酒で、滋賀県産の「吟吹雪」という酒米を精米歩合60%し、豊富な天然水である鈴鹿山脈の伏流水で醸し出した純米吟醸酒です。吟吹雪という酒米は、滋賀県農業試験場が酒米「玉栄」と「山田錦」を交配して1998年に命名された吟醸酒向きの酒米です。「純米吟醸 忍者PLUS+無濾過生原酒」は、アルコール度数 17度以上18度未満、日本酒度 +2の純米吟醸として仕上がっています。

基本データ

蔵元:瀬古酒造株式会社

所在地:甲賀市甲賀町上野1807

電話番号:0748-88-2102

醸造銘柄:「忍者」、「大甲賀」、「日本晴」、「柳花」、「月あかり」、「桜生」

近江の銘酒「喜楽長 三方良し 純米吟醸」

近江の銘酒「喜楽長 三方良し 純米吟醸」

出典:kirakucho.jp

天文年間創業で460年余りの歴史を有するのが、滋賀県東近江市で「喜楽長」を醸造する喜多酒造株式会社です。能登流の杜氏にこだわった「喜楽長」という銘柄のお酒は、喜びと楽しみが長く続くとも、喜び楽しく酒を飲みながら長生きするとも読める良い名前のお酒です。今回ご紹介する「喜楽長 三方良し 純米吟醸」は、日本晴(にほんばれ)山田錦(やまだにしき)65%精米し、自社培養酵母を使用し鈴鹿山系の伏流水で醸造した純米酒です。アルコール度数は17度、日本酒度 + 4.6、酸度 1.6の優しい味わいのお酒に仕上がっています。例年、蔵元でも完売してしまう人気の日本酒です。

基本データ

蔵元:喜多酒造株式会社

所在地:東近江市地田町1129

電話番号:0748-22-2505

醸造銘柄:「喜楽長」

近江の銘酒「七本鎗 特別純米」

近江の銘酒「七本鎗 特別純米」

出典:酒やの鍵本

豊臣秀吉と柴田勝家が織田家の跡目を争った、天下分け目の古戦場跡賤ヶ岳に近い、北国街道の宿場町木之本にあるのが冨田酒有限式会社です。天文年間創業で460有余年の歴史を刻む銘酒「七本鎗」の蔵元。今回ご紹介するのは、「七本鎗 特別純米」という七本槍の中でも限定醸造されたお酒です。「七本鎗 特別純米」には、精米歩合60%された減農薬栽培された玉栄と1701号酵母という吟醸系の酵母が使用されています。“若干香りが高く、しかししっかりと旨味もあり、酸のバランスも良いタイプ”だと蔵元が往っているように、アルコール度 15度、日本酒度 +4、酸 度 1.7と辛口タイプに仕上がっている特別純米酒です。

基本データ

蔵元:冨田酒有限式会社

所在地:長浜市木之本町木之本1107

電話番号:0749-82-2013

醸造銘柄:「七本鎗」

近江の銘酒「笑四季 純米大吟醸 吟吹雪 赤い糸」

近江の銘酒「笑四季 純米大吟醸 吟吹雪 赤い糸」

出典:酒泉洞堀一

東海道の第五十番宿場として栄えた滋賀県甲賀市水口にある笑四季酒造は、1892年(明治25年)の創業。歴史があるだけでなく、新しいタイプの日本酒を醸造する蔵元として、注目を集める人気上昇中の酒造です。甘口のお酒にこだわり、従来にない新しい醸造法い取り組んでいます。今回ご紹介する「笑四季 純米大吟醸 吟吹雪 赤い糸」は、滋賀県産の「吟吹雪」を50%精米し、水の代わりに酒で仕込んだ貴醸酒(きじょうしゅ)と呼ばれるタイプのお酒です。酒母として、オシロイバナの花酵母を使用していて、甘い芳香がただよい、甘味と甘酸っぱさが感じられる仕上がりに醸造されています。

基本データ

蔵元:笑四季酒造

所在地:滋賀県甲賀市水口町本町1丁目7−8

電話番号:0748-62-0007

醸造銘柄:「笑四季」

近江の銘酒「純米無濾過生原酒近江藤兵衛」

近江の銘酒「純米無濾過生原酒近江藤兵衛」

出典:タカツ酒店

滋賀県東近江市神郷町に蔵元増本藤兵衛酒造場があります。明治初年の創業で、少量を吟味して醸す旨い酒の醸造元として定評があります。今回ご紹介する日本酒は、増本藤兵衛酒造場の代表銘柄である「近江藤兵衛」(おうみとうべえ)です。「純米無濾過生原酒近江藤兵衛」の藤兵衛とは、初代創業者の名前です。純米無濾過生原酒近江藤兵衛は、酒米として滋賀県産吟吹雪を精米歩合60%に精米し、鈴鹿山系の伏流水で醸し出したお酒です。アルコール度数17.8度、日本酒度:+4.5の純米無濾過生原酒は、味に幅と丸みが感じられ、適度に酸が味わえる仕上がりとなっています。

基本データ

蔵元:増本藤兵衛酒造場

所在地:東近江市神郷町1019

電話番号:0748-42-0129

醸造銘柄:「近江藤兵衛」「薄桜」

近江の銘酒「長寿金亀 白80 純米 生原酒」

近江の銘酒「長寿金亀 白80 純米 生原酒」

出典:近江の地酒 はしもとや

良質の近江米の産地であり、鈴鹿山系の豊富な名水が湧く滋賀県犬上郡豊郷町に蔵元岡村本家があります。安政元年(1854年)の創業で、160有余年続く「長寿金亀」お蔵元です。ここでご紹介するのは、「長寿金亀 白80 純米 生原酒」。玄米に近い精米歩合80%の酒米を使用し、お米の旨味と香りを残しているのが特長です。原料米として近江米を100%使用していて、アルコール度 16度~17度、今までにない酸味が高い濃厚甘口タイプのお酒に仕上がっています。純米酒の生原酒は、搾ったお酒を素濾過直後に瓶詰めした限定酒です。

基本データ

蔵元:株式会社岡村本家

所在地:滋賀県犬上郡豊郷町吉田100

電話番号:0749-35-2538

醸造銘柄:「長寿金亀」、「黒松金亀」、「大星」

近江の銘酒「萩乃露 吟醸純米」

近江の銘酒「萩乃露 吟醸純米」

出典:酒泉洞堀一

近江高島の大自然の中で寛延年間 (1748年~1751年)から蔵元を続ける株式会社福井弥平商店の「萩乃露 吟醸純米」をご紹介します。「萩乃露 吟醸純米」は福井弥平商店の看板酒で、精米歩合55%の酒米山田錦を使用していて、アルコール度 15度~16度、果実の香りがかすかに漂うほんのりとした甘口の吟醸純米に仕上がっています。どのタイプの食事とも良く合うといわれています。酒米山田錦は、滋賀県では収穫量が多い酒造好適米の代表ともいわれる酒米です。

基本データ

蔵元:株式会社福井弥平商店

所在地:滋賀県高島市勝野1387-1

電話番号:0740-36-1011

醸造銘柄:「萩乃露」、「至福」、「里山」、「芳弥」、「雨垂れ石を穿つ」、「今朝しぼり」

近江の銘酒「大治郎 うすにごり 迷酒」

近江の銘酒「大治郎 うすにごり 迷酒」

出典:半田酒店

最後に滋賀県東近江市小脇町にある畑酒造有限会社の「大治郎 うすにごり 迷酒」をご紹介します。畑酒造有限会社は、1914年(大正3年)創業の蔵元です。もともと「喜量能」(きりょうよし)という銘柄のお酒を醸造していましたが、無濾過の原酒 「大治郎」を完成させました。地元産米精米歩合55%の山田錦を使用し、酵母の金沢14号で醸造しています。アルコール度17.5度、日本酒度:+4、酸度:2.0という力強さと旨味を持つ原酒の「大治郎 うすにごり 迷酒」を試してみてください。

基本データ

蔵元:畑酒造有限会社

所在地:東近江市小脇町1410番地

電話番号:0748-22-0332

醸造銘柄:「大治郎」、「喜量能」(きりょうよし)

近江の銘酒を呑んでみよう

近江の銘酒として、湖南地域、湖東地域、湖北地域、湖西地域の銘酒をご紹介しました。蔵元によっては、オンラインショップを出店しているところもあります。各地域の地酒専門店で入手可能な銘柄もあります。ぜひ、滋賀県の銘酒をお楽しみください。