関西LOVERS

淡路島の七福神めぐり特集

2016年01月07日(木)/兵庫


国生みの神話で知られ、神々が最初につくり出したとされる歴史とロマンの島、淡路島。
島内には大黒様やえびす様などの七福神をお祀りするお寺が点在し、島自体が七福神を乗せた大きな宝船といえるでしょう。
そんな淡路島に、貴方も福を授かりに訪れてみませんか?

◆七福神めぐりについて

七福神めぐりは、どのお寺から始めても構いません。
普通に参拝だけして回られても良いのですが、ここでは有料の特典付きプランをご紹介します。
七か所あるお寺のうち、最初に行ったお寺で奉納金1400円(各寺200円)を納めると、各お寺でご祈願や法話、ご本尊の拝観などができたり各寺の参拝記念のおみやげがもらえ、七福神すべてを回ると、最後のお寺で吉兆福笹が戴けます。
福笹の中には福券が入っていて、二度目の参拝に行くと福券と引き換えにその年の干支が描かれた色紙がもらえます。
また、「淡路島七福神宝印帳」2800円(印代込み)を購入してお寺をめぐれば、各お寺で日付印を捺してもらえます。

◎お問い合わせ
淡路島七福神霊場会事務局(八浄寺)
電話:0799-65-0026

尚、淡路島には鉄道が無く、移動手段は車・バイクなどの他、バスやタクシー利用となります。
鳴戸タクシーでは「七福神タクシー」を運行しています。
鳴戸タクシー(株)
電話:0799-52-0298

◎淡路島へのアクセスガイド

七福神まっぷ

出典:http://www.awaji-web.com/

◆大黒天/八浄寺

八浄寺

出典:https://haveagood.holiday/

「裕福の神」「台所の神」「商売繁盛」
八浄寺(はちじょうじ)は応永年間(1394~1428)に創建と伝えられる淡路七福神二番霊場で、宿坊でもあります。
本堂には高さ2メートルという大きな大黒様が安置されており、境内に建つ朱塗りの「瑜祇七福宝塔」が目にも鮮やかです。
大黒様といえば頭には頭巾を被り、大きな袋と打出の小槌を持ち、二つの米俵の上に立っていますよね。
頭巾には上を見ないという謙虚さを表し、袋の中には七宝が入っているといわれ、寿命、人望、清麗、大量(度量が大きいこ
と)、威光、裕福、愛嬌の七つの精神的な宝だそうです。
一説では、金、銀、珊瑚などの物質的な宝だとも言われています。
打ち出の小槌の「槌」は「土」を意味し、米や野菜、資源などを生み出す「大地」のことだといいます。
また、“怠け心”“よこしまな心”“邪悪な心”などの人が抱える迷いを、小槌を打ち振って 晴らします。
大黒様が乗る二つの俵は、“二表で満足する”という、欲のない清廉さを表しています。

八浄寺
住所:淡路市佐野834
電話:0799-65-0026
拝観時間:七福人めぐり8:00頃~17:00頃まで(お参りは24時
間可能)
あわじナビ・八浄寺

◆寿老人/宝生寺

宝生寺

出典:http://www.awajishima-kanko.jp/

「長命、富財、与宝、諸病平癒の神」
宝生寺(ほうしょうじ)は天平十三年(740)、聖武天皇の勅命を受けた僧行基が開基したお寺で、本堂に長寿の神様である寿老人を祀る淡路七福神六番霊場です。
境内にある「長寿橋」を渡れば、10年寿命が延びるといわれており、参拝の後に戴けるお茶を飲むと、更に10年長生きができ
るとされています。
寿老人は長い頭と長い白髭の仙人の姿をしていて、1500年の長寿を全うしたとされています。
手に若さのシンボルである桃と巻物を括り付けた杖を持ち、長寿のシンボルである従者の牡鹿を伴っています。

宝生寺
住所:淡路市里326
電話:0799-62-2905
拝観時間:七福神めぐり8時~17時(お参りは24時間可能)
あわじナビ・宝生寺

◆毘沙門天/覚住寺

覚住寺

出典:http://jp.worldmapz.com/

「智恵と勇気の神」「勝負事、金運に御利益」
覚住寺(かくじゅうじ)は、推古天皇(592)の頃に聖徳太子の勅詔によって創建されたと伝えられるお寺で、淡路島最古の寺の
一つ。毘沙門天を祀る淡路七福神三番霊場です。
毘沙門天は甲冑に身を包み、眉尻のキッと上った怖い顔をしており、七福神の中でも異彩を放っています。
手に悪霊を退散させ財宝を与える槍(宝棒)と、宝塔を持ち、甲冑は悪行煩悩を抑えつけ、魔を祓います。

住所:南あわじ市神代社家343
電話:0799-42-0436
拝観時間:時間:8時~17時(お参りは24時間可能)
あわじナビ・覚住寺

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◆恵美酒神/万福寺

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出典:http://shikokureijyou88.blog62.fc2.com

「律儀の神」「交易の神」「海上交通安全、漁業守護、商売繁盛、無病息災、子孫長久などのご利益」
万福寺(まんぷくじ)は宝亀年間(770~781)の創建で、淳仁天皇の陵墓を守護する僧侶の宿坊として開かれました。
こちらの寺では「恵美酒」と書きますが、えびす様を祀る淡路七福神一番霊場で、本堂には日本一の大きさという木造のえび
す像が安置されています。
えびす様が抱えている鯛は「めでたい」のたいで、「芽出る」という意味があり、物事の良い“兆し”を表します。
右手の釣竿から垂れる一筋の糸は、礼儀を重んじ人間らしく一筋に生きろとの意味が込められています。
満面の笑みを湛えたふくよかな「えびす顔」で知られ、関西では「えべっさん」の愛称で親しまれています。

住所:南あわじ市賀集鍛冶屋87-1
電話:0799-54-0244
拝観時間:8:00~17:00(お参りは24時間可能)
あわじナビ・万福寺

◆布袋尊/護国寺

護国寺

出典:http://www.awaji-web.com/

「家内安全、夫婦円満、無病息災、千客万来などのご利益」
護国寺は京都の石清水八幡宮を開いた行教上人によって開創されたとされる古刹で、平安時代後期の作とされる本尊の胎蔵大日如来座像は、国の重要文化財に指定されています。
寺院内には布袋尊も祀られており、一般には七福神七番霊場としての方が知られています。
布袋尊は七福神の中で唯一実在の人物が元になっており、唐の時代の禅僧がそのモデルといわれています。
背は低く、小太りの体型に太鼓腹。いつも布の袋を背負っていることから「布袋」という俗称で呼ばれました。
寺に住むわけでもなく放浪し、食べ物を施されると少しだけ食べ、残りは袋にしまっておいたそうです。
また、この袋は「堪忍袋」ともいわれ、度量の大きさを表しています。
吉凶や天候などを占い、予知能力があったとされ、弥勒菩薩の化身とも称されたようです。
そのふくよかな身体と優しいお顔、おだやかな人格など、その楽観的な布袋和尚の生き方が「福」の象徴とされたのでしょう。

住所:南あわじ市賀集八幡732
電話:0799-54-0259
参拝時間:8:00~17:00(お参りは24時間可能)
あわじナビ・護国寺

◆福禄寿/長林寺

長林寺

出典:http://www.homemate-research-tour.com/

「大望成就の神」「幸福・財宝・人徳・長寿の神」
長林寺は天平9年(737)に僧行基が創建した寺で、延喜元年には菅原道真が九州に赴く際に参詣したとされ、淡路島出身の高田屋嘉兵衛の菩提寺でもあります。
境内には淡路島特産のいぶし瓦で作られた福禄寿を祀る、淡路七福神五番霊場です。
福禄寿は古代中国の道教の神で、道教において希求される「福(子孫繁栄)」「禄(財産)」「寿(健康長寿)」の三徳を具現化し
たものとされます。また、南極星の化身ともいわれています。
背は低く、異様に長い頭で長い白髭を蓄え、手には宝珠を持ち、お経の巻物を結んだ杖をつく仙人の姿をしており、長寿のシンボルである鶴や亀を伴います。

住所:洲本市五色町都志万歳975
電話:0799-33-0121
参拝時間:8:00~17:00(お参りは24時間可能)

あわじナビ・長林寺

◆弁財天/智禅寺

智禅寺

出典:http://odekake.zaq.ne.jp

「智恵の神」「水の神」「芸術の神」「財運、商売繁盛、幸運などのご利益」
智禅寺(ちぜんじ)は、所蔵している寺宝の大般若経に観応2年(1351)の銘がある歴史ある寺院で、大日如来像を安置する修験道場として開かれました。
七福神の中で、唯一の女神である弁財天を祀る淡路七福神四番霊場です。
弁財天は、元はヒンズー教の水の神だったとされ、河川が大地にもたらす水の恵みから豊穣の女神でもあり、更にせせらぎな
どの川の流れる音を音楽と捉え、音楽の女神にもなりました。
弁財天は琵琶を抱えたお馴染みの姿とは別に、一面八臂(いちめんはっぴ)という腕が八本ある像もあり、智禅寺の弁天様は
後者です。
その手に宝珠や宝刀、宝弓などを持ち、人々に弁舌や智恵、財宝、延命を授け、呪術や邪気、病気や争いなどから遠ざけるとされています。

智禅寺
住所:淡路市草香436
電話:0799-86-1472
拝観時間:8:00~17:00(お参りは24時間可能)
あわじナビ・智禅寺

車なら、淡路島を一周しても一日で回れます。
ドライブがてら一度にすべての七福神をめぐってもいいですし、毎年一ヶ所ずつ訪れるのもいいでしょう。
各寺で手に入れられる可愛くて縁起のいい、七福神グッズを集めるのも楽しみのひとつです。

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