北海道LOVERS

魅力はパウダースノーだけじゃない!?ニセコは夏こそ行くべき!

2018年04月15日(日)/小樽・ルスツ・ニセコ


パウダースノーとして人気を誇るニセコ

ニセコ冬山

出典:Niseko United

札幌からも2時間という好立地のリゾート、ニセコといえば今や国際的なスキーリゾートになり、特にその雪質は「パウダースノー」として世界各国のスキーヤー、スノーボーダーに知られています。毎年冬にはオーストラリア人をはじめとした外国人が多く訪れることとなったニセコ。冬は英語が飛び交いまるで外国のような雰囲気になり、海外旅行にでも行ったかのようです。そんな冬のニセコは英語を勉強したい日本人の学生がリゾートバイトをしたり、外国人ワーキングホリデーに混じって国際交流をしたり、国内にいながら生の英語が勉強できる場所として日本人の若者を引きつけています。しかし単純に自然の中でアクティビティを楽しみたい、スキー、スノーボードには興味がない、外国人とも触れ合いたいけど英語なんかしゃべれない、ごちゃごちゃしたところは苦手、ついでに夏の暑さも苦手…そんな人にはぜひ「夏のニセコ」をオススメします。夏こそニセコが最も楽しめる季節だと言っていいでしょう。

夏のニセコの魅力

羊蹄山

出典:GAZOO.com

ところで外国人スキー、スノーボード客が冬に最も多く訪れ、素敵なホテルやコンドミニアムが立ち並び、最も不動産投資が盛んな「ニセコ」があるのは「ニセコ町」でないのはご存知でしょうか。外国人に「Niseko」として知られているのは、ニセコ町のお隣、倶知安町(くっちゃんちょう)の一部の地域なのです。しかしながらニセコ町にもヒルトンニセコビレッジのようなグレードの高いホテルを中心としたスキーリゾート、それ以外のコンドミニアムを中心としたスキーリゾートはあります。そして夏のアクティビティが行われる地域の範囲はさらに広がります。何が言いたいかというと、「ニセコ」は蝦夷富士とも呼ばれる美しい山、「羊蹄山(ようていざん)」を臨むいくつもの町がつくり上げている地域だということです。

ニセコリゾート

出典:倶知安観光協会

冬は国際的スキーリゾート、夏はラフティング等アウトドアアクティビティの聖地になる倶知安町、環境に配慮した農業と観光が共存するニセコ町、お米の品質は北海道内でも一二を争う蘭越町(らんこしちょう)、海に面し美味しい海産物が楽しめる岩内町(いわないちょう)や寿都町(すっつちょう)などなど。ニセコは山も海も川も、農産物も海産物も、アクティブもリラックスも、なんでも、どんな風にも楽しめるオールマイティな地域なのです。そしてそんなオールマイティさが楽しめるのは、何を隠そう夏なのです。

アウトドア

NACラフティング

出典:ラフティング – NAC Niseko Adventure Centre

では、夏のニセコで何が楽しめるのかというところですが、まずはアウトドア。アウトドアは主にラフティングのようなアクティビティ、ゆっくりと自然や歴史を楽しむフットパス(自然を楽しみながら歩く道のこと)、そしてキャンプなどがあります。アウトドアアクティビティなら、元祖はニセコアドベンチャーセンター(NAC)です。ここの代表の方がニセコにアウトドア観光を定着させたと言っても過言ではありません。ラフティングだけではなくカヤック、サップ、ダッキー、インドアクライミングなど常に新しい仕掛けを考え進化し続ける老舗でアウトドアクティビティを楽しんでみてはいかがでしょうか。

Niseko Adventure Center(NAC)ニセコアドベンチャーセンター

HPアドレス:http://www.nacadventures.jp/about

住所: 北海道虻田郡倶知安町字山田179-53

電話番号: 0136-23-2093

フットパス

ニセコフットパス
出典:www17.plala.or.jp

お次はフットパス。ゆっくりと歩きながら地域を楽しむならこれに尽きます。ニセコ町は何を隠そう国語の教科書にも載る作家、有島武郎ゆかりの地です。そしてそんなニセコのフットパスルートは、有島武郎の足跡をたどるルートを含め3つあり、「文学・歴史の散歩道」、「自然と歴史の道」、「開拓・歴史を想う道」のそれぞれに違った楽しみがあります。羊蹄山やニセコアンヌプリ連邦の眺め、有島武郎の小説ゆかりの場所、森林や開拓期に建てられた神社、3500年前の遺跡がある場所、田園風景などをめぐるルートを楽しんで見てはいかがでしょうか。

ニセコフットパス協会

HPアドレス:http://www17.plala.or.jp/nisekopath/

キャンプ

サヒナキャンプ場
出典:ニセコサヒナキャンプ場

そしてキャンプ。キャンプ場は北海道に数多くあり、少し歩けばキャンプ場に当たると言ってもいいほどではないでしょうか。しかしその中でも「ニセコサヒナキャンプ場」は全国のキャンプ場ランキングの上位にが入るほどのキャンプ場で、経営者の理想がたくさん詰まったセルフビルドの素晴らしいキャンプ場です。キャンプ場ではBBQや花火などルールを守って、大自然の中でアウトドアを楽しんでみてはいかがでしょうか。

ニセコサヒナキャンプ場

HPアドレス:http://sahina-camp.com

住所: 北海道磯谷郡蘭越町字湯里224-19

電話番号: 0136-58-3465

高橋牧場ニセコミルク工房

高橋牧場
出典:ニセコ高橋牧場

アウトドアの次はやっぱり食でしょうか。ニセコには、ご当地ならではの食の楽しみがあります。まずご紹介するのは高橋牧場ニセコミルク工房です。ここは「牛飼い」としてできること=牛乳の美味しさを知ってもらうこと、という牧場主の「牛飼い」としてのプライドと愛が詰まったお店です。ここのソフトクリームは絶品で、それ以外にも飲むヨーグルトやチーズなどもとても美味しく毎年夏には行列ができるほどの人気店になっています。敷地内にはプラティーヴォというレストランもあり、ランチに野菜ビュッフェが楽しめるこのお店も連日行列が絶えないほどの人気です。

ニセコ高橋牧場

HPアドレス:http://www.niseko-takahashi.jp

住所:北海道虻田郡ニセコ町曽我888-1

電話番号: 0136-44-3734

ニセコのオーガニックワイン

ニセコワイナリー

出典:yoteigreenbusiness.com

意外に思われるかもしれませんが、最近注目を集めているのはニセコのオーガニックワインです。地球温暖化が原因か近年北海道ではワインづくりが盛んで、各地域に経営者のこだわりが詰まったワイナリーが続々とオープンしています。その中でもニセコワイナリーのワインは、「環境に配慮したオーガニックでやりたい!」という経営者のこだわりが詰まったスパークリングワインになっています。地域の人たちの手伝いにより完成した手間暇かけられたワイン、ぜひ一度は味わってみてください。

ニセコワイナリー(羊蹄グリーンビジネス)

HPアドレス: http://yoteigreenbusiness.com

住所:北海道虻田郡ニセコ町近藤

電話番号: 0136-44-3099

マルベリー

漁業体験
出典:sahina-mulberry.blogspot.com

最近の観光は単に食べたり飲んだり遊んだりするだけではなく、地域を体験するという体験観光も盛んになっています。ニセコには海も山も川も一通りありますが、そんな地域の色々な産業体験ができる場所があるんです。マルベリーという会社は主に修学旅行生の地域産業体験を受け入れていますが、夏に限りニセコに滞在する一般向けに、ニセコの自然の恵みを体験してもらおうという企画もあります。こちらの経営者も「観光は地域に根ざしたもの、地域文化を伝えるものでなくてはならない。」という熱い思いを持っており、これまで紹介した牧場やワイナリーの方々同様、ニセコには多くの熱い想いを持った人たちがいるのがわかるでしょう。

マルベリー

HPアドレス:http://mulberry-niseko.com

住所:北海道磯谷郡蘭越町字湯里224-19(ニセコサヒナキャンプ場内)

電話番号:0136-58-3388

ニセコビュープラザ

道の駅ニセコビュープラザ

出典:未知倶楽部

そして羊蹄山を望む道の駅「ニセコビュープラザ」は全国道の駅ランキングで常に上位にいるほど魅力な道の駅で、約60もの農家さんが毎日こだわり野菜を届けてくれる産直コーナーから、手作りジャムやパンなどがある加工品コーナー、軽食のスタンドショップなどが揃っています。ちなみに加工品コーナーには先ほどご紹介した高橋牧場の飲むヨーグルトやチーズの他に、ニセコ界隈で有名な石窯パン屋のパンがあります。またニセコワイナリーのスパークリングワインはここでしか手に入りません(ただし毎年夏にリリースされ秋には売り切れるとのことですが)。

サマーキャンプ

ニセコサマーキャンプ

出典:Experience Niseko

そしてお子さんを小さなうちから英語や自然に触れ合わせたいのであれば、ハワイやカナダ、オーストラリアに行かなくともここニセコで実現できます。ニセコにはインターナショナルスクールがありますので、そこでのサマーキャンプはいかがでしょうか。費用も海外に出るより安くすみますし、なんといってもニセコは基本的には日本語が通じる日本にありますし、そんな中でも外国人が多い環境のため、異文化と触れ合うことのできるいいとこ取りの環境です。ここ以外にもニセコで英語と自然体験を組み合わせたアクティビティを行っている団体があるので探してみてはいかがでしょうか。

ニセコ番外編

ニセコ中央倉庫群

出典:Twitter

ニセコの番外編です。ニセコと呼ばれる地域は後志(しりべし)という地域にありますが、そんな後志の魅了をゆるーく発信している女性たちがいるそう。彼女たちが立ち上げたのは「後志女子会」。通称「しりじょ」とは面白いネーミングですよね。元気な女性たちが自分たちのできる範囲で、後志の山、海、それ以外の魅力をフェイスブックなどで発信しています。そのメンバーの一人は、ニセコ町の駅前にあるでんぷん工場を改装してつくられた「ニセコ中央倉庫群」の館長です。そこでは時々面白い地域イベントを行っているので、ぜひのぞいてみるのもいいでしょう。

このように個性豊かな人たちがつくり上げているニセコという地域。そんなニセコだからこそ他の地域にはない魅力があるのではないでしょうか。冬だけでなく夏の楽しみもあるニセコ、そんなニセコをぜひ通年で楽しんでみてください。