北海道LOVERS

北見のハッカの魅力を探る

2016年09月17日(土)/網走・北見・知床


ハッカ

皆さんはハッカにどんなイメージを持っていますか?

筆者の周りでは
「サクマドロップの嫌われ者」
「歯磨き粉のスースーするやつ」
「そもそもハッカとミントって同じなの?」
といった声が多いように思います。
今回は知れば知るほど便利なハッカの魅力をご紹介したいと思います。

ハッカと北見の古―い関係

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出典:www.kitamihakka.jp
(※写真は北見ハッカ記念館)

そもそもハッカは今から2000年以上前に中国から日本へ伝わってきた植物で、平安時代には貴族の食卓に上ったり、京都の宇治近辺でお茶より早く栽培されていたこともあるそうです。
北海道には明治時代半ばに伝わってきましたが、北海道を開拓した屯田兵の入植時には北見地方には既に野生種が存在していました。それを見た人がハッカの苗を持ち込み、この地域一帯で大規模な栽培を始めたことが北見のハッカの歴史の始まりです。
もともと北見地方の気候がハッカの栽培に適していたことに加え、ハッカを蒸留するために開発された蒸留釜がほかの作物にも利用できたことで国内外から発注が殺到し、地元経済の発展に大きく貢献したことでさらにハッカ産業への投資が盛んに行われるようになりました。

ハッカ
こうして勢いを増したハッカ産業は海外へ輸出が始まるころには世界シェア70を誇り、北見は「ハッカの生産量世界一の町」として世界にその名を知られるようになりました。
しかし、そんな北見のハッカ産業も戦後の輸入自由化や合成ハッカの台頭により徐々に衰退していきます。
そこで、「もう一度北見をハッカで盛り上げたい!」と会社を興したのが筆者の祖父であり、その会社が北見ハッカ通商です。
そして、創業から30年余り経った現在、日本全国の北海道物産展での出店や和製ハッカの契約栽培、道内企業とタイアップした商品開発など、さまざまなアプローチで再び「北見のハッカ」を国内外に広めています。

ハッカはオールラウンダー

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次は「ミントとハッカって別物?そもそも食べ物なのか何なのか」という点についてお話していきます。
まず呼び名に関して言えば、ハッカ(薄荷)は和名・ミント(mint)は洋名、つまり同じものです。
ただその中でも和種・洋種など様々な品種があり、用途に応じて葉のまま・精油・結晶と形状を変えて利用できるため使い道も様々ですが、代表的な使用例としては以下のようなものが挙げられます。

  • 食料品(飴・ガム・リキュールなど)
  • 医療品(湿布・胃腸薬・鎮痛剤・目薬など)
  • 生活雑貨(虫除けスプレー・アロマオイル・せっけんなど)

実際にO-157が流行した時期には、その殺菌効果を多くのメディアに取り上げられたこともありましたが、このようにあらゆるジャンルで重宝されるのは、ハッカにリラックス効果や殺菌功果・虫除け効果などがあるからです。

天然由来のオイルなので、小さいお子さんや薬を避けたい妊婦さんも使える安全性もうれしいポイントですね。

ほかにも活用方法はたくさんありますが、こうしてハッカは様々なシーンで私たちの生活に溶け込んでいるといえるでしょう。

実は美容のプロたちの御用達アイテム!

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とはいえ、「実際ハッカのオイルなんて自分ではどう使っていいかわからないし、ほんとにそんないいものなの?」と思う方もいらっしゃるかと思います。

これまでもたくさんのメディアに取り上げられてきた北見ハッカ通商のハッカ油ですが、実は芸能界にも愛用者が多く、平子理沙さん・スザンヌさん・美容研究家の佐伯チズさんをはじめ、メイクアップアーティストなど美容のプロたちのお墨付きをもらっているんです!

彼女たちの使い方を少しご紹介すると

  • ディフューザーにオイルを数滴垂らしてアロマオイルとして使う
  • マスクに一吹きして花粉の時期に鼻どおりをよくする
  • 眠気覚ましにごく少量をこめかみに塗る

などなど、使い方は人それぞれのようです。

まだ使ったことのない方はぜひ一度お試ししてみてくださいね!

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写真の提供元:北見ハッカ通商