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北海道の野生動物について

2016年06月05日(日)/北海道全エリア


今回は北海道に生息している野生動物に関して、ご紹介いたします。
今現在も、野生動物保護がうまくいかず、人間と動物との共生は実現しておりません。
動物にも優しい世の中でありたいと思い、執筆いたしました。

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☆野生動物が現れるところ

キツネ

北海道では、野生のキツネやシカに出会う機会に恵まれています。
緑が豊なところであれば、山奥へ行かずともキツネやシカに遭遇することがあります。

鹿

きつね

時には、道路わきにキツネがいて人を驚かせたり、和ませたりしてくれます。テレビでも、東京など都会から北海道を旅しに来た人たちがキツネやシカに遭遇して大興奮している場面をよく目にしますよね。
そんな中で、問題点もあるようです。
例えば、高速道路に野生動物が侵入することによる交通障害があります。
道外からの旅行客は、そんな場面に出くわした時、改めて北海道と野生動物について考えさせられることでしょう。

この事からも、北海道は、野生動物が暮らすための環境が完全に整ったところではないということがわかります。

しかし、私たち道民にとっては、このようなことはあまり珍しいことではないのです。

例えば、札幌からほど近い山沿いでは、クマが降りてきて周辺の人々を驚かせたことがあります。
また、札幌市上空では、時折カモメの姿を目撃することがあります。
これは、札幌から近い場所にある海から渡ってきたものであり、その頻度も多いため驚く人はそう多くはないようです。

この他にも、「サギ」や「カモ」を目にすることがあります。特に、田んぼや畑、川などで多く見かけます。
更に、上空をvの字になって渡る白鳥たち。白鳥たちの声を聞くことで、春を感じたりする方もいるのではないでしょうか。
そんな白鳥たちはよく田んぼや海辺でエサを食べ、羽休めをしています。
そんな光景をカメラに収めました。

白鳥

☆北海道で最も野生動物が多く見られる場所

北海道で最も野生動物が多く見られる場所・・それは知床です。

知床ルート
知床といえば、「世界遺産」に登録されたところとして知られていますね。
札幌から車で6時間以上もかかる場所です。

そんな知床は、北海道の魅力を全て凝縮したようなところ。豊な緑と海、そして山・川・滝など魅了させられる場所がたくさんあります。

知床5湖
そのため、全国放送で紹介されることも多く、たくさんの人が「一度は知床に行ってみたい」そう思っていることと思います。

同時に、知床にはたくさんのクマが生息していることでも知られています。従って日によっては、クマ出没中につき観光ができないという場所もあります。

クマは恐れ多いものという認識はあるとは思うのですが、そのクマを人目見ようと、はるばる遠くから訪れた人たちもいます。そのような人達のために用意されているのが、クマを見るためのクルージング。

何故かというと、クマたちは、人が立ち入れないような海沿いにいる事が多いのです。だから、運が良ければこのようなツアーでヒグマをみることもできるのです。

一方で、知床では、野生のヒグマを道路沿いで見かけることもあります。
特に、早朝はヒグマが活発に動きまわっており、車を走らせている時に、親子グマに遭遇することもあります。しかし、いざ遭遇すると命の危機でもあることから、上述したクルージングが推奨されるというわけです。

話は逸れましたが、知床にいるのは、何もヒグマだけではありません。知床のクルージングではイルカやクジラ、シャチなどにも出会えることもあります。

イルカ

イルカ

出典: cbx400fk2.exblog.jp(※画像はイメージ)
もちろん、イルカやクジラ、シャチなどは海沿いではなく、少し奥までクルージングする必要があります。
波が荒い時は、船酔い予防のため、酔い止めを飲むと良いでしょう。

さらに、波が穏やかな時は珍しい海鳥たち、季節によっては他の野生動物と出会えることもあります。この他、知床にはオジロワシやオオワシ、シマフクロウといった珍しい鳥たちもいます。

このような経緯から、動物がお好きな方は一度知床クルージングを体験してみると良いと思います。

オジロワシ

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シマフクロウ

フクロウ

探し出すのは簡単ではありませんが、オジロワシは白っぽい古木のてっぺんに止っている事が多いので、根気よく探してみると出会うことができます。
双眼鏡などがあると便利です。

海辺でもオジロワシを発見することができました。

オジロワシ

最後に、お願い!

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このように、知床は北海道の中で最もたくさんの野生動物に出会えるチャンスに恵まれた場所です。
しかし、私たちは野生動物に遭遇した時、絶対に忘れてはいけないことがあります。

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1つには「餌付けをしない」そして、「ゴミは捨てない」、「野生動物を脅かすような大声を出さない」、「安易に近づかない」ということです。
残念なことに、知床では観光客によるゴミのポイ捨てや、野生動物への餌付けが後を絶ちません。
そのことにより、野生のクマが人に慣れてしまい、エサを求めて寄ってくるという問題が起きています。
最悪は、クマが射殺されてしまうこともあるのです。
知床で人間とクマが共存していくためには、クマは野生で生きなければなりません。
私たちは、興味本位で野生動物を見たいがためにこの野生環境の循環を乱してはならないのです。
知床の山から流れる水は、豊な栄養となって海へと届き、海の生き物たちが成長します。
そして、海の生き物を摂って生きる動物は、それによって生き延びます。
これと同じように、知床の山、空でたくさんの野生動物たちが生きているのです。
知床は、このように「自然環境の循環」について深く考えさせられる場所です。
知床の壮大な自然環境に感動する人はたくさんいます。
この感動をこれから先、末長く受け継いでいくためには観光客の方々にも上記の点を守ってほしいと思います。

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