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北海道民に愛される乳酸飲料カツゲンの魅力に迫る

2016年04月16日(土)/北海道全エリア


道民に愛される飲み物の一つに「カツゲン」があります。おそらくカツゲンを知らない方はいないでしょう。しかし、いざ観光客で来られた皆様にカツゲンって何?って聞かれたときにちゃんと答えられる人は少ないかと思われます。

そこで、カツゲンの概要からカツゲンに関する豆知識など今回は幅広くご紹介させていただきます。

カツゲン=乳酸菌飲料

カツゲン

出典:omoiomoi.com

カツゲンの正式名称は「ソフトカツゲン」です。ただここでは便宜的にカツゲンと呼ばせていただきます。

カツゲンを一言で説明すると乳酸菌飲料。乳酸菌飲料というと皆様は何を思い浮かべますでしょうか。筆者はヤクルト、カルピス、コーラスウォーターを思い浮かべます。さらに言えば、ピルクル、アンバサなどなど。

ヤクルト

出典:yogurt.hatenablog.com

いざ思い浮かべてみると世の中に乳酸菌飲料ってたくさん種類ありますね。この背景には近年の健康ブームがあり、乳酸菌を体に入れることは体に良いという認識があります。では、乳酸菌を体に入れるとどのような効用があるのでしょうか。

一般的に言われているのが、整腸作用。つまり、お通じが良くなるとのこと。しかし、近年では大腸の病気の予防やインフルエンザ予防やアレルギーの緩和作用もあると言われております。特に後者は腸管には全体の約6割にあたる免疫細胞が集中していることからそれらの免疫細胞を活性化することで病気にかかりにくくなるのだそう。

このように考えてみると、乳酸菌飲料を飲むのはメリットが多いですね。しかし、デメリットも同時にあり、例えば糖質過多や(コンビニで市販の飲み物はほぼすべてそうだと言えますが)添加物摂取による副次作用などが挙げられます。

では、種類の豊富な乳酸菌飲料の中でカツゲンはどのような特徴をもって、なぜ道民に愛される飲み物になったのでしょうか。とその前に、まずカツゲンはどのようにして生まれたのかを簡単にご説明いたします。

カツゲンはどのようにして生まれたのか?

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出典:ニュースウォーカ

カツゲンの販売元は雪印メグミルクです。しかし、カツゲンが生まれたときは雪印メグミルクの全身である北海道製酪販売組合連合会にまで時を遡ります。時は1956年10月。

そもそも生まれた経緯としては、第2次世界大戦時に中国中央部に駐屯している軍人(兵士)用に栄養を送るためでした。時は1938年、当初の販売名称は「活素(かつもと)」でした。この名称の由来は「勝つ」、「素」は「牛乳の素」の意味です。そして驚くことなかれ、最初に製造元は上海だったのです。

どうやって上海で製造してたのかというと、北海道産の原液を上海の製造工場で輸入し、希釈したうえで砂糖を大量に入れることで実現していたとのこと。なので、味は今よりも濃く、当時は瓶入りでした。

普段私たちが目にしているカツゲンは昔の活素(かつもと)をマイルドにしたもの、そして瓶⇒紙パックにしたものということですね。

ちなみに、この昔の活素(カツモト)は以前にカツゲンの発売60周年を記念して期間限定で販売されたようです。その名も「あのころのカツゲン」 200ml100円(税込) 。昔懐かしいビン入り製品の濃い味を再現したこの商品は大ヒットを記録。

その当時はコンビニをハシゴしても見つからないほどの人気ぶり。懐かしい味を飲んでみたいという父母世代の人から興味を持った若い世代とさまざまな世代の人と様々でした。

このように過去に効果が出たので、また期間限定で販売も再開もされるかもしれません。(その時はこちらでも告知させていただきます。)

と、ここまでカツゲンの誕生経緯について簡単にご説明いたしました。ではカツゲンが道民に愛されるのは何故なのでしょうか。次に、カツゲンの魅力を紐解きます。

カツゲンの魅力

北海道民に愛される乳酸飲料カツゲンの魅力に迫る

飲みやすい味、はまる味

カツゲン

出典:kitatabi-blog.at.webry.info

味わいは他の乳酸菌飲料と比較して、フルーティな風味でさっぱりとした味わい。味の方は口当たりがやや甘く、ピルクルとヤクルトと比べると若干濃いといった印象。味わいに関しては筆者の主観でありますので、ご了承ください。なお、紙パックであることもあり、ストローでぐびぐび飲めるのも◎。

パッケージ

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パッケージにはこう書かれています。「ありがとう、北海道で愛されて半世紀」。このように北海道民と今まで歩んできたというメッセージからも愛着が湧き出ますね。

また、このパッケージの色合いも青色を基調としており、これらは北海道のさわやかな青空を象徴しているようでもあります。

飽きない工夫を凝らしている

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出典:ナリナリドットコム

飲む人が同じ味だと飽きることを想定して、カツゲンにはいくつか種類があります。つまり、フレーバーカツゲンです。過去に販売した例を挙げると、リンゴ、ハスカップ、ピーチ、メロン、マンゴスチン、シークワーサーなど様々。それぞれ期間限定です。ただ人気なフレーバーカツゲンは何度か販売されたことがあるようです。

また、種類に関してもそうですが、サイズも同様です。カツゲンの一般的な味、プレーンは4種類に分かれています180ml、300ml、500ml、1000mlのタイプです。その飲む人のキャパなどを考慮して4種類も作っているのですね。

 

このように味とパッケージと飽きない工夫と3点を魅力として紹介しましたが、おそらく道民の皆様に愛されている一番の要因は雪印メグミルクが北海道の会社であり、乳酸菌飲料=カツゲンとなっていたためだと思われます。つまり、地域に根付いている=愛されていると筆者は考えています。地域に根付くのは早々簡単ではありません。販売当初から、北海道のソウルドリンクとしての地位を着々と築いてきた結果だと思われます。