北海道LOVERS

【アンケート結果】北海道新幹線の利用意欲に関する調査

2016年04月03日(日)/北海道全エリア


先日御願いした、アンケート。覚えていますでしょうか?内容はこう、北海道新幹線の利用意思の有無を調査したもの。結果は以下のようになりました。

キャプチャ

もちろん利用したい!と回答してくれたのが25%、利用しない(飛行機の方が楽)と回答してくれたのが68%を占めました。

それぞれのユーザーからの反応を見ていきましょう!

現時点で北海道新幹線使いたい派(使っても良いと回答)

中には寝台特急に思いを馳せる方も。。。

北海道新幹線は使いたくない派(飛行機で行きたい派)

結構批判的な意見が目立ちますね。

現時点では使わないけど、札幌開通を機に利用したい派

ここで紹介するのは、現段階、つまり新函館北斗駅から函館間ではなく、札幌から新函館北斗駅までの利用を回答してくれています。

このようになりました。

北海道新幹線の経営の内情

さて、実際のところ3月26日開業以来、北海道新幹線の経営の内情はどうなっているのでしょうか。

下降

JR北海道によると、新幹線利用客は3日間で約2万9700人であったとのこと。これを乗車率として換算したところ、初日の26日は乗車率61%、平日の28日は31%となりました。ただ今後はさらに低下するのではないかと言われております。

このような乗車率の低さもあり、JR北海道は約111億円の収入に対し支出は約160億円であり、差し引きおよそ48億円のマイナスになる見通しと発表しました。

主なコストに関しては以下の3点が挙げられます。

・津軽海峡の海底地下を走る青函トンネルの使用維持(21億円の支出増)

青函トンネル

出典:ja.wikipedia.org

青函トンネルは1988年(昭和63年)3月13日に開業したこともあり、今までで約30年使用されています。そのため、安全にはまだ支障は無いかと思われますが、老朽化している設備が見られます。従って、青函トンネルの維持費として具体的に排水ポンプの電力供給や特別高圧ケーブルの交換に費用がかかるというわけです。

・貨物共用走行(7億円の支出増)

33440a654202b385bdf5f0b5a35d6789_s

カシオペアやはまなすなど、寝台特急は廃止に追い込まれましたが、まだ在来線の貨物列車は健在です。なので、複雑な線路を形成することで、新幹線と在来線貨物列車を同時に走らせなくてはなりません。在来線貨物列車、新幹線のレール幅がそれぞれ1067mm、1435mmということからそれらを青函トンネル内で両用されるのは一重にはいかないということですね。

・短区間開業(6億円の支出増)

まだ札幌駅まで開通しておらず新青森から新函館北斗駅間までと約150kmという短区間開業のため、予備車両コストや運行指令業務に関わるコストがかかるとのこと。


 

現状だと北海道新幹線はコスト面で、利益を生み出すことが当分難しいようです。ただ、こないだの記事でも書きましたとおり北海道新幹線は北海道に利益を生み出してくれる一つの手段です。人口過疎化地域にも利益をもたらすことから、それが生み出す経済効果は計り知れないでしょう。

ただ、これは北海道新幹線を用いて、大衆が本州から北海道に来てくれることを前提としています。そのため、現段階ですと、北海道新幹線の利用者が少ないことから、まだこの経済効果を実感するのは時期尚早かもしれません。

しかし、今後札幌までの開通を機に、この北海道新幹線を利用してくれる方が増えることを望むばかりです。

P.S

アンケートにご協力いただきまして、誠にありがとうございます。この場を借りて投票してくれた500名の方にお礼申し上げたいと思います。なお、公式ツイッターアカウントは悪意あるユーザーのスパム攻撃を受け、現在使えない状態に陥っています。復旧次第またよろしく御願いいたします。

PR