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歴史あふれる萩城下町のオススメスポットとグルメを厳選

2018年03月08日(木)/山口

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出典:JAPAN TIMELINE

◯世界遺産をたどる萩の旅

2015年に世界遺産に登録された明治日本の産業革命遺産。8県21市に立地する23の構成資産のうち、萩には5つの構成資産があります。日本の幕末からわずか半世紀で確立した産業国家としての地位。製鉄、鉄鋼、石炭産業、造船の技術に繋がった産業革命の歴史を時代順にたどると、萩が一番目だと言われています。そんな遺産をたどりながら、萩の街を楽しみましょう。

①大板山たたら製鉄遺跡

大板山たたら製鉄遺跡

出典:萩市観光協会

日本の伝統的な製鉄方法であるたたら製鉄の遺跡で、1750年代~1860年代の間に三回操業していたそうです。同じく世界遺産である、恵比寿ヶ鼻造船所にて造られた『丙辰丸』という西洋式帆船の鉄はここで作られたものが使われたそうです。建物は残っていませんが、たたら製鉄の説明書きや展示コーナーなどがあります。

②恵比寿ヶ鼻造船所跡

恵比寿ヶ鼻造船所跡

出典:萩市観光協会

たたら製鉄遺跡より20km。萩藩が設けた造船所の遺跡があります。実際に二隻の西洋式木造帆船を建造しているだけでなく、この二隻の内、一つはロシア、もう一つはオランダとそれぞれ違う技術によって造られました。一つの造船所が2つの異なる技術を用いた例は他にないこと、そして幕末に建設された帆船のの造船所では唯一遺構が確認できることが世界遺産として評価されています。建物は残っていないものの、造船所の防波堤跡地は残っており、そこからきれいな夕陽を眺めることもできます。

③萩反射炉

萩反射炉

出典:萩市観光協会

造船所跡から車で三分。ニュース等でテレビで見かけたこともあると思います。黒船の来航などから危機感を感じ、より所定距離の長い大砲や、大型の軍艦を建造するために、衝撃に弱い固い鉄を、粘り気のある柔らかい鉄に溶解する必要がありました。そのために用いていたのが反射炉です。萩藩が佐賀藩が操業していた反射炉を参考に建造し、試作炉として使用していたと考えられています。現在もその形が残っているのは、静岡県伊豆の国市、鹿児島市、そして萩市の3ヶ所のみということもあり、当時の試行錯誤による産業化を物語る貴重な遺跡です。

④松下村塾

松下村塾

出典:萩市観光協会

萩反射炉から車で五分と非常に近いです。吉田松陰が主宰した塾で、明治維新の原動力となる、多くの偉人達を輩出しました。建物自体は塾とは言い難いこじんまりとしたものですが、説明書きや塾生の顔写真や肖像を見ると、この小さな塾がいかに歴史を動かす原動力になったかということを感じることが出きると思います。未だ当時の形を残している、萩を代表するスポットです。

⑤萩城下町

萩城下町

出典:萩市観光協会

松下村塾から車で10分。幕末に日本が産業化を目指した当時の地域社会における政治、行政、経済を表す資産である萩城下町が姿を見せます。城跡、旧上武家地、旧町人地の三つの地区が資産の範囲とされています。江戸から明治の貴重な町並みが残されており、散策するのにはもってこいのスポットです。明治維新ゆかりの人々に関連したものだけでなく、萩博物館やお土産屋、萩焼きのお店などもあり、いろんな楽しみがつまった場所です。カフェも多く、萩焼きでカフェを楽しむことが出きるところもあるので、ゆっくりと時間をかけながら満喫するのもいいと思います。時期によってはきれいに色づいた夏みかんを見ることができます。城下町内には萩の街を彩る夏みかんのジュースやソフトクリームを食べることができるお店もあるのでぜひ味わってみてください。

◯萩城下町のカフェ巡り

萩城下町の古い町並み。時間がゆっくり流れる空間にたくさんの素敵なカフェがあります。時間を忘れて、散策しながらそんなカフェ巡りをしてみてはいかがですか?

①晦事(コトコト)

晦事(コトコト)

出典:瀬戸内Finder

雑貨屋と喫茶スペースに分かれており、待ち時間は萩ガラスや萩焼きの食器などを見て待つことができます。古民家ならではの雰囲気や萩焼きのカップに入ったコーヒーが時間を忘れさせてくれます。絞りたての夏みかん100%ジュースもオススメです。窓際の特等席が空いていればぜひ座ってみてください。

②珈琲 蔵

珈琲 蔵

出典:イーイエやまぐち

萩博物館から徒歩二分で行けるので、萩博物館の前後で寄ってみるのもいいと思います。ナマコ壁のシックな外観と落ち着いた雰囲気の店内が萩らしさを演出しています。萩焼きの陶器で味わうことができる世界のコーヒーと、『幕末パン』と呼ばれる、150年前のレシピで毎日焼かれている看板メニューがオススメです。幕末パンの復元について書かれた本も見れるそうです。150年前にタイムスリップして味わってみてください。

③キモノスタイルカフェ

キモノスタイルカフェ

出典:食べログ

かつて毛利藩士が過ごした築130年以上の古民家をリノベーションさはた和スタイルのカフェです。木戸孝允生家の真向かいにあるので、観光の休憩に丁度いいです。コーヒーや抹茶、ほうじ茶オレなど、メニューも豊富です。萩焼きの器もとってもオシャレです。一番人気の萩珈琲セットではシフォンケーキがついていて、味も抹茶、チョコ、バニラメープルの3つから選ぶことができます。夏みかんを使ったスイーツもあり、個数限定の夏みかんチーズケーキはテレビでも取り上げられました。ぜひ食べてみてください。また、前日までの事前予約をすれば着物のレンタルも可能です。レンタルすれば写真撮影や500円以内のドリンクが無料になるなどの特典もあるので、着物をレンタルして城下町の散策をしてみるのもオススメです。

④プチカフェ さくら木

プチカフェ さくら木

出典:食べログ

高杉晋作生家の近くにあるカフェです。ソフトクリーム、白玉、たっぷりの小豆とほろ苦いアイスコーヒーが一緒になったアイスコーヒーぜんざいはぜひ食べてほしいメニューです。夏みかんを使ったメニューも豊富で、夏みかんジュースや夏みかんスカッシュ、夏みかんフロートだけでなく、ソフトクリーム、ゼリー、パウンドケーキなどのスイーツにも夏みかんが使われています。人柄のいい店主も魅力的で、お話をしながらほっこりと癒される素敵な空間です。

◯萩のグルメ

出典:キレイスタイル – エキサイト

①肉を食べたいならここ!道の駅萩往還内にあるレストラン『見蘭牛ダイニング玄』

肉を食べたいならここ!道の駅萩往還内にあるレストラン『見蘭牛ダイニング玄』

出典:Rettyグルメ

和牛のルーツと言われる『見島牛』とその血統を受け継ぐ『見蘭牛』。萩のブランドの牛を使用したレストランなので、肉を食べたい方はぜひ行ってほしいです。一番人気のステーキ丼は、売り切れがよく見られるほどの人気で、肉本来の味を満喫できます。ご飯も地元産のコシヒカリを使用しており、地元ならではの究極の丼だと思います。ハンバーグももちろん絶品で、むつみ豚100%の赤、豚と牛の黒、見蘭牛100%の金、そして数量限定の見島牛のハンバーグがあります。肉厚でソースとの相性も抜群なハンバーグ。どれも食べてもらいたい豪華なハンバーグです。また、テイクアウトコーナーではコロッケや牛串などもあり、手軽に自慢の牛の味を楽しめます。

②海鮮気分なら萩しーまーとへ!萩の海の幸を味わおう!

鮮気分なら萩しーまーと

出典:道の駅萩しーまーと

萩漁港に隣接した道の駅で、鮮魚や水産加工品、更には地元産の野菜や果物などのショッピングができます。もちろん道の駅内にあるレストラン『浜料理がんがん』と『維新亭』はそんな鮮魚を活かしたメニューが豊富です。お刺身や海鮮丼はもちろん、焼き魚や寿司、天ぷら、唐揚げなど海の幸をいろんな形で味わうことができます。また、しーまーとで買った鮮魚を持っていけば、素早く希望の方法で調理してくれます。好きな魚を好きな調理で食べることができるという楽しみも魅力の一つです。

③見蘭牛やむつみ豚、長州どりなど、地元の味を色々な形で…創作居酒屋『Maru』

…創作居酒屋『Maru』

出典:じゃらんnet

萩市でここなら間違いないと言われている創作料理の居酒屋です。人気なため、平日でも予約をした方がいいと思います。地元産の食材を使った料理とお酒をオシャレな雰囲気の中で味わうことができます。看板メニューの『見蘭牛のにぎり』はもちろん、萩市で獲れた旬のお刺身や特注の萩焼きの蛸壺に盛られた『名物たこつぼ』、地場産の大豆を使用して毎日手作りされている『Maruのおとうふ』など、とにかく萩にこだわり、萩を色んな形で味わうことができます。食材だけでなく、醤油や塩まで萩の物を使用しています。そしてもちろん萩産のお酒も楽しめます。酒蔵が5つもあり、日本酒が有名な萩市。日本酒が好きな方は、各蔵元のお酒を飲み比べることができる『萩の蔵元うでだめしセット』がオススメです。萩焼きのプレートに並べられた六種類のお酒を、萩ガラスのグラスで味わうことができます。グラスにそれぞれの名前が書いているため、迷うことなく飲み比べをすることができます。日本酒以外のお酒も充実しており、夏みかんを使用したお酒もぜひ飲んでみてほしいです。萩の魅力がつまったオシャレな居酒屋で、萩を食べ尽くしましょう。