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山口県でお勧めのクリスマスイベントを厳選

2017年09月24日(日)/山口

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毎年12月、山口県山口市では、こんなスローガンが町のいたるところにあがっています。「12月、山口市はクリスマス市になる。」日本は、今では当然のように毎年クリスマスのお祝いをしていますね。キリスト教徒でなくても、この時期は老若男女問わず、楽しみな時期です。そんな「クリスマス」、日本で初めてお祝いしたのは、実は戦国時代の大内氏支配下の、現在の山口県山口市なのです。当時の守護大名・大内義隆からキリスト教布教の許可を得た宣教師・聖フランシスコ・ザビエルが、1552年、キリストの生誕祭をとり行いました。その縁で、山口市はザビエルの出生地であるスペインのナバラ州より「クリスマス発祥の地」として認められ、公認書をいただいています。山口市は、12月の間を「クリスマス市」と名乗り、毎年様々なイベントを開催しています。「クリスマス市」でのクリスマスを楽しんでみませんか?

①山口サビエル記念聖堂

山口サビエル記念聖堂

カラーキネティクス・ジャパン

キリスト教徒でなくても大丈夫。由緒ある教会「山口サビエル記念聖堂」に行ってみましょう!

山口市にクリスマスをもたらした聖フランシスコ・ザビエル。現代に山口での聖フランシスコ・ザビエルを語る上で欠かすことができないのが、「山口サビエル記念聖堂」というカトリックの教会です。

宣教師・聖フランシスコ・ザビエルが来日して400年を記念して、1952年に、山口市中央部にある亀山の中腹に建造されたのが、山口サビエル記念聖堂です。ザビエルの出生地であるスペイン・ナバラのハビエル城を模した、ロマネスク様式の教会で、市民に幅広く親しまれていましたが、平成3年に火災で一度焼失し、現在の白くユニークな形で大胆にステンドグラスが配された荘厳な建物に建て替わりました。定時には市内に教会の双塔の鐘の音が響き渡ります。山口県にいらっしゃるときには必ずご覧になっていただきたい観光スポットです。カトリック教会ですが、一般の方も、自由に内部の礼拝堂を見学することができます。また、聖堂前では平和の祈りを込めて鐘を打ち鳴らすことができます。400年間の歴史の流れを、静謐な礼拝堂で感じてみてください。ふと、あなたの隣に父と子と聖霊の気配を感じることができるかもしれません。

山口サビエル記念聖堂

ぐるたび

この山口サビエル記念聖堂で、今年2017年12月1日から3日にかけて、クリスマスのセレモニーが行われます。今年は聖堂に向けてレーザーとプロジェクトマッピングの光のショーが行われます。プロジェクトマッピングは今年が初めてのイベントです。
歴史ある聖堂と現代技術の光のアートの融合。それは、その昔、大内氏が国内外から積極的に新しい技術や文化を取り入れて、雪舟をはじめとしたアーティスト達を援助し、室町文化と北山文化、更には東アジアからの文化や技術の影響をも取り入れて、大内文化を確立させたかのような融合を現代にも感じます。大内文化は現在も山口に息づいており、この山口サビエル記念聖堂でのプロジェクトマッピングも新しい大内文化と言えるのではないでしょうか。
歴史ある荘厳な教会に、どのような光と映像のアートの花が咲くのか、是非見ていただきたいです。

②クリスマスマーケット

「クリスマスマーケット」や「サンタクロース」。ヨーロッパのクリスマスを体感しましょう!

ヨーロッパのクリスマスはどのようなものなのでしょう。ヨーロッパのクリスマスに欠かせないものの一つに「クリスマスマーケット」があります。
「クリスマスマーケット」とは、ドイツやオーストリアのほぼ全域で行われる、クリスマスの出店で、料理や飲み物が並ぶ、日本でいう縁日のようなものです。本場のクリスマスマーケットでは、「グリューワイン」と呼ばれる香辛料を入れた温かいワインや、ホット・チョコレート(ココア)が中心に販売されています。

クリスマス市である山口でも、クリスマスマーケットが開催され、クリスマスにちなんだ商品が販売されます。クリスマス特有の、ドイツのワインや、コーヒー、ウインナーソーセージやケーキといった軽食や飲料を食べることができます。ヨーロッパ独特の味覚を堪能しましょう。また、海外からの輸入雑貨品など、普段は目にすることのない、クリスマスにちなんだ、珍しい商品が並びます。雑貨が好きな方におススメです。ずっと見ていて目を楽しませてくれることでしょう。今年2017年は、12月8日と9日に、山口市民会館にて開催されることになっています。

また、ドイツでは「アドベント」と呼ばれる、クリスマスイヴの4週間前からクリスマスイヴ当日までのイエス・キリストの降誕を待ち望む期間に、「シュトレン」と呼ばれる白い布にくるまれた幼いキリストを模した菓子パンを薄く切って食べる風習があります。
クリスマス市である山口市のパン屋さんでも、この期間ではシュトレン作りが盛んになり売り出されます。
そして、クリスマスと言えば、「サンタクロース」ですが、クリスマス市には何と、フィンランド公認の本物のサンタクロースがやってきます。湯田温泉の観光回遊拠点施設である「狐の足あと」で、子供たちと交流したり、記念撮影をしたりすることができます。
小さな子供の頃、一度は考えた「本当にサンタさんはいるのでしょうか?」という疑問。クリスマス市には、本当に本物のサンタさんが来ます。一度会えば、一生の思い出になるでしょう。

③山口県のクリスマスイルミネーション

夜の街のイルミネーションを楽しみましょう!

クリスマスと言えばイルミネーションは欠かせないものになりましたが、クリスマス市である山口のイルミネーションには、どの様なものがあるでしょうか。

国宝「瑠璃光寺五重塔」のライトアップ

国宝「瑠璃光寺五重塔」のライトアップ

フォートラベル

山口市には大内文化の象徴である、国宝「瑠璃光寺五重塔(るりこうじごじゅうのとう)」があります。優美であり重厚感のある建築物です。日中は周囲の山々に溶け込むようなたたずまいですが、夜にライトアップされる五重塔は、堂々とした姿を闇夜に浮き上がらせ、とても幻想的です。この機会に是非見ていただきたい風景です。

一の坂川で見る桜イルミネーション

一の坂川で見る桜イルミネーション

山口商工会議所青年部

また、山口市中心部を流れる一の坂川(いちのさかがわ)では、しだれ桜をイメージした、「桜イルミネーション」を見ることができます。一の坂川に沿って植えられた桜並木の冬樹に、ピンク色のイルミネーションが施されています。真冬の桜の木に咲いた、美しいピンクの光の夜桜を堪能することができます。

新亀山公園のイルミネーション

新亀山公園のイルミネーション

彩都山口

また、一の坂川沿いの市民の憩いの場所である「新亀山公園」では、シンボルモニュメントとして、平成3年に焼失した旧サビエル記念聖堂を模した巨大なイルミネーションを見ることができます。旧聖堂は現在でも山口市民の心に残る建造物なのです。
この他にも、クリスマス市では、いたる所でライトアップやイルミネーションを見ることができます。様々な個性のイルミネーションを楽しんでください。


いかがでしたか?
現代のクリスマスと由緒と伝統が融合したイベント満載で、一味違う、クリスマスを味わうことができるでしょう。今年のクリスマスは、ぜひクリスマス市こと山口市においでください。